Webデザインのアルバイトに興味があるけど、未経験からスタートできるか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、Webデザインのアルバイトは未経験でもはじめられるチャンスはあります。
この記事では、未経験可のWebデザインのアルバイトを見つける方法や、実際に働くための準備について詳しく解説します。さらに、正社員のWebデザイナーになる方法も紹介していますので、ゆくゆくは正社員を目指したいという方もぜひ参考にしてください。
未経験でもWebデザインのアルバイトはできる!
未経験でもWebデザインのアルバイトを行うことは可能です。未経験可の求人を出している企業は存在するため、チャンスは十分にあります。
競争率が高い求人もあるため、基本的なスキルを習得してから応募するのがおすすめです。アルバイトからスタートすれば、実務を通してWebデザインのスキルを高め、将来的には正社員として活躍できる可能性もあります。
未経験可のWebデザインのアルバイト求人を探す方法
未経験可のWebデザインのアルバイトは、以下のような方法で見つけることができます。
それぞれ詳しく紹介します。
アルバイト求人サイトで探す
アルバイト求人サイトで「Webデザイン」「未経験可」などのキーワードで検索すると、多くの求人が見つかります。サイトの絞り込み機能を使えば、時給やシフトなど自身の希望条件に合った求人を効率的に探すことができるでしょう。
多様な業種のアルバイト情報を掲載している総合型のアルバイト求人サイトや、クリエイティブ職の求人に特化したサイトなど、さまざまなサイトがあるため、チェックしてみましょう。
SNSで情報収集する
SNSでも、Webデザインのアルバイト情報が見つかる場合があります。X(旧Twitter)やLinkedInなどのSNSでWebデザイン関連のハッシュタグをフォローしたり、業界の人々をフォローしたりすることで、求人情報を得られる可能性があります。
また、Webデザインに特化したコミュニティやグループに参加すると、求人サイトに掲載されていない求人情報が得られるかもしれません。
企業のWebサイトをチェックする
気になる企業がある場合、その企業のWebサイトの採用情報ページを直接チェックするのも大切です。企業によっては、求人サイトに求人を掲載しないこともあるからです。
求人サイト経由で応募する場合でも、企業の雰囲気や求める人材像を把握するために、企業サイトはチェックしておくのがおすすめです。
Webデザインのアルバイトの業務内容・時給は?
Webデザインのアルバイトといっても、勤める企業によって業務内容はさまざまです。一般的には、Webサイトのデザイン制作アシスタントやサイトの更新作業、画像加工、コーディング作業などを行います。詳細な業務内容は、求人情報で確認しましょう。
求人ボックスのデータによると、Webデザインのアルバイト・パートの平均時給は 1,187円*1です。経験やスキル、勤務地などによって時給は異なります。
未経験可のWebデザインのアルバイトを探す際のポイント
未経験可のWebデザインのアルバイトを探す際に、確認しておきたいポイントは以下のとおりです。
これから求人を探そうと考えている方は、チェックしておきましょう。
業務内容を確認する
求人情報に記載されている具体的な業務内容をしっかり確認しましょう。デザインツールでデザイン制作を行う業務だけでなく、Webサイトの更新作業やリリース前のチェック業務などもアルバイトの業務内容に含まれる場合があります。
事前に業務内容をチェックしておかないと、思っていた仕事と違ったというミスマッチが発生してしまうかもしれません。業務内容が、自身の興味や経験したい業務と合致しているか、チェックしましょう。
正社員登用制度の有無を確認する
正社員を目指しており、アルバイトするのはそのためのステップと考えている場合は、アルバイト先に正社員登用制度があるか確認しておきましょう。
正社員登用制度がある企業では、登用試験や面接などの選考プロセスを設けているケースが多いと考えられます。社員登用の条件や評価基準も事前に把握しておくのがよいでしょう。
応募に必要な書類を確認する
自身が興味のある業務ができそうな求人の応募に必要な書類をチェックしておきましょう。Webデザインのアルバイトの場合、履歴書だけでなく、職務経歴書やポートフォリオの提出を求められることがあります。
ポートフォリオは、自分がこれまでに手掛けた制作物をまとめたものです。ある程度のスキルがあることを採用条件にしている企業は、ポートフォリオの提出を求める場合があります。その場合、まずポートフォリオの作成をしなければ応募できないため、事前に確認が必要です。
未経験可のWebデザインのアルバイトが見つかる求人サイト
未経験可のWebデザインのアルバイトが見つかる求人サイトを紹介します。
各求人サイトの特徴を紹介しますので、自身のニーズに合ったものを利用してみてください。
マイナビバイト
マイナビバイトは、幅広い業種・職種のアルバイト求人を掲載している求人サイトです。地域や条件を絞り込んで検索ができ、Webで応募を行える求人も多いため手軽にアルバイト探しができます。
履歴書の書き方や面接対策といったコンテンツもあるため、アルバイト経験が少なく不安な方は参考にしてみるとよいでしょう。
Indeed
Indeedは、あらゆる求人サイトや企業サイトに掲載されている求人を一括で検索できるサイトです。一度でさまざまなサイトに掲載されている求人を検索できるため、効率的にアルバイト探しができます。
サイト上で履歴書を作成・登録して応募できるのも、便利なポイントです。企業の口コミが確認できる機能もあるため、職場について事前に情報収集をしたい方にもおすすめです。
クリエイターズNAVI
クリエイターズNAVIは、クリエイティブ職に特化した求人情報サイトです。Webデザイン関連のアルバイト求人も掲載されています。使用するツールや言語で検索するといったクリエイターならではの便利な検索機能もあります。
アルバイト以外にも、正社員や契約社員といったさまざまな雇用形態の求人を探すことができるため、将来的にアルバイト以外の働き方を視野に入れている方はどのような求人があるかチェックしてみるとよいでしょう。
アルバイトからWebデザインをはじめるメリット・デメリット
どのような雇用形態でWebデザインの仕事をするか迷っているという方のために、アルバイトでWebデザインの仕事をはじめるメリット・デメリットを紹介します。
アルバイトからWebデザインをはじめるメリット
アルバイトからWebデザインの仕事をはじめるメリットは、以下のとおりです。
- 社員よりアルバイトの方が採用ハードルが低い傾向がある
- 正社員登用制度があれば、アルバイトから正社員を目指せる可能性がある
- 収入を得ながらスキルアップできる
- Webデザイン業界の実態や働き方を体験できる
- 最短で即日から働きはじめられる
- シフト制などで柔軟な働き方ができる
「Webデザインの仕事をしてみたいけれど、自分に合う仕事なのかわからない」と悩んでいる方は、まずはアルバイトで仕事を体験してみてもよいかもしれません。
アルバイトからWebデザインをはじめるデメリット
次に、アルバイトからWebデザインの仕事をはじめるデメリットは以下のとおりです。
- 正社員と比べて収入が不安定になる可能性がある
- 正社員と比べて担当業務が狭い場合がある
- 経験年数を重ねても収入が大きく上がらない可能性がある
- 有期雇用のため、いつ仕事がなくなるか予測がつかない
自由度の高さや柔軟な働き方ができるなど、アルバイトならではのメリットもあるため、状況や目的に応じて働き方を選択することが大切です。
Webデザインのアルバイト求人応募に必要な準備
Webデザインのアルバイト求人に応募するには、以下のような準備が必要です。
それぞれ詳しく紹介します。
Webデザインの基礎知識・スキルを習得する
正社員と比べ求められるスキルレベルは高くないことが多いものの、Webデザインの基礎を習得しておいたほうが、採用の可能性は高まるでしょう。色彩理論・タイポグラフィ・レイアウト・構図といったデザインの基本原則や、Photoshop・Illustratorなどのデザインツールの操作スキルを習得しておくのがおすすめです。
オンライン学習サイトや書籍など、自身が学びやすい方法で学習するのがよいでしょう。
ポートフォリオを作成する
アルバイトでも、選考にあたってポートフォリオの提出を求められる場合があります。自主制作のWebサイトやデザイン作品をまとめたポートフォリオを作成しておくのがよいでしょう。
無料でポートフォリオが作成できるツールもあるため、活用してみるのもおすすめです。
履歴書・職務経歴書を作成する
応募書類として必要な履歴書・職務経歴書を準備します。職務経歴書には、Webデザインに関連するスキルを詳しく記載しましょう。
未経験であっても、関連する趣味や学習の経験、使用できるツールを明記し、Webデザインへの熱意と適性をアピールするのが大切です。
正社員のWebデザイナーを目指す方法とは?
「アルバイトからスタートし、ゆくゆくは正社員を目指す方法はある?」「アルバイトではなくはじめから正社員でWebデザイナーになれる?」といった疑問をお持ちの方のために、正社員のWebデザイナーを目指す方法を紹介します。
自身にあった方法でWebデザイナーを目指しましょう。
アルバイト先の正社員登用制度を活用する
アルバイトスタッフを正社員として登用する制度を設けている企業があります。アルバイト先でそのまま正社員になりたいと考えている方はこの制度を利用するのがよいでしょう。
日々の業務で実力をアピールすれば、正社員登用のチャンスを掴める可能性があります。正社員登用の条件や時期については、事前に企業の人事担当に確認しておきましょう。
スキルを習得し未経験可の正社員求人に応募する
正社員求人の中にも、未経験可の求人は存在します。ただし、基本的なスキルを習得していることが条件となっている求人が多いため、事前にスキルを習得しておくのがおすすめです。
正社員求人は求人情報サイトで見つけたり、転職エージェントに紹介してもらったりといった方法で見つけることが可能です。
スクールに通い就職支援サービスを活用する
Webデザインスクールの中には、就職支援サービスを提供しているスクールもあります。卒業生の就職実績のある企業を紹介してくれたり、応募書類の添削や面接対策を行ってくれたりと、さまざまなサポートを受けることが可能です。
学習から就職まで丁寧なサポートを受けながらWebデザイナーを目指したいという方は、スクールに通う方法がおすすめです。入学金や授業料など、ある程度まとまった費用が必要にはなる点は認識しておく必要があります。
未経験からWebデザイナーへの第一歩を踏み出そう
未経験からでもWebデザインのアルバイトをはじめることは可能です。アルバイトを通じてWebデザインの実務経験を積み、将来的には正社員のWebデザイナーを目指すこともできます。
アルバイトからのスタートであっても、Webデザインの基礎スキルを習得しておくと、採用される確率は高まるでしょう。「一からWebデザインのスキルを習得したい」という方におすすめなのが女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)です。
SHElikesでは、Webデザインの基礎からUI/UXデザイン、PhotoshopやFigmaといったデザインツールの使い方まで、さまざまなデザインスキルを学ぶことができます。デザインの基本原則から学べる入門コースもあるため、まったくの初心者の方でも安心して学習をスタートできます。デザイン以外にも、全45以上の職種スキルが定額で学び放題となっています。
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※出典
*1:求人ボックス 給料ナビ|Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)より