オウンドメディアの成功事例10選を紹介!運用目的や注意点も解説

オウンドメディアの成功事例10選を紹介!運用目的や注意点も解説
ABOUT ME
ライター 島田 史
美容・医療・ビジネス分野などで活動中のフリーライター。 2016年よりライター活動を始め、2019年に個人事業を開業。 保有資格を活かして美容分野を中心に、多くのwebメディア等で、執筆・記事企画・美容記事監修・撮影・取材などを担当。 保有資格:日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ®︎、化粧品成分検定1級 化粧品成分上級スペシャリスト、一般社団法人 薬機法医療法規格協会YMAA認証マーク取得、など
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

Webでの情報発信が主流になった現在、SNS同様にオウンドメディアを活用している企業も多いです。オウンドメディアとは、企業が保有するメディアのことで、主に企業が運営・管理しているWebサイトやブログサイトのことを指します。

本記事では、企業が実際に運営しているオウンドメディアの成功事例10選をご紹介します。企業のブランディングやリード獲得を目指している方は、ぜひオウンドメディアの成功事例を参考にしてください。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは「企業が保有するメディア」のことを指します。そのため、広義には雑誌やパンフレットなどの紙媒体も含まれますが、一般的にはWebサイトやブログサイトを指すことが多いです。

オウンドメディアの主な目的はマーケティングです。読者に有益なメディアを運営・管理することで、自社の商品・サービス・企業イメージを発信するブランディングや、見込み客の獲得などを目指します。

企業によって、活用方法はさまざまです。なかには採用活動を目的としているオウンドメディアもあります。

こちらの記事では、運用目的や制作までの流れ、運用のメリットまで解説しています。詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

関連記事:オウンドメディアとは?意味や企業事例、メリットを解説

オウンドメディアの成功事例10選

ここからは、企業が実際に運営しているオウンドメディアの成功事例を10選紹介します。ブランディングやリード獲得につながるBtoCメディア、BtoBメディア、リクルーティングを目的としたメディアなど、さまざまな分野のオウンドメディアを見ていきましょう。

【採用・BtoC】mercan(メルカン)

mercan(メルカン)」は、株式会社メルカリが運用するオウンドメディアです。「メルカリのいまを正しくかつ遠くまで届け、エンパシーの総量を増やす」をコンセプトに、社内の様子や、メルカリの採用に関する情報などを発信しています。

メルカリは個人が簡単にモノの売り買いができるフリマアプリとして、創業時から猛スピードで成長を遂げてきました。状況が日々変わるなかで、いまのメルカリメンバーがどのような課題に取り組んでいるのかをメルカンを通してお届けすることで、採用活動に貢献しています。

【ブランディング・BtoC】となりのカインズさん

となりのカインズさん」はホームセンターを経営する株式会社カインズによる、ブランディングを目的にしたオウンドメディアです。30年以上ホームセンターを運営してきたカインズが「ホームセンターを遊び倒すメディア」として、毎日の生活を豊かにするためのアイデアを面白く発信しています。記事や動画でカインズ商品や掃除やDIYなど暮らしにまつわる情報まで楽しめます。そのコンテンツの面白さから、始動1年で月間400万PVを達成しました。

【ブランディング/採用・BtoB・BtoC】サイボウズ式

サイボウズ式」は、サイボウズOfficeやkintoneなどチームで働くためのソフトウェアを提供するサイボウズ株式会社が運営するオウンドメディアです。

「新しい価値を生み出すチームのメディア」をコンセプトに「カイシャ・組織」や「働き方・生き方」などのカテゴリで対談、インタビューやコラム記事を発信しています。

サイボウズ株式会社の商品のPRよりも、読み手に寄り添ったオリジナリティあふれるコンテンツが掲載されています。月間15万人の読者に読まれていることから、ブランディングの成功事例と言えるでしょう。

【ブランディング/SNS・BtoC】北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店」は株式会社クラシコムが運営する、ECサイトと一体型のオウンドメディアです。元々北欧食器専門ECサイトとして始動しましたが、現在では暮らしに寄り添う記事や動画などさまざまなコンテンツを配信しています。取り扱い商品も食器に限らず、ファッションやインテリア、コスメまで販売しています。

SNSにも力を入れていて、2023年10月現在でInstagramにて約130万フォロワー 、X(旧Twitter)では約5.3万フォロワーを突破しています。公式アプリは300万ダウンロードを達成していることからも、ブランディングの成功事例と言えるでしょう。

【ブランディング・BtoC】アマノフーズ

アマノフーズ」は、フリーズドライお味噌汁を始めに40年以上フリーズドライ食品を提供しているアマノフーズと、アマノフーズのWEBマガジン「アマノ食堂」が合体してできたコーポレートサイト兼オウンドメディアです。

アマノ食堂では自社商品のPRに限定せず、季節の食材の下処理方法や保存方法、パスタや丼のレシピなど食事に役立つさまざまなコンテンツを掲載しています。アマノ食堂は20~40代の若年層の女性にターゲットを定めることで、若年層へのブランディングに成功しました。

【リード獲得・BtoB】LISKUL

LISKUL」はSO Technologies株式会社によるリード獲得を目的にしたオウンドメディアです。「中小・ベンチャー企業でWebマーケティングに困っている人たちに、正しいノウハウを届けたい」という想いのもと、Webマーケティングにおける知識やノウハウを発信しています。

LISKULでは、Webマーケティングの基礎知識から、新規顧客獲得のための広告提案マニュアルなど、実務に役立つノウハウを提供しています。

Webマーケティングに携わる人の課題に寄り添った姿勢から、1ヶ月のサイトアクセス数は80万PV、資料ダウンロード数は1,000件以上と、リード獲得に成功しているオウンドメディアです。

【ブランディング/SNS・BtoC】STUDY HACKER

STUDY HACKER」は「教育ベンチャー」として、教育系アプリ開発や予備校運営などを行っている株式会社スタディーハッカーのオウンドメディアです。勉強が欠かせないビジネスパーソンに向けて、効率よく学ぶ方法を発信するために、2014年より開始しました。翌年には英語のパーソナルトレーニングジムStudyHacker ENGLISH COMPANYをオープンし、そのあとは書籍の販売や、さまざまな学習アプリ・サービスを提供しています。

記事内容は、効率的な勉強・仕事方法や、専門家のインタビューなどを掲載中です。ビジネスパーソンに有益な情報を盛りだくさん発信していて、今では月150万人以上に読まれています。

SNSでも有益な情報を発信したり、オウンドメディア流入のための投稿をしたりしています。2023年10月現在、Instagramのフォロワー数は26.2万人、X(旧Twitter)のフォロワー数は16.4万人を突破しています。

【リード獲得/SNS・BtoC、BtoB】SAKIYOMI

SAKIYOMI」はIntstagramの運用代行やコンサル、運用支援ツールを提供している株式会社SAKIYOMIによるオウンドメディアです。オウンドメディアでは、投稿の穴埋めテンプレートや作成術など、SNS運用に役立つ情報を頻繁に発信していますSAKIYOMIの育成プログラムや、SAKIYOMI会員による具体的なフォロワー数や収入アップ例の記事も紹介して、自社サービスへのリード獲得を図っています。

オウンドメディアによるリード獲得を達成するとともに、SNSでも成果を出しています。2023年10月現在、Instagramのフォロワー数は5.7万人、YouTubeのチャンネル登録者数は2.16万人を突破しています。

【リード獲得・BtoC】レイビー

レイビー」は、株式会社グローバル・リンク・マネジメントが運営する「不動産投資の初心者ガイド」として情報を発信しているオウンドメディアです。同社の不動産投資事業におけるリード獲得を目的としており、不動産投資に関する基礎知識から体験者の体験談、物件情報まで掲載しています。

ユーザーニーズを追求したコンテンツ制作によって、記事コンテンツからの申し込み増加を実現しました。

【ブランディング・BtoC】SHEshares

SHEshares」は、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)を運営するSHE株式会社のオウンドメディアです。「自分らしいキャリアのヒントに出会える」をコンセプトに、ブランディングやリード獲得を目的に運用されています。

SHElikes(シーライクス)の受講生インタビューを中心に、女性のキャリアに対する悩みを解決するコンテンツが魅力です。SHElikesでスキルを身につけてフリーランスになった方や、専門スキルを活かした仕事に転職した方の経験談が読むことができ、サービス受講後の具体的なイメージをすることができます。

オウンドメディアの運用によって、知名度アップや問い合わせへの後押しをおこなっている事例の一つです。

オウンドメディアの目的

オウンドメディアを運営する際には、企業のブランディングやリード(見込み客)獲得など、目的を明確にする必要があります。目的を具体的に決めてから、読み手に届けるコンテンツ内容を考えましょう。一般的なオウンドメディアの運用目的と、成功事例を紹介します。

会社やサービスのブランディング

オウンドメディアは自社の情報を自由に発信できるため、企業やサービスのブランディングに効果的です。検索エンジンやSNSからオウンドメディアに上手く誘導することで、サービスや商品の購入や、企業の認知度や好感度を上げることが期待できるでしょう。

オウンドメディアで有益な情報を発信することで、既存顧客をファンにすることもできます。ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを定期的に発信していきましょう。

採用活動の促進

オウンドメディアは企業の採用活動の促進や効率化にも貢献します。オウンドメディアは自社媒体なので、求人広告のように文字数制限がなく、出稿による費用もかかりません。そのため、コンテンツを通して自社の雰囲気や価値観を自由に発信することができます。

求職者にとって必要な情報を存分に掲載できることから、企業と求職者のミスマッチングを防ぐことができ、採用にかかる費用削減も期待できます。このような点から、オウンドメディアの運営は理想的な人材を効率よく集めるための手段にもなるでしょう。

見込み客の獲得

オウンドメディアは自社のサービスや商品の売り上げを増やすための、新規顧客開拓にも活用できます。定期的にコンテンツを発信することで、インターネットを利用している全てのユーザーにサービスや商品のPRが可能です。

企業のことを知らないユーザーでも、オウンドメディアのコンテンツを読んでいくうちに、サービスや商品に興味をもってもらえることがあります。オウンドメディアの流入数を上げることで、多くの人に企業やサービスを知ってもらえるきっかけになるでしょう。

オウンドメディアを運用する上での注意点

オウンドメディアには上記のような成功事例があり、効果的なマーケティング施策の一つです。しかし、オウンドメディアを運用するには、コストや人材が必要になります。オウンドメディアを運用する際の注意点を見ていきましょう。

効果が出るまでに時間がかかることを理解しておく

オウンドメディアを運用する上での注意点として、成果を出すまでに時間がかかることが挙げられます。オウンドメディアで成果を出すためには、長期的に情報を発信して、状況に合わせてコンテンツを改善していく必要があるからです。

継続的な発信や高い質を追求することで、顧客からの信頼が高まります。また、SNSとの連携や、オウンドメディアの宣伝も効果的です。オウンドメディアを運用する際は量と質を考慮したコンテンツ制作、粘り強く分析と改善を繰り返す必要があることを理解しましょう。

初期費用や運用コストがかかる

オウンドメディアを立ち上げる際は、サーバー代、ドメイン費用、デザイン費用などさまざまな初期費用がかかります。ほかにも、社内で解決できない戦略設計やマーケティングの課題があれば、プロに相談するコストが発生します。

初期費用や運用コストの予算を算出したうえで、開始しましょう。小さなチームではじめて効果が出てきたら、ライターや編集を追加するなど段階的に運用していくこともおすすめです。

コンテンツ制作や運用する担当者が必要になる

オウンドメディアを本格的に運用すると、コンテンツを制作したり、ツールを用いて成果の測定や分析を行ったりと、さまざまな業務が発生します。何かの業務と兼務しておこなうには、業務量が多いためオウンドメディアを運用する担当者が必要になります。

ライターや編集者などを外注するとしても、オウンドメディアの運用担当者は、マーケティングやコンテンツ制作などのスキルが欠かせません。オウンドメディアの運用には人材や時間の確保が必要であることを理解しておきましょう。

オウンドメディア運用に必要なスキル

オウンドメディアを運用するためには、マーケティング、ライティング・編集、画像編集スキルが必要になります。

以下のようなスキルを習得しておくと便利ですが、企業でオウンドメディアを運営する際は、チームで行うことがほとんです。1人ですべてを習得しなくても、どれか1つのスキルを習得しておけば、オウンドメディア運用に関わる業務ができるでしょう。

マーケティングに関する知識

オウンドメディアを運用するなら、読者が求める情報を発信するためのマーケティングスキルが欠かせません。読み物の内容に関する知識だけでなく、検索順位で上位を目指すためのSEOの知識や、コンテンツ制作のスキルや知識が必要になります。

ライティング、編集スキル

オウンドメディアは、読者のニーズに合った記事を頻繁に公開することが運用のポイントです。そのため、メディアの意向に合った記事のライティングスキルや編集スキルはかかせません。インタビューライティングやSEOライティングなど幅広いライティングスキルがあると、より役に立つでしょう。

基礎的な画像編集スキル

オウンドメディアは読者が興味を持って読みたくなるように、見栄えを工夫することも重要です。また、記事のアイキャッチ画像などを作成や、記事内に挿入する画像の選定が必要になる場合もあります。オウンドメディアの業務に関わるなら、基本的な画像編集スキルや知識があると役に立つでしょう。

オウンドメディアは成功事例を参考に運用しよう!

オウンドメディアの成功事例を10選紹介しました。オウンドメディアを運営することで、企業のブランディングや採用活動など、課題解決を図ることができます。

オウンドメディアを運営するには、Webマーケティングやライティング、デザインなど、幅広いITスキルが必要になります。幅広いITスキルを効率よく習得するなら、女性向けオンラインキャリアスクールSHElikesの利用がおすすめです。SHElikesでは全45以上の職種スキル*が学び放題です。オウンドメディアの運用に役立つスキルやビジネスパーソンに求められる基本的なスキルをまとめて学ぶことができます。

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。