12月に入り、2024年も残すところ1か月を切りました。
1年はあっと言う間だけれど、必ずしも短い月日ではありません。
きっかけさえあれば、1年で大きく人生が変わることもあります。
私自身、今年1年で生活習慣やマインドが大きく変わったと感じていますが、その理由を考えたところ、「朝活」を始めたことが一番大きかったと思います。
今回は、私が朝活を始めた理由とその結果、変わったことをお伝えします。
人それぞれの生活スタイルはさまざまなので、朝活が向かない場合もあるかと思いますが、
“忙しくて気が付いたら1年が経ってしまったな・・・”
“毎日何となくモヤモヤするな・・・”
と感じている働く女性の皆さんへ、少しでも参考になれば幸いです。
1.朝活を始めたきっかけ
正直、私自身早起きはそこまで得意ではありませんでした。
むしろ、今までは早く起きれることはあっても、何も考えずにスマホを見てダラダラしていた記憶さえあります。
私の子どもは、7歳の娘と3歳になる双子の姉妹の3人です。
今年の夏頃から3歳の子どもたちが夜中あまり起きなくなり、一緒に寝るのを徐々に止めるように努力し、一度は挫折するも子どもたちだけで就寝できるようになってきました。
寝かしつけが終わった9時半から11時ごろまで自分の自由時間ができるようになったのですが、夜にPCを開いて何かに集中してしまうと今度は目が冴えて寝つきが悪くなってしまい、睡眠の質を下げて翌日に影響が出るという結果に。
これはどうしたものかと考えていたところ、朝活を勧める本に出会いました。
その本では、筆者がどのようにモーニングルーティーンを確立したのかという話と、誰もが知っているグローバルリーダーの朝の過ごし方が要所要所で紹介されていました。
■ジェフ・ベゾス
「私は早寝早起きをする。特に朝はのんびりしたい。新聞に目を通したり、コーヒーを飲んだり、子供たちの登校前に一緒に朝食をとって楽しんでいる。こんなゆとりのある時間が私にはとても大切だ。」(※)
※引用
キム・ユジン(原著)小笠原藤子(翻訳)朝イチの「ひとり時間」が人生を変える (文響社 2023/4/6)
世界で活躍するグローバルリーダーたちは朝の時間をとても重要視している人が結構いるのですね。
そこで私も、あえて夜は早めに寝て、朝は今までより1時間早く起きてみることにチャレンジすることにしました。
2.朝活スタイルを定着させるまで
何日か早起きを繰り返すうちに、私の場合、7時間の睡眠時間を確保すれば、起床時もさほど目覚ましの音を苦痛に感じず起床できることがわかってきました。
先ほど紹介した本の内容を参考に、寝る前には“明日早く起きたらこれをしたいな”という良いイメージをしてから就寝します。
そして目が覚めてもベッドからすぐに起き上がれないような場合は、布団の中で軽く足首を伸ばしたり、上半身だけ起こして伸びをしたりしてみると徐々に目が覚めてきます。
無事に布団から出たら、少量の白湯を飲んで、朝のストレッチを10分ほどして体をしっかり目覚めさせます。
ここまで起床してから15分程度なので、残りの45分を私の場合は読書をしたり、TODOリストを確認したり、書き物をしたり・・・その時々でやりたいことをやります。
ポイントは早起きを毎日することをあえて自分に義務づけさせないことです。
子どもたちも早朝一緒に起きてしまうこともあれば、自分の生理で今日はゆっくり体を休めたいという日もあり、毎日同じ時間に起きることは難しい。
「よし!毎日頑張るぞ!」と意気込みすぎると、できなかったときに落ち込んでしまいます。
よって、できる範囲で早起きをし、もし二度寝をしてしまっても自分を責めないということを強く意識しました。
3.人生のボーナスタイム
実は朝活を始めてみようと思った理由の一つは、昨年末にSHElikesというオンラインスクールでの学習をスタートさせたからです。
SHElikesは、デザイン、ライティング、マーケティングなど45種類以上の豊富な職種スキルを定額で学べる女性向けのオンラインスクール。
ただスキルを学ぶだけでなく、一緒に学習する仲間と交流できるイベントに参加したり、学習の見直しや振り返り、ゴール設定などに伴走してくれるコーチングサービスを受けられたりと継続学習ができるような工夫がたくさんあります。
私はそこで主にライティングを受講してwebライターの活動を開始しましたが、平日のお仕事をしている時間以外にも、もっと時間が欲しいと思うようになり、朝活にたどり着きました。
朝は学習だけやるのではなく、
「昨日は勉強できたから今日は温かいお茶を飲みながら本を読もう。」
「今日は肩こりがひどいから、ストレッチに時間をしっかりかけよう。」
などその時々で心が楽しいと思える状態に保てるよう意識しています。
まさに、朝が“人生のボーナスタイム”になって、早く起きるのが楽しみになってきたのです。
さらに朝活をすると、スタートの時点ですでに何かできたという達成感を得ることができ、気持ちよく1日をスタートできるというメリットも。
朝は子どもたちを起こしてから家を出るまでの時間が1時間くらいですが、思ったように準備が進まないことがほとんどです。
朝活が終わったら自分の身支度を7割程度でもさっと済ませておくと、子どもたちのお世話するにも心にゆとりを持つことができ、イライラ防止にも繋がっていると感じています。
3.生活リズムは1年を通して見直そう
ここまで朝活をおすすめしてきましたが、仕事の勤務時間や勤務地などによっては、朝活が難しい方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし誰でも、1日、1週間の自分の生活リズムを振り返ってみると、この時間は空けられそう、ここは無駄だったかも・・・など必ず時間はあるはずではないでしょうか。
私は平日のランチタイムは、極力食事はさっと済ませ、ライターに関わることに時間を割くようにしています。
朝でも夜でも、自分の時間を意識して確保することで、忙しい毎日に振り回されないマインドが身に着けられると思います。
4.最後に
1年前の私は、自分らしく心が弾むようなことをしたいなと思っても、子育て中だし、お金も時間もないと、子どもを言い訳に自分の気持ちにフタをしていました。
新しいことを始めて習慣づけをするのはそう簡単なことではありません。
しかし、自分の生活リズムを1か月、半年、1年と見直していくことで、きっと1年前の自分よりも、変わった今の自分が好きになれると信じています。
心の奥底でモヤモヤを抱えていたり、時間ばかりが過ぎてく・・・そんな思いを持っている方は、まず今年1年を振り返りましょう。
そして来年の2025年、どのような生活を送りたいか、1日のスケジュールを変えることから考えてみてはいかがでしょうか。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 ロイ子さん)
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