ロールモデルなんていらなかった私が変わった理由

ロールモデルなんていらなかった私が変わった理由

「ロールモデルなんていらない」。

私はそう言い切れるほど順風満帆な人生を歩んできました。

しかし社会人2年目のある日、その歩みは突然止まりました。適応障害と診断され休職。周囲が前に進むほど、自分だけ取り残されていくような焦燥感と失望に沈む日々が続きました。

けれど、立ち止まったからこそ気づけたこともあります。そしてそこで出会った憧れのロールモデルの存在が、私を再び前へと動かしてくれています。

私は今、人生の再出発を歩み始めているのです。

順風満帆だった私

順風満帆だった私

ロールモデルなんていらない。SHElikesに出会う前の私は、そう思っていました。ロールモデルという概念すら意識していなかったと思います。

私は都内の名門と呼ばれる大学を現役で卒業し、誰もが知る有名企業に就職しました。振り返れば、高校受験も大学受験も就職活動も、周囲の期待に応え世間的に見れば順風満帆な人生を歩んできた、そう信じていました。

むしろ「私が誰かの目標や憧れになっているかもしれない」と、どこか傲慢な気持ちすら抱いていたと思います。

しかし、その考えがいかに脆く独りよがりだったのかを思い知る出来事が起こりました。

適応障害とSHElikesとの出会い

今年の10月。社会人2年目の私は 適応障害と診断され、休職することになりました。原因は職場でのセクハラやパワハラ、人間不信、そして過度な業務プレッシャー。

「今までも色々なことを乗り越えてきたから大丈夫」と自分に言い聞かせ、感情に蓋をして耐えてきました。しかし次第に心身への影響が顕著に現れるように。気がつけば、家でも会社でも突然涙があふれ、体は鉛のように重く、何をするにも気力が湧かない状態でした。

心が限界に達すると、身体は動かなくなるのだと身をもって知ったのです。

休職に入ってからは、会社の同期や友人の活躍が胸に突き刺さる日々。「みんなは順調に活躍の場を広げているのに、私は立ち止まったまま」。情けなさ、失望、将来への不安が一気に押し寄せてきました。

転職活動を始めようとしても、体がついてこない。勉強しようと思うほど、手が止まってしまう。できない自分を責めては落ち込む、そんな悪循環を繰り返すうちに私はどんどん自信を失っていきました。

そんな中、偶然目にしたのがSHElikes の存在でした。SHElikesとは、自分らしい働き方を実現したい女性のためのキャリアスクールです。

ウェブデザイン、ライティング、マーケティング、動画編集など、50種類以上のスキルを定額で学び放題。「何がしたいのか分からない」という状態からでも安心して始めることができます。

好きな時間に好きなだけ動画を視聴して学べるので、まとまった時間が取りにくい忙しい方にもぴったりです。

またシーメイト(SHElikes受講生)同士で交流できるコミュニティや、キャリアカウンセリングなどのサポート体制も充実しています。休職中で孤独を感じていた私にとって、ひとりじゃないと思える環境は大きな救いでした。

心の奥に埋もれていた”好き”

心の奥に埋もれていた”好き”

最初は「何かしなきゃ」という焦りからサイトを開いただけでした。でもある日、SHElikes卒業生ライターさんへのインタビュー動画を見て、私の気持ちに少し変化が現れました。

インプットした情報を自分の言葉で表現し人に届ける姿。文章と向き合う真剣なまなざし。その生き生きとした表情を見ているうちに、忘れていた記憶がよみがえりました。

小学生の頃の夏休み。同級生が嫌がる読書感想文を、私は文字数オーバーになるまで夢中で書いていたこと。週末課題の日記をクラスでただ1人、毎日欠かさず書いていたこと。自分の気持ちを文字に起こし、それを誰かに読んでもらえたときの少し照れくさいけれど嬉しかったあの気持ち。

胸の奥にずっと埋もれていた“好き”を再発見した瞬間でした。

「また文章を書いてみたい。自分を変えるきっかけにしたい」。人生のどん底にいた私はそう思い、迷わずSHElikesの無料体験レッスンを受講しました。

体験レッスンではまず、コース内容の体験をし、キャリア支援や学習プランについての説明を聞くことができます。その後、1対1のカウンセリングも用意されています。体験レッスン当日、私はその場でSHElikesへの入会を即決しました。大きな決め手は次の2つ。

1つ目は、”好き”なライティングが仕事の観点からも自分に向いているのか確かめられる機会があったこと。SHElikesには前述のとおり、約50種類のスキル講座が揃っています。視野を狭めず、まずは幅広く”つまみ食い受講”をできる点に魅力を感じました。

2つ目は、カウンセリング担当者が私のキャリアと真摯に向き合ってくれたこと。そのおかげで、自分を客観的に見つめ直すことができました。こうした方たちがサポートしてくれるなら信頼してついていける、そう思えました。

入会後はさまざまな講座に触れてみて、「やっぱり私はライティングがやりたい」と再認識することができました。その気づきは大きく、今は自信をもって学習を続けられています。少しずつですが、こうして今はライターコンペに応募できるところまで前進できました。

出会ったロールモデル

出会ったロールモデル

コースを担当している講師の方々は、その道のプロフェッショナルばかり。中にはSHElikes卒業生として、第一線で活躍されている方も多くいます。

転職を繰り返しながらキャリアを切り開いた人、まったく違う業界から挑戦してキャリアチェンジを叶えた人。悩んだり迷ったりしながら、それでも前に進むことをやめなかった女性たち。その等身大でかっこいい姿に触れる中で、「この人のようになりたい」と思えるロールモデルに出会えました。

私の憧れている彼女は、異なる業種からライターの世界へと飛び込み、今もなお高みを目指して努力をされています。そして彼女の執筆した記事や作品を拝見したとき、丁寧で洗練された言葉選びに魅了されました。どんなテーマの記事でも文章に温かみがあり、読む人を惹きつける力があります。彼女の生き方と言葉には、オーラが溢れています。

今の私はそのロールモデルに少しでも近づくために、SHElikesでの日々の勉強と、社会復帰のための休養に専念中です。目標にしたい未来があるだけで、こんなにも原動力が湧くなんて。最近は久しぶりに自分がワクワクしているのを実感しています。

ロールモデルと新たな自分に出会えた場所、SHElikes。

ここでは迷いや不安があっても、自分の”好き”や、やりたいことに向き合える環境があります。少しずつ学び挑戦する中で、自分でも気づかなかった可能性に出会えるのです。

SHElikesでぜひ一歩を踏み出してみませんか。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 めいさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。