SNSマーケティングのメリット・デメリットを解説!媒体ごとの特徴や成功のコツも

SNSマーケティングのメリット・デメリットを解説!媒体ごとの特徴や成功のコツも

個人・企業問わず、気軽にアカウントの開設・運用ができるSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)。世界中で利用者が増加し続けている今、企業戦略における「SNSマーケティング」の重要性はますます高まっています。

そこで本記事では、SNSマーケティングによって得られるメリットや、留意すべきデメリット、主要なSNS媒体の特徴や運用で成果を出すためのポイントを解説します。SNS運用やマーケティングに関連する仕事に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

SNSマーケティングとは?

SNSマーケティングとは?

SNSマーケティングとは、SNSを利用して商品・サービスの認知拡大や販売促進などを行う手法のことです。企業がSNSアカウントを運用し、ユーザーと直接つながることで、ファンとの関係性を築き、信頼や共感を獲得していきます。

投稿内容やキャンペーンなどを通じて、自社のブランドイメージを発信できる点も特徴です。まずは、自社の目的に合ったSNSを選定し、どのように活用するかを考えることから始めましょう。

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SNSマーケティングの重要性

Facebook、Instagram、X(旧Twitter)をはじめとするSNSのユーザーは、2022年時点で45億9,000万人にのぼり、2028年には60億3,000万人に増加すると予測されています*1。ICT総研発表の「2024年度SNS利用動向に関する調査」では、日本のSNS利用者数は2023年度末に8,415万人であることが明らかにされました*2

SNSユーザーが年々増加し、企業がこぞってSNSアカウントの運用に乗り出している現代において、SNS運用は重要なマーケティング手法の一つといえるでしょう。

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SNSマーケティングのメリット

SNSをマーケティングに活用することで期待できる7つのメリットをまとめました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

顧客とのコミュニケーションをとることができる

SNSでは商品やサービスに関する発信を一方的に行うだけでなく、リアクションやコメントのやり取りによってユーザーとリアルタイムでコミュニケーションをとれる点が魅力です。ユーザーとの密なコミュニケーションは、ファンの獲得や関係構築につながります。

また、SNSを通して得られた意見をサービス改善に生かすことによる顧客ロイヤリティの向上や、販売促進、リピート率向上などの効果も見込めるはずです。ユーザーの反応を素早くキャッチしてマーケティングに反映させられる点は、一方的な発信にとどまるWeb広告やWebサイト運営などとの大きな違いといえるでしょう。

認知を拡大することができる

日本人のおよそ78.4%*2 がSNSを利用している今、マーケティングにSNSを活用することで、大幅な認知拡大を図れる可能性があります。魅力的なアカウントに育てることができれば、Web広告に興味を示さないインターネットユーザーにも商品やサービスの情報を届けられるため、潜在顧客の発見にもつながるでしょう。

また、企業の影響力やフォロワー数に関係なく、認知拡大が狙える点もメリットの一つです。たとえば、Xのリポスト(旧リツイート)機能で情報が拡散されると、短期間でのアクセス数急増、さらには急速な認知度向上が期待できます。これまでアプローチできなかった層と接点が持てる点は、SNSマーケティングの大きなメリットです。

リアルタイムで情報を伝えられる

SNSマーケティングの強みのひとつとして、情報を即時に発信できる点が挙げられます。紙媒体や広告と違い、事前の手続きが不要でスピーディーに投稿できるため、キャンペーンや新商品の告知をリアルタイムに行えるのです。

コメントやエンゲージメントを通じて、ユーザーの反応を確認できるのも魅力の一つでしょう。この即時性を生かして、顧客が「まさに今」知りたいと感じるタイミングで、有益な情報を発信してみてください。

ユーザー間での情報拡散が期待できる

1回の投稿で多くのユーザーに商品やサービスに関する情報を届けられる「情報拡散スピードの速さ」も、SNSの魅力の一つです。また、投稿に興味関心を持ったユーザーによるリポストなどによって拡散の輪が無限に広がっていくのも、SNSの特徴といえます。 

ただし、拡散スピードの速さは炎上リスクと隣り合わせのため、徹底した炎上対策を行いながら運用することが大切です。

ブランディング効果が見込める

SNSでの継続的な発信は、企業や商品・サービスのブランディングにも有効です。インパクトのある投稿によってユーザーに企業名や商品名を強く印象づけられれば、認知度や購買意欲の向上につながります。

ただし、SNSマーケティングでブランディング効果を得るためには、発信内容やブランドイメージの統一、他社との差別化が不可欠です。SNS上での積極的なコミュニケーションやフォロワーに向けたキャンペーンによって、ユーザーをファン化するのも有効といえるでしょう。

広告コストの削減ができる

SNSアカウントの多くは無料で作成可能なため、有料掲載のWeb広告やテレビCMなどでの宣伝に比べて、広告にかける初期費用の大幅な削減が見込めます。

また、SNS投稿によって無料で宣伝できるだけでなく、情報拡散にも費用が発生しないため、ランニングコストの削減にもつながるでしょう。コストをかけずにアカウントを持てる点は大きなメリットといえます。

バズれば短期間で爆発的なリーチが可能

SNSの魅力のひとつが「バズ」による爆発的な拡散力です。フォロワーが少なくても、投稿内容が話題になれば一気に多くのユーザーの目に触れ、数時間で数万〜数十万単位のリーチを獲得することもあります。

バズった企業の投稿がテレビ番組やニュースで取り上げられ、大きな反響を呼んだ事例をみたことがある人もいるでしょう。まずは、有益かつ共感されやすいコンテンツ作りを意識し、日々の運用で「バズる土台」を育ててみてください。

SNSマーケティングのデメリット

SNSマーケティングには多くのメリットがある反面、注意点も存在します。安全かつ効果的にSNSを運用するために、SNSマーケティングのデメリットも確認しておきましょう。

炎上リスクがある

情報拡散スピードが速いということは、ネガティブな情報も同様に素早く広まってしまうことを意味します。つまり、SNSアカウントでの不適切な発信、あるいは誤った情報の発信が、企業にとって不利益な状況に陥るような炎上につながるおそれもあるのです。また、ユーザー間で情報が拡散される間に、意図せず炎上につながる可能性も否定できません。

一度SNS上に投稿された情報は、完璧に消し去ることが難しいのが現状です。そのため、情報を発信する企業や、商品・サービスを拡散するインフルエンサー、情報を受け取り共有しあうユーザーそれぞれに、発信内容に責任を持つことや情報を精査する力が求められる点は念頭に置いておきましょう。

運用が負担になる可能性がある

SNSマーケティングを効果的に行うためには、継続的な投稿やユーザーとの積極的なコミュニケーションや運用の効果測定・分析などが重要です。また、ユーザーが求めるものは常に変化するため、市場調査によって最新トレンドを把握し、戦略を見直すことも求められます。

さらに、画像や動画が必要な媒体の場合は、投稿の作成にもある程度の時間が必要です。SNSは手軽に利用できますが、継続的な運用には相応の負担がともないます。そのため、運用を続けるための体制づくりやリソースの確保が重要といえるでしょう。

成果が出るまでには時間がかかる

SNSを利用して認知拡大や売上向上をはかるには、継続的な発信によってユーザーの信頼を得ることでフォロワーを増やし、影響力を高める必要があります。そのため、成果が出るまでにはある程度の時間がかかると想定しておいてください。

効果的にSNSマーケティングを行うためには、フォロワーにとって有益な情報を発信し、長期的に支持されるアカウントに育てることが大切です。長期的にみて成果が出るかどうかを指標に、粘り強く運用を続けてみてください。

リテラシーの高さが求められる

SNSはマーケティングに効果的なツールであるぶん、上手に活用するためには対象のプラットフォームについてよく知る必要があります。企業側が無意識に不用意な投稿をすれば、反感を買ってしまう可能性も。たとえば、過度な営業色や不適切な言葉遣いは、信頼の損失や炎上を招く原因になり得るでしょう。

そのため、SNS運用者にはモラルやマナー、セキュリティへの理解など、高いリテラシーが不可欠です。感覚だけで運用せず、正しい知識をもとにSNSを活用しましょう。

一度発信した情報の修正が難しい

SNSでは投稿した情報が瞬時に拡散されるため、誤った内容を発信してしまうと、削除しても完全には取り消せないことが多いです。たとえば投稿を削除しても、ユーザーがスクリーンショットを取っていた場合、その情報はそのまま残り続けてしまいます。

特に炎上リスクのある内容については、慎重な確認が必要です。もし誤りが発覚した際は、削除だけで済ませず、訂正や謝罪の発信を行い、誠実な姿勢で信頼回復を図ることを心がけましょう。

SNSマーケティングの媒体ごとの特徴

SNSは、媒体ごとに利用者層や特徴が異なります。運用目的に合った媒体を選び効果的にマーケティングを行うために、主要な6つのSNSの違いを把握しておきましょう。

SNSの種類 特徴 国内のアクティブユーザー数 ユーザーの年齢層
X(旧Twitter) ・年齢層が幅広い
・匿名性が高い
・個人のつぶやきが多く、信憑性の低い情報が拡散されることがある
・商品、サービスなどのクチコミ、感想などユーザーのリアルな声が投稿されやすい
約6,700万人*3 10代~40代
Facebook ・実名登録制でユーザーのターゲティングがしやすい
・1人1アカウントが原則
・情報の正確性が高い
・Facebookページが作成できる
・コミュニティ機能が充実している
約2,600万人*4 30代~50代
Instagram ・画像やショート動画の投稿がメイン
・拡散性は低い
・ハッシュタグ機能が有効
・他のSNSアカウントとの連携がしやすい
・有料のサブスクリプションプランがある
6,600万人以上*5 10代後半~20代
TikTok ・縦型ショート動画がメイン
・10代の利用率が高い
・投稿や視聴の手軽さが人気
約2,700万人*6 10代~20代
YouTube ・世界最大の動画共有プラットフォーム
・利用者の年齢層が幅広い
・投稿動画のジャンルがさまざま
・有料のサブスクリプションプランがある
約7,120万人*7 10代~70代
LINE ・利用者数最多のSNS
・幅広い年齢層が利用している
・連絡手段としての利用が多数を占める
約9,700万人*8 10代~70代

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は、短文(無料版だと最大140文字)や画像、動画などを投稿するSNSです。日本ではLINE、YouTubeに次いで多くの国内ユーザーを抱えています*2。気軽に投稿しやすいことから各ユーザーの更新頻度が高く、リアルタイムの発信や最新情報の共有に適しているSNSです。

また、リポスト機能があることで投稿が拡散され急速に話題を集める現象、いわゆる「バズ」が生まれやすいのも特徴の一つ。フォローやリポストを利用してキャンペーンを行えば、費用をかけることなくフォロワーの獲得や認知拡大を行える可能性もあります。

Facebook

Facebookは、2025年3月時点の月間アクティブユーザー数が34億3,000万人*9、日本でも30代から40代を中心に多くのユーザーが利用している世界最大のSNSです。運営元は、アメリカのMeta社(旧称Facebook社)。実名登録制を採用しており、ユーザーの年齢や学歴、仕事などの情報がプロフィール上に記載されることから、信頼性の高いSNSとして知られています。

また、広告プラットフォームが充実しているうえ、同社が運営するInstagramとの連携も可能です。そのため、多くの企業がマーケティングに活用しているSNSといえます。

Instagram

Instagramは、Facebookと同じMeta社が運営する写真や動画の投稿がメインのSNSです。10代から20代の若年層のユーザーが多く、視覚に訴える発信、いわゆる「インスタ映え」する商品・サービスの投稿によって、フォロワーの獲得や商品の購買行動を促すのに適しています。

また、インスタライブでの生配信によってWebサイトでは伝えきれない魅力を発信したり、「インスタグラマー」と呼ばれるインフルエンサーとのコラボレーションによって認知拡大をはかることも可能です。ビジュアルで魅せたい場合に適したSNSといえます。

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TikTok

TikTokは短尺の縦型動画を中心としたプラットフォームで、Z世代を中心に急成長しているSNSです。動画の尺は最長60分まで対応しており、ショート動画から長尺まで対応可能に。ユーザーが次々とコンテンツを視聴する仕組みにより、高いリーチ力が期待できます。

また、フォロワーが少なくても再生回数が伸びやすいアルゴリズムが特徴で、企業アカウントでもバズを狙いやすい点が魅力です。若年層向けのプロモーションを検討しているなら、早い段階で活用方法を模索してみましょう。

YouTube

YouTubeは世界最大の動画プラットフォームで、幅広い年代のユーザーにリーチできる点が特徴です。企業が公式チャンネルを開設し、自社商品やサービスの紹介、使い方解説、採用情報などを動画で発信する事例も増えています。

特に、長尺コンテンツを通じてブランドの世界観や専門性を伝えるのに適しており、活用次第ではユーザーからの信頼獲得にもつながるでしょう。

LINE

LINEは国内で圧倒的な利用率を誇るSNSです。他の媒体を使わずLINEのみ利用しているユーザーも多く存在します。クローズドなトーク環境により、企業とユーザーが親密な関係を築きやすいのが特徴です。

LINE公式アカウントを活用すれば、クーポン配信や予約受付、スタンプカードの発行など、日常の接点を効率良く管理できます。登録ユーザーは見込み顧客である可能性が高いため、ブロックされない範囲で適切な情報提供と導線設計を行いましょう。

SNSマーケティングを成功させるポイント

SNSを効果的に運用するためには、目的の明確化から万が一に備えた炎上対策まで、戦略的に計画しておくことが重要です。ここでは、SNSマーケティングを成功させるために押さえておきたい6つのポイントを紹介します。

目的とターゲットを明確にする

SNSを効果的に運用していくためには、アカウントの投稿内容に一貫性を持たせ、SNSマーケティングを行う目的を明確にすることが大切です。

  • 企業・ブランドの認知度を高める
  • 商品・サービスの購入を促す
  • イベントのための集客を行う

上記のようにSNSで情報発信を行う目的を明らかにしたうえで、最適な施策を検討することで、より効果的な運用につながるでしょう。

自社のブランドやサービスに合ったSNSを利用する

SNSごとに主なユーザー層や発信スタイル、アルゴリズムの傾向が異なるため、自社のブランドやサービスと相性の良いプラットフォームを選ぶことが大切です。たとえば、若年層向けのアパレルブランドならInstagramやTikTokが、ビジネス層を狙うBtoB企業ならFacebookやYouTubeが有効といえます。

ただし、複数のSNSを無理に活用する必要はありません。まずはターゲットとの接点が多く、アルゴリズムの特性を生かしやすい媒体から始めて、徐々に運用範囲を広げていきましょう。

ユーザーとのコミュニケーションをとる

SNSマーケティングでは、継続的に運用することに加えて、ユーザーと積極的なコミュニケーションをとることも成功に導くためのポイントとなります。コミュニケーション手段は主に2種類です。

アクティブコミュニケーション 自社商品を話題にしているユーザーを
企業側が見つけ、リアクションや
コメントを残したり、リポストしたりする
パッシブコミュニケーション ユーザーのメンションやリプライに
企業側がリアクション・返信する

いずれも、企業とユーザーの距離を縮め、商品・サービスへの興味関心を引きつける効果的な方法といえるでしょう。

プロフィールにこだわる

SNSユーザーは投稿内容に興味を持ったあと、プロフィール欄でどのような企業や投稿者が運用しているアカウントであるかを確認し、フォローするかを判断します。つまり、SNSのプロフィールは「アカウントの顔」といっても過言ではありません。

アカウントの第一印象を決めるプロフィールには、以下のポイントを押さえて作成してみてください。

  • どこで何をしている企業であるか
  • アカウントをフォローするメリットは何か
  • どんなメリットのある商品・サービスを提供しているか

さらに、親近感や信頼感につながる企業ロゴなどのアイコン・ヘッダー画像を設定すると、魅力あるアカウントプロフィールに仕上がるでしょう。

PDCAを回す

SNS上のユーザーの声を収集・分析しながら運用の効果測定を行える点は、企業がSNSをマーケティングに用いるメリットの一つです。一方的な情報発信に終始せず、得られた分析結果をもとにPDCAサイクルを回すことが、より効果的なSNSの活用につながります。

アカウント上でもリーチ数などの一定の分析結果は確認できますが、より詳細な情報をもとに的確な運用を行うためには、XのアナリティクスやInstagramのインサイトといった各SNS専用の分析ツールの活用がおすすめです。

炎上対策をする

炎上対策は、インターネット上のすべてのコンテンツにおいて重要な課題です。特に、拡散能力の高いSNSでは、誤った情報や受け取り手によって不快に感じる可能性のある投稿が、大きな炎上につながるケースもあります。

SNSに一度投稿された情報は瞬く間に拡散されるため、事態の収拾は容易ではありません。炎上リスクを極力抑えるためには、運用側のネットリテラシーの向上や投稿前のチェック体制の強化はもちろん、万が一炎上した場合の初期対応に関するマニュアル策定なども必須といえるでしょう。

SNSマーケティングについてよくある質問

最後に、SNSマーケティングに関するよくある質問をまとめました。疑問点の解消にお役立てください。

SNSマーケティングの主な手法は?

SNSマーケティングの主な手法は、以下の6つです。

  • SNSアカウント運用
  • SNS広告
  • インフルエンサーマーケティング
  • SNSキャンペーン
  • ソーシャルリスニング
  • UGC(ユーザー生成コンテンツ)活用

どの手法を講じるかは、戦略をもとに決めるとより効果を期待できるでしょう。SNSマーケティングで戦略を立てる方法と各手法の詳細は、以下の記事で解説しています。

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初心者がSNSマーケティングを学ぶにはどうすれば良い?

初心者がSNSマーケティングを学ぶ方法は、主に以下の4つあります。

  • 書籍を活用する
  • 実際のSNS運用を通して学ぶ
  • セミナーに参加する
  • スクールや学習サイトで学ぶ

自分に合った学習スタイルを複数組み合わせると、効率的にスキルを習得できるでしょう。詳しい学び方は、以下の記事で解説しています。あわせてチェックしてみてください。

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SNSマーケティングの始め方が知りたい!

SNSマーケティングは、以下の7ステップを参考に始めることをおすすめします。

  1. ゴールやターゲットを設定する
  2. ターゲットにアプローチしやすいSNSを選択する
  3. SNSの特性やアルゴリズムを理解する
  4. 具体的な施策や戦略を決める
  5. 施策ごとにKPIを設定する
  6. アカウント運用体制を整える
  7. 施策の効果検証と改善を繰り返す

SNSマーケティングは、ただアカウントを開設して投稿すればいいというわけではありません。適切な手順で進めていくことが重要です。

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SNSマーケティングの成功事例は?

たとえばファッションブランド「GU」は、Instagramを活用したマーケティングで成果を上げています。ストーリーズに商品リンクを設置し、ECサイトへのアクセスを促すことでユーザーの購買行動をスムーズに誘導しています。

ほかにもスタッフのコーディネート投稿により、商品の着こなし方や魅力を自然な形で見せることでも成果を挙げているようです。投稿設計や導線づくりの参考にしてみましょう。

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SNSマーケティングのメリットを生かして効果的に運用しよう

顧客とのコミュニケーションのとりやすさや情報拡散力の素早さなど、多くのメリットを持つSNS。SNSをマーケティングに活用して成果を得るためには、運用目的を明確化したうえで、炎上対策を行いながら戦略的に運用することが大切です。

SNS運用を行う際は、マーケティングの基礎知識のほか、媒体ごとの特徴もあらかじめ学んでおくと良いでしょう。そのほか、投稿作成に必要なライティングやデザイン、動画編集などのスキルもあわせて身につけておくと、効果的な運用が期待できます。

たとえば女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、企業やブランド、個人アカウントの効果的なSNS運用に関する知識を身につけられる「SNSマーケティングコース」を受講できます。ほかにも、デザイン動画編集を含む45以上の職種スキルが学べるので、SNS運用に必要なスキルを効率良く習得できるでしょう。

SHElikesでの実践的な学びを通して、SNSマーケティングに関する理解を深めてみませんか?

※出典
*1:総務省|「令和5年版 情報通信白書」より
*2:ICT総研|「2024年度SNS利用動向に関する調査」より
*3:X Corp. Japan 株式会社「「X Corp. Japan 株式会社」への社名変更のお知らせ」より
*4:CNET Japan「フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー」より
*5:日経クロストレンド「Instagramの国内MAUは6600万人以上か【SNS定点観測】」より
*6:ウェブ電通報「TikTokの革新性とショート動画のこれから」より
*7:Nielsen Digital「TOPS OF 2023: DIGITAL IN JAPAN ~ ニールセン、2023年日本のインターネットサービス利用者数/利用時間ランキングを発表」より
*8:LINEキャンパス「LINEの特徴やユーザーを知る」より
*9:Meta|「Meta 2025年第1四半期(1月-3月)業績ハイライト」より

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ABOUT ME
ライター Yuri Furukawa
名古屋芸術大学 音楽学部 演奏学科 ピアノコース卒業。在学中に伴奏ピアニスト、ピアノ講師としての活動を開始。卒業後はブライダル演奏やホールレセプションなど、音楽関連業を中心に精力的に活動。パンデミックをきっかけに自分らしい働き方について改めて考えるようになり、2021年より音楽業と並行してSEOライターとしての活動を開始。現在、さまざまなメディアのコンテンツ作成に携わっている。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。