三日坊主でも大丈夫。習慣を味方にするコツ

「ダイエット、今度こそ成功させる!」

そんな風に意気込んで始めたのに、気づけば三日坊主。自己嫌悪で落ち込む…。みなさんも、そんな経験はありませんか?

私はこれまで何度もその繰り返しでした。運動、勉強、そしてダイエット。やる気が湧いたときに大きな目標を掲げ、最初のうちは頑張れるのですが、数日後には気持ちが続かなくなってしまう。そして「やっぱり私には無理なんだ」と思ってしまう。

けれど、そんな私でも「習慣化」によって少しずつ変わることができた経験があります。今日は、その体験を通して気づいた「無理なく習慣を定着させるコツ」をお伝えしたいと思います。

無理な目標で挫折した日々

無理な目標で挫折した日々

数年前、私はダイエットを決意しました。体重を落としたい一心で、食事制限と運動を同時にスタート。「毎日1時間は運動」「糖質は完全カット」など、今思えばかなりハードルの高い計画を立ててしまったのです。

最初の数日は順調でした。やる気に満ちていて、目標通りにこなせる自分にちょっとした優越感を感じるくらい。ところが、一週間ほど経つと状況は一変しました。仕事で疲れた日、気分が乗らない日、「今日はお休みしてもいいかな…」と思った瞬間に、計画は崩れてしまいました。

一度できなかったことをきっかけに、次の日もやらなくなる。あっという間に習慣は途切れて、「やっぱり続かない」「私は意志が弱いんだ」と自己嫌悪に陥る。その繰り返しでした。

この経験から痛感したのは、「大きな目標を掲げるほど、達成できなかったときのダメージが大きい」ということ。目標そのものが悪いわけではありません。ただ、無理をして背伸びをすると、ちょっとしたつまずきで自信を失いやすいのです。

小さな一歩から変われた私

そんな私が変わるきっかけになったのは、「小さな行動から始めてみよう」と思えたことでした。

最初に取り入れたのは「夜のお菓子をやめる」というシンプルなルール。それだけなら、仕事で疲れていても無理なく続けられました。次に「寝る前に5分だけストレッチする」。この程度なら「やらなきゃ」というプレッシャーも少なく、自然に習慣にできました。

小さなことでも続けられると、「今日もできた!」という達成感が積み重なっていきます。最初はわずかな変化でも、続けるうちに体調が良くなり、少しずつ体重も減っていきました。これは私にとって大きな成功体験になりました。

でも、体重が落ちたこと以上に嬉しかったのは、「気持ちが前向きに変わったこと」です。

以前の私は「できない私」ばかり見て落ち込んでいました。でも「できた!」が増えていくと、「私、意外とやれるかも」と思えるようになったのです。この自己肯定感の変化こそ、ダイエットで得られた一番の成果でした。

やがて、「やらなきゃいけないこと」ではなく、「今日もやりたいこと」に変わっていきました。気づけば、ダイエットは「苦しい挑戦」ではなく「日常の一部」になっていたのです。

習慣を定着させる4つのコツ

習慣を定着させる4つのコツ

私自身の失敗と成功を振り返ってみると、「無理なく習慣を続けるコツ」は次の4つにまとめられます。

1. 高すぎる目標をやめて“小さな行動”から

「毎日1時間運動する」ではなく、「まずは5分ストレッチする」。大きなことを一度に変えようとせず、できる範囲で始めることが大切です。

2. 「できた」を可視化する

カレンダーにチェックをつける、アプリに記録するなど、目に見える形で「できた!」を残すと、自信につながります。

3. 仲間や環境の力を借りる

一人で頑張ろうとすると、挫折したときに立て直しにくいもの。仲間と励まし合ったり、環境を工夫したりすると続けやすくなります。

4. 習慣を生活リズムに組み込む

「朝起きたらストレッチ」「お風呂上がりに日記」など、既にある行動と結びつけると、無理なく習慣になります。

習慣化は才能や意志の強さではなく、「仕組みづくり」の問題だと実感しました。

SHElikesで気づいた「習慣の力」

実はこの「小さな一歩で習慣化できた」という経験は、ダイエットだけではありません。ライティングを学び始めたときにも同じことを感じました。

私はSHElikesでライティングを学び始めましたが、最初は「文章力を高めて収益の得られるライターにすぐになる!」と意気込みすぎて空回りしてしまったことがあります。

ところが、「まずはnoteに週1回投稿する」と目標のハードルを下げたり、動画レッスンを少しずつ進めたり、毎日のアウトプットを小さな単位で積み重ねたりするうちに、気づけば文章を書くことが習慣になっていたのです。しかもこの習慣は苦ではなく、やればやるだけ達成感と喜びを感じられるので、継続できています。

SHElikesには「習慣を無理なく定着させる仕組み」がたくさんあります。

小さな一歩から学べる動画レッスン → 自分のペースで取り組める

アウトプットやフィードバック → 「できた!」を実感できる

仲間やコミュニティ → 挫折しそうなときに支え合える

多彩なコース → 自分に合った学び方で続けられる

SHElikesで気づいた「習慣の力」

特に私が魅力だと思うのは、1つの職種に縛られず「つまみ食い受講」ができること。ライティングだけでなく、デザインやマーケティングなども自由に50職種以上から学べるので、「やってみたい」という気持ちを小さく試せるんです。小さな挑戦を重ねるうちに、本当に自分がやりたいことが見えてきます。

もうひとつ心強かったのが、コミュニティイベントで出会える仲間の存在です。似たような悩みや夢を持つ人たちと交流する中で、「自分だけじゃない」と安心できたり、次の一歩を踏み出すヒントをもらえたりしました。孤独になりがちな学びや挑戦も、仲間がいることで自然と続けられる。これも習慣化の大切な要素だと感じました。

ダイエットで小さな一歩が心を変えたように、学びでも同じように前向きな習慣をつくれる。私はそれをSHElikesで実感しました。

あなたも「小さな一歩」から

習慣は、特別な才能がなくても誰にでも身につけられます。

大切なのは「無理をしないこと」と「小さな行動を積み重ねること」。それがやがて心を変え、未来を変えていきます。

「やらなきゃいけない」から「やりたい」に変わったとき、習慣はもうあなたの一部になっています。

あなたも今日から、小さな一歩を踏み出してみませんか?

その積み重ねが、きっと未来のあなたをもっと前向きに、そして自由にしてくれるはずです。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 椎名なおこさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。