「自己PRしてください」
そう言われると、急に言葉が出てこなくなる。私もかつて、そうでした。
何かすごい実績があるわけでも、特別な資格があるわけでもないから自信がありませんでした。履歴書の空欄をにらみながら、
「私って、なんなんだろう……」
と、自分の存在すら曖昧に感じていました。

そんな私が「自己PR、ちょっと得意かも」と思えるようになったのは、SNSを始めて、人と関わるようになったからです。今回は、自信ゼロだった私が、SNSを通じて見つけた「自己PRのコツ」を3つご紹介します。
1. 自分の言葉で「小さなできごと」を発信してみる
SNSを始めた頃の私は、正直「誰にも見られていない日記帳」だと思っていました。だから、誰かに気をつかうこともなく、日々のちょっとした気づきを素直に書いていたんです。
たとえば、
「スーパーで買った桃がめちゃくちゃ甘くて幸せ」
「やる気が出ないから、今日はコーヒーだけ頑張った」
そんな、本当に些細なことを投稿してみました。
でも、思いがけず共感の「いいね」や「わかるよ〜!」というコメントをもらって、私は気づきました。
誰かにとってはどうでもいい日常でも、それを「自分の言葉」で発信することが、立派な自己PRになるんだ、PRって、「大げさに自分を良く見せること」じゃなくて、「私はこんなふうに世界を見てるよ」って伝えることなんだ。
それに気づいてからは、日常の中の小さなできごとを、どう言葉にすれば「自分らしさ」が出るかな?と考えるようになりました。

2. 反応をもらった投稿から「自分らしさの型」を知る
SNSで発信を続けていくと、だんだん「反応がよかった投稿」と「そうでもなかった投稿」が分かってきます。
私の場合は、上手くいった成功報告よりも、ちょっと情けなかったり、笑えるような失敗談を書いたときの方が、リアクションが多いことに気づきました。
たとえば、「冷凍うどんを解凍せず鍋に入れてひと塊のまま食べちゃった」や「ZOOMの画面背景を消し忘れて、部屋が散らかっているのがバレてしまった」という投稿。
失敗って、見せるのがちょっと恥ずかしいけれど、実は「共感」や「親しみやすさ」として伝わることも多いんです。それが分かってからは、「ちょっとダメな自分」も、あえて隠さずに書くようになりました。
そして、それが「なおこさんって、等身大で話してくれるから好き」と言われる「自分らしさ」になったのです。
自己PRは、得意なことだけを並べる場じゃなくて、「自分らしさの輪郭」を伝える手段SNSは、それを知る「実験所」のような場所でした。

3. 「書く習慣」が自信に変わる
最初の頃は、毎回投稿するたびにドキドキしていました。
「変に思われないかな?」
「この文章、おかしくない?」と。
でも、投稿を続けていくうちに、気づけば「書くこと」が自分の習慣になっていきました。
そんな中で、Xで自分の経験談を投稿したところ、意外にも多くの人に届き、コメントまでいただけるようになりました。
「私の言葉って、誰かの心にちゃんと届くんだ」
そう思えた瞬間、書くことがちょっと誇らしくなったのです。
それがきっかけで、私はnoteを始め、もっと深く「書くこと」に向き合うようになりました。
noteでは「私のあるある失敗談」や「Xで知った、私だけじゃないズボラ術」など、Xで書いた短い文章を少し長い文章に変えて投稿しました。
最初はスキがなかなか付かなくて、
「私ってセンスないのかも…」
と落ち込んだこともあったけれど、ほかの人のnote記事を読みながら、noteでのやり方も自分なりに見つけたり、note記事をXで共有したり、自分の文章を読んでもらう工夫をしました。
すると「なおこさんってこんな文章も書けるんですね」、「次の更新も楽しみです」というコメントをいただいて、続けるモチベーションにつながりました。

SHElikesで、「書くこと」がもっと好きになった
SNSをきっかけに、「書くこと」をもっと学びたくなった私は、SHElikesのライターコースに出会いました。SHElikesは、女性向けのオンラインキャリアスクール。Webデザインやライティング、マーケティング、動画編集など、全40以上の職種スキルが学び放題です。
私が特にいいなと思ったのは、自分のペースで学べる動画レッスン、仲間と刺激し合えるコミュニティと定期的なコーチングです。学ぶだけじゃなく、実際にコンペに挑戦できたり、提出した課題にフィードバックをもらえたりと、「実践の場」もたくさんあります。
私にとって財産になったのは、ライティングスキルだけでなく、コミュニティイベントやもくもく会で出会った仲間たちの存在です。自分ひとりでは知り得なかった情報や視点に出会えることも多く、「私も頑張ってみよう」と勇気をもらえる場でもありました。

(画像:写真AC)
受講前の私は、「なんとなくこんな感じかな?」という感覚だけで文章を書いていて、うまくいったりいかなかったりの繰り返しでした。
でも、受講や課題のフィードバックを通して「伝わる文章には、ちゃんと型や理由がある」ということを学び、感覚頼りではない「テクニック」を少しずつ身につけられるようになりました。
たとえば、読者の心をつかむ書き出し、読み手に寄り添う語り口、一文一意を意識した構成など。
それらを意識できるようになってからは、SNSでも「読みやすいね」と声をかけてもらえることが増え、自信につながりました。
自分の言葉で、自分の経験を伝えることが「誰かに届く力」になると気づいた今では、文章を書くことが、私の大切な武器のひとつになりました。
〜「伝えること」は、誰でも伸ばせるスキル〜

今でこそ、こうして記事を書いたり、SNSで発信したりしていますが、少し前の私は「自己PR=特別な人だけができること」だと思っていました。でも、実際はそうじゃありませんでした。
「小さなできごとを、自分の言葉で話してみる」
「誰かの共感や反応をヒントに、自分らしさを知る」
「書く習慣を、少しずつ積み重ねていく」
その全てが、私にとっての「自己PR」になっていきました。そして、そうしたスキルやマインドは、SHElikesのような環境の中で、もっと大きく育てることができます。
今、履歴書の空白を前にして「私って何者なんだろう?」と悩んでいるあなたへ。もしかしたら、まだ気づいていないだけで、あなたらしい言葉が、誰かの心に響く日がくるかもしれません。
SHElikesで「書く力」も「伝える力」も、自分らしく育ててみませんか?
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 椎名なおこさん)
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