春の風が少しずつ暖かくなり、新年度が始まりました。
新年度は「今年こそ変わりたい」と思う節目でもありますよね。でもその一方で、「これからのキャリアがなんとなく不安」「何をどう変えたらいいのか分からない」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
SNSではキラキラしたキャリアを歩んでいる同年代を見て、つい比べてしまったり、「自分には何が向いてるの?」とモヤモヤしたり…。そんな気持ちを抱えたまま、なんとなく時間だけが過ぎてしまっていませんか?
今回は、新年度をきっかけに心機一転するための習慣づくりについてご紹介します。ちょっとした考え方や行動の変化が、自信を持ったキャリアの第一歩につながるかもしれません。
まずは「完璧を目指さない習慣」から始めよう
「やりたいことを見つけなきゃ」「将来のためにスキルを身につけなきゃ」と思えば思うほど、何も手につかなくなることはありませんか?そんな時は「毎日少しでも前に進めたらOK」と、自分に優しくなることからスタートしてみましょう。
例えば、
・朝5分だけ早起きしてゆっくりコーヒーを飲む
・通勤時間にスマホを見ずに気になっていた本を読む
こんな小さなことでも、自分の中で「変化してる感覚」を持てると不思議と前向きになれます。重要なのは、「動いてる自分」に気づくこと。完璧じゃなくていい。少しずつ進んでいく感覚を育てることで、不安は自然と小さくなっていきます。
人と比べて焦るより、「昨日の自分より1ミリでも前進したか?」を基準にしてみてください。完璧じゃなくていい。できなかった日があっても大丈夫。大切なのは、「やってみよう」と思える気持ちを何度でも持ち直すことです。
自分にやさしい習慣は、未来の自分を裏切りません。毎日の“ほんのちょっと”が、不安を希望に変えてくれるはずです。
趣味の時間が、あなたの軸をつくるかも?! 〜ヨガのすすめ〜
心機一転したいときにおすすめなのが、「趣味の時間」をつくることです。仕事や将来について考えすぎて疲れてしまった心を、趣味はふっと軽くしてくれるはず。
私にとってのそれはヨガでした。
ヨガには「今この瞬間」に意識を向けるマインドフルネスの要素があり、自分の心と身体の状態を丁寧に観察する習慣が身につきます。
焦りや不安が強いとき、ヨガの呼吸を意識することで呼吸が整い、頭がクリアになる感覚。気持ちがざわついているとき、うまくいかない仕事のあとも、マットの上に立つと自然と心が安らいでいく感覚があります。
ヨガのメリットとしては、
・自律神経が整い、ストレスに強くなる
・姿勢が良くなり、呼吸が深くなる
・「自分の内側に意識を向ける」ことで判断力が増す
結果として、「自分は何が好きで、どんな働き方をしたいのか」そんな問いへの答えが少しずつ見えてくるようになりました。趣味はただのリフレッシュではなく、キャリアの軸を育てる時間でもあるのです。
趣味は現実から少し距離を置くことができ、「自分らしさ」を取り戻す時間になることもあります。「自分っぽいな」と感じることができる時間は自己肯定感を高めることに効果的です。
みなさんも趣味に打ち込む時間を通して本当の自分を見つけませんか?
趣味の見つけ方って?

とはいっても、私はヨガに出会うまでは特にこれといった趣味はないし、「推し」もいない。趣味を見つけることは意外と難しいなと何度も感じました。
そんなとき、運動の習慣になればいいと始めたヨガ。最初は小中学校のときの習い事のような気持ちでした。なんとなく興味があったから始めたヨガ。
そんな軽い気持ちでいいのです。いつの間にか趣味といえるぐらいはまることが見つかるはずです。
私の考える趣味の見つけ方は、
・「好き」を意識しすぎない
・続けないと!と意気込まない
・友達の趣味に乗っかる
趣味にならないけれどなんとなく興味がある、程度の軽い気持ちでいろいろなものに目を向けてみましょう。意外とまわりに転がっているかも。
あまり話したことのない人と話してみると新しい発見ができることも。世間話からあなたの興味のヒントにつながるかもしれませんね。
新しい働き方を知ることで、「不安」は「選択肢」になる

キャリアに不安を感じるのは、知らないことが多すぎるからかもしれません。
「会社に縛られない働き方って本当にできるの?」
「スキルがなくてもフリーランスって可能なの?」
そんな疑問を、ちゃんと答えてくれる場所を知っていますか?
私が最近出会ったのが、SHElikesという女性向けのキャリア支援オンラインスクールです。
ここでは、以下のようなサポートが受けられます
・未経験からでも始められるスキルの学習(ライティング・デザイン・マーケティングなど)
・キャリア設計のワークやコーチング
・同じように悩む仲間とのつながり
オンラインなので場所を選ばず、仕事の合間にも無理なく続けられます。「自分に合った働き方ってなんだろう?」とモヤモヤしていた私も、このスクールで実際に「書くこと」を学び、ライターとしての一歩を踏み出すことができました。
不安を抱えたまま一人で考え込むより、少し先を歩いている人の話を聞いてみる、それだけでも見える景色は変わります。
変わりたいと願うあなたは、もうすでに「始まっている」

新年度というタイミングは、「これまで」と「これから」の間にある、特別なチャンスです。
環境が変わらなくても、何か大きな目標がなくても、「このままじゃなくて、少しでも変わりたい」と思えたその気持ちこそが、すでに最初の一歩になっています。
たとえば、小さな習慣を取り入れてみることや趣味の時間を大切にすること。いつも話さない人と話してみる、普段と違う道で帰ってみるといった普段と違うことをしてみる。
どれもささいに見えるけれど、それは確実に“行動している証拠”です。
変化って、ある日突然やってくるようで、実は“じわじわと積み重ねた日々”の中から生まれるもの。だからこそ、焦らなくて大丈夫。不安があるのは当然のことだし、自信がないときほど、人は成長している途中なんです。
そして何より大事なのは、「どうせ私なんて」とあきらめないこと。
心のどこかで「変われるかもしれない」と信じているあなたには、必ずそのチャンスが巡ってきます。
まずは、今日ひとつだけ深呼吸をしてみる。
そのあと、自分ができそうなことをほんの少しだけやってみる。
その“ほんの少し”を、自分自身にプレゼントすることから始めてみませんか?
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 りりんさん)
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