デザイン初心者のなかには、「デザインの勉強をしたいけど、何から手をつければいいのかわからない」「初心者がデザインを仕事にするには、具体的にどんな勉強をすればいいの?」「社会人が未経験からデザイナーを目指す方法は?」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
特に未経験からデザイナーを目指すのであれば、自分の興味や目的に合わせた学習方法を見つけることが重要です。本記事では、デザインのおすすめの勉強方法や独学のポイントなどをわかりやすく紹介します。
デザインの勉強は何から始めれば良い?5ステップで解説
「デザインを勉強する際、何から始めるべきか良いかわからない」と悩んでいる初心者の方は、以下5ステップを踏むのがおすすめです。
- ステップ1. 学びたいジャンルを決める
- ステップ2. デザインを勉強する目的やゴールを設定する
- ステップ3. パソコンや必要なソフトを準備する
- ステップ4. デザインツールの使い方を学ぶ
- ステップ5. デザインの基礎知識を習得する
これらのステップで進めることで、効率的にデザインスキルを習得できるでしょう。それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1. 学びたいジャンルを決める
デザイナーとひと言でいっても、Webデザイナーやグラフィックデザイナー、UI/UXデザイナーなど、さまざまなジャンルがあります。まずは、自分の興味や目的に合ったジャンルを選ぶことが大切です。
主なデザインの種類を、以下の表にまとめました。
Webデザイン | インターネット上に表示されるページや画像の制作を行うこと。レイアウト、カラースキーム、フォントなどを選択して、それらがWeb上で動作するようにコーディングを施し、Webサイトなど目的に沿ったコンテンツの制作を行う。 |
---|---|
UI/UXデザイン | ユーザーがアプリやWebサイトを操作する際に接点となるビジュアル要素の設計をすること。具体的には、ボタン、メニュー、アイコンなどのデザインが含まれる。 |
グラフィックデザイン | 主に印刷媒体において、情報やメッセージを伝えるためのデザインを行うこと。広告やカタログ、ロゴや商品パッケージなど制作物は多岐に渡る。 |
モーショングラフィックス | 文章や画像、イラストなどの素材に動きを与えるデザインのこと。動きをつけることで情報を的確に伝えやすい点から、Webサイトやデジタル広告、SNS動画などにも使用されることが増えている。 |
方向性が定まれば、そのジャンルに特化した情報や教材を選択できるでしょう。
ステップ2. デザインを勉強する目的やゴールを設定する
続いて、デザインを勉強する目的とゴールを定めます。「好きなファッションブランドのWebデザイナーになり、魅力を多くの人に届けたい」「食品に関するサイトのデザインに携わりたい」など、デザインスキルを身に付ける目的を明確にしましょう。
ゴールを設定する際は、できるだけ具体的な期限を決めるのがポイントです。たとえば「1年以内にデザイン関連の資格を取得する」「3年以内にデザイナーとして仕事を始める」といったように定めると、学習スケジュールを立てやすくなります。
ステップ3. パソコンや必要なソフトを準備する
次は、デザインを勉強するために必要なパソコンやデザインソフトを準備しましょう。一般的にデザインに必要とされるパソコンのスペックは以下の通りです。
CPU | Intel社製「Core i5」以上 AMD社製「Ryzen7」以上 Apple社製「M2」以上 |
---|---|
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SDD 512GB以上 |
画面サイズ | 15インチ以上 |
また、デザイン制作に用いられる代表的なデザインソフトは以下の通りです。
Webデザイン | ・Illustrator ・Photoshop |
---|---|
HTML/CSSのコーディング | ・Dreamweaver ・Visual Studio Code |
UI/UXデザイン | ・Figma ・Sketch |
グラフィックデザイン | ・InDesign |
モーショングラフィックス | ・AfterEffects |
それぞれのジャンルに特化したデザインソフトの選定と準備が必要であることを理解しておきましょう。以下の記事では、Webデザインの主要ソフト・ツールについてさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ステップ4. デザインツールの使い方を学ぶ
デザインツールの基本的な操作方法を習得することは、デザインスキルを向上させるうえで非常に重要です。選択したソフトウェアの公式チュートリアルやオンライン講座を活用し、基本的な機能や操作方法を学びましょう。
たとえば、Photoshopであれば画像の編集や加工、Illustratorであればベクターグラフィックスの作成に適しているなど、各ツールの特徴を理解し、実際に手を動かして練習することが大切です。初めは難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習すれば徐々に操作に慣れてくるでしょう。
ステップ5. デザインの基礎知識を習得する
デザインの基礎知識を学ぶことは、質の高いクリエイティブを生み出すために欠かせません。デザインはセンスや感覚が重要だと思われがちですが、実はそれ以前にデザインの法則を理解するのが重要です。以下には、優れたデザインに共通する「デザインの4つの基本原則」についてまとめました。
- 近接:関連する情報同士を近づけること
- 整列:情報をルールに合わせて並べること
- 強弱:情報の優先度に合わせてメリハリをつけること
- 反復:同じ役割を持つ要素を繰り返すこと
このような基礎知識を身に付けることで、一気に垢抜けたデザインになります。ほかにも配色やフォント、余白など、ポイントとなる項目はたくさんあるのでぜひ学んでみてください。
社会人必見!デザインを学ぶ方法3つ
社会人がデザインを学ぶ方法は、主に以下の3つです。
自分の状況や目標に合わせて適した方法を選びましょう。それぞれ詳しく解説します。
独学でデザインスキルを習得する
1つ目は、独学でデザインスキルを習得する方法です。初心者でも挑戦しやすい独学の方法としては、「本や参考書で勉強する」「学習サイトで情報収集する」「アプリやソフトで練習する」の3つが挙げられます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
本や参考書 | ・勉強の仕方や学習スケジュールを自分で決められる ・費用を抑えられる |
・疑問点は自力で解決する必要がある ・習得した知識やスキルのアウトプットが難しい |
学習サイト | ・プロから学べる ・隙間時間で勉強しやすい |
・「情報が古い」「内容が誤っている」などのサイトに注意する必要がある ・学習サイトによっては費用がかかる |
アプリやソフト | ・実際に手を動かして学習できる ・実践的なスキルの習得がしやすい |
・不明点や疑問点は自分で調べる必要がある ・デザインの知識やスキルがある程度必要 |
各方法のメリット・デメリットを理解したうえで、自分にあった方法を選択しましょう。
デザインの仕事に就く
デザインの仕事に就き、実践で学ぶのも選択肢の一つです。初心者の場合はアシスタントデザイナーから始めるのがほとんどかもしれませんが、先輩デザイナーの元で実際にプロジェクトに携わることで実践的なスキルを習得できます。プロのデザイナーの働き方を体感したり直接指導を受けられたりなど、現場だからこそ得られるメリットがあるでしょう。
また、実務経験を通じて、クライアントとのやり取りに必要なヒアリング力やコミュニケーション力などを磨くことも可能です。気になる方は「初心者可」「未経験歓迎」などの求人を探してみると良いでしょう。
スクールで学ぶ
スクールでデザインを学ぶ方法もあります。スクールではデザインスキルの基礎やツールの使い方など、幅広い知識をより効率的に学べるでしょう。たとえば女性向けキャリアスクールのSHElikes(シーライクス)なら、未経験からでも、実務経験豊富なプロのデザイナー講師のもと、専門的な知識やテクニックをしっかりと学べます。
スクールのメリットは、なんといっても短期間で集中的に学べることです。効率的にデザインを学びたい社会人には、スクールの受講がおすすめといえるでしょう。
デザインの勉強におすすめの本5選
デザインの勉強におすすめの本は、以下5冊です。
本の名前 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
なるほどデザイン | 初心者向けに書かれている | デザイン未経験の人 |
勝てるデザイン | デザインにおける競争力を高めるために必要な知識やアイデアを学べる | デザイン力を向上させたい人 |
デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本 | 仕事で使えるデザインのノウハウを学べる | 実践的なスキルアップを目指したい人 |
Webデザイン良質見本帳 | 良質なWebサイト415点を集めた見本集 | お手本となるデザインが必要な人 |
UIデザインの教科書 | 図や画像を用いてUIデザインを解説している | これからUIデザイナーを目指したい人 |
各本のおすすめのポイントを紹介します。
1. なるほどデザイン
「なるほどデザイン」は、デザインの基本原則を視覚的にわかりやすく解説した本です。豊富なイラストと簡潔な説明で、デザインの「なぜ」を直感的に理解できます。
たとえば、色の使い方や文字の配置など、デザインの基本要素がどのように作品の印象に影響するかを、具体的な例を通して学ぶことが可能です。また、デザインの思考プロセスも丁寧に解説されており、アイデアの出し方や課題解決スキルも身に付けることができるでしょう。デザイン初心者にとって、理論と実践のバランスが取れた入門書に適した一冊です。
2. 勝てるデザイン
「勝てるデザイン」は、元任天堂のデザイナーである著者の実践的な知識と経験が詰まった本です。デザインの基本だけでなく、見る人の心をつかむデザインを作り出すためのポイントやテクニックが詳しく解説されています。
さらに、クライアントとのコミュニケーション方法や、プレゼンテーションの極意など、ビジネスの場で勝つための戦略も学ぶことができます。デザインの力を向上させつつ、ほかの人と差をつけたいという方にはぴったりの一冊です。
3. デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本
「デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本」は、タイトルの通り、現場で活用できるデザインのノウハウを学べる本です。実際の制作シーンで使える具体的なテクニックや注意点が豊富に紹介されています。
デザイン料の算出方法や入稿データのチェックポイントなど、実務に役立つ知識を学びたい方におすすめです。デザイン初心者からスキルアップを目指す中級者まで、幅広い読者に役立つ一冊といえるでしょう。
4. Webデザイン良質見本帳
「Webデザイン良質見本帳」は、優れたWebデザインの実例を紹介するだけでなく、その背後にある設計思想や技術を解説した本です。最新のWebデザイントレンドを視覚的に学べます。
400以上のWebサイトが、レイアウト、配色、タイポグラフィ、ナビゲーションといったさまざまな観点から分析・解説されています。特に、各デザインの「なぜそうなっているのか」という理由が詳しく説明されているため、デザインの本質を理解することができるでしょう。Webデザインの実践的なアイデアを得たい方におすすめの一冊です。
5. UIデザインの教科書
「UIデザインの教科書」は、ユーザーインターフェース(UI)デザインの基本から応用までを体系的に学べる本です。UIデザインの原理原則から最新のトレンドまでを、理論と実践の両面から学べます。
また、マルチデバイス時代に対応したUIデザインの考え方も学べるため、現代のデジタル環境に即したスキルを身に付けることができるでしょう。Webデザイン・UIデザインに携わりたい人におすすめの一冊です。
デザインの勉強におすすめの学習サイト5選
デザインの勉強に役立つ学習サイトを5つ紹介します。
サイト名 | 無料 or 有料 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|---|
Adobe公式サイト | 無料 | PhotoshopやIllustratorなどの使い方から上級テクニックまで、幅広い情報を提供 | デザインツールの使い方を学びたい人 |
JDN(ジャパンデザインネット) | 無料 | デザインの最新トレンドや話題の事例、デザイン業界のニュースなど、幅広い情報を提供 | デザインの最新トレンドや事例を見たい人 |
LIGブログ | 無料 | デザインやWeb関連のテクノロジーに関する記事が公開されているブログサイト | デザインやWeb関連のさまざまさまざまな情報を知りたい人 |
Chot.design | 無料 | 現役クリエイターが制作したカリキュラムでデザインが学べる | 実践的なデザインのノウハウを身に付けたい人 |
Cocoda! | 無料 | 日本を代表するデザイン組織のデザイン事例を閲覧できる | デザインの仕事の裏側が知りたい人 |
各サイトの特徴を見ていきましょう。
1. Adobe公式サイト
Adobe公式サイトでは、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールの使い方やデザインの基礎知識・上級テクニックを学ぶことができます。デザインツールを提供するAdobe社が運営しているため、最新かつ正確な情報を得ることが可能です。
ちなみにCreative Cloudのソフトは7日間の無料体験ができます。ソフトを購入するか迷っている方は、実際に手を動かして使い心地を試してみるのもよいでしょう。
2. JDN(ジャパンデザインネット)
JDNは、日本のデザイン業界に特化した情報サイトです。デザインの最新トレンドや話題の事例、デザイン業界のニュースなど、幅広い情報を提供しています。グラフィックデザイン、Webデザイン、プロダクトデザインなど、さまざまな分野の情報を得ることが可能です。
第一線で活躍するデザイナーへのインタビューや、デザインイベントの情報も充実しており、業界の動向を把握するのに役立ちます。デザイン関連の求人情報も掲載しているため、実務経験を積む場所を探している方にもおすすめです。
3. LIGブログ
LIGブログは、制作会社である株式会社LIGが運営するブログです。株式会社LIGに勤める社員が書いたデザインやWeb関連のテクノロジーに関する記事が公開されています。
初心者がつまづきやすい箇所に着目し、デザインツールの使い方を解説した記事なども掲載されているので、独学でデザインを勉強したい人はチェックしてみるとよいでしょう。そのほかにも、最新の便利なツールの使い方など、デザインに役立つさまざまな情報を入手できるサイトです。
4. Chot.design
Chot.designは、実践的なデザインスキルを体系的に学べる学習サイトです。グラフィックデザイン、Webデザイン、UIデザインなど、さまざまな分野のカリキュラムが用意されており、段階的に学習を進めることができます。
勉強内容に応じてもらえる経験値をためるとレベルアップする仕組みもあり、ゲーム感覚で学習できるのも魅力です。すきま時間を利用してちょっとずつデザインを学びたい人は、ぜひ活用してみてください。
5. Cocoda!
Cocoda!は、日本を代表するデザイン組織の事例を豊富に紹介しているサイトです。ブランドやプロダクト設計、デザイン組織の立ち上げ、バナー作りのデザインプロセスなど、企業が取り組んだデザインプロジェクトの事例を見ることができます。
プロジェクトの背景から実施内容まで詳しく紹介されているため、デザインの仕事の進め方を知りたい方やほかの企業のプロジェクトの進め方を参考にしたい方におすすめのサイトです。
デザインの勉強におすすめのアプリ・ソフト5選
ここでは、デザインの勉強におすすめのアプリとソフトを5つ紹介します。
アプリ・ソフト名 | 無料 or 有料 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|---|
Canva | 無料 | 直感的な操作でデザインを作成できる | 無料でデザインの勉強をしたい人 |
Adobe Express | 無料 | プロ仕様のAdobe製品の機能を簡略化した画像編集ソフト | 初心者に適したデザインソフトを探している人 |
無料 | 好きな画像や動画をコレクションできるSNS | お手本となるデザインを集めたい人や、自分のデザインを発信したい人 | |
Behance | 無料 | 世界中のプロのデザイナーの作品を閲覧できるプラットフォーム | 世界中のプロのデザイン作品を参考にしたい人 |
Udemy | 有料 | 初心者向けから上級者向けまで幅広いレベルの講座が揃った学習プラットフォーム | 自分のレベルに応じた学習をしたい人 |
各ツールの特徴を把握し、自分にあったものを選択しましょう。
1. Canva
Canvaは、直感的な操作でデザインを作成できるオンラインツールです。無料で使えるテンプレートやフォント、アイコンなどの素材が豊富に用意されており、ドラッグ&ドロップで初心者でも簡単に編集できます。
また、プレゼンテーション用のスライドやSNS投稿用の画像など、さまざまな用途に対応しているのも特徴です。デザインのチュートリアルやガイドも充実しているため、デザインの知識や経験がない初心者でも、簡単に高品質なデザインを作成できるでしょう。基本機能は無料で利用できるため、気軽に使えるのも魅力です。
2. Adobe Express
Adobe Expressは無料で利用できる簡易画像編集ソフトです。プロ仕様のAdobe製品の機能を簡略化したもので、初心者でも使いやすくなっています。用途ごとのテンプレートが豊富に用意されており、自由にカスタマイズして利用可能です。
ロゴやチラシだけでなく、Instagramリールなどの動画も作成可能なため、作成したデザインをSNSで共有したい方にも適したソフトといえます。
3. Pinterest
Pinterestは、インターネット上にある好きな写真や動画をコレクションできるSNSです。世界中のデザイナーやクリエイターが投稿するデザイン作品やアイデアを気軽に閲覧できます。検索機能を使えば、気になるデザインをピンポイントで探せるのも魅力でしょう。
気に入ったデザインは自分のPinterestアカウントに収集できるため後で勉強に役立てることもできます。フォルダを作ればカテゴリごとに分けて保存することも可能なので、集めたデザインを見返しやすいでしょう。
4. Behance
Adobeが運営するBehanceは、個人がクリエイティブ作品を投稿してスキルをアピールできるプラットフォームです。世界中のプロのデザイナーの作品を閲覧しながら、最新のデザイントレンドを学ぶことができます。
グラフィックデザイン・Webデザイン・イラストレーション・UI/UXデザインなど、幅広いジャンルの作品が投稿されています。また、自分の作品を投稿してフィードバックを得ることもできるため、デザインスキルの向上に役立つでしょう。
5. Udemy
Udemyは、さまざまな分野の動画講座が視聴できるオンライン学習プラットフォームです。専用のアプリからも動画を視聴できます。デザインに関する講座も豊富にあり、初心者から上級者まで幅広いレベルの講座が揃っているのが魅力です。
講座はグラフィックデザイン、イラスト、Webデザインなどジャンルごとに用意されているため、興味のある分野に絞ってスキルを学べます。
デザインの勉強におすすめの動画5選
ここでは、デザインの勉強におすすめの動画を5つ紹介します。
動画名 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
Adobe Creative Station | Adobe製品の情報や使い方などを発信 | Adobe製品について詳しくなりたい人 |
ゼロイチWEBデザイン | 未経験からWEBデザイナーを目指す人のためのコンテンツが豊富 | 未経験から独学でWebデザイナーになりたい人 |
mikimiki web スクール | フリーランスのWebデザイナーが情報を発信 | デザインはもちろん、テクノロジー関連の学習もしたい人 |
428:ぱちぱちデザインChannel | グラフィックデザインを中心に幅広いデザイン知識を提供 | プロのデザイン制作プロセスを見て学びたい人 |
カイクン-デザイン解説@BONO | デジタルに関わるデザインの実践的なテクニックを解説 | UI/UXデザインやWebデザインの実践的なスキルを学びたい人 |
各動画の特徴を詳しく見ていきましょう。
1. Adobe Creative Station
Adobe Creative Stationは、Adobe公式のYouTubeチャンネルです。Adobe製品の使い方や最新機能の紹介、デザインテクニックなどを、プロのクリエイターがわかりやすく解説しています。
定期的に新しい動画がアップロードされるため、最新のデザイントレンドやテクニックを学ぶことが可能です。プロによる実際のデザイン制作プロセスを見れるのも魅力でしょう。Adobeツールをメインで使っている方、実践的なスキルを身に付けたい方はぜひチェックしてみてください。
Adobe Creative StationのYouTubeチャンネルはこちら
2. ゼロイチWEBデザイン
ゼロイチWEBデザインは、未経験からWebデザインになるためのスキルが学べるYouTubeチャンネルです。たとえばサムネイルの制作過程やデザインの勉強法、プロが使うテクニックなどを学ぶことができます。
「【初心者向け】ゼロから全工程公開シリーズ」の動画では、その名の通りバナーやSNSヘッダーなどをプロがデザインする工程すべてを見ることが可能です。さらに「現役デザイナーの公開添削シリーズ」では、デザインのNGポイントを知ることができるため、自身のデザインの参考にしやすいでしょう。
3. mikimiki web スクール
mikimiki web スクールは、フリーランスのWebデザイナーとして活躍する扇田美紀さんが運営するYouTubeチャンネルです。経験に基づいた実践的なWebデザインスキルを学べます。
動画ひとつあたりも10〜20分程度のものが多く、すきま時間を活用して気軽に見られるのも魅力でしょう。最新トレンドやAIの情報なども発信しているので、デザインはもちろん話題のテクノロジーに関するインプットをしたい方にもおすすめです。
mikimiki web スクールのYouTubeチャンネルはこちら
4. 428:ぱちぱちデザインChannel
ぱちぱちデザインChannelは、グラフィックデザインを中心に幅広いデザイン知識を提供するYouTubeチャンネルです。デザインの基本原則から実践的なテクニックまで、わかりやすく丁寧に解説されています。
ロゴやパッケージデザインなど、実際の制作プロセスを公開している動画も多く、プロのデザイナーの思考プロセスや作業手順を学ぶことが可能です。デザイントレンドや業界情報なども定期的に発信しているので、デザイン業界の最新動向を把握するのにも役立つでしょう。
428:ぱちぱちデザインChannelのYouTubeチャンネルはこちら
5. カイクン-デザイン解説@BONO
カイクン-デザイン解説@BONOは、UI/UXデザインやWebデザインの実践的なテクニックを解説するYouTubeチャンネルです。PhotoshopやFigmaといったツールを使用したデザイン制作のテクニックや、効果的なレイアウト、配色の方法など、実務で即活用できるスキルを学ぶことができます。
また、デザインの基本原則といった理論的な側面も丁寧に解説されており、単なる技術的なスキルだけでなく、デザインの本質的な理解を深めることができるでしょう。
カイクン-デザイン解説@BONOのYouTubeチャンネルはこちら
社会人がデザインスキルを独学で身につけるための5つのポイント
社会人がデザインスキルを独学で身に付けるために押さえておきたいポイントは、以下の5つです。
これらのポイントを押さえることで、効率的に学習を進めることができるでしょう。
目的を設定し、具体的な勉強計画を立てる
デザインの勉強を始める前に、まずは自分の目標や学びたい領域を明確にすることが大切です。たとえばグラフィックデザインを学ぶにしても、ロゴデザインなのかポスターデザインなのか、あるいはパッケージデザインなのかなど、特定の分野に絞って学んでいくのが有効でしょう。興味関心の高い分野にフォーカスすることで、モチベーションを保ちながら継続的に学べます。
勉強計画を立てる際は、具体的な期限を決めるようにしてください。「いつまでに何を達成するのか」を明確にすることが、独学でのスキル習得を成功させるコツです。
学習を習慣化する
デザインスキルを着実に習得するには、学習を習慣化させることが重要です。毎日決まった時間に学習する習慣を作ったり、1日の最低限の学習時間を決めたりすることで、継続的なスキルアップが可能になります。
たとえば、「朝の30分をデザイン理論の学習に、夜の1時間をデザインツールの練習に充てる」など、自分のライフスタイルに合わせて学習時間を設定しましょう。通勤時間や休憩時間といったスキマ時間を活用して、デザイン関連の記事や動画を見るのもおすすめです。小さな努力を積み重ねることで、徐々にスキルが向上していくのを実感できるでしょう。
良いデザインをたくさん見る
デザインスキルを向上させるには、優れたクリエイティブをたくさん見ることが重要です。アプリやWebサイトを利用し、ほかのデザイナーの作品を研究することで、デザインのセンスやテクニックを学べます。
自分が興味を持ったデザインの魅力を分析することで、自分のデザインスタイルを確立する手助けにもなるでしょう。先で紹介した書籍やWebサイトを参考に、ぜひデザインの引き出しを増やしてみてください。
アウトプットを繰り返す
デザインスキルを独学で身に付けるには、インプットとだけでなくアウトプットも欠かせません。たとえばデザインの模写は、優れたデザインの構造や技法を理解するのに効果的です。慣れてきたらオリジナルデザインの作品を作ってみるのも良いでしょう。
制作過程や完成作品を言語化して説明する習慣を付けることで、デザインの意図や効果を明確に理解できるようになります。インプットと同時にアウトプットを繰り返し、理論と実践の両面からスキルアップを図りましょう。
コンペやお仕事に挑戦してみる
自分のデザイン力を実践で試したい場合は、コンペへ参加するのがおすすめです。コンペはほかのデザイナーと切磋琢磨する意識を持てるだけでなく、デザイン業界での人脈を広げられるチャンスでもあります。インターネット上でも多くのデザインコンペが開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
実際のお仕事に挑戦してみるのもよいでしょう。たとえば、女性向けキャリアスクールSHElikesには、お仕事チャレンジ*の制度があるため、実際の案件を通じて実践的なスキルを磨けます。自分の作品に対する客観的な評価を得られる機会もある、スキルアップにつなげることも可能です。
*お仕事チャレンジ:一定のスキルが身についた方向けに、お仕事に挑戦できる機会の提供を行っています。ただし、すべての受講生のお仕事獲得を保証するものではありません。
社会人が効率的にデザインを勉強するならSHElikesもおすすめ!
社会人が未経験からデザインを勉強するなら、女性向けキャリアスクールSHElikesがおすすめです。SHElikesでは、WebデザインやUI/UXデザインなどさまざまなデザインスキルを学べます。主要デザインツールの使い方に特化したコースも用意されているため、初めてツールに触れる方でも安心です。
それぞれのコースは、未経験者でも始められるよう基礎から丁寧に学べるカリキュラムになっています。SHElikesのデザイン関連コースは以下の通りです。
- Webデザインコース
- Webサイト制作 デザインコース
- Webサイト制作 コーディングコース
- Photoshopコース
- Illustratorコース
- WordPressコース
- ロゴ・CIコース
- UIデザインコース
- UXデザインコース
- STUDIOコース
- Figmaコース
- グラフィックデザインコース
- カメラ・写真コース
- Shopifyコース
SHElikesでは、ライティングやマーケティングといったデザイン以外のスキルも学べます。デザインと掛け合わせるスキルがあれば、仕事の幅も広がるでしょう。0からデザインの勉強をするなら、ぜひSHElikesを検討してみてください。
SHElikesでデザインを勉強した人の事例を紹介!
最後に、SHElikesでデザインを勉強した3名の事例を紹介します。
これからデザインの勉強を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
未経験からグラフィックデザイナーになったおのさやさん
ディレクターの仕事をしていたおのさやさんは、退職し専業主婦になりましたが、復職を考えた際「胸を張れるスキルがない」と思うように。そこでSHElikesに入会し、幼い頃から好きだったものづくりを仕事にするため、デザインの勉強を始めました。
PhotoshopやIllustratorの使い方動画を観ながら手を動かすことで、自然とデザインツールを使えるようになったそうです。学習を通じて制作したデザインをSNSに投稿したことをきっかけにデザイナーとしてのキャリアをスタートさせ、現在は正社員のグラフィックデザイナーとして活躍しています。
未経験からフリーランスWebデザイナーに転身した美咲さん
結婚と引越しを機に退職し専業主婦をしていた美咲さんは「環境や居住地に左右されずに続けられる仕事はないか」と思い、SHElikesに入会しました。
昔からものづくりに興味があったため、Webデザインの学習をスタート。勉強をしながら案件に応募したり友人からのデザイン制作依頼を受けたりして、実績を積んだそうです。現在はフリーランスのWebデザイナーとして、複数のクライアントから仕事を受け活躍しています。
保育士から自由に働くデザイナーになったmichiさん
保育士として10年近く働いていたmichiさん。子育てをするなかで「家族の時間を確保できる仕事にキャリアチェンジしたい」と感じ、新しいスキルを習得するためにSHElikesに入会しました。
SHElikesでは、同じように子育てをしながら勉強をしている仲間と出会い、支え合いながら勉強を続けることができたそう。現在は、お子さんに何かあってもすぐに駆けつけられる環境で、100%在宅で働くことができているそうです。
自分に合ったやり方でデザインを勉強しよう!
デザインを勉強する際は、自分に合った勉強方法を見つけることが大切です。目的や学習スタイルに合った教材や方法を選ぶことで、より効果的に学べるでしょう。
独学が苦手な場合は、プロの指導を受けるのもおすすめです。たとえば、SHElikesなら講師に直接質問できる機会もあるため、疑問をしっかりと解消しながら勉強を進められます。わからないことをそのままにせず、自分のペースでデザインスキルを身に付けられるのが魅力です。
将来に向けてデザインを学ぼうと考えている方は、ぜひ一度無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。