コンテンツマーケティングツール10選!選び方のポイントも解説

コンテンツマーケティングツール10選!選び方のポイントも解説
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ライター SanamiSasaki
フリーライター|新卒で金融業に従事し、出産後未経験で地元のメディアを運営する会社に転職。現在は推し活と育児を両立しながら、さまざまなWebメディアで執筆しています。

自社の認知を広げてファンを増やすための手段のひとつに、コンテンツマーケティングがあります。そして、質の高いコンテンツを提供するために欠かせないのが、コンテンツマーケティングツールです。

業務の効率化や課題解決のためには、適切なコンテンツマーケティングツールの選択が欠かせません。しかし、コンテンツマーケティングツールはたくさんの種類があり、どのツールを選べばいいか悩むこともあるでしょう。

そこで今回は、おすすめのコンテンツマーケティングツールをご紹介します。適切なツールを見つけて、ワンランク上のコンテンツマーケティングを目指してみてはいかがでしょうか。

おすすめのコンテンツマーケティングツール10選

おすすめのコンテンツマーケティングツールには以下のようなものが挙げられます。

  • tami-co
  • EmmaTools™
  • Keywordmap
  • ミエルカ
  • ferret One
  • Ahrefs
  • Similerweb
  • Google Analytics
  • Google Search Console
  • ChatGPT

それぞれの特徴を押さえていきましょう。

tami-co

tami-co(タミコ)は、SEOの知識がなくても検索上位コンテンツを目指せるツールです。コンテンツマーケティングを専門に提供するCROCOが開発しているのが、tami-coの特徴。タイトルや見出しのキーワード提案や共起語の抽出など、検索上位になるための必要な要素を分析でき、記事のプランニングや作成に役立ちます。電話やチャットなどサポート体制が充実していることに加え、コンテンツ作成講座なども定期的に実施しているのも特徴です。

EmmaTools™

EmmaTools™(エマツールズ)は、SEOコンテンツ作成をサポートしてくれるツールです。独自のアルゴリズムを使って上位表示につながる重要なキーワードを自動で提案、質の高いコンテンツ作りに役立ちます。検索順位の計測やコピー率のチェックなどの分析機能もあり、SEO施策の全般を広くサポート。アカウントを発行すれば外部ライターもツールが使えるため、社外と連携しながらコンテンツ作成している企業にも向いています。

Keywordmap

Keywordmap(キーワードマップ)は日本製のツールで、多くの日本語データを保有しているのが特徴です。日本で展開するサイトのSEO対策に向いています。競合企業との比較データなどを抽出したり、ユーザーのニーズを可視化したりといった機能があり、コンテンツマーケティングの改善点が見つかり成功率の高いコンテンツをプランニングしやすくなるでしょう。インストールせずに使える点も魅力のひとつです。

ミエルカ

ミエルカSEOの課題解決に強みがあるツールです。自社サイトと競合サイトをキーワード単位で分析し、改善点を数値で表示。現在の課題を見える化できるため、構成の見直し提案やタイトル改善などより質の高いSEO対策ができるでしょう。直接相談できる窓口も用意されており、手厚いサポートを受けることもできます。

ferret One

ferret OneBtoBマーケティングにまつわる機能が充実しているツールです。パワーポイントのような感覚で編集作業ができる使いやすさが魅力で、専門知識がなくてもさまざまな施策を実行できます。ChatGPTとの連携もでき、文章をAIが自動で作成。一から考える手間も減らすことができます。。基本の機能が充実していることに加えて、カスタマーサポートなどの相談体制もあり、安心して導入できるでしょう。導入セミナーも定期的に開催されているので、まずは参加してみるのもいいかもしれません。

Ahrefs

Ahrefs(エイチレフス)キーワード分析と競合分析ができるツールです。世界中で使われているツールのため保有するデータの数が膨大で、信頼性の高いデータが得られるでしょう。登録したキーワードと自社サイトの順位を追えるランクトランカーという機能がついているのも特徴のひとつ。使いやすくシンプルなデザイン設計なので、初めて使う方でも抵抗が少ないでしょう。無料トライアル中でも機能制限がなく、全ての機能をお試しできます。

Similerweb

Similarweb(シミラーウェブ)は、自社と競合サイトの状態を比較できる分析ツールです。競合サイトの強みを理解することで、自社サイトに足りない要素や改善点を見つけられます。リサーチ、デジタルマーケティング、EC、投資という4つに分かれており、目的に応じて選択する仕様です。サイト順位やアクセス数、競合サイトの分析ができるブラウザ版の無料拡張機能もあるため、使用感を試したい方はこちらから使ってみるのもいいかもしれません。

Google Analytics

Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Googleが無料で提供するアクセス解析のためのツールです。Google AnalyticsひとつでWebサイト運営にまつわるさまざまなデータを取得できます。多くの企業が導入しているため、活用方法も検索しやすいでしょう。2023年11月現在の最新版は、Google Analytics GA4。今のユーザーの行動をより正確に捉えられるよう、従来版のUA(ユニバーサルアナリティクス)とは違うアクセス解析の基本概念が用いられています。

Google Search Console

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は、Googleの提供しているネット検索の分析ツールです。Google Analyticsと同様無料で使え、検索キーワードの表示回数や順位の推移など、問題点をチェックできます。テクニカルな情報も参照できるため、マーケティング担当者だけでなく開発担当者まで広く活用されているツールです。

ChatGPT

ChatGPTは、AIが組み込まれているチャットボットサービスです。文章の作成や添削、要約をしてくれるほか、コンテンツ内容のアイデアまで提案してくれます。質問を投げるとChatGPTが自動的に調査・分析してくれるため業務の効率化もできるでしょう。ChatGPTにより、コンテンツマーケティングツールのさまざまな工程が自動化され、精度アップにもつながります。

コンテンツマーケティングツールの選定ポイント

コンテンツマーケティングツールを選ぶときのポイントは以下の通りです。

  • 目的に合う機能の有無
  • データ抽出・分析の精度
  • 使いやすさ
  • サポート体制の充実度
  • 料金体系

どの項目をどう比較するのか、選び方のポイントを確認していきましょう。

目的に合う機能の有無

コンテンツマーケティングツールは、コンテンツ作成やコンテンツ管理、サイト分析など、それぞれ強みが異なります。コンテンツマーケティングツールを選ぶときは、目的に見合う機能があるかどうかが重要です。たとえば、記事執筆の際はキーワード分析で検索ボリュームの高いキーワードを抽出したり、競合分析したりして構成をプランニングしていくといいでしょう。コンテンツの効果を分析し改善につなげたいなら、順位測定や効果測定ができるツールを選ぶのがおすすめです。

重視したい課題や対策に強みのあるツールを選ぶことが、成果につなげるためのポイントです。

データ抽出・分析の精度

データ抽出や分析の精度は、ツールにより差があります。Google公式ツールの場合データに大きな偏りがありませんが、その他のツールは独自で計測・蓄積したデータを活用し分析を行っているからです。参考程度に使うには問題ありませんが、正確なデータを抽出・分析したいといった場合は、精度の高さも重要になります。精度については実際にツールを使ってみなければわかりません。

正確なデータが必要な場合は、無料トライアルでお試しする、複数のツールを比較するなどして、使うツールを検討するといいでしょう。

使いやすさ

コンテンツマーケティングツールの使いやすさも重要です。使いやすさにつながるのは、操作が簡単か、見やすいデザインかなどといった点。使う人のスキルや作業環境に合わせて、使いやすいツールを選びましょう。操作する人数が多いほど、操作が簡単な方が業務がスムーズに進みやすくなります。有料のツールは無料トライアル期間が設けられている場合も多いはず。

実際に使ってみて使用感を確かめてから導入を検討するのがおすすめです。

サポート体制の充実度

コンテンツマーケティングツールを提供している会社からのサポート体制の有無もチェックしておきたい項目です。コンテンツマーケティングツールは機能が多く、使い始めてみると不明点が出てくることもしばしば。サポート体制があれば使い方を教えてもらえたりアドバイスがもらえたりと、機能を使いこなしやすくなるでしょう。ツールを導入する際は、質問体制がどうかという点も確認しておくのがおすすめです。

ツールによっては定期的にセミナーや勉強会を開いていることもあり、コンテンツマーケティングの学びにもつながる可能性があります。

料金体系

コンテンツマーケティングツールの料金は、無料のものから有料のものまでさまざまです。すべての機能が無料で使えるツールもあれば、一定期間無料、一部機能のみ無料などといったケースもあるでしょう。また、有料のものでも、月額制や年額制、従量制と、料金体系も異なります。予算に合わせてツールを選ぶ必要があるでしょう。

コンテンツマーケティングツールの基本

コンテンツマーケティングツールを使いこなすには、基本を理解しておく必要があります。コンテンツマーケティングの手段やメリット、デメリットも確認しておきましょう。

そもそもコンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、広告ではなくユーザーにとって価値のあるコンテンツを発信するマーケティング活動のことを指します。コンテンツマーケティングの目的は、発信したコンテンツを通して自社の商品やサービスのファンを作り、購入につなげること。商品やサービスを直接売り込むのではなく、ユーザーに役立つ情報を提供して信頼関係を構築していきます。コンテンツとは記事や動画のことを指し、コンテンツの質の高さが成功を左右します。

たとえば、オウンドメディアに記事を掲載し、検索エンジン経由でコンテンツを閲覧してもらうのがコンテンツマーケティングのメジャーな方法。そのためには、検索エンジンで上位に表示されるようコンテンツSEOの知識が必要になります。

コンテンツマーケティングの手段

コンテンツマーケティングの手段はさまざまな種類があります。手段の一部には以下のようなものが挙げられます。

  • オウンドメディア
  • SNS運用
  • メールマガジン
  • ウェビナーやセミナー
  • プレスリリース
  • Web広告
  • ホワイトペーパー

選ぶコンテンツの種類により、ターゲットや特性、流入経路が異なります。

たとえば、商品やサービスについて知ってほしいなら、広い層に見てもらえる可能性があるWeb記事やSNSがいいかもしれません。ほかのサービスと比較してほしいなら、すでに商品を知っている方に向けて発信するメールマガジンもいいでしょう。目的に応じた手段を選ぶことも、コンテンツマーケティングにおいて欠かせません。

コンテンツマーケティングツールを活用するメリット・デメリット

コンテンツマーケティングツールを使うメリットとデメリットには、以下のような点が挙げられます。

メリットデメリット
コンテンツの質を高められる
具体的なデータに基づき分析できる
業務の工程を削減して効率化できる
導入費用がかかるツールもある
結果がすぐに出るわけではない

コンテンツマーケティングで重要なのは、ユーザーの検索ニーズにマッチした質の高いコンテンツです。コンテンツはどうしても制作者の主観が入りがちですが、客観的なデータが入ればよりよいコンテンツが作成できるでしょう。コンテンツの質を高められるのが、コンテンツマーケティングツールを使う大きなメリット。また、検索キーワードの調査やデータ抽出、分析といった作業は、もともと工数の多い作業です。ツールを使用すれば一瞬で調査が完了し、業務効率がアップするでしょう。

無料で使えるコンテンツマーケティングツールもありますが、機能をフル活用するためには費用が掛かるケースも多いでしょう。コンテンツマーケティングは長期的な施策になり、成果が出るまでにはある程度の期間を要します。時間がかかることを踏まえたうえで、目的や予算に応じたツールを選択する必要があるでしょう。

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