動画編集は、動画市場の拡大に伴い需要が高まりつつある仕事のひとつです。しかし「動画編集者が増えすぎて、もう稼げない」「動画編集者になるのはもう遅い」といった言葉を目にすることもあり、今から挑戦してよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
動画編集には、競争の激しさやAIによる代替といった課題がありますが、正しいステップを踏んだりスキルを身につけたりすれば、未経験からでも活躍できます。
本記事では、動画編集で稼げるようになるまでの具体的な期間や実践的なステップを詳しく解説します。市場価値を高めるスキルセットも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
動画編集者が増えすぎていて稼げないって本当?
動画編集者を目指す方のなかには、「動画編集者が増えていて仕事がない」「今から始めるのはもう遅い」というネガティブな意見を見て、不安になる方もいるでしょう。
しかし、動画市場の需要は今もなお拡大し続けています。サイバーエージェントが実施した最新の市場調査*1によれば、国内の動画広告市場は2026年に1兆円を突破し、2029年には1兆6,000億円を超える見込みです。特にTikTokやYouTubeショートなどの縦型動画広告が、市場の成長をけん引しています。
動画編集者の人口が増加しているのは事実ですが、同様に動画市場も拡大し続けています。そのため、必要なスキルを磨いていけば、今からでも動画編集者として活躍できるチャンスは十分にあります。

【目的別】動画編集で稼げるようになるまでの期間目安
動画編集で収入を得るまでの期間は、目的によって大きく異なります。目安となる期間を以下の2つに分けて解説します。
目標に合わせたスケジュールを立てていきましょう。
まずは副業で月5万円が目標:3ヶ月〜半年
副業で月5万円の収入を目指す場合、学習から初案件獲得までの目安は3ヶ月〜半年ほどです。大まかなステップは以下の通り。
- 1〜2ヶ月目:動画編集の基礎(カット、テロップ、BGM/効果音の挿入)を習得
- 2〜3ヶ月目:スキルを証明するためのポートフォリオ(実績をアピールするための作品集)を制作
- 3〜6ヶ月目:クラウドソーシングサイトなどで低単価の案件から実績を積み、数ヶ月で月5万円の安定収入を目指す
最初は低単価の案件からスタートし、実績を積み上げていくのが効果的です。
フリーランスとして月20万円以上が目標:半年〜1年
フリーランスとして本格的に活動し、月20万円以上を目指すなら、半年〜1年は見ておくと良いでしょう。月20万円を達成するには、基礎スキルはもちろん、アニメーションを制作するモーショングラフィックスなど、より高度な応用スキルを習得する必要があります。動画編集者としてのスキルが底上げされることで、継続的に仕事を発注してもらえたり、より単価の高い案件に挑戦できるようになるでしょう。
また、フリーランスには案件を獲得する営業力も求められます。複数のクライアントと信頼関係を築き、高単価の案件を受注できるようになれば、安定した収入を得られるはずです。
【注意】期間はあくまで目安。大切なのは「学習の質と時間」
ここまで紹介した期間はあくまで目安です。1日に確保できる学習時間が長ければ、より短期間で目標を達成することもできます。また、正しい手順で効率よく学ぶことも重要です。早く収入を得たいからと焦って基礎をおろそかにすると、後から修正に時間がかかり、結果的に目標達成まで時間がかかることもあります。
重要なのは、毎日少しでも編集ソフトに触れて、正しい学習手順でスキルの定着を図る姿勢です。自分に合った学習スタイルを見つけ、コツコツとスキルを積み上げていきましょう。
【5ステップ】未経験から動画編集で稼げるようになるまで
ここからは、未経験から動画編集で収入を得るまでの具体的なロードマップを5つのステップで解説します。
一つずつ段階を踏んでいけば、未経験でも動画編集の仕事で稼ぐことは不可能ではありません。それぞれ詳しく確認し、実践していきましょう。
ステップ1. 動画編集に必要な機材・ソフトをそろえる
まずは、動画編集作業に必要なパソコンや編集ツールを準備しましょう。パソコンのスペックは以下を推奨します。
- CPU Core i7以上、またはRyzen 7
- メモリ 16GB以上
- ストレージ SSD 512GB以上
スペックが低いと、編集ツールがフリーズしたり、動画素材をパソコンに取り込むことすら困難になってしまうため注意しましょう。
また、快適な作業環境を構築するために、モニターや外付けストレージ、音声を正確に確認できるイヤホンも役立ちます。ソフトは、一般的に利用されている「Adobe Premiere」などのプロ向けツールを導入するのがおすすめです。


ステップ2. 動画編集の基礎スキルを習得する
動画編集をするには、最低限以下3つのスキルが必要です。まずはこれらの作業を確実にマスターしましょう。
- カット:動画の不要な部分を切り取り、見やすくつなぎ合わせる作業
- テロップ:発言やナレーションを文字にして動画に入れる作業
- BGM/効果音:動画の雰囲気に合わせて音楽や効果音を入れる作業
これらの機能は、多くの動画編集ソフトに備わっています。初心者の方には、直感的な操作で使いやすい「Adobe Premiere」や、無料でありながら高機能な「DaVinci Resolve」などがおすすめです。
ステップ3. 自分を売り込む「ポートフォリオ」を作成する
ポートフォリオは、あなたのスキルレベルを証明する「名刺」代わりになります。クライアントはポートフォリオを見て、仕事を発注するかどうかを判断するため、非常に重要な要素です。
自己紹介動画やVlog風の動画、商品の紹介動画など、ジャンルの異なる動画を3〜5本程度作成すると、対応できる編集の幅広さをアピールできます。以下の記事では、動画編集に特化したポートフォリオの作り方をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

ステップ4. 実際に案件に応募して「実績」を作る
ポートフォリオが完成したら、いよいよ案件に応募します。未経験者におすすめの方法は以下の通りです。
- クラウドソーシングサイト:CrowdWorks(クラウドワークス)やLancers(ランサーズ)など、未経験者歓迎の案件が見つかりやすい。
- SNS:XやInstagramで「#動画編集者募集」と検索したり、自作の動画を発信してアピールしたりする。
- 知人からの紹介:友人や知人に動画編集ができることを伝えておくと、仕事につながることがある。
- スクールの案件紹介サポート:スクールによっては、卒業生向けに案件を紹介してくれる場合がある。
最初は単価が低い案件でも、まずは「最初の1円を稼ぐ」ことを目標に、実績作りを優先しましょう。

ステップ5. スキルアップと単価交渉で収入を安定させる
実績を積んだら、さらなる収入アップを目指しましょう。基礎スキルに加え、以下のような+αのスキルを身につけると、クライアントから「あなたにお願いしたい」と指名される存在になれます。
- カラーグレーディング:映像の色味を調整し、動画の世界観を演出するスキル
- モーショングラフィックス:テキストや図形に動きをつけるアニメーションスキル
- 企画・構成:動画の内容を考え、編集前の段階から関わるスキル
継続的に案件を受注できるようになったら、自信を持って単価交渉してみてください。
動画編集で上手く稼げない人にみられる特徴3つ
ここからは、動画編集で結果を出しにくい方の特徴を紹介します。
ただし、向き不向きはあるため一概に言い切れるものではありません。上記3つの特徴を参考にしながら「自分に足りないものはないか」を模索してみてください。
「受け身」で、行動量が足りない
スキルを学んだだけで満足してしまい、自分から案件を探しに行ったり、ポートフォリオを営業先に送ったりといった具体的な行動が足りていないケースです。「いつか仕事が来るだろう」と待っているだけでは、なかなかチャンスは掴めません。
クラウドソーシングで日々新しい案件をチェックして提案文を送ったり、SNSで自作の動画を発信したりするなど、能動的に動くことが大切です。稼いでいる人ほど、地道な努力と挑戦をコツコツ続けています。まずは小さな一歩から踏み出してみましょう。
スキルのアップデートを怠っている
動画編集のトレンドや技術は、SNSの流行や新しいソフトの登場によって目まぐるしく変化しています。数年前に当たり前だった編集スタイルが、今では古く見えてしまうことも少なくありません。新しいエフェクトや表現方法、人気の動画フォーマットなどをチェックし、自分のスキルや知識を積極的にアップデートし続ける姿勢が不可欠です。
学習を止めてしまうとスキルはすぐに通用しなくなり、新しい技術を持つクリエイターに案件が渡ってしまう可能性もあります。常に学び続ける意欲が、長期的に稼ぎ続けるための重要なポイントです。
クライアントからの「信頼」を軽視している
納期を守らない、連絡が遅い、修正依頼に対して不誠実な態度を取るといった行動は、クライアントからの信頼を一瞬で失います。一度の遅延がクライアントの事業計画に大きな損害を与えたり、自分自身の評価を下げてしまう原因になりかねません。これは単なる作業の遅れではなく、ビジネスパートナーとしてのプロ意識の欠如と見なされる可能性が高いです。
約束を守り、責任感を持って仕事に取り組むという社会人としての基本的な姿勢が、継続的な案件獲得とキャリアの安定に繋がります。
動画編集で稼げるようになるためのポイント4つ
「動画編集で稼ぐためには何が必要なんだろう」と気になっている人もいるでしょう。主なポイントとしては以下4つが挙げられます。
順番に解説します。
基礎スキルを徹底的にマスターする
クライアントが「お金を払ってでもお願いしたい」と思うのは、基礎ができているクリエイターです。違和感のないカットのタイミング、誤字脱字のない適切なテロップ、最適な音量バランスなど、基礎の丁寧さが作品全体のクオリティを大きく左右します。
派手なエフェクトを多用することよりも、視聴者がストレスなく内容に集中できる編集こそがプロの仕事です。この土台となるスキルを丁寧に磨いていくことが、信頼と継続的な案件獲得に繋がっていきます。
特定のジャンルに特化する
動画には、エンタメ、ビジネス、美容、Vlog、教育など、非常に多くのジャンルが存在します。そのなかで、楽しみながらクオリティを追求できる得意ジャンルを見つけましょう。
たとえば「美容系の動画ならお任せください」などと言えるくらい専門性を高めることで、より質の高い編集や提案が可能になります。結果としてクライアントから「このジャンルならあの人だ」と思い出してもらえる存在になり、指名での案件受注や単価交渉のしやすさにもつながるでしょう。
複数のスキルを掛け合わせる
複数のスキルを掛け合わせることで対応できる業務の幅が広がり、クリエイターとしての市場価値は飛躍的に高まります。たとえば、デザインスキルを活かしてクリック率を上げるサムネイルを制作したり、マーケティング知識を基に視聴者の心を掴む企画・構成を提案したりできれば、単なる「動画編集者」から「事業に貢献するパートナー」へとステップアップできるでしょう。
クライアントの課題を多角的に解決できる人材は重宝され、結果として高単価で安定した収入を得やすくなるのです。
丁寧かつ迅速なコミュニケーションを心がける
フリーランスとして成功するには、コミュニケーション能力も非常に重要です。クライアントからの連絡には可能な限り早く返信する「即レス」を徹底し、安心感を与えましょう。
また、作業の進捗をこまめに報告・連絡・相談することも、信頼関係の構築には不可欠です。さらに、ただ指示を待つだけでなく、相手の意図を汲み取り「こういう表現はいかがでしょうか?」と積極的に提案する姿勢も高く評価されます。気持ちの良い円滑なコミュニケーションが、信頼や次の仕事につなげる鍵といえるでしょう。
未経験から動画編集で稼げるようになるには?
ここでは、未経験から動画編集で稼ぐための学習方法を紹介します。
自分に合った方法を見つけてみましょう。
独学でスキルを学ぶ
金銭的な負担を抑えたい人は、独学でスキルを身につけるのがおすすめです。書籍やYouTubeなどを活用し、自分のペースで学習を進められます。一方で、わからない部分でつまずいたときに、解決するまで時間を要しやすいデメリットもあります。また、学習モチベーションを維持する難しさもあるでしょう。
強い意志を持ち、徹底した自己管理ができる人に向いている学習スタイルです。
スクールを活用する
独学に不安がある人は、スクールを活用するのがおすすめです。体系的に整理されたカリキュラムに沿って、プロの講師から直接指導を受けられます。まとまった費用は発生しますが、疑問点をすぐに解決できるため、スキルを効率的に習得できるでしょう。
また、案件獲得のためのポートフォリオ添削や、スクール生限定の案件紹介など、手厚いサポートを受けられる点も魅力です。確実に結果を出して初期投資を回収したいと考える慎重派の人には、おすすめできる選択肢といえます。
制作会社や広告代理店で働く
実際に現場で働いて、動画編集スキルを身につける方法もあります。映像制作会社や広告代理店に就職し、実務のなかで給料をもらいながらプロの技術を学びます。「いきなり転職はハードルが高い」と感じるときは、アルバイトからスタートするのも方法のひとつです。
現場でハイレベルな技術を吸収できるため、成長スピードが早まるでしょう。しかし、未経験から採用されるのはハードルが高いため、事前に実績を積むことが求められるでしょう。
組織のなかで着実に実務経験を積み、将来的に独立を見据えたい人には適した方法といえます。
稼げる動画編集者を目指すならSHElikesがおすすめ!
未経験から最短で稼げる動画クリエイターになるなら、充実した学習環境が整っている「SHElikes(シーライクス)」がおすすめです。女性向けのキャリアスクールであるSHElikesでは、実践的なスキルの習得から仕事の獲得までを幅広くサポートしています。
SHElikesの強みを以下で詳しく解説します。

全50以上の職種スキルが定額で学び放題
SHElikes最大の魅力は、全50種類以上の多彩な職種スキルが定額で学び放題であること。動画編集だけでなく、以下の関連スキルも同時に習得できます。
- Webマーケティング
- Webデザイン
- SNS運用
- コピーライティング
関連スキルを掛け合わせてクライアントに提案すれば、たとえば「クリックされるサムネイルデザインもできる動画編集者」のように唯一無二の価値を提供できる人材を目指せるでしょう。
単価アップを叶えたり、別案件を打診されたりする可能性も高まります。稼げる動画編集者を目指したい人にうってつけな環境が用意されているのがSHElikesの強みです。

お仕事にチャレンジできる機会も!
SHElikesでは、受講生が実際の案件に挑戦できる機会を提供しています。スクール内で開催されるコンペへの参加や、運営会社が仲介する案件への応募を通じて、未経験でも最初の一歩を踏み出しやすい仕組みが整っているのが特徴です。
プロの講師からフィードバックを受けながら実務経験を積めるため、自信を持って実績を作れます。案件獲得に不安を感じている方でも、安心して動画編集者への道を進めるでしょう。

SHElikesで動画編集スキルを身につけ、稼げるようになった人の事例
“好き”を生かして販売員から動画クリエイターへ転身したしュうまいさん
生活雑貨店で販売員として働いていたしュうまいさんは、当時の仕事を長く続けていけるイメージが持てず悩んでいたそうです。そんなときSHElikesに出会い、動画編集を中心にSNSマーケティングやライティングを学び始めました。
複数のスキルを掛け合わせ、積極的にアウトプットを行ったことで、お客様のニーズに幅広く応えられる動画クリエイターとして独立!未経験からでも、学び方次第で理想のキャリアを築けることを証明しています。

YouTube登録者数60万人突破!未経験から副業動画編集者になったしらたまさん
料理研究家である母のアシスタントとして働いていたしらたまさん。コロナを機に「何のスキルもない私には、この先何ができるんだろう」と不安になり、付け焼き刃ではないスキルを身につけるためにSHElikesに入会しました。
コミュニティを活用して苦手なデザインと向き合ったり、動画編集に掛け合わせられるスキルを身につけたりして、着実に成長していったそうです。案件獲得の際は届けたい相手を意識したことで、すぐに3件の受注を達成しました。現在は副業動画編集者として、月収2倍を達成しています。

わずか2ヶ月半でフリーランスの動画編集者に!年収270万円アップした莉央奈さん
莉央奈さんは、会社の給料や労働環境への不満を解消するため、フリーランスを目指してSHElikesに入会しました。圧倒的な集中力と行動量でカリキュラムを進め、なんと入会からわずか2ヶ月半の短期間で独立を果たします。
デザインやSNS運用の知識も同時に学び、クライアントへ包括的な提案を行ったことで高単価案件の獲得にも成功!会社員時代と比較して年収が270万円もアップし、理想の生活を実現しています。

動画編集の仕事には稼げるようになるチャンスがある
動画市場は年々成長しており、スキルをしっかりと身につけて実践を積み重ねれば、今からでも動画編集の仕事で稼げるようになるチャンスは十分にあります。
未経験から稼げる動画編集者を目指すなら、女性向けキャリアスクール・SHElikesがおすすめです。動画編集を始めとしたさまざまなスキルを学べるコースを定額で受講できます。コミュニティで仲間と出会えるチャンスもあるため、横のつながりを作りたい方にもおすすめです。
随時無料体験レッスンを開催しているので、気になる方はぜひ参加してみてください。

出典
*1:サイバーエージェント「プレスリリース 2025年国内動画広告の市場調査を実施」より





