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iPadで動画編集できるおすすめアプリ10選!選び方や特徴を解説

iPadで動画編集できるおすすめアプリ10選!選び方や特徴を解説

iPadで簡単に動画編集したいが、「どのアプリを選べばいいかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。最近では初心者向けの無料アプリから、プロ仕様の高機能アプリまで、iPadで使える動画編集アプリが充実しています。

本記事では、iPadでの動画編集におすすめのアプリを10個厳選してご紹介します。アプリ選びのポイントや特徴も解説するので、動画編集をやってみたいと考えている方は参考にしてみてください。

iPadで動画編集できるおすすめアプリ10選

iPadで動画編集ができるアプリはいくつかあります。今回は、初心者向けに使いやすさや編集機能の充実度などの観点で、人気の高いアプリを10個厳選しました。

それぞれ特徴や強みが異なるため、どんな動画を作ってみたいか、アプリ操作には慣れているかなど、自身のニーズやレベルに合わせて、最適な動画編集アプリを選択しましょう。

iMovie

iMovieはAppleが提供する無料の動画編集アプリで、購入時からiPadにインストールされています。基本的な編集機能を備えており、初心者でも簡単に使いこなせるのが特徴です。テンプレートも豊富で、トリミングやテロップ挿入、エフェクト追加などの基本的な編集ができます。

内容
特徴 ・Apple純正の動画編集アプリ(iPhone/iPad/Macで利用可能)
・シンプルで初心者でも使いやすい
・無料で全機能が利用可能
・テンプレートやテーマを活用して簡単におしゃれな動画を作成できる
主な機能 ・基本編集(カット、トリミング、速度調整、逆再生)
・テーマ&テンプレート(映画風や風の聞こえるテンプレあり)
・テキスト・字幕(シンプルなタイトルや字幕追加が可能)
・BGM・効果音(Apple提供の音楽や効果が広がる無料で使える)
・トランジション&フィルター(簡単な映像効果を適用可能)
・グリーンスクリーン(背景を消すクロマキー機能)
・4K対応
料金 完全無料(追加料金なし)

iMovieは、初めて動画編集する方や、iPadでシンプルな動画編集をしたい方におすすめの動画編集アプリです。

LumaFusion

LumaFusionは高性能な動画編集アプリで、レイヤー構造のある動画にしたり、カラー補正をしたりなど、プロ仕様の機能を備えています。6つのビデオ/オーディオトラックと6つの追加オーディオトラックを使用でき、複数の素材を重ねるマルチトラック編集に対応しています。4K ProResやHDRメディアなど、複数のフォーマットに対応しているのも特徴の一つです。

内容
特徴 ・iPadのプロ仕様動画編集アプリ
・直感的な操作で本格的な編集が可能
・マルチトラック編集対応(最大6ビデオ・6オーディオ)
・高さなカラー補正やエフェクトが利用可能
・一度購入すれば追加料金なし
主な機能 ・基本編集(カット、トリミング、速度調整、逆再生)
・マルチトラック編集(最大12トラック対応)
・高さなカラー補正(LUT、HSL調整、カラープリセット)
・クロマキー合成(グリーンスクリーン対応)
・キーフレームアニメーション(オブジェクトやエフェクトの動きを細かく調整)
・音声編集(イコライザー、音声分離、オーディオダッキング)
・外部ストレージ対応(SSDやクラウドから直接編集可能)
・4K・HDR出力対応(監視編集が可能)
料金 ・4,000円(追加課金なしで全機能利用可能)
・拡張機能は別途有料(マルチカム編集機能やエフェクト拡張)

LumaFusionは、プロ仕様の編集をiPadでやりたい方や買い切り型のアプリを探している方におすすめです。

Adobe Premiere Rush

Adobe Premiere Rushは、Adobe社が提供する使いやすい動画編集アプリです。直感的な操作が可能で、基本的な編集機能に加えて、クラウド同期機能も備えています。

内容
特徴 ・Adob​​e製の初心者向け動画編集アプリ
・スマホ・タブレット・PCで編集データを同期できる
・シンプルなUIで操作が簡単、SNS向けの動画作成に最適
・Adob​​e Premiere Proと連携可能(Rushで作った動画をPremiere Proでさらに編集できる)
主な機能 ・基本編集(カット、トリミング、速度調整、逆再生)
・自動音声ダッキング(BGMと音声の音量バランスを自動調整)
・テキスト・字幕(アニメーション付きタイトル・字幕が作成可能)
・マルチトラック編集(動画・音声・画像を複数レイヤーで管理)
・エフェクト・トランジション(シンプルなものが中心)
・カラー補正機能(LUTやプリセットで映像の雰囲気を変更)
・4K・60fpsの解像度出力対応
料金 ・無料プラン
・有料プラン(月額1,180円)

Adobe Premiere Rushは、シンプルだけど本格的な編集をしたい方やAdobe Premiere Proと連携して使いたい方におすすめです。

PowerDirector

PowerDirectorは、高度な機能と使いやすい操作画面で人気の高い動画編集アプリです。豊富なテンプレートや4K解像度での書き出し、高度な音声編集、クロマキー機能を使った合成なども行うことができます。

内容
特徴 ・プロ仕様の機能を備えつつ、初心者でも使いやすい
・縦動画・横動画・1:1動画など、SNSに適した編集が可能
・AIを活用した編集機能が充実(背景除去、手ぶれ補正など)
・PC版(Windows)と連携可能
主な機能 ・基本編集(カット、トリミング、速度調整、逆再生)
・エフェクト・トランジション(プロ仕様のエフェクトが豊富)
・AI機能(自動背景削除、手ぶれ補正、ノイズ除去)
・テキスト・字幕(アニメーション付きのタイトルや字幕)
・マルチトラック編集(複数の動画・音声レイヤーを操作可能)
・クロマキー合成(グリーンスクリーンを活用した合成が可能)
・4K・60fpsの音声出力対応
料金 ・基本無料(機能制限あり、透かしロゴ付き)
・有料プラン(月額558円、年間8,980円)

PowerDirectorは初心者から上級者まで、幅広く動画編集作業を行う方におすすめの動画編集アプリです。

InShot

InShotは、初心者でも扱いやすい動画編集アプリです。基本的な編集機能に加えて、フレーム内に2種類の動画を重ねるピクチャー・イン・ピクチャー機能や豊富な効果音などを備えています。無料版でも十分な機能が利用可能で、有料版にアップグレードすることでさらに多くの機能を使用できます。

内容
特徴 ・スマホ・iPadで簡単に使える直感的な操作
・SNS向けの動画編集に特化(Instagram、TikTok、YouTube Shortsなど)
・音楽・エフェクト・ステッカー・テキスト機能が豊富
・縦動画・横動画・四角動画など、SNSごとのサイズ調整が簡単
主な機能 ・基本編集(カット、トリミング、速度調整、逆再生)
・フィルター・エフェクト(動画の雰囲気を変えるが豊富)
・音楽・BGM(著作権フリーの音楽&効果音ライブラリ)
・テキスト・ステッカー(おしゃれなフォントやデザインが充実)
・コラージュ機能(複数の動画を組み合わせ可能)
・背景ぼかし( Instagram用の正方形動画作成に便利)
・4K・60fpsの高画質出力対応
料金 ・基本無料(ほぼすべての機能が無料で使えるが、広告あり)
・有料プランあり(Pro版)(広告なし、プレミアムエフェクト・フォント・BGMが使用可能)

InstagramやTikTokなどSNS向けの動画を作る方や、無料で簡単におしゃれな加工をしたい方におすすめです。

Quik

Quikは、GoPro社が提供する動画編集アプリです。Quikを使用することで、GoProやスマートフォン、一眼レフカメラなどで撮影した写真や動画を簡単に編集できます。

内容
特徴 ・GoPro社提供の動画編集アプリ
・シンプルな操作で自動編集が可能
・スマートフォンやGoProなどで撮影した映像を簡単に編集できる
主な機能 ・撮影した映像を分析し、音楽のリズムに合わせて最適なカットを自動作成
・手動編集ツール
・テーマとフィルター
・GoProとの連携
・クラウドバックアップ
料金 ・無料プラン:基本的な編集機能が利用可能
・有料プラン(Quikサブスクリプション):月額200円 or 年額1,080円(追加機能:無制限のクラウドバックアップ、高画質出力、プレミアムフィルターなど)

Quikは、短時間で手軽におしゃれな動画を作りたい方や、GoProを使っている方におすすめの動画編集アプリです。

CapCut

CapCutとは、TikTokを運営するByteDance社が開発した無料の動画編集アプリです。初心者でも簡単にプロ並みの動画を作ることができ、特にショート動画やSNS向けの編集に強いのが特徴です。

内容
特徴 ・初心者の直感的な操作が可能
・無料で使える高機能編集アプリ
・TikTokと相性が良く、直接投稿可能
・AIを活用した自動字幕やエフェクト機能搭載
主な機能 ・基本編集(カット、トリミング、速度調整、逆再生)
・自動字幕生成(日本語対応)
・エフェクト・フィルター(映画風、Vlog風など豊富)
・背景削除(グリーンスクリーン不要)
・音楽・BGM(著作権フリーの音楽ライブラリ)
・AI自動編集機能搭載
・4K・60fpsの快適出力対応
料金 ・基本無料(すべての基本機能が無料で利用可能)
・有料プランあり(プロ向けのエフェクトや素材を利用可能)

簡単な操作でプロ並みの動画を作りたい方や、TikTok、YouTube Shorts、Instagram のリールなど縦型ショート動画を作りたい方におすすめの動画編集アプリです。

KineMaster

KineMasterは、無料で手軽に動画編集ができるアプリです。基本的な編集機能に加え、エフェクトやカットとカットを繋ぐトランジション、音声編集機能も充実しており、SNSへの共有も簡単に行えます。

内容
特徴 ・スマホやタブレットで本格的な動画編集が可能
・多機能ながら直感的な操作性
・多層レイヤーの編集に対応(映像、テキスト、エフェクトなどを重ねられる)
主な機能 ・マルチレイヤー対応(動画、画像、テキスト、手書き)
・クロマキー(グリーンバック)合成
・エフェクト、トランジション、BGM・効果音
・音声編集(ボイスチェンジャー、音量調整、フェードイン・アウト)
・スピード調整(スローモーション・倍速)
・キーフレームアニメーション
・ピクチャーインピクチャー(PIP)
・4K動画の編集・書き出しに対応
料金 ・無料版:基本的な機能は利用可能(ただし透かしロゴが入る)
・プレミアム版:月額700円 or 年額3,500円
(プレミアム版では透かし削除&すべての機能が利用可能)

KineMasterは、本格的な動画編集をしたい方や、クロマキー機能・キーフレームアニメーションを活用した編集をしたい方におすすめのアプリです。

VLLO

VLLOは、初心者でも簡単に操作できる設計のアプリです。基本的な動画編集機能が無料で使用できるため、動画編集の経験が少ない方でも気軽に利用できます。

内容
特徴 ・初心者でも簡単に動画編集ができる直感的な操作性
・スマホやタブレットで本格的な編集が可能
・広告なしで快適に利用可能(無料版でも広告なし)
主な機能 ・カット、トリミング、分割、スピード調整
・テキスト、字幕の挿入(豊富なフォント)
・スタイリッシュなエフェクト、フィルター、BGM・効果音
・ピクチャーインピクチャー(PIP)機能
・キーフレームアニメーション
・クロマキー合成
・ボイスオーバー録音
・手描きイラストの追加
料金 ・無料版:基本的な編集機能が利用可能
・プレミアム版(買い切り or サブスク):月額1,200円or年額 4,400円 or 買い切りで7,500円

動画編集の初心者やYouTube・SNS用の動画を手軽に作りたい方に、VLLOはおすすめです。

Filmmaker Pro

Filmmaker Proは、iOS および Android 向けの動画編集アプリで、スマートフォンやタブレットでの本格的な動画編集を可能にします。

内容
特徴 ・横画面での編集に対応し、プレビュー画面やツールバーが問題
・文字やスタンプの形で動画を切り抜く独自の機能を搭載
・4K動画の編集・対面に対応
主な機能 ・テキストやスタンプの挿入
・BGMや効果音の追加
・トリミングやカット編集
・トランジションの適用
・クロマキー合成(有料機能)
料金 ・基本機能は無料で利用可能
・ウォーターマークの削除や一部の高さの機能は有料
・有料版は月額680円、年額4,000円、買い切りで8,400円

Filmmaker Proは、スマートフォンやタブレットで手軽に本格的な動画編集を行いたい方に適したアプリです。 特に、横画面での編集や独自の切り抜き機能を活用して、オリジナリティのある動画を作成したい人に向いています。

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iPadで動画編集できるアプリを選ぶ際のポイント

iPadで動画編集できるアプリを選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。

それぞれ解説します。

動画にアプリのロゴが入るか

iPadで動画編集できるアプリを選ぶ際は、動画にアプリのロゴが入るかを事前に調べる必要があります。

多くの場合、無料版のアプリではロゴが入り、有料版では削除できるようになっています。アプリのロゴが入ると、動画の見栄えが悪くなり、クオリティが低く感じられてしまう可能性があるため、できればロゴが入らないアプリか入っても目立たないアプリを選ぶとよいでしょう。

例えば、商業目的や宣伝用の動画の場合、ロゴがあると視聴者に悪印象を与えかねません。ロゴの有無を確認し、用途や予算に応じて最適な動画編集アプリを選ぶことが重要です。

制作できる動画の長さに制限があるか

iPadで動画編集アプリを選ぶ際は、制作可能な動画の長さに制限があるかどうかも重要なポイントです。動画編集アプリは、それぞれ動画の長さ制限が異なるため、制作する動画に応じた選択が必要になります。

例えば、CapCutの無料版は15分まで、InShotは長さ無制限ですが、長尺だと保存に時間がかかったり、アプリが落ちてしまうこともあるようです。また、クラウド処理を伴うアプリでは長尺動画のデータ処理に時間がかかり、端末の性能やストレージ容量も影響するでしょう。

用途に応じて、長さ無制限で編集可能な有料アプリや、無料で30分程度編集できるアプリを選ぶことで、作業効率も上がり、成果物の品質向上につながるでしょう。

静止画の素材も使用可能か

iPadで動画編集アプリを選ぶ際は、静止画の素材も使用可能かどうかが重要です。静止画を活用することで、動画の表現の幅が広がり、編集の柔軟性も高まります。

例えば、静止画を使うことで、重要なポイントを強調したり、視聴者の理解を促進できたりします。また、複雑な情報を整理したり、動画撮影の手間を省いたりすることで、制作の効率も向上するでしょう。

静止画と動画を効果的に組み合わせることで、より魅力的で訴求力の高い動画コンテンツを作成できます。

利用できるフォント・素材の種類は豊富か

iPadで動画編集アプリを選ぶ際、利用できるフォントや素材の種類が豊富かどうかも重要です。iPadはPCと異なりフォントの自由な追加が難しいため、アプリに内蔵されているフォントや素材の充実度が編集を左右します。

例えば、日本語フォントが少ないアプリではテロップが単調になり、動画の印象に影響するでしょう。また、テンプレートなどが少ないと、同じような動画ばかりになってしまうことがあります。BGMやテンプレートなど豊富な素材があることで、作業時間の短縮や表現の多様化を実現できます。

高解像度の動画を出力できるか

iPadで動画編集アプリを選ぶ際は、高解像度の動画を出力できるかどうかを見極めましょう。高解像度の動画が出力できれば、編集作業の成果を最大限に反映させ、視聴者に意図した表現を正確に伝えられます。

例えば、M2チップ搭載のiPad Proは4K/60fpsの動画編集が可能ですが、適切なアプリを選ばないと画質が劣化してしまいます。また、SNS投稿時の画質維持やHDR表現には、HEVC/ProRes対応が必要です。出力形式の柔軟性が高いアプリなら、編集後の調整や外部ディスプレイ対応もスムーズになります。

iPadで動画編集アプリを選ぶときは、出力設定の詳細オプションや音声や映像の圧縮技術、画質や照明などの表現技術の度合いなどを確認することが重要です。

SNS連携の機能があるか

iPadで動画編集アプリを選ぶ際、SNS連携の機能があるか確認しましょう。SNS連携機能があるアプリであれば、投稿作業の効率化やフォーマットの最適化、コンテンツの拡散効果の向上につながります。

アプリ内でYouTubeやInstagramに直接投稿できれば、書き出しや別アプリの使用が不要になります。InShotやAdobe Premiere RushではSNSごとの推奨アスペクト比に自動調整可能です。

さらに、アプリによってはトレンドに沿った動画を簡単に作成し、投稿と同時に複数のSNSへ拡散できます。

SNS連携の機能があることによって、動画編集スキルのクオリティを保ちつつ、SNS運用の効率化も図れます。そのため、SNS連携の機能があるアプリは、現代のデジタルコンテンツ制作には不可欠と言えるでしょう。

iPadで動画編集を行う基本的な手順

iPadの動画編集は、専用アプリを活用すれば初心者でも手軽に始められます。基本的な手順は以下の通りです。

  1. 素材をインポートする
  2. 編集作業を行う
  3. プレビューで確認し最終調整を行う
  4. 書き出しやSNSへの投稿を行う

それぞれの手順方法を解説します。

1.素材をインポートする

まずは、目的やスキルレベルに合った動画編集アプリを選んでインストールしましょう。アプリが起動したら、「新規プロジェクト」や「ムービーを作成」などを選択します。

次に、編集したい動画や写真をライブラリからインポートします。多くのアプリでは、メディアライブラリから直接素材を選択することが可能です。

2.編集作業を行う

タイムライン上にインポートしたらクリップを配置し、不要な部分をカットします。クリップの端をドラッグすることで、開始点や終了点を調整できます。クリップの順序を変更することで、ストーリーの流れを構築します。

シーン間の切り替えを滑らかにするためには、トランジション効果を追加する必要があります。さらに、映像の雰囲気を高めるために、フィルターやエフェクトを適用しましょう。多くのアプリでは、豊富なエフェクトが用意されています。

また、BGMやナレーションを挿入することで、動画に深みを持たせられます。アプリ内のオーディオライブラリから選択するか、自分の音源をインポートしましょう。音量の調整やフェードイン・フェードアウト効果の活用も取り入れていきます。

編集作業では視聴者に情報を伝えるために、テキストや字幕を挿入します。タイトルやキャプションを追加し、フォントや色、位置をカスタマイズして、動画のスタイルに合わせます。

3.プレビューで確認し最終調整を行う

編集が完了したら、全体を再生して動画を確認します。動画内容を確認したら、必要に応じて、クリップの長さやエフェクトの強さ、音量バランスなどを微調整しましょう。

最初は短い動画から始め、慣れてきたらトランジションやエフェクトを追加していくのが上達するコツです。保存前に必ずプレビューで音声同期を確認したり、照明不足の素材は明るさを補正したりすると、仕上がりが良くなるでしょう。

4.書き出しやSNSへの投稿を行う

納得のいく編集ができたら、動画を適切な形式と解像度で書き出します。動画内容が書き出せたら、SNSや動画共有サイトにアップロードしましょう。

これらの手順で進めていくことで、iPadを活用して効果的な動画編集が可能になります。最初は基本的な機能から始め、徐々に高度なテクニックを使って動画編集していきましょう。

iPadで動画編集をする際のよくある質問

iPadで動画編集をする際によくある質問をピックアップし、それぞれの疑問に対する回答を解説します。

iPadで動画編集をする際に、このような悩みが出てきたら参考にしてみてください。

iPadのみでYouTube動画の編集と投稿はできる?

iPadのみでも、YouTube動画の編集と投稿は可能です。近年のiPadは高い処理能力を備えているため、動画編集アプリが充実しています。iPadでの動画編集できるアプリは、タッチ操作による直感的な操作が可能で、他のアプリとの連携もしやすいです。

編集後の動画は、YouTubeアプリやYouTube Studioアプリを通じて直接アップロードできるアプリが多く、iPadだけでも撮影や編集、投稿までの一連の作業を完結できます。

一方で、高度な編集や長時間の動画編集を行う場合は、パソコンでの作業の方が適しています。どのようなクオリティ・長さの動画を作成するのか、事前に決めてから、iPadで編集するか、パソコンで編集するのかを判断するのがおすすめです。

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iPadで動画編集するメリット・デメリットは?

iPadでの動画編集ならではのメリットとして、タッチ操作による直感的な編集や他アプリとの連携のしやすさ、低コストでの導入が挙げられます。

一方で、iPadは複雑なエフェクトや高画質動画の編集など、高度な編集には不向きです。大容量のデータを扱う際に動作が重くなったり、編集機能に制限があったりする点がデメリットになります。

iPadは手軽に動画編集を行える一方で、求めるクオリティや作業の複雑さによってはパソコンが適しています。編集の目的やニーズに応じて、最適なデバイスを選択しましょう。

動画編集に向いているiPadのおすすめモデルは?

動画編集に適したiPadを選ぶ際は、処理性能と画面サイズが重要な基準になります。動画編集に向いているiPadのおすすめモデルやスペックは主に以下です。

モデル名 特徴
iPad Pro 12.9インチ
(第6世代)
高性能M2チップとLiquid Retina XDRディスプレイを搭載し、
4K動画編集や高度なクリエイティブ作業に最適
iPad Pro 11インチ
(第4世代)
M2チップ搭載で高い処理能力を持ち、持ち運びやすいサイズ
iPad Air(第5世代) M1チップ搭載で、日常的な動画編集やクリエイティブな作業に十分な性能
iPad(第10世代) 基本的な動画編集に対応可能で、価格も抑えられている

どのiPadでも動画編集は可能ですが、より本格的な編集を行う場合は「iPad Pro」シリーズがおすすめです。用途や予算に合わせて、最適なモデルを選択しましょう。

iPad以外に必要な周辺機器は?

動画編集を行う際は、iPad以外の周辺機器も揃えることで、作業効率を向上できます。主に必要な周辺機器は以下になります。

周辺機器 用途・特徴
Apple Pencil 細かいカット編集やテキスト・手書きアニメーションの作成に便利
外部ストレージ 大容量の動画データを保存・転送するために必須。高速データ転送対応モデルが登場
USB-C ハブ 外部ストレージやSDカードリーダー、HDMI出力などを使用するために必要
SDカードリーダー カメラやドローンで撮影した動画をiPadに取り込むのに便利
外付けキーボード ショートカットを活用した操作やテキスト入力をスムーズにする
マウス・トラックパッド 細かい編集や操作の精度を上げるために必要
外部モニター 大画面で色調整や編集をしたい場合に便利(iPad Proは外部モニター対応)
スタンド 角度調整ができるスタンドがあると作業がしやすくなる
イヤホン・ヘッドホン 音声編集やBGM調整時に必要。ノイズキャンセリング機能があると作業に集中しやすい
充電器・モバイルバッテリー 長時間の作業を支えるため、急速充電対応のものが便利

周辺機器は、予算に応じて揃え始めるのがおすすめです。何から買えばわからない場合は、まずApple Penciや外部ストレージ、USB-Cハブを揃えましょう。これらを揃えることで、効率的に編集作業を行えます。

iPadの容量が足りないときの対処法は?

iPadのストレージ不足を解消するには、まず設定を確認し、一般、iPadストレージの順で使用状況を確認しましょう。不要なアプリを削除または取り除くことで、容量を確保できます。

写真や動画はiCloudや外部ストレージへ移動し、Safariのようなブラウザのキャッシュを削除するのも効果的です。データをクラウドに保存し、必要に応じて外付けSSDやHDDを利用することで、より多くの空き容量を確保できます。

対処法を組み合わせることで、iPadの容量不足の問題は解決できます。

本格的な動画編集を学ぶなら女性向けキャリアスクールSHElikes

iPadは手軽に動画編集ができる一方で、向いていない場面もあります。例えば、M2チップ搭載のiPad Proでも、10分以上の4K動画を複数編集すると動作が重くなることがあります。また、処理時間もPCと比較して長くなるため、大量の動画を高速に編集・出力するのには適していません。

これらの課題は、Adobe Premiere ProのようなPC向けの動画編集ソフトを活用することで解決できる場合があります。より本格的に動画編集を学び、短時間で高品質な動画を作成したい場合は、PC向けソフトでの動画編集方法を学ぶのもひとつの選択肢です。


SHElikes(シーライクス)では、動画編集の基礎から実践まで学べるコースを提供しているので、初心者でも安心してスキルを習得できます。動画編集だけでなく、デザインやマーケティング、ビジネススキルなど、全45以上の職種スキルが学び放題です。目指すキャリアに合わせて、気になるスキルを自由に選択しながら学ぶことができます。

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自分に合ったアプリを使ってiPadで動画編集を始めよう

iPadで動画編集できるアプリにはさまざまな種類があります。アプリを活用することで、iPadでも、手軽にクリエイティブ性の高い動画を作れるでしょう。

一方で、本格的な動画編集をするとなると、iPadだけでは限界があるのも事実です。本格的な動画編集スキルを身につけるなら、パソコンでの編集方法をスクールで学ぶのがおすすめです。特に、最近はSNSで使われるショート動画の需要が高まっており、副業人材の需要も高まっています。動画編集スキルを身につければ、現在のスキルと組み合わせて活躍する場面を広げることもできるでしょう。

SHElikesでは、Adobe Premiere Proの基本操作や動画の企画・アニメーションの作成などを学べます。さらに、SNS用の動画スキルの習得なども学べるため、映像制作に必要なスキルを幅広く身につけられます。

実践的課題も多くポートフォリオも作れるため、趣味としてだけでなく、副業やキャリアアップにも活かせます。本格的な動画編集のスキルを身につけたい方は、ぜひ無料体験レッスンに参加してみてください。

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ABOUT ME
ライター 石田 千尋
人材紹介会社でキャリアアドバイザーを担当した後、IT企業の人事を経験。2021年よりライターとして活動を始め、SEO・インタビュー記事を中心に執筆。
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。