「自己PRを書いてください」と言われるたびに、私の脳内はフリーズする。
「ピーキュロロー…」というエラー音とともに、頭の中に読み込み中マークが出現して、思考が完全停止する。
新卒の就活でも、転職活動でも、苦手過ぎていつも挫けそうになるこの課題。何回やっても何を書けばいいのか全くわからなかった。
これといって誇れる経歴も、語れるようなスキルもない。人よりも努力してきたことも、何かを極めた経験もない。
空っぽの自分をまざまざと見せつけられるようで、ため息が出る。何度も自己PR文の書き出しで手が止まり、結局ネットで例文を検索して、無理やりそれっぽい言葉を継ぎはぎしていた。
最近は生成AIがうまいことやってくれるのでとても助かっているが、心のモヤモヤは消えない。
「どうして私は、こんなにも何も語れないんだろう」
何も書けない履歴書を前にして、落ち込んだ夜は一度や二度ではない。
自己PRとは、「自分らしさ」のこと
でも、今は自己PRを書くことへの苦手意識が薄らいでいる。というのは、自己PRに対する考え方が変わったのだ。
自己PRとは、すごい実績や成果じゃなくて、「その人らしさ」なのかもしれない。
今までの私は、「PRできるのは成果を出した人だけ」と思い込んでいた。しかし、本当は結果よりも過程だったり、「その人ならではの視点」や「思考のクセ」にこそ、その人の魅力があるのかもしれない。
そう思えるようになったきっかけは、性格診断テストで自分を深掘りしたことだった。
自分を知るためのツール「16Personalitiesの性格診断テスト」
こちらの性格診断テストは、自己理解の定番ともいえるツールでご存知の方も多いかもしれないが、もしまだやったことがない人がいたら、ぜひ一度試してみてほしい。
公式サイト:「16Personalities」
ネットで無料で受けられるのに、思いがけず深く自分や他者を理解できる手がかりになる。
ちなみに私は、INFJ(提唱者)やINFP(仲介者)と診断結果が出ることが多い。
どちらのタイプも、大勢よりも一人が好き、物事はゆっくり深く考える思考のクセがあるそうだ。
特に、INFJの診断結果を読んでいたとき、人生で一番といっていいほど強く共感した。
この手の診断結果は、大抵バーナム効果(誰にでも当てはまる曖昧なことを、自分だけに当てはまっていると感じてしまう心理現象のこと)でしょ、と冷めた目で見てしまうのだが、この診断は少し違った。
「どうして私は周囲とうまくなじめないんだろう」
「なんとなく浮いてしまう気がする」
ずっとそう思ってきた自分の特性が言語化されていて、自分がおかしいのでなく、私みたいな人も存在すると、初めて知ってとても安心した。
「強み」を知り、「自分らしさ」へ昇華させるには
この診断を通じて、私は自分が典型的な内向型気質だと知った。
人とワイワイ働くよりも、一人で黙々と取り組む仕事の方が集中できる。人前で話すのは得意じゃないけど、文章で想いを伝えるのは好き。新しい環境に飛び込むのは少し苦手だけど、じっくり考えてから動く分、粘り強く取り組める。
今までの私は、「人と関わるのが得意じゃない自分」「チームで熱く仕事に打ち込む姿に一歩引いてしまう自分」は社会に向いていないと思い込んでいた。しかし、この診断を通して、それが「欠点」ではなく「強み」にもなるのだと知った。
だとすれば、この気質を活かして、働けるようにした方が人生は快適かもしれない。
じゃあ、その強みを活かすにはどんな働き方がいいだろう?
どんなスキルを身につければ、自分らしく働けるだろう?
そんなことを考えていた時、たまたまInstagramで目に入ったのが、SHElikesの広告だった。調べてみると、Webデザイン、ライティング、マーケティングなど、在宅でできるクリエイティブなスキルを幅広く学べるスクールで、学び放題・オンライン完結。
私のような内向型気質を持つ人間にもぴったりな環境。
「これなら、私のような内向型でも大丈夫かもしれない」
そんな直感が走った。
入会するのに迷いはあった。本当にスキルは身につくのか、自己PRに書けるような実績は積めるのか。入会したものの、結局また何者にもなれない自分がいるだけではないか。
うまくいく自信など何もなかったが、もし未来に「自分らしく生きる私」いるのだとしたら、きっと彼女はSHElikesで学べるスキルを身に付けているだろう。そう考えて入会を決断した。
実際に入会してみると、講座だけでなくコミュニティの存在がとても心強かった。同じように「自分らしさ」や「自分に合った働き方」を模索している人たちが集まっていて、安心できる居場所のような雰囲気があった。
受講生が自由に利用できるコミュニティチャットで流れてくる日々の投稿や、オンラインイベントで出会う言葉たちが、学びのモチベーションになるだけでなく、「こういう働き方をしてもいいんだ」と、視野を広げてくれる。
そのようにたくさんの生き方や考え方との出会い、そして講座受講やワークをこなすことによって、だんだんと「自分らしい」視点や在り方が定まってきた。
「自分らしさ」は自己理解と実践の中で育つ
自己PRが見つからないとき、つい「何を成し遂げたか」「どれだけ努力したか」に意識を向けがちだ。
しかし、本当に大切なのは、「自分がどんな視点を持って、どんなふうに世界を見ているのか」を知ることかもしれない。それを知るのは、ただなんとなく生きていると意外と難しい。
振り返ると、私の場合はそのために
・性格診断テストなどで自分の気質や強みを理解すること。
・SHElikesのようなスクールや自分が興味のあるコミュニティに参加し、学び、色々な生き方や自分らしさを模索している人達と交流すること。
これらの行動が必要だった。
自己理解と実践を繰り返すことで、自分の価値観や物の見方が徐々に変化をしたり、譲れない何かが見つかったりする。その積み重ねが「自分らしさ」であり、自己PRになっていくのだと思う。
これからSHElikesでさらにスキルを磨いていく中で、私はもっと自分の「強み」に自信を持てるようになりたいと思っている。
ライティングやデザインなど、実際に「書ける」「作れる」という目に見える力がつけば、自己PR欄に書ける内容もどんどん増えていくはずだ。
しかし、それ以上に大切なのは、 新しいことに挑戦して、自分の枠を超える体験を積んでいくこと。それによって見える景色や得られる気づきのひとつひとつが、私の中に財産として積み重なっていく。
その財産こそが、自分への信頼であり、自己PRのための自信と根拠になるのだと思う。もしあなたが今、「自己PRなんて書けない」と感じているなら、 まずは、「自分を知ること」から始めてみてほしい。
すぐに結果を出していなくても、誰かより優れていなくてもいい。自己PRとは、その人の在り方のこと。「らしさ」の積み重ねのこと。自分を知り、それを活かせる方向へ進んでいるうちに、いつのまにかその歩みがあなたの魅力になっているはずだ。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 はるさん)
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