SNSマーケティングを勉強する方法は?SNS運用の基本からおすすめのスクールまで紹介

SNSマーケティングを勉強する方法は?SNS運用の基本からおすすめのスクールまで紹介
ABOUT ME
ライター TaekoYamasaki
同志社大学経済学部卒業。在学中はマネジメントを学ぶために、カフェで時間帯責任者を努める。卒業後はインテリアや家具の販売・接客や店舗管理を担当。働くなかでキャリアを見つめ直し、SHElikesに入会。現在はSEOライターとして、SHEを含め5社と契約をしながら、フリーランスのライターとして活動中。
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

SNSを活用するユーザーは年々増加傾向にあり、日常生活に欠かせない存在となっています。*1 ユーザーの増加にともない、SNSを利用する企業やサービスが増え、SNSマーケティングの需要が拡大しています。

SNSが消費者にとって身近な存在であることからもSNSマーケティングに興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

今回は、SNSマーケティングを勉強する方法を紹介します。おすすめの勉強方法に加えて、SNS運用の具体的な流れや勉強できるスクール、押さえておきたい知識まで解説するので、学習の参考にしてください。

SNSマーケティングの特徴とは?

SNSマーケティングとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用したマーケティング手法です。具体的には、SNSでの投稿や広告運用などを行います。ユーザーとコミュニケーションを図りつつ、商品やサービスの販売促進や、ブランディングなどを目指す施策です。

SNSを日常的に利用する人口が増える*1 なかで、より戦略的にSNSを活用したマーケティングの手法としてSNSマーケティングは確立しました。SNSマーケティングを勉強することで、マーケターとして企業のSNS運用を担うことが可能です。最近では、個人でSNSを運用する人が増えており、副業やフリーランスとして活躍する方もいらっしゃいます。

ここでは、SNSマーケティングを活用することで得られる3つのメリットをご紹介します。

広告費用を使わずに、ターゲットにリーチできる

SNSを活用するメリットとして、広告費用を使わずにターゲットにリーチできることが挙げられます。SNSではアカウントの立ち上げ・投稿に費用がかからないのが特徴です。

ターゲットに刺さる投稿を継続的に発信することで、届けたい相手にアプローチできるようになります。認知拡大には一定の時間を要しますが、フォロワーが増えればリーチしやすくなります。広告費用を使わずにターゲットへの認知を得ることができるのはメリットと言えるでしょう。

SNSユーザーに多い年代に絞ってアプローチしやすい

アプローチしたい年代が多く利用するSNSを使えば、戦略的にターゲットにアプローチできるメリットがあります。たとえば、ショート動画の投稿がメインのTikTokでは、主な利用者層は10〜30代です。*2 若者向けの商品・サービスの認知を目的としたアプローチをするためにTikTokを利用するなど、ユーザーの年代を考慮した戦略を立てることができます。

データを分析することで最適化しやすい

SNSでは投稿に関するデータが分析しやすく、運用を最適化しやすいのが特徴です。たとえば、SNSで発信した投稿に対して、閲覧数やリンクをタップした人数など、詳細なデータが数値で確認できます。複数の投稿に対して数値を用いて比較・分析することにより、ターゲットのニーズが見えてくるなど、投稿内容やデザインの検討がしやすく、よりよい投稿に繋げられます。

SNSマーケティングの勉強方法は?

SNSマーケティングの手法は、SNSの発展とともに確立してきました。SNSマーケティングの需要拡大にともない、学べる方法も増えています。

具体的な勉強方法としては、本で独学する・スクールを活用する・実際にSNS運用をやってみるなど、複数の方法が挙げられます。おすすめの勉強方法について詳しく解説するので、実際に勉強するときの参考になるでしょう。

書籍で学ぶ

SNSマーケティングに関する書籍を活用して学ぶ方法があります。たくさん出版されている書籍のなかから、おすすめの書籍を3つ厳選しました。

SNSマーケティングのやさしい教科書

『SNSマーケティングのやさしい教科書』は、SNSマーケティングの入門書としておすすめの1冊です。SNSマーケティングの基本やメリット、各SNSの特性と機能、投稿の効果の見方など網羅的に解説しています。トレンドや最新動向に合わせて改訂版が出版されていることも特徴のひとつです。

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール

「いきなりSNS担当に任命されて右も左もわからない状態の初心者」に向けてわかりやすく解説することをコンセプトにした1冊です。Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなど各SNSの特徴と効果的なマーケティングの手法が学べます。図解つきの説明が多く、初心者でもわかりやすく、おすすめの1冊です。

結果が出る「SNSマーケティング」てっぱん法則

業界で「SNSの天才」と言われるほど、SNSに精通している森寛弘氏が手がけた1冊です。SNSマーケティングの本質的な理解を目指し、各SNSの特徴や運用方法までわかりやすく解説しています。各SNSを戦略的に組み合わせることで、SNSマーケティングを最大限活用できる方法が学べるのが特徴的です。

アカウントを開設して実践から学ぶ

アカウントを開設し運用することで、実践から学ぶのもおすすめです。SNSマーケティングのスキルは、理論や考え方を学ぶだけでは、実践的なスキルを身につけるのが難しいのも事実です。実際にやってみることをおすすめします。

ただアカウントを開設して投稿するだけでなく、適切な手順で進めていくことで学びに繋がります。下記の7ステップでアカウントの運用をすると、より実践的なスキルが身につくでしょう。

  1. ゴールやターゲットを設定する
  2. ターゲットにアプローチしやすいSNSを選択する
  3. SNSの特性やアルゴリズムを理解する
  4. 具体的な施策や戦略を決める
  5. 施策ごとにKPIを設定する
  6. アカウント運用体制を整える
  7. 施策の効果検証と改善を繰り返す

それぞれのステップの詳しい解説は、下記の記事にて学べるため参考にしてください。

関連記事:SNSマーケティングの始め方は?具体的な手法、個人で仕事をするコツも解説

資格の勉強をする

SNSマーケティングが学べる資格を勉強することも、おすすめの勉強方法のひとつです。SNSマーケティングの注目度が上がったことで、資格試験の種類も増えています。SNSマーケティングに関する資格は以下の通りです。

  • 初級SNSマネージャー
  • SNSエキスパート検定
  • SNSマーケティング検定

資格の難易度や資格取得のメリットは、下記の記事で詳しく解説しています。資格取得を目指される方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

関連記事:SNSマーケティングの資格一覧!難易度から取得メリットまで

スクールや学習サイトで学ぶ

最近では、SNSマーケティングが学べるスクールや学習サイトが増えています。スクールやサイトを利用して必要な知識を網羅的に学ぶのもおすすめです。SNSマーケティングに特化したコースでは、初心者でもわかりやすく学べるカリキュラムになっています。

スクールを利用することは、実務に必要なスキルやツールの使い方、SNSのトレンドや戦略など、基礎から応用まで効率的に学べるようコースやプログラムを提供している点が魅力です。

たとえば、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、SNSマーケティングコースで。X(旧Twitter)、Instagram、YouTubeの3つのSNSに関して、解説をしています。SNSマーケターとして活躍する専門家がそれぞれのSNSに特化した手法を伝授します。

効率よく実践的なスキルまで身につけたい方は、スクールで学ぶことがおすすめです。

女性向けキャリアスクールSHElikes無料体験レッスンはこちら

SNS運用の流れ

SNSマーケティングを勉強するうえで、必須とも言えるのがSNS運用の実践です。学んだ理論や手法は実際にやってみることで定着します。次に、SNS運用をするときの3つの手順を紹介するので、参考にしてみましょう。

SNS運用に関する知識をつける

SNS運用を実践する際には、必要な知識を身につけるところから始めましょう。右も左もわからない状態でSNS運用を始めると、難しいと感じてしまい挫折につながる恐れがあります。そのため、SNS運用の基礎知識としてSNSマーケティングの基本的な考え方、投稿するうえで注意するポイントなどを学んでおくといいでしょう。勉強方法は、書籍やスクール・学習サイトの活用などがあります。SNSマーケティングの基礎知識をもとに、SNSアカウントの運用をはじめましょう。

ユーザーのニーズ、競合アカウントなどを分析する

アカウントの立ち上げ・投稿を行う際には、ユーザーのニーズや競合アカウントなどを分析する必要があります。たとえば、ユーザーのニーズは、ターゲットとなりうるアカウントの投稿やリアクションをした投稿などを分析すると見えてくるでしょう。

また、競合アカウントがあれば分析することで「どんな投稿が伸びるのか」など、SNS運用に役立つ情報を見つけられます。SNS運用の方針や具体的な戦略を考える際には、利用するSNSでの分析がヒントになります。分析手法を学び、よりよいSNS運用を目指しましょう。

アカウントの分析、改善を繰り返す

SNSアカウントで投稿などの実践をはじめたら、アカウントの分析と改善を繰り返すことで認知拡大に向けてSNSを運用していきます。どんな投稿に多くの反応が集まるのかを分析しながら改善を繰り返していくことが大切です。

SNSはトレンドやアルゴリズムなど、日々情報がアップデートされます。それぞれのSNSの最新動向をチェックすることを忘れず、実際に試すことでより実践的にSNSマーケティングを学ぶことができるでしょう。

SNSマーケティングの勉強におすすめのスクール3選

SNS運用の勉強方法がたくさんある中で、効率よく学びたいならスクールの活用をおすすめします。スクールでは、SNSマーケティングの基礎知識から、実践的なスキルまで学べるようカリキュラムが組まれているところが多く、初心者でも学びやすい特徴があります。

入会前に無料説明会を実施しているスクールが多く、事前に学べる範囲を知ってから入会を決めるとよいでしょう。SNSマーケティングの勉強におすすめのスクールを3つご紹介します。

テックアカデミー Webマーケティングコース

テックアカデミーのWebマーケティングコースは、広告運用を中心に実践的なスキルが身につくカリキュラムです。Webマーケティングを軸として、X(旧Twitter)やFacebookの広告運用が学べます。テキストベースで学んだ知識を、実践を想定して手を動かしながらスキルを身につけていく学習スタイルです。受講期間に応じて金額が変動する料金体系のため、学習期間を決めて集中して学びたい方に向いているスクールと言えます。

マケキャン by DMM.com

マケキャン by DMM.comでは、Webマーケターに必要なスキルのひとつとして、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、LINEのSNS広告運用が学べます。また、学習目的に応じて「転職コース」と「学習コース」の2種類からコースが選べるため、なりたい姿に合わせた受講スタイルが選べるのが特徴です。Webマーケターになるために必要な知識やスキルを身につけ、その一部としてSNS広告運用を学びたい方に向いているスクールです。

SHElikes

SHElikes(シーライクス)は全40以上の職種スキルが学び放題の女性向けキャリアスクールです。SNSマーケティングが学べるコースがあり、X(旧Twitter)、Instagram、YouTube運用に関する基礎知識を学ぶことができます。目的に沿ったSNSアカウントの運用を行うために、各SNSの特徴と具体的な運用方法を学べるのが特徴です。

広告運用にとどまらず、アカウント設計から施策の実施、分析・改善までSNS運用の一連の流れが学べます。デザインやライティングも学ぶことができるため、SNS運用をアカウントの立ち上げから投稿分析、改善まで実践ベースで網羅的に学びたい方におすすめのスクールです。

SNSマーケティングを勉強する上でのポイント

SNSマーケティングを勉強するうえで押さえておくべきポイントを3つご紹介します。

著作権の知識も身につけておく

SNSで発信する際に注意したいポイントのひとつとして、著作権があります。著作権とは、「著作物」を創作した者(「著作者」)に与えられる権利です。著作物を無断で利用したり、自分が創った著作物だと騙して利用すると著作権侵害となります。

最悪の場合、法律で罰せられるなどトラブルになりかねません。SNSで投稿する際には、著作権の知識を身につけておくことでトラブル防止につながるため、SNSマーケティングの知識と合わせて学ぶことをおすすめします。

ターゲットのニーズを考える

SNSマーケティングの手法を用いてSNS運用を行う場合、ターゲットのニーズを踏まえた施策の実行が重要です。SNS運用はアプローチしたいターゲットと接点をもつことを目的とすることが多く、ターゲットに刺さる投稿や施策が必要だからです。

アカウント運用時にニーズを踏まえず発信したい内容だけを投稿したとしても、達成したい目的に沿っていなければ効果的な施策とは言えないでしょう。そのため、運用するSNSの媒体を中心にターゲットのニーズを把握し、分析をもとに実践することでより実務に近いスキルが身につきます。

マーケティングのフレームワークを踏まえて考える

SNSマーケティングの基礎知識として、マーケティングのフレームワークを学ぶこともおすすめです。SNSマーケティングは、マーケティングの手法の1つであるため、基礎知識となるフレームワークを押さえてからSNS運用を行うことでマーケティングの本質的な理解に繋がります。

マーケティングのフレームワークを活用すると、課題に対して論理的に考え、分析・改善が行えるのです。フレームワークを知っていれば、SNSアカウントの分析、改善を繰り返す際に役立つため、学んでおくことをおすすめします。

SNSマーケティングの勉強方法はスクールの活用がおすすめ!

今回はSNSマーケティングの勉強方法や、SNS運用の具体的なステップ、おすすめのスクール、プラスアルファとして身につけたい知識を解説しました。

SNSマーケティングは、基礎知識を土台として実際にアカウントを運用することで実践的なスキルが身につきます。独学でアカウントの運用をする場合「やってみた施策が正解かわからない」など、効率よく学ぶのが難しいでしょう。

スクールを活用すれば、必要な知識が学べるうえに実践的なスキルを身につけられるカリキュラムがあるなど、効率よく学べます。

数あるスクールの中でも、SHElikesはSNSマーケティングに特化したコースが用意されており、初心者でも実践的なスキルまで身につけられる環境があるのでおすすめです。SNSの投稿で使用するデザイン、ライティング、カメラなど幅広い知識が学べるため、SNSマーケティングの知識と掛け合わせて、実践的なスキルまで身につけられます。

まずは無料の体験レッスンに参加して、学習のイメージを掴んでみてはいかがでしょうか?

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※出典
*1:総務省「令和4年通信利用動向調査」内、3 SNSの利用動向(個人)より
*2:総務省「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」より

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。