休み明けの’’憂鬱’’を「楽しみ」に変える。夏休み計画術

休み明けの’’憂鬱’’を「楽しみ」に変える。夏休み計画術

大人の夏休みは、日常から離れられる貴重な時間。

だからこそ「充実させなきゃ」と、あれもこれも予定を詰め込み、疲れ切って最終日を迎える・・・そんな経験、ありませんか?

私自身、休み明けには「また同じ毎日が始まるのか・・・」と憂鬱な気持ちになることが何度もありました。

もしかすると、その憂鬱の正体は“ただ休みが終わる”ことだけではなく、今の働き方や生き方に対するモヤモヤが原因なのかもしれません。

だからこそ今年の夏休みは、「これからの自分」を見つめ直す時間をプラスして、有意義な夏休みにしませんか?

有意義な夏休みを計画する時に、大切にしてほしいのは、「何をするか」よりも「どんな気持ちで夏休みを終えたいか」をまずはじめに考えること。
予定を詰め込む前に、心のゴールを決めておくだけで、夏休みの満足度はぐっと変わります。

今年こそ、休み明けは「憂鬱」ではなく「楽しみ」と思える夏休みに。

そんな夏休みを過ごすために、意識してほしいポイントを4つご紹介します。自分だけの理想の夏休みを作る、ヒントになれば嬉しいです。

1.学び・癒し・挑戦、3つの軸で考える

夏休みの計画を立てるとき、旅行やイベントなど“やりたいこと”を中心にスケジュールを組みがち。でも、それだけでは休み明け憂鬱な気持ちのままになってしまうかも。

本当に充実した休暇を過ごすためには、「学び」「癒し」「挑戦」という3つの要素をバランスよく取り入れるのが鍵です。

たとえば「学び」は、普段なかなか手を出せなかった本を読んだり、気になっている分野のオンライン講座を受けてみたりするのもおすすめ。スキルを増やすというより、「学ぶことの楽しさ」を感じられるような軽やかな学びが理想です。

「癒し」は、心と体をやさしく整える時間。自然の中でゆっくり過ごしたり、お気に入りのカフェでひとり時間を楽しんだり、SNSをお休みしてデジタルデトックスをするのもおすすめです。

そして「挑戦」は、いつもの自分から一歩踏み出してみること。ずっと行ってみたかった場所へ一人旅に出かけたり、興味のあったワークショップに参加してみたり。小さな「初めて」に触れることで、自分の中の“好き”や“強み”に気づけることがあります。

3つの軸を意識して取り入れることで、休み明けに「達成感」と「癒され感」の両方を得ることができ、心地よいリズムで日常に戻っていけるはずです。

2.空白の時間が心を整える

つい予定を詰め込みすぎてしまうタイプの人にこそ、取り入れてほしいのが「空白の時間」

何も予定を入れない、ただぼんやり過ごすだけの時間は、一見無駄に思えるかもしれません。でも実は、その“何もしない”時間こそが、思考を整理したり、自分の本音に気づいたりするきっかけになります。

朝起きてからの1時間を、スマホを見ずに過ごしてみる。お気に入りのカフェで日記を書きながらぼーっとしてみる。そんな些細なことで十分です。

あらかじめ予定の中に「空白の時間」を入れておくことで、心と体の余裕が生まれますし、なによりも夏休み全体の印象がぐっと穏やかで豊かなものになります。

3.これからの自分と向き合う’’ひとりミーティング’’をする

夏休みのうち1日だけでもいいので、これからの自分の生き方や働き方について考える“ひとりミーティング”の時間をつくってみてください。

「5年後、どんな場所で、どんなふうに働いていたいか?」

「今の自分に足りないもの、逆にもう持っているものは何か?」

そんな問いに向き合ってみると、頭の中が整理され、自分がこれから大切にしたい価値観や方向性が見えてくることがあります。

とはいえ、一人で考えるのが難しかったり、頭のモヤモヤを誰かと共有したいときもありますよね。

そんな時に私が頼ったのは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」です。

SHElikesは、「自分らしく働きたい」「好きなことを仕事にしたい」と願う女性のためのオンラインスクールです。

Webデザインやライティング、マーケティングなど45以上の職種スキルを定額で学ぶことができ、オンラインで完結するので自分のペースで続けられるのも魅力です。

単なるスキル学習だけでなく、同じような悩みを抱える仲間と出会えるコミュニティや、コーチングサポートも充実しているので、ひとりではたどり着けなかった答えに、近づける環境が整っています。

「なんとなくこのままじゃ嫌」「でも、何から始めたらいいかわからない」そんな気持ちを抱えている人は、SHElikesのような学びの場を“候補のひとつ”として知っておくことが、未来の選択肢を広げるきっかけになるかもしれません。

4.心のメモが、自分の’’選択’’を支えてくれる

どんなに素敵な夏休みも、時間が経つと記憶は少しずつ曖昧になってしまうもの。
だからこそ、そのとき感じたことや気づいたことを“言葉として残す”ことは、とても大切です。

ほんの数行でも、その日の出来事や気持ちをノートやスマホに書きとめる。撮った写真にひとこと添えて保存しておく。

それだけでも、あとから振り返ると「自分が何を大切に感じていたのか」「どんな瞬間に心が動いたのか」が、鮮明によみがえってきます。

ポイントは、「何をしたか」よりも、「そのとき、どう感じたか」を書き留めること。感情にラベルをつけて記録することで、自分の価値観や大事にしたい軸が、少しずつ見えてきます。

そしてその“心のメモ”は、人生の分かれ道に立ったとき、自分らしい選択をするための手がかりになります。
「あのとき、あんなことを考えていたな」
「私はこういうときに心が温かくなるんだ」
そんな小さな記録が、自分を支える大きなヒントになるのです。

未来のあなたが道に迷ったとき。ふと見返したそのメモが、背中をそっと押してくれる存在になるかもしれません。

’’心が動いた瞬間’’を言葉にして残すことは、夏の思い出を未来につなげる小さな工夫。その記録は、きっとこれからのあなたをそっと照らしてくれます。

未来の自分のために。この夏をどう過ごす?

夏休みは、ただ休むだけの時間ではなく、「自分のこれから」に目を向けるチャンスでもあります。

「今のままの働き方でいいのか」「自分らしい生き方は何なのか」日々の忙しさの中で、つい後回しにしてしまう問いに、しっかりと向き合えるタイミングです。

もちろん、何かを大きく変える必要はありません。小さな挑戦、ちょっとした癒しの時間、心に余白を持つだけで、少しずつ未来は動き出します。

この夏の過ごし方ひとつで、休み明けの気持ちが「憂鬱」ではなく「楽しみ」に変わったら、それはきっと大きな前進です。

この夏の小さな一歩が、未来のあなたを支える大きな一歩になるかもしれません。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 一宮みえさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。