【2024年最新版】おすすめのWebマーケティングツール20選!選び方のポイントも紹介

【2024年最新版】おすすめのWebマーケティングツール20選!選び方のポイントも紹介

Webマーケティングとは、「企業や個人がWeb媒体を活用して売れる仕組みを作ること」を指します。しかし、「施策を効率的かつ効果的に回していくためにはどうすればよいのだろう」と悩まれている方も多いでしょう。

そんな不安の解消を手助けするツールとして、Webマーケティングツールの活用が挙げられます。サイト分析やアクセス解析、顧客管理の自動化など、ツールによって機能はさまざまなので、使用目的に合ったツールを選ぶことが重要です。本記事では、Webマーケティングツールの選び方やおすすめのツール20選を紹介します。

Webマーケティングツールとは?

Webマーケティングツールとは?

Webマーケティングツールとは、「企業や個人によるWeb上でのマーケティング活動を効率的に行うためのサポートツール」のことです。

従来のマーケティングでは、人の手によって製品・サービスを販売するための仕組み作りや、施策の分析・改善等が行われてきました。しかし、インターネットやスマートフォンの普及とともにWebサービスの需要が急増した現在では、Webマーケティングによる集客率・コンバージョン率向上が、企業戦略において欠かせないものとなっています。

Webマーケティングの重要度が増すにつれ、マーケティングの効率化を図るためのツールも増え続けているのが現状です。今後は、施策の各フェーズにおいていかに最適なツールを選択できるかが、マーケティングで成果を上げるためのカギとなるでしょう。

適切なWebマーケティングツールを選ぶ5つのポイント

ここでは、Webマーケティングを行ううえで重要となる「Webマーケティングツールの選び方」について、以下5つのポイントを解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

予算に合わせて検討する

基本的にWebマーケティングツールは、予算に合わせて検討しましょう。ツールの相場は幅広く、無料で利用可能なものから月額150,000円程度かかるものまであります。なかには搭載されている複数の機能それぞれに価格が設定されており、追加するごとに費用がプラスされる料金形態もあるので注意が必要です。

そもそもマーケティングは、会社に利益をもたらすことを目的としています。ツールの導入により支出が増大した分、利益が見込めなければ本末転倒です。あらかじめ予算を立て、その範囲内で導入可能なWebマーケティングツールを検討しましょう。

導入の目的を明確にする

予算立てと同時に行うべきこととして「Webマーケティングの目的の明確化」が挙げられます。そのためには、以下のような課題の洗い出しが必要です。

  • マーケティング担当者の負担軽減
  • 限られた人員での施策の実行
  • CV率(顧客が商品購入やサービス契約に至る割合)向上
  • SNS運用の効率化

課題をもとに、マーケティング施策の先にあるKGI(最終目標)とそこに至るまでのKPI(中間目標)を明確にしてください。そのうえで、最速・最短ルートで成果を上げるための施策に最適なツールを選択しましょう。

用途に合った機能が搭載されているかチェックする

ツールを選定する際は、用途に合った機能が搭載されているかも確認しましょう。Webマーケティングツールとひと言でいっても、アクセス解析やSEO対策、顧客管理の自動化など、搭載されている機能はさまざまです。設定したKGIやKPIの達成との関連性の強いツールの導入が必要不可欠といえます。

そのため、搭載機能について十分に把握したうえで適切なWebマーケティングツールを選択するようにしましょう。無料の資料請求やチャット・メールでの相談を受け付けているサービスもあるので、気になる方はぜひ活用してみてください。

他のツールと連携できるか確認する

Webマーケティングツールを選ぶ際は、他のツールとの連携が可能か確認しましょう。複数のツールを連携できれば、単独での使用よりも高い効果を期待できるかもしれません。

たとえば、MAツール(マーケティング活動を効率化する機能が備わっているツール)と営業支援システムを連携させると、顧客がコンバージョンに至るまでの流れや有効なメルマガなどの情報を把握できるため、営業の際の参考になるでしょう。もちろんWebマーケティングツールは単体でも使えますが、複数のツールを連携させることで成果向上が期待できる点は押さえておいてください。

使いやすさを考慮する

Webマーケティングツールを選ぶ際は、ツールの使いやすさを考慮することも大切です。機能が多すぎて使いこなせなかったりツールの操作性に慣れるのに労力がかかったりすると、適切な効果を得るまでに時間を要してしまうことも。

ツールによっては、無料トライアル期間を設けているものもあります。実際に試してみてから契約すると、ミスマッチを防げるでしょう。マーケティングツールを十分に活用できるか不安な場合は、マニュアルやサポート体制が充実しているかも事前に確認してみてください。

【用途別】Webマーケティングツール20選

ここでは、数あるWebマーケティングツールのなかから、企業や個人事業主のマーケティング効率化に広く活用されているツール20選を用途別に紹介します。

包括的なマーケティングサポート(MAツール)をしたい場合

MA(マーケティング・オートメーション)ツールとは、ユーザーの流入経路やサイト上での行動分析、ターゲット(潜在顧客・顕在顧客)別のアプローチなどの自動化によって、Webマーケティングを包括的にサポートするツールを指します。

潜在層に対する購買意欲向上施策や、各ユーザーの行動に応じた内容のメール配信の自動化などを行うことで、集客の効率化を図れるのがMAツールの魅力です。ここでは、おすすめのMAツールを4つ紹介します。

1. HubSpot

HubSpot
引用:HubSpotより

HubSpotは世界135か国以上で活用されているMAツールです(2024年10月時点)。提供しているサービスが豊富なうえ、企業の成長に合わせて機能を拡張できる点が魅力といえます。たとえば、以下のようなプラットフォームが利用可能です。

  • マーケティングを包括的にサポートする「Marketing Hub®
  • 営業支援「Sales Hub®
  • カスタマーサービスを支援する「Service Hub®
  • コンテンツを作成・管理する「Content Hub®
  • 顧客情報管理を円滑にする「Operations Hub®

AI機能が搭載されており、顧客のフェーズにあったアプローチができる点が特徴といえます。機能が豊富なツールを探している方におすすめです。

2. Adobe Marketo Engage

Adobe Marketo Engage
引用:Adobe Marketo Engageより

Adobe Marketo Engageは、画像編集ソフトウェア等の世界最大手企業として知られるAdobe社が提供するMAツールです。マーケティング分析やAIを利用したコンテンツのパーソナライゼーションなどの豊富な機能を組み合わせることで、マーケティング効率向上を実現できます。

複数のチャネルをまたいで会話したり、他のアドビ製品を組み合わせたりすることも可能です。業務効率と顧客体験を向上させ、収益拡大を図りたい方におすすめのツールといえるでしょう。

3. SATORI

SATORI
引用:SATORIより

SATORIは操作のしやすさに定評のある国産のMAツールです。ツール内に蓄積されたカスタマー情報は、一部外部ツールと連携ができます。顧客の興味関心に合ったアプローチにより見込み顧客を獲得・育成できるので、顧客管理を効率的に行えるでしょう。

また、24時間365日問い合わせ可能(回答は営業時間内)なオンラインサポートをはじめとする手厚い支援体制も魅力のひとつ。見込み客の育成を自動化したい方やサポート体制を重視する方におすすめのツールです。

4. AIアナリスト

AIアナリスト
引用:AIアナリストより

AIアナリストは、コンバージョン数の最大化に特化したマーケティングツールです。デジタルマーケティングにおいて重要な、以下4つの分野におけるコンバージョンの向上を目的として使用できます。

  • Webサイト
  • SEO
  • Web広告
  • メール

提供会社が保有するデータをもとに、成果が出る勝ちパターンを提案してくれる点が魅力でしょう。具体的な改善策を提示するため、施策を行動に移しやすく、成果につながりやすい点が導入企業から支持されている理由といえます。Webマーケティングでコンバージョン数改善に注力したい方におすすめのツールです。

サイトのアクセス解析をしたい場合

Webマーケティングにおいて重要なのは「分析」と「改善」の繰り返しとされています。効果的な改善策を打ち出すために正確かつ的確な分析を行うのに役立つのが、Webサイトのアクセス解析機能に長けたWebマーケティングツールです。ここでは、サイトのアクセス分析におすすめのWebマーケティングツールを3つ紹介します。

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5. Google Analytics

Google Analytics
引用:Google Analyticsより

Google Analyticsは、Google社が提供するアクセス解析ツールです。原則無料でありながら、以下のような豊富なメニューが利用できるのが特徴といえます。

  • 現在の訪問数などが表示される「リアルタイムレポート」
  • サイトを閲覧している人の年齢・性別・職種などを把握できる「ユーザー属性」
  • サイト訪問の流入元などがわかる「集客レポート」
  • 訪問者数・ページの滞在時間・直帰率を把握できる「行動レポート」

コストを抑えてマーケティングツールを導入したい方は、利用を検討してみてください。容量の上限が多く、更新スピードが優れている有料版もあるので、より高度な機能・スペックでの分析がしたい方は検討しても良いでしょう。

6. Adobe Analytics

Adobe Analytics
引用:Adobe Analyticsより

Adobe Analyticsは、米国のソフトウェア企業・Adobe社のアクセス解析ツールです。デジタル分析により、カスタマージャーニーのあらゆる側面から顧客理解を深められます。リアルタイムで顧客のインサイトを把握できるので、各ユーザーに最適なアプローチを行えるようになるでしょう。

Webマーケティング分野であるWebサイトやWeb広告はもちろん、音声やIoTなど豊富なチャネルがデータ分析の対象であり、分析対象の幅広さも魅力。特定のチャネルのインサイトだけではなく、オンライン・オフライン問わずあらゆるソースのデータを収集・分析してカスタマージャーニーを構築したい方におすすめのツールです。

7. Similarweb

Similarweb
引用:Similarwebより

Similarwebは、オンラインで市場を勝ち取るために欠かせないプラットフォームを備えたアクセス解析ツールです。オンライントラフィックデータにより、サイトやアプリのパフォーマンスを客観的に把握できるので、データに基づいた意思決定が実現するでしょう。

有料版よりも機能は制限されますが、無料で使用できる機能も豊富にあります。ちなみにブラウザ拡張機能を使えば、サイト閲覧中に必要なトラフィックデータに手軽にアクセスすることも可能です。公平な意思決定に役立つツールを探している方や無料ツールを試してみたい方は、チェックしてみてください。

サイト・LP改善をしたい場合

Webマーケティングの目的のひとつに、CV(コンバージョン)率の改善が挙げられます。CV率とはWebサイトやLP(ランディングページ)に訪問したユーザーが、商品購入やサービス契約に至った割合を示す指標のことです。

サイト・LP改善に特化したWebマーケティングツールは、CV率改善施策に最適といえます。ここでは、サイト・LP改善に役立つWebマーケティングツールを2つ紹介します。

8. Ptengine

Ptengine
引用:Ptengineより

Ptengineは、ヒートマップ解析からABテスト、レポート作成、Web接客まで、あらゆるWebマーケティング分析がタグの設置のみで完結するサイト改善ツールです。使いやすいシンプルな設計とスピーディーでわかりやすい分析により、サイトやLPの分析・改善サイクルを最速化できます。

有料プランにはチャットやメールでのサポートがついているのも魅力でしょう。価格は上限のPV数と機能数によって異なります。無料プランやトライアルもあるので、サイトの強化を目指したい方はぜひ試してみてください。

9. ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップ
引用:ミエルカヒートマップより

ミエルカヒートマップは、サイト内でのユーザーの行動を色の濃淡で示したヒートマップ機能を中心に、CV最大化につながる豊富な機能を搭載したサイト改善ツールです。以下3種類のヒートマップでサイトの課題を顕在化し、CV改善につなげられます。

  • アテンションヒートマップ:ページ内でよく読まれている箇所がわかる
  • スクロールヒートマップ:ユーザーが離脱した箇所がわかる
  • クリックヒートマップ:クリックされた箇所がわかる

PVやサイト数に応じて多くの料金プランが用意されているので、ニーズに合わせて選択できるのも魅力です。レクチャーなどのサポートも充実しているので、初めてWebマーケティングツールを使う方も安心でしょう。Webサイト運営でコンバージョンの最大化を図りたい方はぜひ試してみてください。

Web広告運用・効果測定をしたい場合

Web広告運用は、Webマーケティングにおいて重要な施策のひとつです。集客率を向上させたり競合との格差を広げたりと優位に立つためには、導入した広告ツールの運用や効果測定を自動化・最適化するマーケティングツールが有効といえます。ここでは、Web広告運用・効果測定におすすめのWebマーケティングツールを4つ見ていきましょう。

10. Shirofune

Shirofune
引用:Shirofuneより

Shirofuneは、プロの広告運用を再現できるようシステム化された、広告運用自動化ツールです。高い広告効果が見込めるキーワードの提案や自動改善提案など、広告最適化に役立つ機能が搭載されています。

分析・報告用レポートもワンクリックで作成できるため、広告運用にかける作業時間や人員の大幅な削減にもつながるでしょう。広告運用未経験者はもちろん、ノウハウが不足している場合や効率的に広告効果を高めたい場合にもおすすめのツールです。

11. Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー
引用:Googleキーワードプランナーより

Googleキーワードプランナーは、検索結果と連動して表示されるリスティング広告の最適化に適したGoogle提供のマーケティングツールです。主に、以下のような機能が活用できます。

  • 高い効果を期待できるキーワードの選定
  • キーワードの検索ボリュームの確認
  • あるキーワードで広告を打ち出す場合の費用の見積もり

基本的に無料で使用できるほか、初心者でも使いやすいのも魅力でしょう。キーワードを取捨選択しながらSEO記事やリスティング広告を作成したい方におすすめのツールです。

12. アドレポ

アドレポ
引用:アドレポより

アドレポは、広告レポートの自動化をサポートするツールです。複数の広告プラットフォームからデータを一元管理し、日々の広告パフォーマンスをリアルタイムで確認できるため、データの分析や改善策の策定が迅速に行えるでしょう。

また、レポートのテンプレートやカスタマイズ機能が充実しており、クライアントや社内向けなど作成用途別に柔軟に作成可能です。広告効果を的確に把握し、効率的な広告運用を実現したい場合、作業工数を大幅削減したい場合に最適なツールといえます。

13. Optmyzr

Optmyzr
引用:Optmyzrより

Optmyzrは、Google広告のノウハウが集約された広告運用の最適化ツールです。AIによる分析と自動化機能を備え、広告キャンペーンの効率化やパフォーマンス向上に役立ちます。

24時間365日モニタリングし適宜アラートしてくれるほか、データに基づいた提案機能も充実しているため、運用精度を高められるでしょう。運営会社はGoogle 広告とYahoo!広告の正規代理店として認定されており、信頼性も高いといえます。AIを活用して広告費用対効果を最大化させたい方におすすめのツールです。

SEO対策をしたい場合

SEO(検索エンジン最適化)対策は、Webマーケティングの要となる施策です。専門知識やスキルが必要とされる分野だからこそ、対策強化に最適なツールの選択がマーケティングにおける成果獲得のカギとなります。ここでは、SEO対策がスムーズに進められるWebマーケティングツールを4つ見ていきましょう。

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14. Google Search Console

Google Search Console
引用:Google Search Consoleより

Google Search Consoleは、検索キーワードや検索順位、クリック率などからユーザーがサイト訪問に至るまでの行動を分析できるGoogle提供の無料ツールです。サイト訪問後のユーザーの行動を分析できるGoogle Analyticsと連携させることで、Web集客施策をより強化できるでしょう。

総務省の調査によると、日本における検索エンジンのシェア率は、Googleが1位で7割以上を占めるとわかりました*1Googleが提供するツールを用いてSEO対策に欠かせない分析を行えば、Web集客の最適化が期待できるでしょう。自社サイトへの流入経路を分析したい方は、ぜひ活用してみてください。

15. Keyword Map

Keyword Map
引用:Keyword Mapより

Keyword Mapは、膨大な数の検索結果やサイト、リスティング広告のデータをもとにコンテンツの質向上を図るSEO対策ツールです。生成AIとの連携により、上位ページの構成やユーザーニーズ、検索意図のデータを用いた記事構成案の自動生成ができます。

コンテンツSEOにおいて工数のかかる競合分析・記事構成の作成を自動化できれば、公開本数の増加にもつながるでしょう。SEO対策や競合サイト分析などができるツールを必要とする方や、記事制作にかかるリソースを削減したい方におすすめです。

16. ミエルカ

ミエルカ
引用:ミエルカより

ミエルカは、競合分析・カスタマーサクセス・学習コンテンツが一つになった国産SEOツールです。チャットや見出し生成機能など、独自のAI機能が搭載されており、記事制作にかかる工数を削減できる点が魅力といえます。

運営実績をもとに最適な施策を伴走してくれたり、専任のコンサルタントがツールの使い方を教えてくれたりするので、初めてのWeb施策でも安心でしょう。AI機能を使いこなしてWeb集客を強化したい方は、ぜひ導入を検討してみてください。

17. ラッコキーワード

ラッコキーワード
引用:ラッコキーワードより

ラッコキーワードは、SEO対策において重要なキーワードリサーチを効率的に行うためのツールです。ユーザーが入力したキーワードに関連する検索候補が網羅的に表示されるため、検索ニーズやトレンドを把握する際に役立ちます。特に、検索ボリュームや競合調査の機能が充実しており、SEO戦略を立てる際の参考になるでしょう。

ラッコキーワードは親しみやすさに加えて直感的に使えるのが特徴的で、初心者から上級者まで幅広く利用できる点も魅力といえます。コンテンツSEOでキーワード選定を効率的に行いたい方や、競合調査を入念に行いたい方におすすめツールです。

SNS分析をしたい場合

SNSはスマートフォンの普及とともに、企業のマーケティング戦略の一部としてますます重要視されるようになりました。常に最先端の情報が行き交うSNSの運用には、リアルタイムでの解析やスピーディーな施策の実行・改善を行うための分析ツールの導入が有効です。ここでは、SNSの分析にぴったりなWebマーケティングツールを3つ紹介します。

18. Instagram Insights

Instagram Insights
引用:Instagram Insightsより

Instagram Insightsは、所有するInstagramアカウントのフォロワーの全体的な傾向や、各投稿やストーリーズ、リール動画などのパフォーマンスを分析できる、Instagram公式のSNS分析ツールです。

Instagramのプロフィールからインサイトにアクセスすることで利用できますが、モバイルアプリのみの対応なので注意しましょう。リーチしたりアクションを実行したりしたアカウント数がわかるので、運用改善に必要な情報が入手可能です。Instagramのアカウントを運用している方は、ぜひ活用してみてください。

19. Social Insight

Social Insight
引用:Social Insightより

Social Insightは、以下12種類のSNSに対応している分析ツールです。

  • Instagram
  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • YouTube
  • TikTok
  • LINE
  • note
  • Pinterest
  • Threads
  • mixi
  • LinkedIn
  • Bluesky

複数のSNSアカウントの一括管理や、ハッシュタグキャンペーン・予約投稿などのSNS施策の自動化などができます。SNSを活用したマーケティングに注力している方は、導入してみてはいかがでしょうか。

20. コムニコ マーケティングスイート

コムニコ マーケティングスイート
引用:コムニコ マーケティングスイートより

コムニコ マーケティングスイートは、企業のSNS運用を支援する総合的な分析・管理ツールです。FacebookやInstagram、Twitterなどの主要SNSプラットフォームに対応しています。投稿のスケジュール管理やエンゲージメント分析、フォロワーの動向確認などができるため、SNSマーケティングの効率化に役立つでしょう。

各投稿のパフォーマンスをリアルタイムで追跡できるため、どのコンテンツがユーザーの関心を引いているかを詳細に分析できます。また、競合他社のSNSを分析・比較する機能も備えており、自社の戦略を見直すうえでの参考データを効率的に収集できる点も魅力。SNS施策のPDCAサイクルを効果的に回したい方におすすめのツールです。

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使用用途 ツール名 料金(税込) 主な機能 無料トライアル
包括的なマーケティングサポート(MAツール)をしたい場合 1. HubSpot ・個人〜小規模チーム向け:
月額1,800円〜

・企業単位〜大規模企業向け:
月額96,000円〜

・MAソフトウェア
・営業支援CRMソフトウェア
・コンテンツマーケティングソフトウェア
・オペレーション支援ソフトウェア
・B2Bコマースソフトウェア
など
無料ツールあり
2. Adobe Marketo Engage 要問い合わせ ・顧客理解とデータ活用
・コンテンツ管理
・カスタマージャーニー
・B2Bマーケティング支援
など
なし
3. SATORI 初期費用:300,000円
月額費用:148,000円
※年間契約のみ
・アクセス企業リスト
・自動メール配信
・ステップメール
・商談情報管理
・キャンペーン作成・管理
など
なし
4. AIアナリスト 月額100,000円 ・レポート機能
・施策管理・効果検証
・WebサイトCVR分析
・キーワード方針提案
・LP/バナー改善
・メール配信頻度提案
など
あり
サイトのアクセス解析をしたい場合 5. Google Analytics 原則無料

有料版は
要問い合わせ

・リアルタイムレポート
・ユーザー行動分析
・コンバージョン追跡
・カスタムレポート
など
無料版あり
6. Adobe Analytics 要問い合わせ ・Web分析
・広告分析
・リアルタイムデータ分析
・顧客管理機能
など
なし
7. Similarweb 【個人向けパッケージ】
・月額125ドル(※)
・月額333ドル(※)
・ご要望に応じたプランのご提案も可能
※年間契約の場合の月額料金

【​​法人向けパッケージ】
要問い合わせ

・マーケットリサーチ
・競合分析
・セールスエンゲージメント
・購買客の最適化
など
なし
サイト・LP改善をしたい場合 8. Ptengine 【Insight】〜3,000PVの場合:無料
3,000〜500,000PVの場合:4,980円(※)
500,000〜数億PVの場合:要問い合わせ

【Experience】
〜3,000PVの場合:無料
3,000〜500,000PVの場合:7,980円(※)
500,000〜数億PVの場合:要問い合わせ

【上記2点同時利用の場合】
〜3,000PVの場合:無料
3,000〜500,000PVの場合:9,980円(※)
500,000〜数億PVの場合:要問い合わせ

※年間契約の場合の月額料金

【Insight】
・アクセス解析
・ヒートマップ
など

【Experience】
・A/Bテスト
・サイト編集
・ポップアップ機能
など

無料プランあり
9. ミエルカヒートマップ 【ツールのみ】
無料〜月額19,800円

【ツール+CSの改善】
月額49,800円
〜149,800円

【ツールのみ】
・ヒートマップツールの使用
・広告分析機能
・ポップアップ機能
など

【CS改善付き】
上記の機能に加えて
・クリックリンク確認機能
・ABテスト
・CSによる改善分析
など

無料プランあり
Web広告運用・効果測定をしたい場合 10. Shirofune 【セルフプラン】
月額広告費×5%(税抜)
※最低利用料25,000円(税抜)

【サポートプラン】
月額広告費×5%(税抜)
+月額100,000円(税抜)
※最低契約期間は3ヶ月~

・キーワードの提案
・改善案の自動提案
・レポート作成
など
あり
11. Googleキーワードプランナー 原則無料 ・キーワードの検索ボリュームと予測データの確認
・キーワードプランの作成
・既存のキーワードリストのアップロード
など
無料
12. アドレポ 月額30,000円〜 ・レポート作成
・データの一元管理
・スマート考察
など
あり
SEO対策をしたい場合 13. Optmyzr 要問い合わせ ・24時間365日モニタリング
・AI分析データ
・定型レポート出力
など
なし
14. Google Search Console 無料 ・検索パフォーマンスの分析
・インデックス状況の管理
・リンクの分析
など
無料
15. Keyword Map 要問い合わせ ・検索市場レポート
・おまかせキーワード選定
・記事構成案作成
・デイリーレポート
など
あり
16. ミエルカ 要問い合わせ ・キーワード戦略
・効果検証
・ページ改善
など
なし
17. ラッコキーワード 無料
〜月額9,900円
・一括キーワード調査
・検索上位分析
・サジェストキーワード分析
・各種キーワード調査
など
無料プランあり
SNS分析をしたい場合 18. Instagram Insights 無料 ・Instagramでの投稿パフォーマンスの分析
・ストーリーのパフォーマンス分析
・キャンペーンの効果測定
など
無料
19. Social Insight 要問い合わせ ・口コミ分析
・SNSアカウント分析
・投稿予約・管理
・SNSキャンペーン管理
など
なし
20. コムニコ マーケティングスイート 要問い合わせ ・投稿事前予約
・自社アカウントの数値を一元管理
・分析レポート
など
あり

目的に合ったWebマーケティングツールの選択が成果最大化のカギ!

目的に適したWebマーケティングツールを選択・活用することで、マーケティング施策の効果を高められるかもしれません。ツールに関する理解を深め効果的に活用していくためには、Webマーケティングの基礎知識を身につけておくとよいでしょう。

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※出典
*1:総務省|「令和5年 情報通信に関する現状報告の概要」より

ABOUT ME
ライター Yuri Furukawa
名古屋芸術大学 音楽学部 演奏学科 ピアノコース卒業。在学中に伴奏ピアニスト、ピアノ講師としての活動を開始。卒業後はブライダル演奏やホールレセプションなど、音楽関連業を中心に精力的に活動。パンデミックをきっかけに自分らしい働き方について改めて考えるようになり、2021年より音楽業と並行してSEOライターとしての活動を開始。現在、さまざまなメディアのコンテンツ作成に携わっている。
エディター 工藤 梨央

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。