オタクは仕事ができる!?

オタクは仕事ができる!?

趣味は推し活

あなたの趣味は何ですか?

私の趣味は「推し活」です。つまり、私は「オタク」です!

(一昔前は音楽鑑賞という便利な言葉に逃げていましたが、今は胸を張ってオタクと言えるようになりました。笑)

ちなみに私は、アイドルやダンス&ボーカルグループを推しています。

とは言っても、オタクガチ勢の方からしたら、「それでオタクって言えるの?」というレベルかもしれません。ですが、夏はライブがないと始まらないし、年末は歌って踊る尊い推しをテレビで観ないと年は越せません。

推し活という趣味は仕事に活かせる

そんな、いちオタクである私が常々感じていることがあります。

それは、オタクの能力は、仕事のありとあらゆる場面で存分に発揮されるのでは?ということです。

そこで、私が個人的に思う「推し活という趣味が仕事に活かせる理由」をいくつかの具体例とともにお話したいと思います。

※あくまで、私自身や私が見てきたオタクを参考にしているため、「こんなオタクもいるんだな」という程度に、温かい目で見ていただけますと幸いです。

1.情報収集能力と推理力

オタクにリサーチをさせたら天下一品。

大好きな推しの情報は何でも知りたいもの。今日何時に起きたのか、好きな食べ物は何か、誰と仲がいいのか……など、どんな些細なことでも知りたいものです。

そのためにオタクは、常にアンテナをはっています。テレビ、SNS、雑誌など様々な媒体から、情報を収集していきます。しかも、ただ情報を集めるだけでなく、複数の情報から推理をし、他の情報と結び付けていきます。

例えば、SNSに投稿された1枚の写真。

たった1枚の写真の限られた情報から、オタクは推理をします。

「着ているのは、〇〇ってブランドの〇〇万円の服だ!」

「飲んでいるのはカフェラテで、この食器と背景は〇〇珈琲〇〇店だ!」

みたいな感じで、探偵なのか?というほどの情報収集能力と推理力を発揮します。

この能力は、時代の先端を敏感に感じ取り、トレンドを取り入れたり、リサーチ対象を徹底的に調べ上げたりするなど、広報やマーケティング・営業といった様々な職種の仕事に活かせるのではないでしょうか。

2.コミュニケーション能力

オタクをしていると、オタク友達ができます。「同担拒否」と呼ばれる、同じファン同士の交流を否定する人も中にはいますが、基本的には推しを応援する仲間ということで一致団結し、一緒に盛り上がったり、協力しあったり、時に慰め合ったりします。

SNS上では、推しへの愛をつぶやいたり、推し活の様子をつぶやいたり、それに対しての共感やリアクションで、オタク友達としての絆が深まっていきます。

ライブ会場では、自作グッズのお土産の交換をしたり、連番(横に並んで見ること)したり、オフラインで交流することでさらに絆は深まっていきます。

オタク友達は、年齢も住んでいる地域も違うことがよくありますが、「推し活」という同じ目的があることで、同じ方向を向いて仲良くなることができるのです。

これは仕事でも同じではないでしょうか?年齢や立場が違う人たちと、同じ目的のために力をあわせる。まさに、こういったコミュニケーション能力はどのような仕事においても欠かせない能力だと思います。

3.調整能力と手配する力

オタクにとってライブツアーは戦いです。まずはライブのチケットに当選しなければいけないのですが、実はその前から戦いは始まっているのです。

例えば、ドーム規模のライブ。特に地方公演では、遠征で宿泊が必要なため、ライブ会場周辺のホテルは一瞬で埋まってしまいます。交通機関も一緒です。そこでオタクは、ライブツアーが決まった段階で動き出します。倍率がどれだけ高くても当選することを願って、仕事の調整や、会場へのアクセスの良さ・値段・時間などあらゆる条件を元に宿泊先や交通手段の手配を行います。

このような調整能力や手配する力は、日常的な事務作業やスケジュール管理をする上で役立つこと間違いなし!細部まで気を配って調整できる力は、気づいたら身についているオタクスキルの一つです。

4.忍耐力

最後に、忍耐力。これは本当に鍛えられます。

先程、まずはライブのチケットに当選しなければと書きましたが、とにかく当たらないんです……。倍率が高いライブに申し込んだことがある方は、共感いただけるかと思います。

「厳正なる抽選を行った結果、残念ながらチケットのご用意ができませんでした。」

という文字は何度見ても胸が痛みますし、その度に、仕事のモチベーションは下がります。

でも、推しがいない生活はどこか物足りない。どれだけツアーに落選しても、どれだけ会えなくても、推し続けます。それは、推し活が生活の一部になっていて、生きる活力になっているからだと思います。(人それぞれだと思いますが)

どれだけ努力してもうまくいかないこと。仕事でもあると思います。そんな時こそ、推し活で培った忍耐力で乗り越えていけるといいな!と思います。

こんな風に推し活という趣味は、様々な仕事に活かすことができます。

これはあくまで私の体感なのですが、オタク(特にかなりの熱量をもっているオタク)は、仕事ができる人が多いです。あらゆることに気を配り、アンテナをはっている。好きに忠実に生き、ひたむきに努力する力。それが仕事にも活かされているのではないかと思います。

自分の働き方を見つけられる場所

自分の働き方を見つけられる場所

そんなオタクな私は、現在SHElikesというキャリアスクールに通っています。

仕事に役立つスキルが定額学び放題で、スキルアップはもちろん、副業やフリーランスとして活躍するために必要なことも学べますし、お仕事紹介もあります。

通い始めた理由は、フリーランスになるため。推し活(平日は仕事だからライブに行けないという思いはもうしたくない!)をするため、また、家族や大好きな友達との時間を大切にするために、時間や場所に縛られず働きたいと思っています。

まだ学び始めたばかりで思うように進まない時もありますが、仕事も趣味もプライベートも全部を充実させる生活を絶対に叶えたいと思っていますし、ここ(SHElikes)なら、たくさんの仲間たちと共に叶えられる、と心から思っています。

ぜひ、自分の働き方を見つけたい!一歩踏み出したいけどなかなか踏み出せない!という方は、SHElikesで一緒に、仕事も趣味も人生も、思い描く最高のものにしていきましょう!

最後にオタク仲間のみなさま!オタクにさらなるスキルが加われば鬼に金棒です。

ちなみに……推し活の話を共有できる仲間がSHElikesにはたくさんいます!私はここで初めてカミングアウトしているので(笑)、これからそちらの仲間も増やしていきたいです!

「NO 推し NO LIFE」で今日も私は自分らしく生きていきます!!

************

本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 みきゆかさん)

SHElikesについて
https://cutt.ly/cwv7g0aJ

自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちらhttps://shares.shelikes.jp/

ABOUT ME
エディター SHElikesコンペ編集部
SHEライターコンペの採用作品をご紹介するアカウントです。 SHElikesでは受講生が参加可能なSHEコンペが定期開催されています。 Webデザイン・ライティング・マーケティング等、学んだスキルを活かして案件獲得を目指していただけます。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。