Webデザインの仕事はパソコン1つあればすぐに始められます。そのため、場所を問わずに自由に働きたい方や、副業を始めたい方に人気です。一方、「Webデザインに興味はあるけどやり方がわからない」「未経験でもWebデザインの仕事はできるの?」など、疑問がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Webデザインの基本のやり方やクオリティを左右する原則、レベル別にかっこいいデザインを作るためのコツをお伝えします。さらに、独学でWebデザインを学ぶ方法や、参考になるサイト・書籍も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
Webデザインのやり方4ステップ
まずは、Webデザインの基本のやり方を下記の4つのステップで解説します。
Webデザインと聞くと、いきなりデザインを作り始めるイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、Webデザインのやり方には、上記のように順序があります。かっこいいデザインを作るには、基本のステップに沿って制作することが重要です。それぞれのステップを順に解説します。
1.情報を整理する
Webデザインをするときは、まず必要な要素を書き出して、情報を整理することから始めましょう。具体的なやり方は以下の通りです。
- Webサイトで発信する目的は何か
- デザインコンセプトはどうするか
- どのようなユーザーをターゲットとしているか
- どのようなページ構成にするか
- どのページにどのような内容を掲載するか
まずは、売上アップや商品・サービスの認知拡大など、Webサイトを作成する目的を明確にしましょう。目的が決まったら、ユーザーに発信したい内容や、商品・サービスのイメージに合わせてデザインコンセプトを決めます。同時に、ターゲットとなる顧客の年齢層やライフスタイルなどを想定して、Webサイトに訪れるユーザー像を具体化させてください。
上記のような要素を書き出すことで、どのようなデザインで構成すべきかの具体案が出てきます。このとき、詳しい文章や細かいデザインまで考える必要はありません。Webサイトに必要な要素を洗い出し、ざっくりとしたイメージを掴めるようにしましょう。
2.ラフデザインを作成する
情報の整理ができたら、次にWebサイトのラフデザインとなるワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとは、「デザインの設計図や下書きのこと」です。
ここでもまだ細かなデザインまで描く必要はありません。デザインの大枠を固めるイメージで、以下のような項目を設計してみましょう。
- どの要素をどこに掲載するか
- ページ内の表示順序はどうするか
- どのくらいの幅にするか
デザイン初心者の方やデザインの引き出しがまだ少ない方は、すでに完成されているWebサイトを参考に大まかなデザインを作成するのがおすすめです。ラフデザインの作成がスムーズに進みます。
3.ツールを使ってデザインする
次にラフデザインをもとに、ツールを使って実際にデザインします。デザインする際はいきなり細かな設定までするのではなく、デザインの完成見本となる「デザインカンプ」を作って全体イメージを掴むところから始めてみてください。
デザインカンプを作成して完成形をイメージできば、大幅な修正やトラブルの防止につながります。デザインカンプができたあとは、骨組みの幅や高さ、色などの詳細を決め、文字や画像の挿入へと進んでいきましょう。
ちなみに、Webデザインの作成に必要なツールは以下のとおりです。
ツール | 主な特徴 |
---|---|
Photoshop | 画像の編集・加工ができる |
Illustrator | 図形・イラストの作成ができる |
Figma | Webブラウザ上でデザインができる |
STUDIO | ノーコードでWebサイト制作ができる |
どれもWebデザインの作成でよく使うツールです。目的に合ったツールが使用できるよう、各種ツールの基本操作方法をマスターしておきましょう。
4.デザインを実装する
最後に、ツールで作成したデザインを実装します。HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使用するコーディングが主な手段です。マークアップ言語とは、文章構造や視覚表現を記述するためのプログラミング言語のこと。文章や画像などの要素をコーディングによって構造化することで、コンピュータはデザインの情報を読み取りやすくなります。
デザインを実装するポイントは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットの画面でも見やすいページにすることです。「【上級者向け】 かっこいいWebデザインを作るための3つのコツ」で詳しく解説しますが、近年ではデバイスの画面サイズに合わせて表示を切り替えられる「レスポンシブデザイン」を導入する必要性が高まっています。
また、最近は、マークアップ言語を用いずにWebサイトが制作できる「STUDIO」などのノーコードツールもあります。そのため、まずはデザインの基本的な知識やツールの扱い方を学ぶことを優先させましょう。専門的なコーディングスキルは、Webデザイナーとしてスキルアップを目指す際に習得するのがおすすめです。
Webデザインのクオリティを左右する4原則
Webデザインは、基本的なコツを意識するだけで一気にクオリティがアップします。特に押さえておきたいポイントは以下の「デザインの4原則」です。
- まとめる(近接):関連する情報を近づけてまとめる。
- そろえる(整列):デザインの配置を一定のルールに沿って整える。
- くりかえす(反復):同じ性質を持つ情報に同じデザインを繰り返し使う。
- メリハリ(コントラスト):伝えたい情報を強調する。
ここでは、上記の4原則の特徴や効果を詳しく解説します。
まとめる(近接)
Webデザインでレイアウトを考えるうえでまず重要なのが「まとめる(近接)」ことです。「まとめる」には、要素同士の関連性が高いことを示す役割があります。「見出しと文章」「画像と文章」などセクションごとに要素をまとめて、視覚的に関連することを訴求するのが狙いです。
この原則に沿って情報を整理することで、使用するカラーやデザインを必要最小限に抑えながら、情報をグループ化してわかりやすくすることができます。
そろえる(整列)
複数の要素を上下左右にまとめて並べる原則を「そろえる(整列)」といいます。情報の統一感を演出するのが目的です。箇条書きの文章の左側をそろえるように、要素の端を一直線上にそろえて見やすくすることなどが挙げられます。
- まとめる(近接)
- そろえる(整列)
- くりかえす(反復)
- メリハリ(コントラスト)
このように情報をまとめて並べることで発生するのが「余白」です。余白により関連する要素同士がまとまり、クリエイティブ全体が見やすくなります。ビジュアルの良さに加えて可読性も高まる原則のため、ぜひ取り入れてみてください。
くりかえす(反復)
「くりかえす(反復)」は、その名の通りWebサイト内で決まったデザインをくりかえす原則です。同じパターンでデザインをくりかえすことで、サイト内の情報に一貫性を持たせられます。たとえば、同じパターンの見出しやボタン、アイコンをくりかえすと、デザインに統一感が生まれるという仕組みです。
この原則に沿ってデザインすることで、Webサイトを訪れるユーザーの記憶に残りやすく、使い勝手の良いWebサイトだと感じてもらえるメリットがあります。
メリハリ(コントラスト)
「メリハリ(コントラスト)」を意識したWebデザインは、ユーザーに見やすい印象を与えます。たとえば、強調したい文字の大きさやフォント変えたり、ボタンに動きをつけて目を惹いたりするなど、見てほしいポイントにメリハリをつけると効果的です。
たとえば「動き」を入れることで、ユーザーの目線を注目させたいコンテンツに誘導できます。ただし、動きが多すぎると読みづらさにつながるため、適度に取り入れましょう。
【初心者向け】かっこいいWebデザインを作るための5つのコツ
Webデザインの基本を理解したら、次に「かっこいいWebデザイン」を作るための下記の5つのコツを押さえましょう。
美しいデザインを作るには、センスだけでなく上記のコツを理解して実践することが重要です。それぞれ詳しく解説します。
レイアウト
Webデザインにおけるレイアウトとは、ヘッダーや各コンテンツ、サイドバー、フッターなどの配置を決めることです。Webサイトのレイアウトは、大きく分けると下記の2つあります。
- 1カラム(シングルカラム)
- グリッドレイアウト
1カラムとは、各コンテンツを上から下へ1列に並べるシンプルなレイアウトのこと。主に、ランディングページ(LP)やコーポレートサイトで使用されます。一方でグリッドレイアウトは、画面やページをブロック分割させてコンテンツを配置する方法です。Webサイトの目的や構造に合わせて、適切なレイアウトを選択しましょう。
フォント
フォントは、Webサイトのイメージを左右する重要な要素の1つです。そのため、イメージに合ったフォントを選ぶことが重要ですが、種類が多く「どのフォントを使用すればいいのか」と悩む方も多いでしょう。
フォント選びで迷う際は、ほかのWebサイトを参考にしながらイメージに合うものを選ぶのがおすすめです。よく使用されるフォント例として「メイリオ」「游ゴシック体」などが挙げられるので、参考にしてみてください。
写真やイラスト
Webサイトの写真やイラストは、Webサービスやブランドのイメージをビジュアルで伝える大切な役割を担います。そのため、Webサイトのコンセプトや、掲載するコンテンツの意味が伝わる写真・イラストを選ぶ必要があるでしょう。特に、Webサイトの第一印象を決めるファーストビューの画像は入念に選んでください。
自分で写真を撮影して掲載する場合もありますが、イメージ画像であれば写真やイラストの共有サイトからダウンロードして使用するのが一般的です。「ぱくたそ」や「Unsplash」など無料で使えるサイトを複数知っておくと、Webサイト制作時に活用できます。
配色
配色も、Webサイトの印象を決める重要な要素です。特に、下記の3つのカラーをバランス良く選ぶと、まとまりやメリハリが生まれます。
- ベースカラー:背景や余白部分に使用する色
- メインカラー:ページ全体の印象を決める色
- アクセントカラー:注目してもらいたい部分に使用する色
ベースカラーを70%、メインカラーを25%、アクセントカラーを5%の割合で配色を決めることで、デザイン全体のバランスが良くなります。また、配色のポイントとして色彩の相性を考慮することも重要です。下記の記事では、Webデザインの配色の基本が学べるので、参考にしてみてください。
余白
Webデザインにおいて、余白の使い方は大切なポイントです。多くの情報を伝えたいあまり、文字や画像をページいっぱいに増やしてしまうと、必要な情報がどこにあるのかわからず、読みづらくなってしまいます。
余白を効果的に使えば、情報をグループ化したりすっきりと洗練された印象にしたりすることが可能です。文字の行間や画像を配置する際には、特に意識して余白を使いこなすと、メリハリのある見やすいデザインになるでしょう。
【上級者向け】 かっこいいWebデザインを作るための3つのコツ
ここでは、上級者向けにかっこいいWebデザインを作るコツを解説します。近年のWebサイト制作において必要性が高まっているプラスαのポイントは、以下の3つです。
上記のデザインができるようになると、仕事の幅が広がるでしょう。
レスポンシブ対応
レスポンシブとは、Webサイトを閲覧するデバイス(パソコン・スマートフォンなど)に応じて、デザインやレイアウトを最適に表示させる手法のこと。レスポンシブ対応をしておけば、パソコン用・スマートフォン用のページを分けて作成する必要がないので、ページ作成や更新の手間も省けます。
初めてレスポンシブ対応をするなら、Webサイトやブログ制作で頻用されている「WordPress」がおすすめです。あらかじめレスポンシブ対応されたテーマが用意されているので、比較的簡単に作れるでしょう。
UI/UXデザイン
Webサイトに訪れるユーザーが満足するようなデザインを制作するなら、UI/UXデザインのスキルも大切です。
- UI:「User Interface」の略称。商品ページの画面やボタンなど、サービスやプロダクトとユーザーの接点を指す。
- UX:「User Experience」の略称。「使いやすくて快適」「使用していて楽しい」など、製品やサービスを通してユーザーが得る体験を指す。
たとえば、ボタンのレイアウトや配色などを工夫して「わかりやすい」と感じる最適なUIデザインにできれば、ユーザーはストレスなくサイトやサービスを使うことができます。加えて、Webサイトやアプリの使用感だけでなく、サービスの品質やアフターフォローにも着目し、優れたUXデザインを設計できれば、ファンやリピーターの増加につながるかもしれません。
UI/UXデザインのポイントについては下記記事でも解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
高度なコーディングやプログラミング
作成したWebデザインは、HTML、CSSなどのマークアップ言語を用いてコーディングすることで閲覧できるようになります。基本を押さえつつ、より高度なコーディングやプログラミングができれば、表現できるデザインの幅も広がるでしょう。
たとえばWebページに動きを加えられる「JavaScript」を使うと、見ていて楽しいサイトに仕上げることができます。入力エラーを見つけたり、ポップアップウィンドウを表示させたりすることもできるので、デザイン設計の可能性が広がるでしょう。
初心者がWebデザインの作り方を学ぶためのロードマップ
未経験からWebデザインのやり方を習得するには、一定の勉強時間が必要です。Webデザインを仕事にするには幅広いスキルが必要であり、勉強方法について悩む人も多いのではないでしょうか。効率良く学ぶためには、下記のロードマップに沿って学習を進めることをおすすめします。
- デザインの概要、ツールの基礎を学ぶ
- HTMLやCSSなどのコーディングスキルを身につける
- 既存のサイトを模写する
- 自分でサイトを作る
まずは、書籍や動画などを活用して知識をインプットします。実践的な内容で独学での理解が難しい場合は「Progate」などの学習サイトやスクールを活用して効率的に身につけるのがおすすめです。身につけた知識を実践的なスキルに変えるために、既存のサイトの模写や自分でサイトを作るなどのアウトプットも忘れないようにしましょう。
独学でWebデザインスキルを身につける3つの方法
Webデザインをいざ始めようとしたとき「独学で身につけられるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。結論からいうと、初心者でもWebデザインを独学で学ぶことは可能です。具体的には、下記の3つの方法が挙げられます。
Webデザインの勉強に割けられる時間は人それぞれなので、自分に合った勉強方法を選びましょう。ここでは、3つの勉強方法について詳しく解説します。
サイトを参考にして学ぶ
1つ目は、サイトを参考にして学ぶ方法です。Web上には魅力的なWebサイトがたくさんあります。目を引くものや心が惹きつけられるものを見つけたら「自分で作るにはどうすればいいか」を考えてみましょう。
作りたいサイトをもとに実際に手を動かすことで、モチベーション高く制作できるメリットがあります。また、完成された1つのサイトを模写することで、Webサイト制作に必要なスキルをより理解できるでしょう。まずはどんなサイトが作りたいのか、Web上でリサーチしてみるといいかもしれません。
具体的なおすすめサイトは「かっこいいWebデザインを学べるおすすめサイト5選」で紹介しています。最新のWebデザインがたくさんチェックできるので、ぜひ参考にしてください。
書籍から学ぶ
2つ目は、書籍から学ぶ方法です。Webデザインに関する書籍は、基礎から応用まで豊富に出版されています。まずは、Webデザインの基本が学べる書籍からを活用するのがおすすめです。
解説に見本を用いるなど、初心者にもわかりやすくまとめられている書籍が多くあります。前述したように、Webデザインに関する書籍は数多くあり、レベルや学習目的に合ったものを選べるため、初めてWebデザインを学ぶ場合でも気軽に始めやすいです。
Webデザインにおすすめの書籍は「かっこいいWebデザインを学べるおすすめ書籍5選」で紹介しています。気になる方はあわせてチェックしてみてください。
YouTubeなどの動画で学ぶ
3つ目は、YouTubeなどの動画で学ぶ方法です。動画学習には、実際のツール操作画面やデザイン方法のリアルを知れるというメリットがあります。たとえば、YouTubeチャンネル「mikimiki web スクール」では、Webデザインの書籍を出版する運営者がWebデザインの基礎知識からトレンドまで配信中です。
ただし、動画学習はカリキュラムが整っているわけではないため、Webデザインの学習を網羅的に進めるのは難しいことも。基本的な学習は書籍などを用いつつ、さらに理解を深めたい場合、苦手分野を楽しく克服したい場合などに動画学習を取り入れると効率的に学べるでしょう。
かっこいいWebデザインを学べるおすすめサイト5選
Webデザインを考えるとき「デザインがなかなか思い浮かばない」「実際にホームページでどんなデザインが作れるの?」と思う方もいるかもしれません。そんなときは他サイトのデザインをたくさん見て、自身の引き出しを増やすのがおすすめです。
ここでは、かっこいいWebデザインを学べる下記のおすすめサイト5選を紹介します。ホームページのデザインをする際にぜひ参考にしてみてください。
サイト名 | 主な特徴 |
---|---|
Web design Clip | 更新頻度が高く最新のデザインが学べる |
LPアーカイブ | LP(ラインディングページ)に特化して学べる |
SANKOU! | デザインだけでなくフォントなどの要素も学べる |
MUUUUU.ORG | 業種や雰囲気から好きなデザインが検索できる |
ホームページに加えてバナーやロゴなど豊富なデザインが学べる |
1. Web design Clip
Web design Clipは、最新のWebデザインがそろっているサイトです。大きく分けて、下記の4つのカテゴリにデザインが分類されています。
- 日本国内のWebデザイン
- 海外のWebデザイン
- ランディングページのWebデザイン
- スマホサイト/レスポンシブWebデザイン
メインビジュアルの構成パターンのほか、絞り込み機能も搭載されている利便性の高さがポイントです。更新頻度も高いため、新しいデザインを高頻度でインプットしたい方はぜひ活用してみてください。
2. LPアーカイブ
LPアーカイブは、縦長1枚のLP(ランディングページ)に特化したデザインサイトです。カテゴリやカラー、雰囲気などの条件を指定して絞り込み検索をすれば、よりイメージに近いLPデザインを探しやすいでしょう。
構成の参考になる多彩なホームページデザインが掲載されており、キャッチコピーを抜き出して参照する珍しい機能もあります。LPのデザインに特化して学びたい方におすすめです。
3. SANKOU!
SANKOU!は、実用的なものから遊び心のあるものまで、国内のサイトを集めたギャラリー・リンク集です。デザインは業種やテイストをもとに細かく分類されているため、かっこいいデザインも見つけやすいでしょう。
サイトからはビジュアルだけでなく、最新のデザイン手法などのトレンド情報もキャッチアップできます。またSANKOU! fontでは、フォント検索も可能です。かっこいいWebデザインに加えて、手法やフォントなどWebデザインに必要な要素を一緒に学びたい方におすすめといえるでしょう。
4. MUUUUU.ORG
MUUUUU.ORG(ムーオルグ)は、縦に長いオーソドックスなレイアウトのものや、デザイン性に優れたサイトを厳選している老舗ギャラリーサイトです。スタイリッシュでかっこいいデザインが多くそろっています。
カテゴリは業種やデザイン、ホームページのタイプ、カラーなど検索しやすいので、初めて利用する人も使いやすいでしょう。他にも、「かわいい系」や 「エレガント」などのイメージからもデザイン検索ができます。直感的にデザインを検索したい人におすすめのサイトです。
5. Pinterest
Pinterestは、写真やイラストに特化したサイトです。さまざまな作品を検索して簡単に閲覧できるため、Webデザインのインスピレーションを得られるサイトとして重宝されています。これまで紹介したサイトとの違いは、ホームページのデザインに特化したサイトではないということです。
一方で、幅広いデザインが学べるメリットがあります。毎日多数の投稿があるので、最新のデザインをキャッチアップできるのもポイントです。Webサイトデザインに留まらずバナーやロゴなど、制作物に合わせて参考となるデザインを検索したい人におすすめのサイトといえます。
Webデザインの勉強におすすめの本5選
前述したように、Webデザインの勉強に本を活用するのもおすすめです。とはいっても、Webデザインの勉強に役立つ本はたくさんあるので、どの本を選べばいいか悩むことも多いでしょう。今回はおすすめの本を5冊紹介するので、ぜひ参考にしてください。
書籍名 | 主な特徴 |
---|---|
けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本 | 魅力的なデザインを仕上げるポイント である「余白」について学べる |
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座 | Webサイト制作の基本である コーディングの基礎を体系的に学べる |
はじめてでも迷わないFigmaのきほん やさしく学べるWebサイト・バナーデザイン入門 | デザインツール「Figma」を 基本から実践まで体系的に学べる |
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉 | 具体例やビジュアルを用いた説明により 楽しくWebデザインが学べる |
ノンデザイナーズ・デザインブック | デザインの4原則を事例や文章での 説明を中心に徹底的に解説されている |
1. けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本
『けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本』では、余白の使いこなし方が学べます。さまざまなジャンルの作成例が掲載されており、見本からデザインが学べるのが魅力です。2つのデザインを比較したうえで、NGポイントや改善後のポイントなどがまとめられているので、実践に生かしやすい内容となっています。
Webデザインを美しくするコツの1つである「余白」について学びたい方や、フォントや配置について学びたい方におすすめの1冊です。
2. 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』は、Webサイトの制作に必要なコーディングについて学べる1冊です。HTMLとCSSの基礎を体系的に学ぶことができ、初心者にもわかりやすい内容になっています。
ユーザーにとって使いやすいWebサイトはどんなものなのかを考えながら、Webサイトデザインの基礎が学べる点が魅力です。Webサイト制作の基本を押さえたい方におすすめの1冊といえます。
3. はじめてでも迷わないFigmaのきほん やさしく学べるWebサイト・バナーデザイン入門
『はじめてでも迷わないFigmaのきほん やさしく学べるWebサイト・バナーデザイン入門』では、Webサイトの制作だけでなく、UIデザインにも対応しているFigmaの使い方を解説しています。Figmaの基本的な操作方法や機能を解説した「基礎編」に加えて、実際にデザインして成果物を仕上げるための実践的な内容を解説した「実践編」も学習可能です。
実践編ではWebサイト以外にもSNS広告やYouTubeのサムネイルなど、幅広いデザイン制作の実践が積めます。Figmaを用いた総合的なデザインスキルを習得したい方におすすめの1冊です。
4. なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
『なるほどデザイン』では、図解やイラストなどの豊富なビジュアルをもとにデザインの基礎知識が解説されています。初心者にとって難しく感じる知識も、具体例を用いた説明により直感的にイメージしやすい点が魅力です。
たとえば、デザイナーに必要な視点を「スポットライト」や「虫眼鏡」といった具体例を用いて解説することで、読者が想像しやすくなる工夫がされています。初めてデザインを学ぶ方や楽しくデザインを学びたい方におすすめの1冊です。
5. ノンデザイナーズ・デザインブック
『ノンデザイナーズ・デザインブック』では、デザインの4原則について詳しく解説されています。デザインのサンプルを豊富に用いており、初心者でも視覚的に理解しやすい点が魅力です。
デザイナーではない人にもわかりやすいように、デザインを制作する際に4原則をどう落とし込むべきかまで詳しく記載されています。実用的なデザイン書を求めている人におすすめです。
効率良くWebデザインを学ぶならSHElikesもおすすめ!
Webデザインを学ぶにあたって、独学かスクールを活用するか迷う方も多いでしょう。結論からいうと、初心者が効率良くWebデザインを学ぶならスクールの活用がおすすめです。カリキュラムやコースによって学習を進められる点、Webデザイナーになるまでに道のりがわかりやすい点がスクールの魅力といえます。
なかでも、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)は、初めてWebデザインを学ぶ女性におすすめのスクールです。ここでは、SHElikesで学べるWebデザインのコースについて詳しく解説します。
SHElikesで学べるWebデザイン関連のコース
SHElikesでは、以下のようなWebデザインスキルを学べます。
Webデザイン関連コース | 学べるスキル |
---|---|
Webデザインコース | ・Webデザインの基本原則 ・配色、フォント、レイアウトの基本 など |
Illustratorコース | ・Illustratorの基本操作 ・名刺やフライヤーなどの印刷物のデザイン方法 など |
Photoshopコース | ・Photoshopの基本操作 ・ツールを用いたバナー制作の方法 など |
Webサイト制作 デザインコース | ・クライアントの希望に沿ったWebサイトの制作 ・Webサイトのデザイン方法 など |
Webサイト制作 コーディングコース | ・コーディングの基本 ・Webサイト実装までに必要なコーディングスキル など |
Figmaコース | ・Figmaの基本操作 ・効率的なデザイン制作の方法 など |
STUDIOコース | ・ノーコードツールSTUDIOの基本操作 ・STUDIOを用いたWebサイト制作の方法 など |
UIデザインコース | ・UIデザインの基礎的な知識 ・情報設計、ワイヤーフレーム作成方法 など |
UXデザインコース | ・UXデザインの基礎的な知識 ・Webサイトの改善方法 など |
ロゴ・CIコース | ・ロゴ制作プロセスの全体像 ・抽象的なイメージを具体的な形にする方法 など |
Shopifyコース | ・Shopifyに用意されているテーマ ・基本機能を使ったカスタマイズ方法 など |
グラフィックデザインコース | ・Illustratorを使用した印刷の入稿方法 ・ステッカー、ショップカード、パンフレットの制作方法 など |
Webデザインの基本となる知識から、実践的なスキルまで網羅的に学べるのが魅力です。またWebデザイン関連のスキル以外にも、広告運用やマーケティング、ブランディングなど全45以上の職種スキルが学べます。
SHElikesで豊富なスキルを身につけられれば、マルチクリエイターとして活躍することもできるでしょう。Webデザインスキルを基礎から学びたい方や、幅広いスキルを身につけたい方は、ぜひ一度無料体験レッスンにお越しください。
SHElikesでWebデザインを学んだ人の体験談を紹介!
ここでは、SHElikesを活用してキャリアチェンジした受講生の体験談を紹介します。Webデザインを学ぶことでどんな変化があるのか、事例を参考に見ていきましょう。
- フル出社の営業職とスキルアップを両立し、完全在宅のフリーランスデザイナーに!
- 完全未経験の私が、2ヶ月でお仕事を獲得。転職して社内外で活躍するWebデザイナーに
- パート勤務の2児の母、1年でスキルと自信をつけて自由に働くフリーデザイナーに!
フル出社の営業職とスキルアップを両立し、完全在宅のフリーランスデザイナーに!
1人目は、営業職からフリーランスデザイナーに転身した結風さんの事例です。広告会社の営業職として働いていた結風さんは、デザイナーへの憧れがあるものの未経験から挑戦するのは厳しいと思っていたそうです。
しかし、SHElikesでWebデザインスキルを習得し実績を積んだ結果、フリーランスのWebデザイナーとして活躍するまでに成長しました。未経験でも、スキルの習得次第でWebデザイナーに転身できることがわかります。
完全未経験の私が、2ヶ月でお仕事を獲得。転職して社内外で活躍するWebデザイナーに
2人目は、Webデザインスキルを身につけて本業・副業でデザイナーとして活躍するすずかなさんの事例です。会社員としてキャリアを積むも、発揮できるスキルがないことに不安を抱いたすずかなさん。
キャリアへのモヤモヤを解消するべく、スキルを身につけようとSHElikesでWebデザインを学びます。未経験から受講開始2ヶ月で案件を獲得し、Webデザイナーとして活躍するようになりました。
パート勤務の2児の母、1年でスキルと自信をつけて自由に働くフリーデザイナーに!
3人目は、パート勤務からフリーランスデザイナーにキャリアチェンジした吉田美月さんです。出産を機に正社員からアルバイトに働き方を変えた美月さん。経済的な不安を抱く一方で、子育てと両立しながら働く方法がわからず自信を失っていました。
そんなときにSHElikesに出会い、Webデザインスキルを習得。スキルを身につけた結果、フリーランスのWebデザイナーに転身することに成功しました。やりがいをもって働く自分になり、失った自信を取り戻したそうです。
Webデザインのやり方を学んでお仕事に挑戦してみよう!
今回は、Webデザインのやり方4ステップを中心に、デザインのコツや参考になるサイト、おすすめの本などを解説しました。
「未経験からWebデザインのやり方を学ぶのは難しい」という印象を持っている方も多いかもしれません。しかし、自分に合った方法でスキルを身につければ、初心者の方でもWebデザインのお仕事に挑戦できます。Webデザインのやり方を学ぶのに不安を感じる方には、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)の「デザインコース」がおすすめです。
SHElikesには、基礎から実践的なスキルまで幅広く身につけられる環境があります。「Webデザインの知識を身につけて、理想の働き方を叶えたい」「Webデザインに興味がある」という方は、ぜひ体験レッスンに参加してみてください。