バナー制作に取り組もうとするとき、「どんなデザインがいいんだろう?」「最近のトレンドは?」「参考になるバナーを見てみたい」と感じる方は多いのではないでしょうか。実際のデザイン事例を見ながら考えることで、イメージが少しずつ具体的になることもあります。
本記事では、バナー制作のヒントが得られる参考サイト9選を紹介します。あわせて、制作前に知っておきたい基礎知識や、参考サイトの上手な活用方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

検索機能が豊富!定番のギャラリーサイト4選
参考になるバナーデザインを探したいときに便利なのが、検索機能が充実した定番のギャラリーサイトです。サイズや業種、配色など条件を絞って探せるため、作りたいバナーの条件に近いデザインを効率よく見つけられます。
まずは、定番のギャラリーサイトを4つ紹介します。
それぞれのサイトの特徴を見ていきましょう。
1.バナー広場
「バナー広場」は、国内のバナー広告を中心に集めたギャラリーサイトです。サイズ・色・業種などの条件で細かく絞り込めるため、作ろうとしているバナーに近い事例をスムーズに探せます。
バナーサイズごとのレイアウト傾向や、ターゲットに合わせたデザインの雰囲気を把握したいときにも役立ちます。同じ業種のバナーを複数並べて見ることで、写真の使い方や文字量の違いが見えやすくなり、表現の選択肢を広げるヒントが得られるはずです。
2.retrobanner
「retrobanner」は、最新の国内バナーデザインを多く掲載している参考サイトです。更新頻度が高く、季節のキャンペーンや話題性のあるプロモーションに合わせたバナーも豊富なため、トレンドのデザイン傾向を把握したいときに役立ちます。
また、バナーごとにサイズや使用カラーを確認できるのも特徴で、トレースやデザイン練習にも活用しやすい点が魅力です。仕上がりを見るだけでなく、「この配色だから目に留まるのか」と分析しながら使うと、実践的な学びにつながります。
3.BannerDesignArchive
「BannerDesignArchive」は、インターネット上に存在するさまざまなバナー広告を集めたギャラリーサイトです。最新の事例よりも、少し前のデザインが多い傾向にあります。
2010年代前半の情報量が多いバナーから、近年の余白を活かしたシンプルなデザインまで、時代による変化をビジュアルで確認できるのが特徴です。過去の事例を知ることで、トレンドが生まれる背景や、今のデザインが選ばれている理由を理解しやすくなります。
4.Pinterest
「Pinterest」はバナー専用のギャラリーサイトではありませんが、バナーデザインの参考として活用している人も多いサービスです。「banner design」や「バナーデザイン」で検索すると、国内外の幅広いテイストのバナーデザインを一覧で確認できます。
特に、方向性がまだ定まっていない段階で雰囲気や世界観を探るのに便利です。ボード機能を使えば気になるデザインをまとめて保存できるため、イメージ整理やトンマナ決めの初期段階に取り入れやすいのも嬉しいポイントです。
デザインの質が高い!クオリティ重視のサイト4選
バナーの基礎に少し慣れてきたら、デザインの完成度が高い事例にも触れてみましょう。全体のバランスや余白の使い方など、細かな部分から多くの学びが得られます。
ここでは、高品質なバナーデザインが多く揃う参考サイトを4つ紹介します。
それぞれのサイトについて具体的に解説します。
5.BANNER LIBRARY
「BANNER LIBRARY」は、おしゃれで良質なバナーデザインを集めたギャラリーサイトです。新しいデザインの掲載が多く更新頻度も高いため、トレンドを反映した実用的なデザインをチェックできます。
各バナーにはハッシュタグが付けられており、テーマやデザインの方向性ごとに検索しやすいのも特徴です。雰囲気の近いバナーをまとめて比較できるため、デザインの着想を得たいときや、トレンドの傾向を把握したいときに役立ちます。
6.Bannnner.com
「Bannnner.com」は、クオリティの高いバナーを幅広く掲載しているギャラリーサイトです。洗練されたデザインが多く、パッと見ただけで伝えたい内容が理解できる構成のバナーが揃っています。配色やレイアウト、コピーの配置を確認することで、視線誘導の考え方を学びやすいのも特徴です。
「縦割り」「横割」「反復」といったレイアウト別のカテゴリーや、「テキストのみ」「写真メイン」などデザイナー視点の絞り込みが充実しており、具体的な表現手法を探したいときにも参考になります。
7.Designspiration
「Designspiration」は、バナーに限らずWebデザイン全般の参考になる海外発のギャラリーサイトです。色やキーワードで検索できるため、配色や雰囲気づくりに迷ったときに役立ちます。海外のスタイリッシュなバナーやグラフィックデザインを数多く確認でき、日本の実務寄りなバナーギャラリーとは異なる視点で発想を広げられるでしょう。
バナー制作に活用する際は、配色の組み合わせや装飾のあしらい方に注目するのがおすすめです。同系色でまとめたデザインや、差し色を印象的に使った事例から、色選びの引き出しを増やせます。
8.SANKOU!
「SANKOU!」は、国内外のWebサイトデザインを集めたギャラリーサイトです。バナー専用ではありませんが、配色やあしらい、フォントの組み合わせなど、バナー制作にも応用できる要素が多くあります。
特に、ボタンのデザインや背景の使い方はバナーにも取り入れやすいポイントです。Webサイト全体のデザインを俯瞰しながら、「この部分をバナーに置き換えるなら?」と考えてみると、表現の幅が広がるでしょう。バナー制作の初期段階でデザインの軸を固めたいときに参考になる実用性の高いサイトです。
SNS広告に特化したおすすめサイト
SNS広告用のバナーを制作する場合は、ユーザーのタイムラインに自然に溶け込みつつ、短い時間で興味を引く工夫が必要です。ここでは、SNS広告に特化したバナー事例を見られる参考サイトを紹介します。
9.インスタ広告集めました。
「インスタ広告集めました。」は、Instagramに実際に配信されている広告を集めたInstagramアカウントです。カテゴリ検索はできないものの、投稿が一覧で並ぶため、タイムライン上での見え方や配色、構図を具体的にイメージしながらデザインを確認できるのが特徴です。
写真の雰囲気やテキスト量、CTAボタンの配置など、Instagram広告ならではの表現のヒントが見つかるでしょう。定期的に更新されているので、フォローして日常的に事例をストックしておくと制作時の参考になります。
バナー制作に参考サイトを活用する方法
バナーデザインの参考サイトは、見るだけで終わらせず、実際の制作にどう生かすかが大切です。ここでは、バナー制作に取り組む際に参考サイトを実践的に使うためのポイントを紹介します。
参考となるバナーデザインを分析する
参考サイトで「いいな」と感じたバナーは、感覚のまま流さず、要素ごとに分解して見てみましょう。たとえば、写真・配色・文字量・余白・視線の流れなどに分け、「なぜ惹かれたのか」を言葉にして書き出します。
最初は「文字が少なくて読みやすい」「写真が大きくて目に入りやすい」といった素朴な気づきで問題ありません。こうした分析を重ねることで、デザインを見る目が養われ、自分なりの判断軸が少しずつ身についていきます。
レイアウトや配色を実際の制作に応用する
分析した内容は、そのまま真似するのではなく、要素単位で制作に取り入れるのがおすすめです。たとえば、全体のレイアウトや情報の並び順、配色の組み合わせのみを参考にし、写真やコピーは自分の制作物に合わせて調整します。
「この配色は女性向けサービスに合いそう」「このレイアウトなら情報が整理しやすい」と考えながら応用すると、オリジナリティを保ちながら完成度を高めやすくなります。参考サイトは正解を探す場所ではなく、表現の選択肢を増やすためのツールとして活用してみてください。
【制作前に確認したい】バナーの基礎知識
バナー制作を始める前に、最低限押さえておきたいのがサイズと画像形式です。ここでは、バナーでよく使われる代表的なサイズと画像形式の特徴を紹介します。
バナーのサイズ
バナーサイズは、掲載する媒体や広告枠ごとにあらかじめ決められています。Web広告でよく使われるのは、300×250pxの「ミディアムレクタングル」や、728×90pxの「リーダーボード」、160×600pxの「ワイドスカイスクレイパー」などです。
SNS広告では、Instagramの正方形投稿で1080×1080px、縦長投稿で1080×1350px、ストーリーズ広告では1080×1920pxが主流です。
制作前に「どの媒体の、どの枠に掲載されるバナーか」を確認しておくことで、レイアウトや文字量の判断もしやすくなります。
バナーの形式
バナー制作でよく使われる画像形式には、PNGとJPEGがあります。PNG形式は背景を透明にできるのが特徴で、ロゴやイラストを切り抜くなど、デザインの自由度を高めたい場合に向いています。
画質を保ったまま圧縮できるため、文字や図形をくっきり見せたいバナーにも適しています。ただし、写真など色数の多い画像ではファイルサイズが大きくなりやすい点には注意が必要です。
一方、JPEG形式は写真やフルカラー画像に適しており、自然な色合いやグラデーションを表現できます。ファイルサイズを抑えやすく、Web広告で広く利用されていますが、圧縮率を上げすぎると画質が劣化しやすくなります。掲載先の入稿規定を確認し、用途に合った画像形式を選びましょう。
バナー制作の基本ステップ
バナー制作は、いきなり参考サイトでデザインを探すのではなく、順序立てて考えることが大切です。ここでは、バナー制作の基本の流れを紹介します。
- 要件定義
まずは、バナーの目的やターゲット、掲載する媒体を明確にします。「何のためのバナーなのか」「誰に向けたものなのか」を最初に整理しておくことで、制作の方向性がぶれにくくなります。 - 情報設計
次に、伝えたい情報を洗い出し、優先順位を決めます。バナーは限られたスペースのため、すべてを詰め込まず、もっとも伝えたい内容を中心に構成を考えることがポイントです。 - リサーチ
要件と情報設計が固まったら、参考サイトでデザインを探します。目的が明確になっていると、配色やレイアウトなど、見るべきポイントを意識しながらリサーチできます。 - トンマナの決定
配色やフォント、全体の雰囲気を決める工程です。ターゲットに合ったテイストを意識しながら、参考デザインをもとに方向性を固めていきます。 - ラフ案の作成
決めた構成をもとに、簡単なラフを作成します。細かい装飾よりも、情報の配置や視線の流れを確認することを重視しましょう。 - デザイン制作
ラフ案をもとに、実際のデザインを作り込みます。配色や文字組み、余白のバランスを調整しながら、完成形に近づけていきます。 - 検証・ブラッシュアップ
最後に、見え方や伝わり方を確認します。第三者の視点で見直したり、サイズ違いで表示を確認したりしながら、細かな修正を加えて完成度を高めましょう。

Webデザインやバナー制作について学ぶならSHElikesがおすすめ
バナーデザインの参考サイトを見ることで、バナー制作のイメージはつかみやすくなります。しかし、実際に制作を始めてみると「このレイアウトで本当に伝わるのかな」「配色はこれで合っているのかな」と迷う場面も少なくないでしょう。そんなとき、配色やレイアウトなどWebデザインの基礎知識があると、判断に自信が持てるようになり、制作をスムーズに進められます。
そこで、未経験からWebデザインスキルを身につけたい方におすすめなのが、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)です。SHElikesでは、デザインの基礎知識からデザインツールの使い方、ロゴやパッケージデザインなどの専門的なスキルまで幅広く学べます。さらに、プロの講師に直接質問できる環境や、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できるコミュニティがあるのも大きな魅力です。
以下の記事では、受講生が実際に制作したWebサイトやバナーデザインを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ギャラリーサイトも参考にしながらバナーを制作しよう
バナーデザインの参考サイトは、配色やレイアウト、コピーの見せ方などを具体的に学べる心強い資料です。ただ眺めるだけで終わらせず、「なぜ目に留まるのか」「どんな工夫がされているのか」を意識して見ることで、制作に生かせるヒントが増えていきます。
一方で、参考サイトだけでは判断に迷う場面もあるでしょう。そんなときは、Webデザインの基礎知識を身につけることで、より質の高いバナーを制作できるようになります。参考サイトでのインプットとスキル習得を組み合わせながら、少しずつデザインの引き出しを増やしていきましょう。
ちなみにSHElikesでは、バナー制作に欠かせない配色やレイアウト、情報設計の考え方まで幅広く学ぶことができます。また、課題を通じて手を動かしながら実践的に学べるため、知識をインプットするだけで終わらず、制作スキルとして着実に身につけることが可能です。基礎からしっかり学びたい方は、スキル習得の選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
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