「あれ、もうこんな時間？」
部屋の片づけをしようと思っていたのに、だらだらとテレビを見てしまった。この前買った本を読もうと思っていたのに、スマホをいじって時間が過ぎてしまった。晩ご飯にちょっと気合いを入れたおかずを作ろうと思っていたのに、ついお菓子を食べてしまった。
やる気が出なくて、やらなければならないことを後回しにしたり、やりたいことに手を付けられなかったりしたことがある方もいるのではないでしょうか。
筆者自身、何度も経験があります。ついスマホに手を伸ばしてしまい、気が付くともう寝る時間になっていたことも少なくありません。そんな日が続くと、自己嫌悪に陥ることもあります。
しかし、自分の性格に合ったルーティンを見つけてうまくやる気を引き出すことで、やりたいことはもちろんのこと、やらなければならないこともこなせるようになります。ここでは、やる気を出すためのおすすめルーティンを3つ紹介します。
1.思い立ったら5秒で行動する
突然ですが、メル・ロビンス氏の「5秒ルール」を聞いたことはありますか。その名の通り、行動を起こしたいときに「5・4・3・2・1」とカウントダウンをして動き出す方法です。
脳は普段と違う行動を嫌い、やらないための言い訳を探すようにできているそうです。たとえば、ダイエットのためにランニングをしようと思っても、「もう少しで雨が降りそうだから」「蒸し暑くて熱中症になりそうだから」などと、ランニングをしないための理由を見つけ出し、「やっぱり今日はやめておこう」と結論づけます。
このような言い訳を探す時間を脳に与えないためのルーティンが「5秒ルール」です。
勉強ならノートやパソコンを広げる、洗い物ならシンクの前に立つ、というように、まずやりたいことの最初の動作をします。行動を先延ばしにするのではなく、すぐに実践することで、やる気も持続しやすくなります。非常にシンプルで、おすすめの方法です。
さらに、5秒ルールによって実際に行動を起こすことで、「自分はすぐに行動できる人間である」という自己認識も高まります。自身がつき、より大きな目標にも取り組みやすくなりますよ。
参考：5秒ルールとは? やる気を高めるたった1つの簡単な方法 | マイナビニュース (mynavi.jp)（2020年9月9日）
2.小さなゴールと小さなごほうびを用意する
大きな目標に向かうとき、一度に全てをやりきろうとすると挫折しやすくなります。そこで、途中の区切りのよいところで小さなゴールを設定し、それを達成するごとに小さなごほうびを用意することで、モチベーションを維持しやすくなります。
たとえば、「○○の資格をとる」という大きな目標がある場合、まずは「今週中にテキストの第1章を読み切る」という小さなゴールを設定します。そして、そのゴールを達成したら、自分へのごほうびとしてお気に入りのスイーツを食べる、映画を見るなど、楽しみを用意します。
まだハードルが高いと感じる場合は、ゴールとごほうびを小さくし、さらに細かく設定してみましょう。問題を5問解いたらチョコレートを1粒食べる、などでもよいですね。
小さなゴールとごほうびを設定することで、常に達成感を味わうことができ、やる気が持続します。さらに、頑張った先に楽しみがあることで、目標達成へのモチベーションが自然と高まります。自分に優しくしながら、無理なく継続することができます。
3.一緒に頑張れる仲間を見つける
似たような目標をもつ仲間を見つけて一緒に取り組むことで、励まし合ったり進捗を共有したり、ときには競い合ったりできます。そのため、一人でもくもくと作業をするよりもやる気が高まりやすく、継続するモチベーションを保てます。
同じ目標をもつ仲間と出会う場所
とはいえ、大人になってから新しいことを始めようとすると「似たような目標をもつ仲間」を見つけるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
筆者は、配属先により勤務日や時間が大きく異なる会社に勤めています。そのため同期と休日が合わなかったり、そもそも久しぶりに会う同期に自分の勉強に付き合ってほしいという誘いができなかったりと、なかなか自分の理想とする環境を作ることができませんでした。
学生時代は授業に出れば、同じく進学や就職を目指す仲間がいました。部活に行けば、同じく試合での勝利を目指す仲間がいました。
社会人になり、仕事に直接関係しない部分で志を同じくする仲間を見つけるのがとても難しいことだと痛感しました。
そんなときに出会ったのが、女性専用のキャリアスクール「SHElikes」です。Webデザイン、マーケティング、ライティングを中心に、さまざまなレッスンを受講できます。
また、受講はもちろんのこと、会員専用のSNSで自習室のようなオンラインのイベントがあったり、オフラインで勉強会を開催する方がいたり、気軽に仲間とつながれる仕組みがあります。
筆者自身も、住まいが近い方の投稿を見つけて連絡をとりました。一緒に勉強したり、息抜きにランチやショッピングをしたり。学習しているジャンルは異なりますが、目標に向かって努力する方の姿は自分にとってもよい刺激になります。
SHElikesには無料体験レッスンもあります。少人数のグループで、コーチと呼ばれるファシリテーターに不安なこと、悩んでいることを相談する時間もありますので、興味がわいた方は気軽に試してみてくださいね。
自分に合ったルーティンで、やる気を引き出す
目標を達成するためには、自分に合ったルーティンが大きな役割を果たします。うまくやる気を引き出して、タスクややりたいことをこなしてうまく時間を使えるようになると、余った時間を使ってさらに新しい挑戦をしたり、リフレッシュのための時間をとることができます。
今回ご紹介したルーティンはほんの一例です。あなただけのルーティンを日常に取り入れて、少しずつでも確実に前進していきましょう。たとえ小さかったとしても、あなたの新しい一歩が素晴らしい未来への第一歩となることを願っています。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。（執筆者 るなさん）
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