【おすすめ国家資格】ウェブデザイン技能検定とは?難易度や合格率、おすすめ勉強法を解説!

【おすすめ国家資格】ウェブデザイン技能検定とは?難易度や合格率、おすすめ勉強法を解説!

ウェブデザイン技能検定は、Webデザイン業界唯一の国家資格です。3級・2級・1級と難易度別に試験範囲が定められています。資格取得により、Webデザインスキルが一定以上あることを客観的に証明できる点がメリットです。

そこで本記事では、ウェブデザイン技能検定について詳しく解説します。検定の難易度や合格率など試験に関する情報や勉強方法など詳しく知りたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

CONTENTS
  1. ウェブデザイン技能検定とは?国家資格って本当?
  2. ウェブデザイン技能検定は意味ない?取得がおすすめな人の特徴
  3. ウェブデザイン技能検定の難易度・合格率
  4. ウェブデザイン技能検定の試験概要
  5. 【2025年最新】ウェブデザイン技能検定の試験日程
  6. ウェブデザイン技能検定の申し込み方法
  7. ウェブデザイン技能検定を受験する際の注意点
  8. ウェブデザイン技能検定の主な勉強方法
  9. ウェブデザイン技能検定に合格するための3つのポイント
  10. ウェブデザイン技能検定に関するよくある質問
  11. ウェブデザイン技能検定を取得してキャリアアップを目指そう!

ウェブデザイン技能検定とは?国家資格って本当?

ウェブデザイン技能検定とは?国家資格って本当?

ウェブデザイン技能検定とは、Webデザインに関する知識・技術・実務能力が問われるWebデザイン業界唯一の国家資格です。合格すれば、1級は厚生労働大臣より、2級と3級は特定非営利活動インターネットスキル認定普及協会より「ウェブデザイン技能士」の合格書が発行されます。

特に3級は受検資格に規定がなく、未経験者でも挑戦できるのが特徴です。当然等級が上がるにつれて難易度が高くなり、1級では実務レベルの高度なスキルや知識が求められます。初心者から経験者まで資格への挑戦が可能な資格といえるでしょう。

資格取得によりWebデザインのスキルを客観的に証明でき、就職・転職時のアピールポイントや現職でのキャリアアップに活かせるのもポイントです。

ウェブデザイン技能検定は意味ない?取得がおすすめな人の特徴

WebサイトやSNSで「ウェブデザイン技能検定」と調べると「意味ない証明だからやめとけ」などの意見を目にすることもあるでしょう。否定的な声もある一方で、ウェブデザイン技能検定の資格取得がおすすめな人もいます。特に以下の特徴に当てはまる人は受検を前向きに検討しても良いかもしれません。

ここでは、検定を受けるべき人の特徴について詳しく解説します。

Webデザイン未経験・初心者の人

Webデザイン未経験・初心者でこれからWebデザイナーになりたい人は、ウェブデザイン技能検定の取得がおすすめです。資格取得によりWebデザインに関する知識を持っていることを客観的に証明できます。

履歴書に記載可能な資格なので、未経験からWebデザイン職への就職・転職を目指す際にアピールポイントの一つになるでしょう。また、Webデザインの基礎知識の習得が可能であり、職種の理解が深まる点もメリットといえます。

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現在Web業界で働いており、スキルアップを目指したい人

ウェブデザイン技能検定の取得は、Web業界で実務経験がある人にも向いています。資格取得を目指して勉強することで、これまで身につけた知識の整理が可能です。

また、試験は学科試験・実技試験で構成されているので、資格保有によりWebデザインに関して総合的なスキルがあることを証明できます。市場価値の向上にもつながる可能性があることから、スキルアップを目指す場合にも資格取得は効果的といえるでしょう。

Webサイトの運営がしたい人

Webサイトの構築・運用には、Webデザインの知識が不可欠です。そのため、Webサイトの運営がしたい人にも、ウェブデザイン技能検定の取得はおすすめといえます。資格取得を目指して得た知識は、スムーズなWebサイト運用に役立つでしょう。

また、前述したように資格取得によりウェブデザイン技能士の肩書きを名乗れます。運営者としての信頼性の向上につながる点もメリットのひとつです。

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ウェブデザイン技能検定の難易度・合格率

公式サイトによると、ウェブデザイン検定の合格率は以下の通りです*1

等級 合格率
3級 60~70%
2級 30~40%
1級 10~20%

※合格率は年度や開催回により変動があります。

受検資格に規定がない3級は合格率が60%を超えています。一方で、実務的な内容が問われる2級・1級の合格率は、3級と比べて低いです。実務経験や一定のスキル保有が証明できないと受検できず合格率も低いことから、2級・1級は難易度の高い試験といえます。

等級ごとに定められた合格基準を以下の表にまとめました。どの程度の理解度があれば合格できるのかもあわせてチェックしておきましょう。

等級 学科・実技 合格基準
3級 学科試験 70点以上(100点満点)
実技試験 70点以上(100点満点:ただし、各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)
2級 学科試験 70点以上(100点満点)
実技試験 70点以上(100点満点:ただし、各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)
1級 学科試験 70点以上(100点満点)
実技試験 70点以上(100点満点:ただし、各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)

ウェブデザイン技能検定の試験概要

ここでは、ウェブデザイン技能検定の試験概要を見ていきましょう。各等級で共通点と相違点があるため、受検前に確認しておくことが重要です。各項目について詳しく解説します。

試験問題の形式

ウェブデザイン技能検定の試験は、学科と実技に分けられます。学科試験は等級で共通してマーク方式の筆記試験です。

実技試験は3級・2級では課題選択方式、1級ではペーパー実技試験と作業実技試験が行われます。令和6年度第4回の3級・2級試験概要と、令和5年度第3回の1級試験概要は以下のとおりです。

3級 2級 1級
学科試験 筆記試験(マーク方式):「多肢選択法」「真偽法」形式
実技試験 課題選択方式 ペーパー実技試験および作業実技試験

試験科目

ウェブデザイン技能検定の試験科目は、各等級で共通しています。3級・2級・1級と等級が進むごとに、出題内容が専門的・実務的になり難易度が上がるのが特徴です。

各等級で共通する学科試験・実技試験の試験科目を表にまとめました。

試験科目(各等級共通)
学科試験 インターネット概論
ワールドワイドウェブ(WWW)法務
ウェブデザイン技術
ウェブ標準
ウェブビジュアルデザイン
ウェブインフォメーションデザイン
アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
ウェブサイト設計・構築技術
ウェブサイト運用・管理技術
安全衛生・作業環境構築
実技試験 ウェブサイト構築
ウェブサイト設計・計画
ウェブサイトデザイン
ウェブサイト運用管理

各等級の試験科目の詳細は、ウェブデザイン技能検定公式サイト「試験要項」に掲載されています。受検の際は入念に確認しておきましょう。

試験時間

試験時間は等級により異なります。各等級の試験時間は以下の通りです。

等級 学科試験 実技試験
3級 45分 60分
2級 60分 120分
1級 90分 180分+ペーパー実技60分

等級が上がるごとに試験時間が長くなる仕組みです。試験時間が比較的短い3級・2級では、学科試験と実技試験を同日中に開催します。1級は学科試験に合格した人のみ実技試験に進めるため、学科と実技は別日程での開催です。

受検資格

各等級の受検資格・受検料は以下の通りです。各等級の条件のうち、いずれかひとつに該当していれば受検できます。

等級 受検資格
3級 ウェブの作成や運営に関する
業務に従事している者及び
従事しようとしている者
2級 ・2年以上の実務経験(※2)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、
専修学校、各種学校卒業又は
普通職業訓練修了(※3)した者
・大学(※3)を卒業した者
・高度職業訓練(※3)を修了した者
・3級の技能検定に合格した者
1級 【実技試験】
・1級の技能検定において、
学科試験に合格した者(※1)
【学科試験】
・7年以上の実務経験(※2)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、
専修学校、各種学校卒業又は
普通職業訓練修了(※3)後、
5年以上の実務経験(※2)を有する者
・大学(※3)卒業後、3年以上の
実務経験(※2)を有する者
・高度職業訓練修了(※3)後、
1年以上の実務経験(※2)を有する者
・2級の技能検定に合格した者であって、
その後2年以上の実務経験(※2)を有する者

※1:当該実技試験が行われる日が、学科試験の合格日より2年以内である場合に限る。
※2:実務経験とは、ウェブの作成や運営に関する業務に携わった経験のことである。
※3:学校卒業、訓練修了については、卒業あるいは修了した該当科に協会が定めたウェブの作成や運営に関する科目等が含まれると協会が認めたものに限る。

受検料

ウェブデザイン技能検定は、各等級、学科・実技試験ごとに受検料が異なります。受検に備えるためにも、あわせてチェックしておきましょう。

等級 受検料(非課税)
3級 【学科試験】
6,000円
【実技試験】
8,000円
※2025年4月1日において23歳以上の方
(23歳未満の在職者は4,000円
/23歳未満の在職者以外は6,000円)
2級 【学科試験】
7,000円
【実技試験】
16,000円
1級 【学科試験】
8,000円
【実技試験】
25,000円
(実技はペーパー実技を含む)

【2025年最新】ウェブデザイン技能検定の試験日程

令和7年度のウェブデザイン技能検定の試験は4回行われます。2級・3級の試験は5月、8月、11月、翌年の2月に実施予定です。1級のみ第3回の11月に学科試験、第4回の翌年2月に実技試験があります。

試験会場は試験回ごとの地域別受検者数などにより異なるので確認しておきましょう。令和7年度のウェブデザイン技能検定の日程と地域は以下の通りです。

開催日時 等級 試験会場
第1回
(令和7年5月25日(日))
2級 東京、愛知、大阪、福岡
3級 北海道、東京(川崎市を含む)、愛知、大阪、福岡
第2回
(令和7年8月24日(日))
2級 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡
3級 北海道、宮城、埼玉、東京(川崎市を含む)、神奈川、石川、愛知、大阪、岡山、福岡
第3回
(令和7年11月30日(日))
1級学科 東京、大阪
2級 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄
3級 北海道、宮城、埼玉、東京(川崎市を含む)、神奈川、愛知、大阪、岡山、福岡、鹿児島、沖縄
第4回
(令和8年2月15日(日))
1級実技 東京、大阪
2級 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄
3級 宮城、埼玉、東京(川崎市を含む)、神奈川、愛知、大阪、岡山、広島、福岡、沖縄

受検の際はウェブデザイン技能検定公式サイト「試験日程等」もあわせて確認してください。

ウェブデザイン技能検定の申し込み方法

ウェブデザイン技能検定の申し込み方法は、以下の2つです。

  • インターネットによる申請の場合
  • 郵送による申請の場合

受検申請書の郵送の手間を省きたい方には、インターネットによる申請がおすすめです。ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。

インターネットによる申請の場合

インターネットによる申請手順は、下記の6ステップです。

  1. 該当のページでメールアドレスを登録する
  2. 登録アドレス宛に届いたメールに記載のURLにアクセスする
  3. 基本情報を記入し、アカウントを作成する
  4. マイページに移行し、支払い方法をコンビニ決済・ゆうちょATM決済・銀行振込から選択する
  5. 3日以内かつ受検申請期間内に決済を行う
  6. 登録住所宛に送付される受検票を受け取る

決済確認までに2〜3日かかる場合があるため、余裕を持って申請しましょう。

公式サイトでは実際の画面を参照しながら登録できる資料が配布されています。インターネットでの申請方法について詳しく知りたい人は参考にしてください。

郵送による申請の場合

郵送による申請手順は、以下の6ステップです。

  1. 指定口座に受検料を振り込み、銀行振込控を受け取る
  2. 公式サイトより受検申請書をダウンロードし、記入する
  3. 受検料の銀行振込控・身分証のコピーを用意する
  4. 銀行振込控のコピーと身分証のコピーを受検申請書に同封する
  5. 指定の住所に簡易書留で送付する
  6. 登録住所宛に送付される受検票を受け取る

郵送の場合、開催回ごとに申請期間が定められています。期間内に手続きができるよう準備をしましょう。

インターネットによる申請と同様、受検票の受け取りをもって申請完了となります。受検票到着まで簡易書留の控えを保管しておくと、何かあったときに安心です。

ウェブデザイン技能検定を受験する際の注意点

ここでは、ウェブデザイン技能検定を受験する際の注意点を3つ解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

面接でアピール材料となるのは2級以上

ウェブデザイン技能検定が面接で評価されるのは、基本的に2級以上です。3級は誰でも受験できるうえに難易度も比較的低いため、採用担当者に強い印象を与えるのは難しいでしょう。2級以上は実技試験も含まれており、一定のスキルを証明する資格として評価されやすくなります。

ただし、実際の選考では「資格を持っているか」よりも「何ができるか」が重視されるものです。資格取得を目指すなら、あわせてポートフォリオ作成や実務経験の積み重ねも意識すると、アピールポイントとして有効でしょう。

2級以上は実技試験がある

2級以上のウェブデザイン技能検定では、実技試験でAdobe PhotoshopやDreamweaverなどのアプリケーション操作が求められます。3級とは異なり、テキストエディタやブラウザだけでは対応できず、ある程度ソフトの扱いに慣れていることが前提です。

特に普段デザイン系ツールに触れていない人にとっては、操作そのものが大きなハードルになるかもしれません。試験内容を公式サイトで事前に確認し、自身のスキルレベルと照らし合わせて準備を進めることが重要です。「実務で使えるスキルを同時に習得できる」と捉え、実技試験対策にも時間を割いて実力をつけましょう。

資格の取得を目的にしない

ウェブデザイン技能検定を受けるうえで大切なのは、資格取得をゴールにしないことです。資格を取得することにも意味はありますが、それだけで評価される場面は限られます。実際の現場では、学んだ知識を活かして「どんなものが作れるのか」が問われるからです。

試験勉強で得た基礎力をもとにポートフォリオを充実させる、あるいは課題に応じたデザインを考える力を養う意識を持つと良いでしょう。資格は通過点と捉え、その後のアウトプットにつなげる意識を持つことが、真のスキルアップに繋がります。

ウェブデザイン技能検定の主な勉強方法

ウェブデザイン技能検定の主な勉強方法

ウェブデザイン技能検定に合格するための主な勉強方法は、独学もしくは通信講座・スクールの活用の2つです。自分に合った勉強方法を知ることで、効率良く学習が進められるでしょう。ここでは、2つの勉強方法について詳しく解説します。

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独学

独学では学習スケジュールを自由に組み立てられるため、時間の融通が効くメリットがあります。仕事や家事などと両立しながら勉強を進めたい方におすすめです。独学で合格を目指すなら、参考書と過去問を活用しましょう。

検定公式サイトでは、おすすめの参考書が紹介されています。また、過去問練習問題のダウンロードも可能です。参考書でインプットした知識は、過去問・練習問題でアウトプットして試験に備えましょう。

通信講座やスクールを活用する

独学での勉強が不安な人には、通信講座やスクールなどの活用がおすすめです。通信講座やスクールを活用すればカリキュラムに沿った学習で合格が目指せるため、効率良く学習を進められるでしょう。

たとえば、オンラインキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、ウェブデザイン技能検定の試験範囲に含まれるPhotoshopの使い方が学べます。ほかにもWebデザインの基礎や、バナー制作・Webサイト制作など実践的なアウトプットまで取り組めるカリキュラムが魅力です。

資格取得を通して実務で使えるスキルを身につけたい人は、ぜひ一度無料体験レッスンにお越しください。

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ウェブデザイン技能検定に合格するための3つのポイント

ウェブデザイン技能検定は、知識を問う学科試験と実践的なスキルを問う実技試験で構成されています。知識の暗記だけでは合格が難しいので、ポイントを押さえた学習が必要です。ここでは、ウェブデザイン技能検定に合格するための以下3つのポイントを見ていきましょう。

Webデザインの基礎をしっかり学ぶ

まずは、Webデザインの基礎をしっかり学ぶことが大切です。試験ではWebデザインに関する専門用語が使用されます。専門用語を知っておくことは、問題を解く際に欠かせない土台となるため、必ず学んでおきましょう。

ほかにも、Webサイトの構築に欠かせないHTML・CSSのコーディングスキルや、デザインを構成する要素など、実務でも活かせる基礎知識の理解は必須です。

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練習問題や過去問を繰り返し解く

資格取得を目指すなら、練習問題や過去問を繰り返し解くことが重要です。問題を繰り返し解くことで、インプットした知識を問題に応用してアウトプットする力として身につけられるからです。

また、数年分の過去問を解くことで出題傾向が見えてくるでしょう。効率良く試験対策を進めたい場合にも、過去問の利用は有効といえます。公式サイトで掲載中の練習問題過去問や試験対策用の問題集を活用して、試験対策を進めてみてください。

各種ツールの使い方に慣れておく

Webデザインに関連する各種ツールの使い方に慣れておくことも、資格取得に欠かせないポイントです。ウェブデザイン技能検定では、実技試験にて実践的なスキルが問われます。試験で使用するツールやアプリを把握し、実際に手を動かして使い方をマスターしましょう。

たとえば試験概要を確認すると、下記のツールの使用が想定されています。資格取得を目指す際は、各種ツールの使い方に慣れておくと安心です。

等級 使用する各種ツール
3級 サクラエディタ
TeraPad
Sublime Text など
2級 Adobe Photoshop
Visual Code Studio
テキストエディタ など
1級 Adobe Photoshop
Adobe Illustrator
Adobe Animate
Adobe Dreamweaver
Visual Code Studio
テキストエディタ など
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ウェブデザイン技能検定に関するよくある質問

ウェブデザイン技能検定に関するよくある質問

ウェブデザイン技能検定に関するよくある質問を4つまとめました。疑問解消の参考にしてみてください。

ウェブデザイン技能検定に合格するにはどのくらい勉強時間が必要ですか?

勉強時間は各等級や受検者の経験値、勉強時間により個人差があります。たとえば初心者が3級の合格を目指すには、30時間程度またはWebデザイナーとしての実務経験が1年程度必要であるといわれることも。

また、2級・1級の受検資格は、いずれも実務経験が2年以上は必要であることから、同等以上のスキルを身につける程度の勉強時間が必要であるといえるでしょう。

ウェブデザイン技能検定に合格したら、どんな仕事に就けますか?

ウェブデザイン技能検定に合格した場合、Webデザイナー、Webディレクターなど、Webサービスやインターネットに関わる仕事に就く際にアピールポイントになります。

Webデザイナーなどのクリエイティブ職の場合は実績を重視するケースが多いですが、ウェブデザイン技能士の資格の保有を歓迎している企業もあるのでチェックしてみてください。

ウェブデザイン技能検定に合格するためのスクールはありますか?

たとえば「誰でもわかるウェブデザイン技能検定 e-Learning」では、2級・3級の実技試験で出題された過去問をもとに解説するビデオ教材を視聴できます。そのほか、ウェブデザイン技能検定で問われるHTMLやCSSなどのコーディングや、デザインスキルを習得するならスクールもおすすめです。

オンラインキャリアスクールSHElikesなら、Webデザインの基礎知識やAdobe Photoshopなどのツールの操作方法が学習可能です。気になる方はぜひ一度無料体験レッスンに参加してみてください。

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ウェブデザイン技能検定は就職や転職に有利ですか?

資格取得により、Webデザインのスキル保有を客観的に証明できます。履歴書などでアピールできるため、就職や転職に有利に働くことも。たとえば、Webデザイナー、WebディレクターなどWeb業務に関する求人では、ウェブデザイン技能検定を歓迎スキルとしているケースもあります。

しかし、転職ではこれまでの実務経験が重視される傾向にあるため、資格取得に加えてデザインの実績をアピールすることが重要です。

ウェブデザイン技能検定を取得してキャリアアップを目指そう!

ウェブデザイン技能検定は、Webデザイン分野で唯一の国家資格です。資格取得により一定のスキルがある証明ができるため、就職や転職などにつながるでしょう。

検定に合格するには、Webデザインに関する知識の習得が欠かせません。検定で求められるスキルを効率的に身につけるなら、独学よりもスクールで学ぶことをおすすめします。

たとえば、オンラインキャリアスクールSHElikesでは、デザインツールの操作方法からバナー制作やWebサイト制作まで、実務で使えるデザインスキルの習得が可能です。資格取得に必要な知識を習得しつつ、副業や転職に向けた準備を進められます。「資格取得に向けて効率的に勉強したい」「未経験からWebデザインを仕事にしたい」という人は、ぜひ一度無料体験レッスンにお越しください。

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※出典
*1:特定非営利活動法人 ウェブデザイン技能検定|よくある質問より

ABOUT ME
ライター 島田 史
美容・医療・ビジネス分野などで活動中のフリーライター。 2016年よりライター活動を始め、2019年に個人事業を開業。 保有資格を活かして美容分野を中心に、多くのwebメディア等で、執筆・記事企画・美容記事監修・撮影・取材などを担当。 保有資格:日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ®︎、化粧品成分検定1級 化粧品成分上級スペシャリスト、一般社団法人 薬機法医療法規格協会YMAA認証マーク取得、など
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。