SNSユーザーの増加により、SNS広告は消費者の行動に大きな影響を与えています。しかし、SNS広告を仕事として取り組む際に、以下のような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
「SNS広告とは具体的にどのようなものなのだろう?」
「さまざまなSNSがあるけれど、それぞれの違いは?」
そこで、本記事ではSNS広告の概要や主要な媒体の特徴、SNS広告のメリットとデメリットを解説します。また、SNS広告の学習におすすめの本も紹介します。
SNS広告について詳しく知りたい方やこれからSNS広告を始めようと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
SNS広告とは?
SNS広告とは、InstagramやX(旧Twitter)のようなSNSに配信する広告を指します。広告はSNSのさまざまなページに表示され、ユーザーに届きます。
しかし、「どうしてSNSに広告を出すの?」「SNS広告にかかる費用はどれくらいなの?」などの疑問を抱くこともあるでしょう。そこで、SNS広告の目的と相場、インターネット上に掲載されるリスティング広告との違いを説明します。
SNS広告の目的
SNS広告の目的は、主に以下の3つがあげられます。
- 認知度アップ
- ブランド力の向上
- 売上の向上
まず、SNS広告の目的の1つは認知度の拡大です。ユーザー数の多さや拡散性の高さを活かし、SNSを通じて商品やサービスなどが多くの人に認知されることを目指します。
また、ブランド力を高めるためにSNS広告を利用する場合もあります。商品やサービスなどの魅力をユーザーに伝えることで良いイメージを持ってもらい、ファンやフォロワーを増やすことを目指します。
加えて、売上の向上を目指すのもSNS広告の目的の1つです。SNSを通じて商品やサービスをユーザーに訴求し、購入や利用を促すことができます。
以上の3つが、SNSに広告を配信する主な目的です。
SNS広告の相場
SNS広告は、100円のような少額からでも始められます。ただ、相場は「どのSNSを使うか」「どのような広告を配信するか」などによって異なります。また、広告用の画像や動画などを外注する場合は、広告費に加えて業務委託料もかかる点は押さえておく必要があります。
各SNS広告の課金形式や費用などについては後述する「主要6媒体のSNS広告の特徴と費用」で紹介しているので、ぜひ目を通してみてください。
SNS広告とリスティング広告の違いとは?
インターネット上に配信される広告の1つにリスティング広告もありますが、SNS広告とどのように違うのでしょうか。簡潔にまとめると、それぞれの違いは以下の通りです。
写真 | SNS広告 | リスティング広告 |
---|---|---|
ターゲットユーザー | 潜在層(悩みやニーズを自覚していない) | 顕在層(悩みやニーズを自分で把握している) |
広告の配信場所 | SNSの画面(タイムラインやストーリーなど) | 検索エンジン(Googleなど)の検索結果の画面 |
リスティング広告は、何かを検索したユーザーに向けて配信される広告です。検索しているということはユーザーが自身のニーズを自覚しているため、確度の高いユーザー(商品やサービスの購買確率が高いユーザー)にアプローチができます。
一方で、SNS広告は自身の悩みやニーズを自覚していないユーザーに向けて配信されます。そのため、商品の購入やサービスの利用を促すことに加え、認知度を向上させたいときやユーザーに悩みやニーズを自覚してもらいたいときなどにも適しているといえるでしょう。
主要6媒体のSNS広告の特徴と費用
ここからは、以下6つのSNS広告の特徴と費用を解説します。
- Facebook広告
- Instagram広告
- X(旧Twitter)広告
- LINE広告
- YouTube広告
- TikTok広告
各SNS広告の特徴を詳しく見ていきましょう。
2023年10月時点での各SNSの公式サイトを参考に記載しています。最新情報は各SNSの公式サイトからご覧ください。
Facebook広告
Facebookは実名で登録するSNSで、性別や職業、年齢などの情報の信頼性は高いといえます。SNSのなかでも、アクティブユーザーの年齢層は高めです。
それでは、Facebook広告の特徴と費用を説明します。
Facebook広告の特徴
Facebookはユーザーの情報の精度が高いため、訴求したいターゲット層にピンポイントで広告を配信しやすいといえます。広告の種類は、主に以下の8つがあげられます。
写真 | 画像とテキストで構成される広告をタイムラインに表示する |
---|---|
動画 | 映像や音、モーションで商品やサービスをユーザーに伝える |
ストーリーズ | 没入感の高い映像でユーザーの興味や関心を惹く |
Messenger | Messengerの受信ボックスに広告を表示する。商品やサービスが気になったユーザーは、1対1でのチャットができる |
カルーセル | 最大10枚の画像をタイムラインに表示する。複数の商品を紹介したり、ストーリーを伝えたりが可能 |
スライドショー | 複数の画像をスライドショーのように表示する。読み込みが速いため、動画よりもスムーズに再生されやすい |
コレクション広告 | 広告をタップすると、商品やサービスの詳細を確認できる。スライドショーと同様に読み込みが速いため、スムーズに閲覧してもらえやすい |
プレイアブル | ゲームなどのプレイ映像を表示する。アプリの使用感を伝えられるため、インストールを促しやすい |
上記のように広告の種類が豊富なので、ターゲット層や紹介する商品・サービスの特徴に合わせてフォーマットを使い分けられます。
費用
Facebook広告の費用は、課金方法や予算の設定方法によって異なります。主な課金方法は「インプレッション課金(CPM)」と「クリック課金(CPC)」の2種類です。
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに料金が発生する |
---|---|
クリック課金(CPC) | 広告がクリックされるごとに課金される |
また、予算は「1日の予算」「通算予算」のどちらかを選びます。
1日の予算 | 1日あたりの平均金額をもとに予算を設定する |
---|---|
通算予算 | 広告を掲載する期間に応じて予算を設定する |
広告費用には最少予算があり、たとえばインプレッション課金なら1日あたり最低1ドル(約150円)を割り当てる必要があります。もし予算が限られている場合は、通算予算で広告を配信するのがよいでしょう。予算の上限額を決められるため、予算の超過を防げるからです。
Instagram広告
Instagramは、写真や動画などを使用して情報を発信できます。ビジュアル要素が強いため、化粧品やファッションなどと相性がよいSNSです。
Instagram広告の特徴と費用を見ていきましょう。
Instagram広告の特徴
Instagram広告は、タイムライン(フィード)やストーリー、発見タブ(おすすめの投稿を見たり気になる投稿を検索したりできる場所)に配信できます。タイムラインやストーリーなら画面全体に画像や動画を表示できるため、商品やサービスの魅力を強く印象付けられるでしょう。
また、Instagramに配信する広告は、Facebookを通じて作成できます。Facebookの持つ精度の高いユーザー情報を活用できるため、ターゲット層に広告を届けやすいといえます。
加えて、Instagramはユーザー数が多く、国内の月間アクティブアカウント数は3,300万以上です。Instagramに広告を配信すれば、多くの人の目に留まる可能性は高いでしょう。
費用
Instagram広告にかかる費用は、設定する予算によります。予算と広告の掲載期間を設定すれば、予算内で広告が配信される仕組みです。たとえば、インプレッション課金で広告を配信する場合は、1日あたり最低1ドル(約150円)を割り当てる必要があります。
なお、予算はFacebook広告と同様に「1日の予算」「通算予算」の2種類があります。広告費と希望するリーチ数を照らし合わせ、適切な予算の設定ができるといえます。
X(旧Twitter)広告
X(旧Twitter)はテキストがベースのSNSで、即時性の高い情報の受発信ができます。また、すでに投稿済みのものを再投稿するリポスト(旧リツイート)という機能があり、拡散力も高いです。
それでは、X(旧Twitter)広告の特徴と費用を説明します。
Twitter広告の特徴
X(旧Twitter)広告は、目的に応じて広告が最適な方法を選ぶことができます。「認知度アップ」「アプリのインストールを促す」「サイトの訪問者数を増やす」など、目的に合った広告を利用しましょう。
広告は主に5つあり、「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「モーメント広告」「テキスト広告」を使い分けられます。
モーメント広告 | 一連のポスト(旧ツイート)をまとめてプロモーションすることで、商品やサービスなどをストーリーとしてユーザーに届ける |
---|---|
テキスト広告 | 一般的なポストと同様のスタイルで、ほかの投稿に自然と溶け込んで配信される |
テキストをベースにしたり画像や動画を活用したりなど、さまざまな広告を配信できます。
費用
X(旧Twitter)広告の課金方法はさまざまで、「リーチ」「動画の再生数」「アプリのインストール数」などがあります。
リーチ | 広告が1,000回表示されるたびに課金される |
---|---|
動画の再生数 | 動画広告が再生されると料金が発生する |
アプリのインストール数 | インプレッションまたはアプリのクリック数に応じて課金される |
広告料金には最少金額がないため、予算に合わせて細かく調整が可能です。
なお、リポストなどで広告が拡散されたとき得られる二次的なエンゲージメントは課金の対象外です。拡散を狙えば費用を抑えて多くのユーザーに訴求できます。
LINE広告
LINEはメッセージのやり取りや通話などが無料でできるアプリです。月間ユーザー数が9,500万人と多いうえ、1日に1回以上利用するユーザーは86%もいます。
LINE広告の特徴と費用は、以下の通りです。
LINE広告の特徴
前述の通りLINEはアクティブユーザー数が多いため、広告を多くの人にリーチさせやすいという特徴があります。広告の配信場所は以下のようにさまざまです。
トークリスト | トーク画面の最上部に広告が表示される。アプリ内で最もアクティブ性が高い場所のため、多くのユーザーへのアプローチが狙える |
---|---|
LINE NEWS | ニュース画面のトップページや記事一覧ページなどに広告を配信できる |
LINE VOOM | 主に動画コンテンツの投稿をするLINE VOOMのページに広告を配信できる。広告を自然に届けやすいメリットがある |
上記のほかにも、「ウォレット」「LINEショッピング」「LINEポイントクラブ」など、さまざまなページに広告の掲載が可能です。
費用
LINE広告の課金方式は、以下のように大きく3つに分けられます。
クリック課金 | ユーザーが広告をクリックしてリンク先のページを開くと課金される |
---|---|
インプレッション課金 | 広告が1,000回表示されるたびに料金が発生する |
友達追加 | 友達が追加されるごとに課金される |
LINE広告には決まった費用や料金はないため、極端な例だと1日の予算が100円でも広告を利用できます。ただし、広告の配信効果を安定して得るには、1か月あたり30万円の予算で3か月以上配信することが推奨されています。
Youtube広告
YouTubeは動画の共有が可能なSNSで、幅広い世代が利用しています。1か月に数十億人がアクセスしているため、多くのユーザーにアプローチしやすいでしょう。
それでは、YouTube広告の特徴と費用について説明します。
Youtube広告の特徴
YouTube広告は、動画の前後や途中などに広告を配信します。広告のフォーマットは、以下のような種類があります。
スキップ可能なインストリーム広告 | 再生開始から5秒が経過するとスキップできる広告 |
---|---|
スキップ不可のインストリーム広告 | 30秒以下の広告で、スキップはできない |
バンパー広告 | 6秒以下の広告で、スキップはできない |
スキップ不可の広告や最低でも数秒間は表示される広告などがあるため、YouTube広告はユーザーに視聴してもらえやすいといえます。フォーマットの種類も多く、販売の促進や認知度の向上など、幅広い目的に適しているでしょう。
費用
YouTube広告には、主に以下3つの課金形式があります。
動画再生課金 | 動画広告が視聴されると料金が発生する |
---|---|
インプレッション課金 | 広告が一定回数表示されると課金される |
クリック課金 | 広告がクリックされると料金が発生する |
YouTube広告では、設定した予算に応じて広告が配信されます。1日単位で予算を設定する仕組みで、たとえば広告の配信期間を1か月とする場合は、1日の予算に30.4をかけた金額が1か月分の費用となります。
予算は自由に決められるものの、初めて利用する場合は1日の平均予算を1,000円〜5,000円にすることが推奨されています。
TikTok広告
TikTokは主にショート動画を共有でき、個性を表現しやすいSNSです。すべての投稿が一定数のユーザーに表示されるため、拡散力は高いといえます。
それでは、TikTok広告の特徴と費用を見ていきましょう。
TikTok広告の特徴
TikTok広告には、以下のような種類があります。
TopView | アプリを起動したときに広告が表示される |
---|---|
インフィード広告 | おすすめ投稿ページに広告が表示される |
Creator Marketplace | 影響力のあるクリエイターとのコラボ広告を配信する |
ハッシュタグチャレンジ | ハッシュタグ(#)を指定し、そのハッシュタグを使った動画をユーザーに投稿してもらう |
タイムラインに表示される一般的な広告はもちろん、ユーザー参加型の広告も配信できるのがTikTok広告の大きな特徴といえます。また、インフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらうと、訴求力が高まるかもしれません。
費用
TikTok広告の課金形式には、主に以下があります。
インプレッション課金 | 広告が1,000回表示されるごとに課金される |
---|---|
クリック課金 | 広告がクリックされると料金が発生する |
再生課金 | 動画広告が再生されると課金される |
広告の予算は、1日あたりの予算の上限を決める「日予算」と、一定期間の予算を決める「通算予算」の2種類があります。日予算の最低金額は20ドル(約3,000円)とされているため、ほかのSNS広告と比べて費用は高めといえるでしょう。
SNS広告の効果とメリット
続いて、SNS広告の効果やメリットを紹介します。SNSで広告を配信するメリットは、主に以下の3つが考えられます。
- ターゲットを絞って配信できる
- 少額から始められる
- ファンの獲得や認知度アップが期待できる
各メリットを詳しく説明します。
ユーザーを絞って配信できる
SNS広告のメリットの1つは、特定のユーザーを狙って広告配信できることです。SNSはアカウント作成時に年齢や性別などが登録されるため、精度の高いユーザー情報をもとにターゲティングがしやすいといえます。
また、ターゲット層に合わせてSNSを使い分けられるのもポイントです。たとえば、年齢が比較的高めの人に商品やサービスを紹介したい場合はFacebook広告、10代〜20代に認知してもらいたいならTikTok広告が適切でしょう。
少額から運用できる
少額から始められるのも、SNS広告のメリットです。数百円〜数千円でも広告の配信ができるため、初めてSNS広告を運用する場合や予算が限られているときに利用しやすい特徴があります。
ただし、一定の効果を得るためには、ある程度の金額はかかるでしょう。極端な例ではありますが、「1日あたり100円」「1か月に3,000円」などでは、あまり効果が見込めないかもしれません。
最初は少額から始め、効果を測定しながら少しずつ金額を大きくしていくとよいでしょう。
ファンを獲得したり、認知拡大ができる
SNS広告を活用すると、ファンの獲得や認知度の拡大が期待できます。画像や動画などを使うと企業やブランドの魅力が伝わりやすいため、ユーザーの共感を得られればファンになってもらうこともできるでしょう。
また、SNSは拡散性が高いので、多くの人に広告が届くことで認知度のアップも見込めます。潜在層(商品やサービスをまだ認知していない人)にリーチすることで、知名度が高まるかもしれません。
SNS広告のデメリット
SNS広告にはデメリットもあります。結論としては、以下の2つがあげられます。
- SNSを利用しない層へのアプローチは難しい
- 定期的な改善が求められる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ターゲットユーザーがSNSを利用しない層の場合、効果を期待しづらい
まず、ターゲット層のSNS利用率が低い場合、広告の効果はあまり見込めないと考えられます。総務省の調査によると50代以上でSNSを利用している人はあまり多くはありません*1。
年齢層が高いユーザーに向けた商品やサービスを訴求する場合、SNS広告は効果を期待しづらいでしょう。
常に改善が必要
常に改善する必要があるのも、SNS広告のデメリットの1つです。広告を配信して終わりではなく、効果測定をして改善策を講じることが求められます。
「広告を配信した結果、どれくらい売上が増えたのか」「広告が拡散されて認知度のアップにつながっているか」などを定期的に分析し、費用に見合った効果が得られるよう改善を続けることが大切です。
SNS広告で成果を出すために押さえておくべきこと
SNS広告で成果を出すためには、以下3つを押さえておきましょう。
- クリエイティブにこだわる
- ターゲットに合わせてSNSを選ぶ
- 広告の遷移先を最適化しておく
それぞれを詳しく見ていきましょう。
クリエイティブにこだわる
まず、SNS広告で成果を出すためにはクリエイティブにこだわることが大切です。SNS上にはあらゆる投稿があるため、画像や動画などのビジュアルに魅力が感じられないと訴求力は低くなってしまいます。
ユーザーの目に留まって興味を持ってもらえるようなビジュアルやコピーを作成することが大切です。
なお、クリエイティブは複数用意しておき、定期的に差し替えるとよいでしょう。さまざまなクリエイティブを投稿して効果を分析することで、ユーザーの反応がよいものを見つけられます。
ターゲットに合ったSNS広告を選ぶ
ターゲットを明確にしてSNS広告を選ぶことも大切です。SNSごとにアクティブユーザーは異なるため、ターゲット層と広告を配信するSNSが合っていないと効果を得るのは難しくなってしまいます。
たとえば、美容やファッションアイテムを紹介するなら、20〜30代のユーザーが多いInstagramやTikTokが適しているでしょう。一方で、ビジネス関連のセミナーや健康食品などの広告なら、比較的ユーザーの年齢層が高いFacebookがよいと考えられます。
SNS広告を配信する際は、ターゲット層と紹介する商品やサービスの特性をふまえて媒体を選ぶようにしましょう。
広告の遷移先を最適化する
SNS広告で成果を出すためには、広告の遷移先を最適化しておきましょう。その理由は、広告でどれだけユーザーに興味を持ってもらえても、広告をタップして表示されるWebサイトやECサイトに魅力を感じてもらえなければ成果につながりにくいからです。
「広告を見て興味を持ったユーザーに必要な情報が網羅されているか」「広告で顕在化させたニーズを満たせるような内容になっているか」などに着目し、遷移先のサイトを作成するようにしてください。
初心者がSNS広告を詳しく学ぶのにおすすめの本
最後に、初心者がSNS広告を学ぶのにおすすめできる以下3冊の本を紹介します。
- ビジネスを加速させる Facebook広告&Instagram広告制作・運用の教科書
- 予算が見える・効果が上がる ネット広告徹底活用ガイド
- SNSマーケティングのやさしい教科書。改訂新版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術
それぞれの内容を詳しく見てみましょう。
ビジネスを加速させる Facebook広告&Instagram広告制作・運用の教科書 小林 雄樹
WEBマーケターとして活躍する小林雄樹さんによる書籍で、Facebook広告とInstagram広告の制作や運用について解説されています。
費用対効果を向上させる方法や、多くの「いいね」を集める方法などを知ることができます。これからFacebookやInstagramを活用して広告を配信したい方におすすめです。
予算が見える・効果が上がる ネット広告徹底活用ガイド 七宮雄祐
インターネット広告に関わる人のために書かれた1冊です。SNS広告に加えて、リスティング広告やメール広告、アフィリエイト広告など幅広い広告について解説されています。
SNS広告とほかのインターネット広告の違いが知りたいときにおすすめです。また、具体的な広告出稿の手順についても学べます。
SNSマーケティングのやさしい教科書。改訂新版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術 清水将之
FacebookやX(旧Twitter)など、各SNSの特徴について書かれています。どのSNSがどのような広告に適しているかを理解することができます。
また、分析と改善の方法やマーケティングの活用事例なども紹介されており、実践に役立つ内容になっています。SNS広告やSNSマーケティングの基礎を身につけたい方や、SNS広告を配信したあとにやるべきことを知りたい方におすすめです。
各SNS広告の特徴を把握して、適切な媒体で広告を配信しよう
ひとくちにSNS広告といっても、媒体によって特徴は異なります。ターゲット層や訴求する商品・サービスなどに合わせ、適切なSNSで広告を配信するのが大切です。
これからSNS広告の勉強を始めたい方は、本記事で紹介した書籍を手にとってみてください。また、スクールで学習するのもおすすめです。
女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、広告運用やSNSマーケティング、Webデザイン、IllustratorなどSNSの広告作成に必要なスキルを学ぶことができます。全45以上の職種スキルが定額・学び放題で、幅広いITスキルを習得するための環境が整っています。
気になる方は、無料体験レッスンへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
女性向けキャリアスクールSHElikes無料体験レッスンはこちら
※出典
*1:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
報告書」5-1-1 主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率より