Instagram(インスタグラム)で多くのフォロワーと出会うためには画像や動画だけではなく、投稿のキャプションも大切です。一方で写真や動画などの視覚的なコンテンツに注力しすぎ、「キャプションって何を書いたらいいの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
キャプションには画像や動画だけではわからない想いや情報を記載できるので、Instagramで発信活動をしている方は上手に活用しましょう。
今回はInstagramのキャプションの意味や作り方、反応が期待できる文章の書き方などについて解説します。「Instagramの効果的な運用方法を知りたい!」と考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
Instagramのキャプションとは
Instagramのキャプションとは、投稿した画像や動画に付け加える文章を意味します。書く文章の内容は人によって異なりますが、下記を目的にライティングをする方が多く見られます。
- コンテンツの内容の補足説明
- コンテンツを作成した理由
- 自社商品の詳細情報
- ハッシュタグやメンションの活用
キャプションには最大2200文字まで執筆ができるため、投稿に関する細かい情報を記載できるでしょう。キャプションを見てフォローするかを決めるユーザーもいるので、Instagramで情報発信をしている方は魅力的な文章を書いてみてください。
Instagramのキャプションを作成・編集する方法
それではInstagramのキャプションを作る方法・編集を紹介します。
- キャプションを作成する方法
- キャプションを編集する方法
それぞれ順に解説します。
キャプションを作成する方法
Instagramのキャプションを作成する方法は下記の通りです。
- ホーム画面下の「+」をタップする
- 「フィードまたはリール」を選択する
- 投稿する画像・動画を指定する
- キャプションを書く
キャプションを書く際に他のアカウントをメンションする場合は、「@アカウント名」でダグ付けすることが可能です。またハッシュタグなども活用して、投稿を多くのユーザーに見てもらえる工夫も行いましょう。
キャプションを編集する方法
投稿したコンテンツのキャプションを編集する方法は下記の通りです。
- 編集したい投稿を開く
- 「・・・」をタップする
- 「編集」を選択する
- キャプションを編集する
投稿した文章に間違いがあった場合や情報を追記したい場合は、適時修正を行いましょう。
Instagramで魅力的なキャプションを作るポイント
ここからは、Instagramで魅力的なキャプションを作るポイントを紹介します。ユーザーから反応をもらいたい方は、下記の項目を意識してみましょう。
- コンセプトを明確にする
- 読みやすい文章を意識する
- 絵文字・顔文字を使用する
- ユーザーが反応しやすい文章を書く
それぞれ順番に解説します。
コンセプトを明確にする
キャプションに記載する文章は、投稿したコンテンツと一致した内容を記載することが大切です。例えば旅行などの情報を発信するアカウントの場合、訪れた街の魅力や文化などを共有するとよいでしょう。コスメやファッションなどを発信する際は、ブランド名や商品の値段などを記載するとユーザーに喜んでもらいやすくなります。
投稿する画像や動画の詳しい情報を記載して、コンテンツを見た方により有益な情報を提供しましょう。
読みやすい文章を意識する
読みやすい文章を書くことで、ユーザーがあなたのアカウントに興味をもってくれるようになるでしょう。理解しにくいキャプションになってしまうと相手はすぐ離脱してしまいます。したがってライティングが苦手な方は、下記のポイントを意識してみてください。
- 一文を短くする
- 改行や空白を適度に使う
- 結論や伝えたいメッセージを先に書く
長い文章や意味がわかりにくいキャプションは相手にとって読みにくい可能性があります。そのため文章の内容だけではなく改行や空白を活用して、読みやすいデザインにすることも大切です。
絵文字・顔文字を使用する
アカウントの運営方針によっても異なりますが、キャプションに絵文字や顔文字を利用すると読み手にポジティブなイメージを与えられるでしょう。例えば文章だけでは伝わりにくい感情的なニュアンスやトーンなどを表現する際は、絵文字を使用すると相手に理解してもらいやすくなります。
ただし絵文字・顔文字を多用しすぎると幼稚な印象になる可能性もあるので、適切な数を使用しましょう。
ユーザーが反応しやすい文章を書く
キャプションはユーザーとコミュニケーションをとるツールの一つです。したがってユーザーから反応したいと思える文章を書くと、イイねやコメントが増えると考えられます。
例えば硬い文章ではなく読み手に語りかけるようにライティングすると、キャプションの内容に共感してあなたをフォローしてくれるかもしれません。ビジネスとして活用する方には、コメントしてくれたユーザーにプレゼントを提供するアカウントもしばしば見られます。
あなたの魅力を多くの方に伝えるためにも、読み手が反応したくなる文章を工夫してみてください。
魅力的なInstagramのキャプション事例
ここでは、ユーザーからアクションをもらえている魅力的なキャプションの事例を紹介します。
コカ・コーラ
コカ・コーラ(cocacola_japan)は、Instagramを使用したマーケティングに長けたアカウントの一つといわれています。キャッチコピーを含めた画像を投稿して、キャプションではイベントの告知や独自ハッシュタグなどの紹介を行っています。
コカ・コーラの考えたハッシュタグ「#肉にはコーク」を使った投稿するユーザーも増えており、幅広い方に認知を広げるキャプションの活用方法として参考にできるでしょう。
GU
GU(gu_gloal)のInstagramアカウントでは自社のファッションを投稿しながら、商品の値段やコーディネートのポイントなどをキャプションで紹介しています。ブランドコンセプトである「YOUR FREEDOM」はそのままハッシュタグとなっており、GUのファッションを愛用する方にも使用されています。
おしゃれな投稿から商品の詳細情報までを確認できるため、認知拡大から購買までを適切に設計しているアカウントの一つといえるでしょう。
ダイソー
ダイソー(daiso_official)のアカウントでは商品の細かい情報をフィードで投稿し、キャプションでは料金について記載しています。ポップな投稿にも工夫がされており、思わず見てしまうコンテンツも魅力的です。実用的な使い方も紹介しているので、購入を検討している方には有益な発信と考えられます。
適切な場所で絵文字を使って親近感を演出していることも、ユーザーから反応がもらえる理由といえるでしょう。
Instagramのキャプションを作る際の注意点
Instagramのキャプションはアカウントを成長させるために重要な要素です。しかし使い方には下記の注意点も存在します。
- 外部リンクは設置できない
- 最初の2〜3行を作りこむ
- ハッシュタグの使いすぎに注意する
順番に見ていきましょう。
外部リンクは設置できない
Instagramのキャプションには、自社のWebサイトやECサイトなどへの外部リンクは設置できません。そのため別サイトにユーザーを集めたい場合は、プロフィールにURLを設置するか、ストーリーのリンクステッカーを使用する必要があります。
外部ページの存在をキャプションで記載したい場合は、「詳しくはプロフィールのリンクから!」などの補足説明をするとよいでしょう。
最初の2〜3行を作りこむ
フィード投稿を開いた際、キャプションは最初の2〜3行までしか表示されません。残りの文章を読む場合は「続きを読む」を読み手に選択してもらう必要があります。そのため冒頭の2〜3行で読者の興味を引くことが大切です。
キャプション作成が上手なアカウントでは、有益な内容が記載されていることをアピールする文章が見られます。具体的な内容は発信によって異なるので、自分に合った導入分を作成しましょう。
ハッシュタグの使いすぎに注意する
ハッシュタグは多くのユーザーに投稿を届けられる便利な機能です。しかしハッシュタグを多用しすぎるとキャプションが見にくくなり、逆効果になる可能性があります。
またアカウントの方向性によっては多すぎるハッシュタグは、ユーザーにネガティブなイメージを与えるかもしれません。したがってハッシュタグを使用する際は、投稿に合った適切なものを必要最低限だけ使用しましょう。
丁寧にキャプションを作ってInstagramのアカウントを成長させよう
Instagramは画像や動画などの投稿が大切とされています。しかしコンテンツに興味をもったユーザーはキャプションも読んでくれるので、読み手の関心をひきつける文章を意識しましょう。Instagramを上手く活用できるスキルを身につければ、運用代行などのお仕事を始められるかもしれません。インスタ運用代行についての詳しい内容は以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はぜひご覧ください。
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