モヤモヤにピリオド。1年で「ワクワクする未来」を描けるようになった話

モヤモヤにピリオド。1年で「ワクワクする未来」を描けるようになった話

毎年、年末になると「この1年でなにか変化したことはあるかな?」「成長したことってなんだろう?」と、ふと考えることはありませんか?

私は働き始めてから、だんだんと自分に変化が感じられなくなっていました。

ノルマと残業に追われ「なんのために働いているんだろう」と心をすり減らして過ごすうちに、気付けば1年が終わっている……。その繰り返しだったように思います。

でも今年は違います。キャリアブレイクという決断が、見える景色を一変させ、1年前からは想像もできないほど、ワクワクしながら未来を思い描くことができるようになりました。

「会社を辞めたこと」はきっかけに過ぎず、その後の決断や出会いによって、私は1年で大きく変化し、成長できたと感じています。

今回は1年を振り返りながら、私がなぜ、どのように変わったのかについてお話しします。

「今のままでいいのだろうか」「自分を変えたいけど変えられない」と悩んでいる方にとって、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

「大切にしたいもの」に目を向けることができた

「大切にしたいもの」に目を向けることができた
(出典:Adobe Stock)

今年の3月、私は新卒から勤めた会社を退職しました。もちろんキャリアブレイクに対する不安もありましたが、最初の2ヶ月ほどは、とにかく休息を取ることに徹することにしました。

仕事のことでいっぱいだった頭の中を、リセットしようと思ったからです。

毎日できるだけ何も考えず、やりたいことだけをして過ごすうちに、自然と「人生において大切にしたいもの」に目を向けることができるようになりました

1つは、自分の中にある「好き」や「楽しい」という感情です。

昔から本を読むことや文章を書くことが好きでした。「書くことを仕事にできたら素敵だな」と空想することもありましたが、それ以上に「仕事=しんどくて大変なこと」という固定概念が、いつのまにか私の中にできあがっていました。

しかし、久しぶりに好きなことにたくさん触れて過ごしたことで「好きとか楽しいという気持ちを軸にして生きてもいいんじゃないか」と思うようになったのです。

もう1つは、「大事な人との時間」です。

この期間に、私は初めて母と2人で海外旅行に行きました。社会人になってからずっと忙しかったため、あんなにゆっくり母と一緒に時間を過ごしたのは久しぶりでした。

嬉しそうな母の姿を見て「もっと親孝行がしたい」「大事な人との時間を守れる働き方がしたい」という気持ちが湧いてきました。

今までなら「そんなのできるはずない」と諦めていたことを、素直に「こうしたい」と思えるようになったのは、大きな変化だったと思います。

「本当は何を大切にしたいのか」をフラットに考えることができたこの期間は、私にとってすごく意味のある時間だったと感じています。

「憧れ」を「行動」に移したら可能性がひらけた

「憧れ」を「行動」に移したら可能性がひらけた
(出典:Adobe Stock)

「文章を書く仕事がしたい」「大事な人との時間を守れる働き方がしたい」という思いを実現させるために、私はその後「SHElikes」に入会しました。

SHElikesとは、Webデザイン・ライティング・マーケティングなどのスキルが学べる、オンラインキャリアスクールです。

私はライティングを中心に勉強していますが、なんと45種類以上のコースが受け放題で、幅広いスキルを学ぶことができます。

実は数年前から、SHElikesの存在は知っていました。未経験からキャリアチェンジを目指すことに憧れながらも「自分とは違う世界の話」な気がして、一歩踏み出す勇気を持てずにいたのです。

しかし思い切って「憧れ」を「行動」に移したことで、見える世界が大きく変わりました。

SHElikesには、コース受講以外にもオンラインイベントが充実しており、同じようにキャリアチェンジを目指す受講生と交流できる機会がたくさんあります。

私も、理想の働き方に向けて行動を重ね、少しずつ夢を叶えている人とたくさん出会うことができました。

その結果、今まで「違う世界の話」に見えていたことが、グッと近くに感じられ「自分もきっと理想の働き方を叶えられる」と思えるようになったのです。

このように自分の可能性を信じられるようになったことは、スキルを身につけたこと以上に、私にとって大きな変化でした。

迷ったら「やる」を選べるようになった

迷ったら「やる」を選べるようになった
(出典:Adobe Stock)

自分の可能性を信じられるようになったことで、挑戦することへのハードルが少しずつ下がっていきました。

以前の私は、何かに挑戦するかどうか迷ったとき、「もう少し準備してから」と後回しにしたり、自信のなさからできない理由を探したりして、見送ることが多かったように思います。

モヤモヤを抱えながらも現状維持を続け、自分のキャリアを見直す決心がつくまでにも数年かかりました。

でも、その日々が嘘だったかのように、この1年で「やると決めるまでのスピード」が格段に速くなったと感じています。

たとえば、経験が浅い中でも、積極的にライターの仕事案件に応募するようになりました。

自分には難しいかもしれないと思う内容でも、少しでもやってみたいと思ったら「やる」を選べるようになったのです

きっと、「飛び込んでみることで必ず何か得られるものがある」ということを、この1年で身を持って体験したからだと思います。

そして「やる」選択を取り続けていくうちに、少しずつですがライターとしてのお仕事をいただけるようになりました。

そうやって自分でチャンスを掴んだという成功体験が、またさらに挑戦へのハードルを下げてくれ、今は「好循環」に突入したと実感しています。

理想の未来に胸を張れる自分へ

理想の未来に胸を張れる自分へ
(出典:Adobe Stock)

この1年を振り返ると、私の変化の根幹には「やりたいことや理想に自信を持てるようになったこと」があると思います。

「現実味がない」「できるはずない」という決めつけを捨てて、自分が大切にしたいものに目を向けたことで、憧れを行動に移す決心がつきました。

そして行動したからこそ、スキルや自分の可能性を信じるマインドを手に入れ、チャンスに果敢に挑戦できるようになりました。

会社を辞めてすぐの頃に感じていた不安は薄れ、憧れが少しずつ形になっていく実感とともに、気付けば胸を張って未来を語れる自分に変化していたのです。

何年も自分を変えられず悩んでいた私でも、1年でここまで変化することができました。

もし現状にモヤモヤを抱えているのなら、あなたが人生で本当に大切にしたいものに目を向けることから、ワクワクする未来への一歩を踏み出してみませんか?

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 むらたゆかさん)

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