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ウェブデザイン技能検定の合格率は?試験内容から受験対策まで

ウェブデザイン技能検定の合格率は?試験内容から受験対策まで
ABOUT ME
ライター 島田 史
美容・医療・ビジネス分野などで活動中のフリーライター。 2016年よりライター活動を始め、2019年に個人事業を開業。 保有資格を活かして美容分野を中心に、多くのwebメディア等で、執筆・記事企画・美容記事監修・撮影・取材などを担当。 保有資格:日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ®︎、化粧品成分検定1級 化粧品成分上級スペシャリスト、一般社団法人 薬機法医療法規格協会YMAA認証マーク取得、など
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

『ウェブデザイン検定』とは、WebデザイナーやWebディレクターなど、Webサービスに携わる職種に就きたい方におすすめの国家検定です。

本記事では、ウェブデザイン技能検定の資格条件や試験内容、試験対策の方法などを網羅的に紹介します。後半では、難易度や資格取得のメリットなど、よくある質問に解答していきます。

CONTENTS
  1. ウェブデザイン技能検定の概要
  2. ウェブデザイン技能検定の受験資格
  3. ウェブデザイン技能検定の試験内容
  4. ウェブデザイン技能検定の合格率
  5. ウェブデザイン技能検定の受検料・試験日程
  6. ウェブデザイン技能検定の合格者特典
  7. ウェブデザイン技能検定に合格するための勉強方法・受験対策
  8. ウェブデザイン技能検定の関連資格
  9. よくある質問
  10. ウェブデザイン技能検定はWebデザイナーやWebディレクターを目指す方におすすめ

ウェブデザイン技能検定の概要

まず、ウェブデザイン技能検定はどのような検定なのかを説明します。ウェブデザイン技能検定の概要と実施目的を紹介したうえで、認定が開始された年や累計受験者数などの歴史を紹介します。

ウェブデザイン技能検定とは

『ウェブデザイン技能検定』*1とは、ウェブデザインに関する知識・技術・実務能力などが問われる国家検定です。国家検定とは、労働者の有する技能の程度を測り、保証する制度です。

ウェブデザイン技能検定に合格した際は、1級は厚生労働大臣より、2級と3級は実施元の特定非営利活動インターネットスキル認定普及協会による「ウェブデザイン技能士」の合格書が発行されます。ウェブデザイン技能検定に合格することで、Webデザインのスキルを客観的に証明することができます。

ウェブデザイン技能検定の目的

Webを使用したサービスの利用者が増加している状況から、インターネットセキュリティやWebサイト制作に関する技術は常に高度化しています。こういった背景からインターネットやWebデザインについての専門的知識や高度な技術を持った人材の確保が必要になっています。そのため、Webデザインに関する知識や技術があると客観的に証明できる人材を確保することを目指して、ウェブデザイン技能検定が国家検定として実施されるようになりました。

ウェブデザイン技能検定の歴史

ウェブデザイン技能検定は、2007年(平成19年)より、厚生労働省に認定されている、15年以上の歴史がある検定です。2007年から2019年までの累計受験者数は33,740名、合格者数は17,835名で、毎年多くの人が挑戦しています。特に未経験でも挑戦できる3級を受検する人が多く、3級だけで累計受験者数は25,912名となっています。

ウェブデザイン技能検定の受験資格

ウェブデザイン技能検定を受けるための受験資格を紹介します。3級はWebデザインの経験がなくても受検できますが、1級と2級はそれぞれ受検条件が設けられています。詳しい条件を見ていきましょう。

受験資格の条件

ウェブデザイン技能検定を受けるには、1級・2級はWebサイトの制作や運営などの業務経験や、指定の科目が含まれている学校を卒業した経験が必要になります。さらに、1級の実技試験は、ウェブデザイン技能検定1級の学科試験に合格しないと受けられません。3級のみ、経験や学歴の指定がないので、Webデザイナー未経験の方でも受験できます。

以下の各等級の条件のうち、ひとつでも該当していれば受験できます。

1級 【実技試験】
・2年以内に1級の技能検定の学科試験に合格した者
【学科試験】
・7年以上の実務経験(※1)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了(※2)後、5年以上の実務経験(※1)を有する者
・大学(※2)卒業後、3年以上の実務経験(※1)を有する者
・高度職業訓練修了(※2)後、1年以上の実務経験(※1)を有する者
・2級の技能検定に合格した者であって、その後2年以上の実務経験(※1)を有する者
2級 ・2年以上の実務経験(※1)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了(※3)した者
・大学(※2)を卒業した者
・高度職業訓練(※2)を修了した者
・3級の技能検定に合格した者
3級 ・Webの作成や運営に関する業務に従事している者および従事しようとしている者

※1:実務経験とは、Webの作成や運営に関する業務に携わった経験のことである。

※2:学校卒業、訓練修了については、卒業あるいは修了した該当科に協会が定めたWebサイトの作成や運営に関する科目等が含まれると協会が認めたものに限る

ウェブデザイン技能検定の試験内容

Webデザイン系の資格の試験は、運営元によって実技や筆記試験などさまざまですよね。ウェブデザイン技能検定の試験問題の形式や、具体的な試験科目、試験時間を紹介します。

試験問題の形式

ウェブデザイン技能検定は、各等級、学科試験と実技試験があります。学科試験はマーク方式の筆記試験で、実技試験は3級・2級はWebサイトデザイン作業、1級はペーパー実技試験と作業実技試験になります。

実技ではHTMLやCSS、画像の作成や加工などを含めたウェブサイトデザインや、データアップロードや更新・管理などのウェブサイト運用管理のスキルが試されます。

令和5年度の3級・2級の試験概要と、令和4年度の1級の試験概要は以下のとおりです。

3級 2級 1級
学科試験 筆記試験(マーク方式):
「多肢選択法」「真偽法」形式
筆記試験(マーク方式):
「多肢選択法」「真偽法」形式
筆記試験(マーク方式):
「多肢選択法」「真偽法」形式
実技試験 Webサイトデザイン作業 Webサイトデザイン作業 ペーパー実技試験、作業実技試験

試験科目

ウェブデザイン技能検定の試験科目は、各等級全て以下のとおりになります。

学科試験

  • インターネット概論
  • ワールドワイドウェブ(WWW)法務
  • ウェブデザイン技術
  • ウェブ標準
  • ウェブビジュアルデザイン
  • ウェブインフォメーションデザイン
  • アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
  • ウェブサイト設計・構築技術
  • ウェブサイト運用・管理技術
  • 安全衛生・作業環境構築

実技試験

ウェブサイト構築

  • ウェブサイト設計・計画
  • ウェブサイトデザイン
  • ウェブサイト運用管理

例えば、インターネット議論ではインターネットの仕組みやネットワーク接続法に関する知識が問われ、ウェブデザイン技術ではHTMLやCSSの知識が問われます。実技試験のウェブサイト構築では、HTMLやCSSのスキルやページデザイン・レイアウトのスキル、ウェブサイト運用管理ではデータアップロードや更新・管理などの作業力が試されます。詳しい内容は等級によって異なります。

試験時間

試験時間は、3級は学科45分、実技60分、2級は学科60分、実技120分、1級は学科90分、実技180分、ペーパー実技60分と、等級が上がるごとに長くなっています。1級は学科試験に合格した人だけが実技試験に進めるので、学科と実技は別日程に行います。

令和5年度第2回の2級・3級の実技は合計5課題です。5課題を時間内に終わらせる必要があります。

1級 学科90分 実技180分 ペーパー実技60分
2級 学科60分 実技120分
3級 学科45分 実技60分

ウェブデザイン技能検定の合格率

ウェブデザイン技能検定の過去の合格率を紹介します。各等級の難易度を想定する参考にしてください。

過去の合格率

ウェブデザイン検定の合格率は、3級が「60~70%」、2級が「30~40%」、1級が「10~20%」です。

初心者向けの3級は合格率60%を超えていますが、実務的な内容が問われる2級以降は合格率が下がっていきます。2017年~2019年の累計合格者数を見ても、3級は受験者25,912名のうち14,966名が合格していますが、1級は受験者689名のうち合格者93名とかなり少なくなっています。3級と1級で難易度が大きく異なることが分かりますね。

3級 60~70%
2級 30~40%
1級 10~20%

※合格率は年度や開催回により、変動がございます。

ウェブデザイン技能検定の受検料・試験日程

令和5年度のウェブデザイン技能検定の試験日程を紹介します。各等級の受検料と、受検申請から支払いまでの具体的な流れも見ていきましょう。

試験日程

令和5年度の試験は4回行われます。

2級・3級の試験を5月、8月、11月、令和6年2月に実施します。1級のみ実技、学科それぞれ一度きりで、11月に学科、令和6年2月に実技があります。

試験会場は試験回ごとの地域別受験者数などによって異なります。

令和5年度のウェブデザイン技能検定の日程と地域は以下のとおりです。

第1回 2級、3級 令和5年5月28日(日) 2級: 東京、愛知、大阪、福岡3級: 北海道、東京(川崎市を含む)、愛知、大阪、福岡
第2回 2級、3級 令和5年8月27日(日) 2級: 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡3級: 北海道、宮城、埼玉、東京(川崎市を含む)、神奈川、石川、愛知、大阪、岡山、福岡
第3回 1級学科、2級、3級 令和5年11月26日(日) 1級学科: 東京、大阪2級: 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄3級: 北海道、宮城、埼玉、東京(川崎市を含む)、神奈川、愛知、大阪、岡山、福岡、鹿児島、沖縄
第4回 1級実技、2級、3級 令和6年2月18日(日) 1級実技: 東京、大阪2級: 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄3級: 宮城、埼玉、東京(川崎市を含む)、神奈川、愛知、大阪、岡山、広島、福岡、沖縄

受検料の種類

受検料(受検手数料)は学科と実技それぞれに発生します。

3級の学科が6,000円、実技8,000円、2級の学科が7,000円、実技16,000円、1級の学科が8,000円、実技25,000円です。

また、令和4年度第1回試験より、試験実施年度の4月1日時点で25歳未満かつ受検申請日において在職者の方(雇用保険被保険者が対象)は、2級または3級の受験手数料が減免になりました。

1級 学科:8,000円 / 実技:25,000円 (ペーパー実技含む)
2級 学科:7,000円 / 実技:16,000円 減免制度利用時7,000円(25歳未満の在職者)※
3級 学科:6,000円 / 実技:8,000円  減免制度利用時3,000円(25歳未満の在職者)※

受検料の支払方法

受検料の支払い方法は、インターネットで受験申請を行うか、郵送で受験申請を行うかで異なります。郵送の際は振込先に受験料を振り込み、振り込み・利用明細書の控えを必要書類と一緒に簡易書留で郵送します。

インターネットで受験申請や支払いをする際は、まず、システムに基本情報の登録を行います。そのあと、マイページから受験申請を行い、支払い方法をコンビニ決済か銀行振り込みかを選びます。3日以内かつ受検申請期間内に決済を行ってください。

どちらの方法でも、申請受理された場合は検定事務局からの連絡はありませんが、予定通りの日程に受検票が発送されるようになっています。

ウェブデザイン技能検定の合格者特典

ウェブデザイン技能検定に合格すると、合格証書が発行されます。合格したらWebデザインに関わる仕事においてどのようなメリットがあるのか紹介します。

合格証書の交付

合格すると、1級の合格者には厚生労働大臣から、2級と3級は実施元の特定非営利活動インターネットスキル認定普及協会から合格証書が発行されます。どの等級に関してもウェブデザイン技能士として国家検定の合格証の交付を受けられます。

合格証は紛失、損傷、氏名変更の場合のみ、所定の手続きと再発行手数料(2,000円)で再発行が可能です。

また、ウェブデザイン技能士は更新制度がないため、一度取得すると半永久的に名乗ることができます。

合格証のメリット 

ウェブデザイン技能検定に合格してウェブデザイン技能士の資格を得ることで、一定レベルのWebデザインの知識とスキルを持っていることを証明できます。

3級は未経験でも受けられるので、Webデザイナーとしての経験がない初心者の方でも、知識とスキルがあることを客観的に証明することができます。

また、ウェブデザイン技能士は技能検定制度等に関わるポータルサイト「技のとびら」でロゴマークを配布しています。ウェブデザイン技能士を証明するために、名刺などに記載することが可能です。

ウェブデザイン技能検定に合格するための勉強方法・受験対策

ウェブデザイン技能検定に合格するための、具体的な勉強方法・受験対策を紹介します。

ウェブデザイン技能検定の勉強方法・受験対策

  • Webデザインの基礎を学ぶ
  • 練習問題を解く
  • 過去問題集を解く
  • 対策講座を受ける

ウェブデザイン技能検定には専用の練習問題集や過去問題集、対策講座などがあります。自分に合った勉強方法で受験対策を行いましょう。

Webデザインの基礎を学ぶ

まずは、書籍やスクールなどを利用して、HTMLやCSSなどWebデザインに必要な基礎を学びましょう。

運営元からおすすめされている「ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん」は、Webプログラミングの言語に限定されない、さまざまなプログラミング言語に共通する基本部分を中心に学習できる書籍です。インターネットの仕組みや、Webページのコンテンツが生じる仕組み、Cookieなど、包括的に紹介しています。プログラミングに関する一連の仕組みをしっかり理解することで、応用が効く基礎力を付けることができます。Chapter6以降は、実際のWebプログラム開発現場で使用されている技術のトレンドや、データベースの使い方などの応用を解説しています。

また、Webデザインの基礎を学ぶには、Webスクールの利用もおすすめです。SHElikesのWebデザインコースは、未経験から2ヶ月でWebサイト制作の基礎やデザインを学ぶことができます。HTMLやCSSなどのコーディングの知識を身につけて、仕事に活かせるWebデザインスキルを学ぶことができます。

練習問題を解く

ウェブデザイン技能検定3級の学科試験・実技試験の練習問題は、公式サイトからPDFをダウンロードできます。学科試験は試験範囲内の選択問題を、実技試験はHTMLやCSSを使用したワークの内容を確認できます。正答や課題のポイントも記載しています。Googleフォームで解答していくオンラインテストもあるので、ぜひ試験対策に活用してください。

2級・3級は過去問題集や練習問題集のほか、合格に向けて必要な知識・技能を学習できるガイドブックも販売されています。独学で勉強できるので、ぜひチェックしてください。

過去問題集を解く

ウェブデザイン検定3級はFOM出版社から公式過去問題集「ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集」が販売されています。こちらでは令和2年度から令和3年度までの全7回分の過去問題を学習できます。知識やスキル獲得に役立つ用語説明などの詳しい解説も付いています。実技試験で行うデザイン作業の流れも、しっかり学ぶことができるでしょう。公式サイトでも1級から3級まで、学科・実技の過去問と正答を公開しています。独学で学ぶことができる1級の主な試験対策は、公式サイトの過去問のみです。

ウェブデザイン技能検定の対策講座

誰でもわかるウェブデザイン技能検定 e-learning
2級・3級各:年間5,800円(税込)

e-Learningでは、ウェブデザイン技能検定2級・3級の実技試験で出題された過去問をもとに、解説するビデオ教材を利用できます。講座は購入したら1年間レンタルできるシステムです。コース内容は実技試験の作業1から作業5bまで網羅しています。3級では、指示に合わせたHTMLやCSSを用いたコーディング、2級では、Webサイトに使用する画像やアニメーションの作成、HTMLやCSSを用いたコーディング、JavaScriptファイルの編集などの問題が出題されています。実際に実技試験で出題される問題の解説や解答方法を知りたい方におすすめです。

ウェブデザイン技能検定の関連資格

ウェブデザイン技能検定を検討している方に向けて、おすすめの資格を2つ紹介します。WebデザインやWebディレクターなどの仕事をするうえで役に立つ知識を身につけることができますよ。

ウェブデザイン技能検定と関連する資格

Webクリエイター能力認定試験

受験料 スタンダード:5,900円
エキスパート:7,500円
試験日程 随時試験:会場ごとに異なる公開試験:2023年7月16日(日)、2024年1月28日(日)

Webクリエイター能力認定試験は、Webクリエイターに必要とされるWebデザイン能力とWebサイトを制作する上で必要なプラミングを含めたコーディング能力を測る認定試験です。実際の制作現場に近いワークフローに基づいた出題問題の解答を進めていくことが特徴です。合格すると、現場に対応できる実践的なスキルを証明できます。等級に関しては、実技試験のみのスタンダードと知識・実技を問われるエキスパートがあり、どちらも特別な受験資格はありません。

こちらの試験はWebデザイナ―やWebディレクターだけでなく、一般職や事務職の方がチャレンジする例も増えています。Web運営に関わるさまざまな職種の方が活用できる試験です。

Webデザイナー検定

1級 学科90分 実技180分 ペーパー実技60分
2級 学科60分 実技120分
3級 学科45分 実技60分

Webデザイナー検定は、CGクリエイター検定などデジタルに必要なコミュニケーション能力を身に着けられる5つの『CG-ARTS検定』のうちの1つです。一定の条件(コンセプト、日程、予算など)をもとに、コンセプトメイキング・制作・運用を行うための知識を身に着けることができます。等級については、ベーシックとエキスパートがあり、特別な受験資格はありません。

活用分野・職種は、Webデザイナー、Webプロデューサー、Webプランナー、営業・販売などが想定されています。

よくある質問

最後に、ウェブデザイン技能検定の難易度や取得のメリットなど、よくある質問に回答していきます。

ウェブデザイン技能検定は難しいですか?

ウェブサイト技能検定は、3級はWebデザイン業務未経験でも合格率が60%を越えます。1級を受検するためには、Webデザインに関する実務経験が必要で、合格率は10~20%とかなり低くなります。3級は初心者でも勉強すれば手が届くレベルであり、等級が上がるごとに難しくなっていると言えるでしょう。

ウェブデザイン技能検定の合格率

3級 60~70%
2級 30~40%
1級 10~20%

ウェブデザイン技能検定に合格したら、どんなメリットがありますか?

ウェブデザイン技能士を取得していると、Webデザインをするうえで必要な知識を持っていることを証明できます。3級は未経験でも挑戦できるので、合格することで、Webデザインに関する職種経験がなくても、Webデザインやインターネットに関する知識を持っていることを証明できるようになります。

ウェブデザイン技能検定に合格したら、どんな仕事に就けますか?

Webデザイナー、Webディレクターなど、Webサービスやインターネットに関わる仕事で有利になると言えるでしょう。Webデザイナーを採用する企業では、実績を重視される場合が多いですが、ウェブデザイン技能士の資格の保有を歓迎している企業もあります。

ウェブデザイン技能検定に合格するためのスクールはありますか?

e-Learningでは、ウェブデザイン技能検定2級・3級の実技試験で出題された過去問をもとに、解説するビデオ教材を利用できます。実技試験の解答方法を学ぶことができるので、実技試験の対策におすすめです。

また、ウェブデザイン技能検定で問われるHTMLやCSSなどのコーディングの知識や、デザインスキルは、スクールでも習得することができます。

SHElikesのWebデザインコースでは、Webデザインのことをなにも知らない初心者の方でも、WebデザインやHTML、CSSなどを含めたコーディングの基礎を学ぶことができ、実際に自分でデザインして実践を積むことができるコースも準備されています。基礎から学びたい方や、デザインの実践力を身につけたい方におすすめです。

ウェブデザイン技能検定は就職に有利ですか?

2級以上のウェブデザイン技能検定を取得していると、就職が有利になる場合があります。例えば、Webデザイナー、WebディレクターなどWeb業務に関する求人では、ウェブデザイン技能検定を歓迎スキルにしていることがあります。

ウェブデザイン技能検定は転職に有利ですか?

就職活動と同様に、転職を行う場合も2級以上のウェブデザイン技能士を取得していることで有利になる場合があります。しかし、転職はこれまでの実務経験が重視されるので、資格だけでなくデザインの実績をアピールする事が重要です。

ウェブデザイン技能検定はWebデザイナーやWebディレクターを目指す方におすすめ

ウェブデザイン技能検定では、インターネットの基礎知識、Webデザインを行う上で必要な知識とスキルを学ぶことができます。また、合格した際はウェブデザイン技能士の国家資格を取得でき、Webデザインスキルを証明することができます。特に3級はWebデザイン未経験の方でも特別な受検資格もなく、挑戦しやすい等級です。合格率も比較的高いため、Webデザインに関する職種を目指す方は受験してみるとよいでしょう。

Webデザイナーとして仕事をしていくうえでは、資格取得だけではなくスキルの装着と実績作りがとても重要です。全くの未経験からWebデザイナーを目指す場合は、書籍やスクールでWebデザインの基礎知識を学ぶとよいでしょう。実績が作りやすいスクールであれば、転職活動を行う際に役立ちます。SHElikesでは、Webデザイン初心者の方でも、わかりやすいカリキュラムと仕事挑戦への機会をつくることができるサービスを準備しています。基礎からWebデザインを学んで、Webデザイナーを目指したいという方におすすめのスクールです。

女性向けキャリアスクールSHElikes無料体験レッスンはこちら

出典

*1:特定非営利活動法人|ウェブデザイン技能検定

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。