DX人財輩出企業No.1を目指すコク―株式会社が、DX転職プログラムを通してSHElikes受講生3名を採用した理由とは?

ABOUT ME
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デザイナー ori
ライター 児嶋佑香(こじゆか)
インタビュー記事や体験レポートを執筆する取材ライター。いろんな地域に行って、たくさんの人の話を聞くのが好き。悩む人に寄り添いたくて、メンタル心理カウンセラーや上級心理カウンセラーの資格も取得しました。
エディター 大原 光保子(みほこ)
上智大学 社会福祉学科卒業。在学中は、美容を通した国際協力を行う女子学生団体を立ち上げ、副代表を務める。その後女性向け動画メディアの立ち上げに従事し、新卒で入った会社では、ゼクシィの営業を行う。その最中SHEに出会い、理念に共感。現在はSHEshares編集長とマーケティングチームでクリエイティブプランナーを務める。

SHE株式会社(以下、SHE)ではデザインやマーケティングなど45種以上の職種スキルが学び放題の女性向けキャリアスクールSHElikesを運営しており、これまでに累計で6万人以上の方が受講しています。

また、SHElikesでマーケティングなどのDXスキルを習得した受講生を対象に、SHE WORKSとして企業様の採用のご支援やクリエイティブ制作の案件を受託しています。その取り組みの一環として、女性活躍推進に力を入れているコクー株式会社(以下、コクー)と共同で、2022年8月〜11月にかけてDX業務未経験の女性の育成と採用を叶える「未経験からのDX転職プログラム」を始動しました。

DX転職プログラム第一弾はSHElikesに通う女性から100名の参加希望者を募集。動画教材によるDXスキルの学習、SHEの人事による応募書類の添削や面接対策ワークショップなどに取り組んでもらいました。

その結果コクーでは、DX転職プログラムの卒業生8名の採用を決定

そこで今回はコクーCHROの青山さんに、今後の事業展望とそれに伴う採用方針、DX転職プログラムの卒業生を採用した理由について伺いました。またDX転職プログラムに参加してコクーに入社した卒業生のうち3名に、DX転職プログラムの感想や入社を決意した理由をお話いただきました。

1.2030年にDX人財の輩出企業でナンバーワンになる

ーーコクーの事業内容と青山さんのお仕事内容を教えてください。

青山

弊社は売上アップや業務効率化など、デジタルで解決できる課題をお持ちのクライアントに、常駐型サポートとして一流のデジタルスキルを持つ人財をお送りしています。

弊社に入社してくる人の多くはDX未経験ですが、そこから圧倒的な教育力で一流のDX人財へと育成した後にクライアントのサポート業務にあたっています。

その中で私は人財開発本部の部長として、人財の採用と教育、評価制度を担っています。

ーーコクーでは今後どのように事業を展開していく予定でしょうか?

青山

2030年にはDX人財の輩出企業で日本一になることを目指しています。日本では2030年にIT人財が70万人くらい不足すると言われているんです。弊社からは不足数の41%、33万人のIT人財を輩出したいと考えています。

また地方創生にも注力しており、DX化が進んでいない地方の自治体を中心に弊社のDXサービスを展開していく予定です。

ーー採用面で抱えていた課題はありますか?

青山

採用人数の目標を大幅に増やしたことで、弊社の理念に共感してくれる成長意欲の高い人財を確保することに難しさを感じるようになりました。応募者はたくさんいるものの、本当に弊社の理念を体現し、入社後にどんどんスキルを身につけて活躍してくれそうな人は少ないんですよ。

その点、今回SHEと協業したDX転職プログラムでは転職の意向度にグラデーションはありつつも「スキルを身につけて社会に貢献し、自分の価値も上げたい」と考える、まさに弊社が求めている方々が参加してくれました。

通常のように求人を出したり、会社説明会を実施したりといった一般的な採用をするよりも、弊社にマッチした人財にスムーズにアプローチすることができたんです。

2.採用の決め手は、理念への共感と成長意欲の高さ

ーー今回DX転職プログラムに参加した3名を採用した理由を教えてください

青山

今回採用した3名は成長意欲が高く、弊社の理念を体現してくれると期待できたからです。弊社では「for me, for you. 」を掲げ、「まずは自分たちが当事者意識を持ってイキイキと働くことが、顧客満足に繋がる」と考えています。そして社名のコクーには「個(CO)が、会社を担う最高執行責任者(COO)として、圧倒的な当事者意識を持って仕事に取り組む」という想いが込められています。

今回採用した3人は「今後どのように生きたいか、どのような力をつけたいか」を自分の言葉で明確に語ってくれました。さらに一緒に会社を創っていこうとする当事者意識も高く、弊社の理念を体現してくれると確信しました。

青山

彼女たちに限らず、今回のDX転職プログラムの参加者は、ほかの求人媒体からの応募者と比べて、圧倒的に成長意欲が高かったです。自主的にSHElikesに入会し、DX転職プログラムにも参加する人はやる気が違いますよね。弊社では女性活躍推進に力を入れているので、女性向けのキャリアスクールを運営されているSHEさんとは親和性も高かったのだと思います。

ーー実際に3名を採用してみてどうでしたか?

青山

採用して間違いなかったです。私は入社研修に2日間参加し、新入社員と一緒に過ごしていたのですが、特に平林は当事者意識を持って主体的に研修を作っていこうとしてくれたのを感じました。

弊社の研修では講師が一方的に話をしてインプットしてもらうのではなく、参加者がアウトプットすることを大事にしています。平林のように自分から発言し、主体的に研修に取り組んでくれるメンバーがいると助かりますね。

ーーDX転職プログラムによって、まさに採用したい人に出会えたんですね。それでは次はDX転職プログラムの卒業生3名に、DX転職プログラムに参加した理由をお伺いします。

平林

前職ではWebサイトの更新やメルマガ配信など、広報やマーケティングに関わる仕事を担当していました。しかし小さい会社だったので、自分で調べながら仕事をしていて、自分の知識に自信を持てなかったんです。

もっとしっかり勉強したいと思ってSHElikesに入会したところ、ある日DX転職プログラムの説明会を兼ねたイベントがあり、コクーに出会いました。話を聞いてみて「コクーに入社すればデジタルスキルを身につけて、もっと質の高い仕事ができそうだ」と思い、DX転職プログラムに参加しました。

平井

応募した理由は「スキルを身につけてライフイベントに左右されずに働き続けたい」と思ったからです。もともと私は「自分にはこれができる!」と言えるスキルがないことが悩みでした。

そこで少しでも勉強してスキルを身につけたいと思い、SHElikesに入会。DX転職プログラムの説明イベントに参加したところ、社長が情熱を持って会社のビジョンを話しているのを見て、私もここで働きたいと思い、DX転職プログラムに参加しました。

小畑

以前はアパレル業界で働いていて、結婚を期に退職しました。でも「やっぱりスキルを身につけて働きたい」と思い、SHElikesに入会してライティングやマーケティング、Webデザインの勉強をしていたんです。

最初はDX転職プログラムのことを知らなかったのですが、DX転職プログラムのイベントに参加した友人が「突き詰めて物事を考えるあなたの特徴は、マーケティングに向いているんじゃない?」とアドバイスしてくれました。そこでイベントのアーカイブ動画を視聴。社長がイキイキと会社の説明をしている様子を見て「素敵な会社だなあ」と思い、DX転職プログラムに参加しました。

3.DX転職プログラムでは、スキル学習と並行して、履歴書添削や面接など選考対策も実施

ーーみなさん開始前のイベントが参加のきっかけとなったのですね。それではDX転職プログラムに参加した感想と入社を決意した理由を教えてください

平林

勉強を継続できるか不安でしたが、プログラム期間内に週に1回ミッションが届き、それをこなすことで勉強する習慣が身につきました。また参加者同士で面接のロールプレイングをしたことで、実際の面接でも緊張せずに話せたのもDX転職プログラムに参加して良かったことですね。

選考が進むにつれてコクーについての知識も増え、どんどん入社意欲が高まりました。

平井

DX転職プログラムのカリキュラムには、SHElikesのいくつかのコースの動画視聴も含まれています。その中の広告運用コースを受けたことによって「世の中にこんなにおもしろい仕事があるんだ」と気づき、広告運用に対する興味が湧きました。職務経歴書や面接対策をしてくれるのも良かったですね。

またコクーを知るにつれて、研修がとても充実していることやスキルを身につけて出産や子育をしながら働いている方がたくさんいることがわかりました。自分のロールモデルとなるような方たちの存在を知り、「ここでならスキルを身につけて長く働き続けられる」と確信したことが入社の決め手です。

小畑

職務経歴書の添削をしてもらえたことが一番良かったです。私は今まで転職活動をしたことがなく、職務経歴書を誰かに見てもらう機会がありませんでした。その点今回のDX転職プログラムでは、みんなの前で自分の書いた職務経歴書を見てもらい、どこをどのように直したらいいのかをアドバイスしてもらえたので、不安なく選考に進むことができました。またExcelやマーケティングの基礎知識を教えてもらえたのも助かりました。

私はもともと転職意欲はなく、SHElikesで学んだライティングスキルを生かして、フリーランスとして活動していこうかと考えていました。しかしDX転職プログラムに参加してコクーの採用ブログhttps://media.cocoo.co.jp/)を読む中で、会社の内情をしっかりと外にだしているところが信頼できると思い、どんどん志望度が上がりました。最後には「コクーだったら自分も輝けるし、会社に関わる人たちに貢献することもできる」と思い、入社を決意しました。

ーー実際に入社してみてどうでしたか?

平林

入社初日に自分のライフプランを作る研修があって、「本気で女性の活躍を考えている会社なんだなあ」と感じました。今までそんなこと考えたこともなかったんですよ。

研修が始まってからもみんなで勉強の進捗を報告し合ったり、わからないことがあれば相談したりして、みんなでつながりを持ちながらステップアップしているのを感じました。

平井

入社する前と入社後のギャップがまったくなく、思っていた通りの会社だと思いました。コクーには情熱を持って前向きにお仕事をされている方が多いです。社内SNSで他の社員の投稿や経営陣の想いを見ることができるのもやる気に繋がりますね。

小畑

10人くらいの同期と一緒に研修を行ったのですが、みなさん志が高く、コミュニケーションも活発でした。研修内ではExcelや広告運用などを学習し、未経験者が押さえるべき基礎的な内容から、実務で使う本格的な内容まで手厚く教えてもらえるところが良かったです。業界のことがまったくわからなかった私でも、実際のお仕事の進め方のイメージを掴むことができました。

ーー入社してからSHElikesやDX転職プログラムで学んだことが生きていると感じる瞬間はありますか?

平林

SHElikesのWebライティングコースで学んだことは、会社のブログを書く際に生きています。また以前はマーケティングのことがまったくわからなかったのですが、SHElikesのWebマーケティングコースを受講したり、DXプログラムに参加したりしたことで、自分がデジタルスキルを使ってどのように会社に貢献できるのかイメージできるようになりました。

小畑

SHElikesでWebマーケティングコースの動画を見て、マーケティングの基礎的な考え方や簡単な用語を学んでいたので、コクーで研修を受けるときもスムーズに内容を理解できました。

ーー今後コクーで頑張りたいことを教えてください

平林

私はコクー社内のマーケティングに取り組むことになったので、新しいクライアントを開拓し、入社したメンバーがイキイキと働ける環境を作りたいです。また任意で行われている社内の女性活躍推進委員会にも参加し、女性がいきいきと働ける会社を創りたいです。

平井

まだ研修が続くので、まずは研修にしっかり取り組みつつ、広告運用やSNS運用など、マーケティングのさまざまな分野で活躍できる人財になりたいです。

小畑

広告レポート自動化ツールを販売する仕事に携わることが決まったので、広告運用に関する知識をさらに深められるよう、引き続き勉強したいと考えています。

4.デジタル/クリエイティブ領域の案件受託はSHE WORKS

SHE WORKSとは、45種以上の職種スキルが学び放題の女性向けキャリアスクールSHElikesでWebデザインやマーケティングなどデジタル/クリエイティブスキルを身につけた、トレンドに敏感な女性たちによるクリエイティブサポート事業です。

デジタル/クリエイティブ領域の採用から、実際のサイト制作やコンテンツ制作などの案件受託まで幅広く対応しております。

デジタル/クリエイティブ領域でお困りごとがあれば、ぜひお気軽にSHE WORKSまでご相談ください。

SHE WORKSはこちら

※DX転職プログラムの内容は、今後変更する可能性があります。

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