ソーシャルメディアとは?SNSとの違いやビジネスへの活用方法について解説!

ソーシャルメディアとは?SNSとの違いやビジネスへの活用方法について解説!
ABOUT ME
ライター Matsuo
ライター|元プログラマー
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

ソーシャルメディアは日々の情報収集やコミュニケーションに広く利用され、ビジネスシーンにおいても重要なツールとなりつつあります。この記事では、ソーシャルメディアとは何か、SNSとの違いや注意点、種類と特徴、ビジネスでの活用方法についてわかりやすく解説します。

ソーシャルメディアの意味

ソーシャルメディアとは、個人や企業がインターネット上で情報を発信・共有・拡散するメディアの総称です。簡単に言うとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やブログ、情報共有サイトがその一部であり、ECサイトの口コミも含まれます。従来のマスメディアとは異なり、不特定多数の人が情報を発信・受信し、それを拡散することで情報が多方面に広がることが特徴です。

ソーシャルメディアの形態はビジネスにおいても重要であり、企業の商品PRやブランディングにも積極的に活用されています。

ソーシャルメディアとSNSの違い

ソーシャルメディアとSNSは混同されやすいですが、正確には意味が異なります。SNSは「利用者同士が交流できるWebサイト上の会員サービス」であり、主にユーザー同士のコミュニケーションを促進するものです。対してソーシャルメディアはSNSを含む幅広いメディアの概念であり、コミュニケーション以外にも情報発信や共有に焦点が当てられます。

例えば動画共有サイトはソーシャルメディアの一部で、コミュニケーションが主目的ではありません。つまり、SNSは「ユーザー間のつながり」に焦点を当てたサービスであり、その上位に位置するソーシャルメディアは「情報を双方向でやりとりできるメディア」として定義することができます。

ソーシャルメディアの注意点

ソーシャルメディアの活用には、炎上リスクが潜んでいます。ソーシャルメディアにおける炎上は批判や風評被害を拡大し、企業や個人に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

ソーシャルメディア炎上の主な原因は、軽率な発言や行動が発端となりその情報が拡散されることです。また、インフルエンサーの拡散により事態がさらに悪化するなど、インターネット上での炎上は一度拡散されると雪だるま式に広がり、収拾がつかなくなることがあります。

企業はソーシャルメディアを使ったマーケティングを慎重に行う必要があり、リスク管理を行うことが大切です。

ソーシャルメディアの種類と特徴

企業にとって重要なマーケティングツールとなるソーシャルメディアには、さまざまな種類があります。ここではソーシャルメディアの一部である「ブログ」、「SNS」、「動画共有サイト」、「メッセージングアプリ」の種類と特徴を詳しくご紹介します。

ブログ

ブログは「ウェブログ」の略称で、主に文章で情報発信するメディアです。個人の日記や持論を公開することができ、コメント機能があればソーシャルメディアとなります。芸能人や著名人の登録も多く、人気ブログは月間100万回以上表示され、そのジャンルで大きな影響力を持ちます。

代表的なブログサービスには、アメーバブログ、FC2ブログ、ライブドアブログがあります。

SNS

SNSは、人と人との社会的な繋がりを促進するオンラインサービスです。代表的なSNSには「Facebook」、「X(旧Twitter)」、「Instagram」、「Threads(スレッズ)」などが挙げられます。「いいね!」や「リポスト」などのコミュニケーション機能や、「DM(ダイレクトメッセージ)」などの個別メッセージを送り合う機能を搭載し、ユーザー同士のコミュニケーションに利用できます。

動画共有サイト

動画共有サイトは映像情報発信を可能にするプラットフォームで、「YouTube」、「ニコニコ動画」、「TikTok」が代表的です。主に企業が利用するYouTubeでは商品やサービスの説明を動画で行い、注目を集めています。動画共有サイトではユーザーが動画に対して評価やコメントを行うことができ、高性能なレコメンド機能が備わっているため、効果的な情報拡散が可能です。

また、動画共有サイトにテレビCMのように広告を掲載することで、企業のブランディングや販売促進を行うこともできます。

メッセージングアプリ

メッセージングアプリは音声通話やグループ通話、チャット機能、ビデオ通話などを提供し、ユーザー同士がダウンロードして利用するサービスです。代表的なメッセージングアプリには「LINE」や「Skype」が挙げられます。メッセージングアプリは個人間のコミュニケーションを目的としていることからクローズ型の特性があり、第三者からの閲覧が制限される点が特徴です。

ソーシャルメディアのビジネス活用方法

ビジネスの可能性を最大限に引き出す、ソーシャルメディアの効果的な活用方法を詳しく解説します。

見込み顧客を獲得する

ソーシャルメディアを活用して見込み顧客を獲得するためには、ターゲット層に合わせた魅力的なコンテンツの提供が欠かせません。また、定期的に有益な情報を発信し、フォロワーと積極的にコミュニケーションをとることで信頼関係を築くことが大切です。

キャンペーンやプロモーションを通じて見込み顧客の参加を促し、顧客の声やフィードバックを大切しながらマーケティング戦略に反映させましょう。

ブランディングの促進

ソーシャルメディアを利用してブランディングを促進するためには、一貫性のあるコンテンツとメッセージを提供することが大切です。ターゲット層に適したプラットフォームを選び、定期的な投稿とフォロワーとの交流で信頼関係を築きます。

企業独自のスタイルや価値観を強調し、魅力的なビジュアルの投稿を心がけましょう。企業の理念や社会的な取り組みを積極的に共有することで、ブランドイメージを高めながら顧客との結びつきを強める効果が期待できます。

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広告を出稿する

ソーシャルメディアに広告を出稿するメリットは、ターゲット層の細かな設定が可能で、効果的に広告の配信が行える点にあります。コンテンツが共有・拡散される一方で、広告の効果をデータで詳細に分析できるのも特徴です。

広告の効果を高めるためには、各プラットフォームに適したコンテンツを用意し、定期的に投稿を行う必要があります。また、広告予算や期間を適切に設定し、データ分析ツールで反応をモニタリングしながら最適化しましょう。

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ソーシャルメディアとはWeb上で情報を発信・共有・拡散するメディア

今やソーシャルメディアは私たちの生活に深く入り込み、ビジネスにおいても、ソーシャルメディアの発信力と拡散力により大きな効果をもたらします。

企業がソーシャルメディアを活用することで、ユーザーとの距離を縮め、宣伝や販促、ブランディングで成果を上げることが期待できます。特に若年層をメインターゲットとする企業はソーシャルメディアの活用が不可欠です。マーケティング職に興味のある方やスキルアップを目指している方は、ソーシャルメディアの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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