自己肯定感とは?高い人・低い人の特徴や高める方法を解説

自己肯定感とは?高い人・低い人の特徴や高める方法を解説
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ライター AIKI
看護学校卒業後、看護師として大学病院から在宅領域までを経験。医療に従事する中で言葉の重みや尊さ・可能性を感じ、言葉で人に寄り添いたいと思いライターを志す。その最中にSHEに出会い、SHEの掲げる理念に強く共感する。現在は複業フリーランスとして、SHElikesキャリアプランナー、SHEsharesライター、看護師の活動を行っている。

みなさんは自己肯定感という言葉を耳にしたことはありますか?自己肯定感を高めると良いと聞きますが、具体的にはどんな良い影響があるのでしょうか。本記事では、

「自己肯定感の意味ってなに?」
「自己肯定感の高め方は?」

とお悩みの方に向けて、自己肯定感の意味や高める方法、また高めることでのメリットについてわかりやすく解説していきます。

自己肯定感とは

日本心理学会によると、自己肯定感とは「自分がいて他者がいて、その中で自己の存在を肯定できる感覚である*1」とされています。より簡単にいうと、「ありのままの自分を受け入れ、認め、肯定する感覚」ということです。

文部科学省による統計では、幼少期から自己肯定感が高ければ高いほど、将来に対してポジティブな希望を持ったり、家庭や社会における充実感と関連する*2ことが示唆されています。自己肯定感を持つことは、自分自身を信じ、存在を尊重することです。たとえば、

「自分はこのままで大丈夫なんだ」

というような、他人と自分自身を比較せず、ありのままの姿を認める感覚のことを自己肯定感といいます。

自己肯定感が高い人の特徴5つ

自己肯定感が高いといわれる人の特徴を大きく5つにまとめました。一つひとつくわしく解説していきます。

挑戦を楽しむことができる

自己肯定感が高い状態にあると、自分自身を信じ前向きな気持ちでいることができます。何か新しいことに挑戦する際にも、失敗を恐れる気持ちより、挑戦する楽しさを原動力に挑戦することができるでしょう。たとえば、未経験のことに挑戦し失敗したとしても、

「未経験なのだから、はじめは失敗することだってある。この経験を次に活かそう」

などと、ありのままの自分の能力を肯定し、経験をポジティブに変換することができます。

他人と比較しない

自己肯定感が高い人は、自己肯定感が低い人と比べると、他人と自分を比較するようなことは少ないといわれています。たとえば、

「友人は仕事が上手くいっている」
「私は友人が少ない」

などと、他人と自分を比較して、自分の価値を決定することはありません。自分の価値は自分で決め、その価値を他人と混同させることが少ないのも、自己肯定感が高い人の特徴といえます。

周囲の評価に左右されない

自己肯定感の高い人は、誰しもが「自分には自分にしかない価値がある」ということを認識しています。周囲の評価がどうであれ、自分が出した結果に自信を持ち、受け入れることができるのです。

たとえば、周りからマイナスな意見や忠告があっても、他人の考えと自分の考えを切り離して考えることができます。「こういう考え方や意見もあるんだな」などと、周囲の意見を冷静に受け止め、評価に対して過度に左右されないのも特徴の一つです。

他人を尊重することができる

自己肯定感の高い人は、他人の価値観や意見が必ずしも自分と同一ではないことを認識しています。自分とは違う価値観や意見に対して、耳を傾けることができ、相手を尊重することが可能です。

自分と相手の違いを受け入れているため、違う価値観や意見に対しても、ポジティブな議論を行うことができます。こうして周囲の人々と良好なコミュニケーションを図れるため、円滑な人間関係を築きやすいのも特徴といえるでしょう。

物事を肯定的に受け止めることができる

自己肯定感が高い人は、自分の価値や意見を肯定的に受け入れることができます。自分の価値や意見を肯定できると、たとえ自分とは違う意見が挙げられたとしても、自分を否定された感覚になることは少ないでしょう。

自己の価値は自分で決定し受け入れることができるため、相手の意見も同じように尊重し、起こる物事を肯定的に受け止めることができます。何かに挑戦し失敗したとしても、問題解決に取り組むべく、物事を冷静かつ肯定的に捉えることが可能です。

自己肯定感が低い人の特徴3つ

ここまで自己肯定感が高い人の特徴について解説してきました。ここからは、自己肯定感が低い人の特徴を3つ解説していきます。

過度な自己犠牲をしてしまう

自己肯定感が低い人は、過度な自己犠牲的行動をとってしまうことがあります。自己犠牲とは、「自分を顧みず、他者や何かの目的のために、時間や労力、また身体を捧げること」という意味です。

思いやりのある姿勢にポジティブな印象を受け取られがちですが、自己犠牲の裏側には、精神的・身体的な疲弊のリスクも混在しています。

他人を思いやる姿勢は素敵ですが、自己犠牲的な行動を取ることに慣れてしまうと、自分自身の本心に気づきにくくなるため注意が必要です。

完璧主義である

なにかに取り組む際、「絶対に失敗は許されない」などと、完璧主義の傾向が強いことも、自己肯定感が低くなる原因となります。

高い成果を挙げたいという気持ちで取り組む姿勢はとても素敵なものです。しかし、すべての物事に対して「失敗か成功か」の二分法で捉えてしまうと、完璧主義であるがゆえに自分自身を苦しめかねません。

もし、完璧主義的思考により苦しさを感じている場合、成功の背景には失敗の積み重ねがあるように、何事にも肯定的な側面があると考えてみましょう。失敗に対する認知を変えていくことが自己肯定感を高めることにつながります。

他人の意見に左右されやすい

なにかを決定する際、他人の意見に左右されやすいというところも、自己肯定感が低い人の特徴の一つです。

自己肯定感が低い人は、自分の意見に自信が持てず、自分を受け入れられていないことがあります。そのため、自分よりも他人の意見を信じようとしたり、決断を委ねようとしたりするといった背景があります。

「自分はどうしたいのか」
「自分らしい選択とはなにか」

といったように、自分の本心と向き合う習慣を持つと、自分の気持ちに気づきやすくなるでしょう。

自己肯定感が高いことの仕事におけるメリット

自己肯定感が高いことは私生活だけでなく、仕事においても良い影響をもたらすといわれています。ここからは、自己肯定感が高いことの仕事におけるメリットについてご紹介します。

柔軟に問題解決ができる

自己肯定感が高い人は、自分の意見と他人の意見が異なっていても、違いを受け入れ前向きな議論を行いやすいといった傾向があります。そのため、問題が発生しても柔軟に対応し、解決することができるのです。

また、チーム内に自己肯定感が高いメンバーがいると、活発な意見交換やコミュニケーションが取れるようになります。意見の違いも認め合える心理的安全性の高いチームとなり、柔軟に問題解決ができるのです。

リーダーシップとチームワークが向上する

チームリーダーが自己肯定感が高いと、メンバーそれぞれの個性や意見の違いを受け入れ、認め合いやすくなる可能性があります。チームメンバーが意見を伝えやすい環境作りができるため、チームワークが向上するといったメリットがあります。

また、リーダーの自己肯定感が高いと、目標達成のためにメンバーの意見を取り入れ、チャレンジしていく風土も生まれやすいでしょう。チームの心理的安全性が高く、風通しの良いチームになりやすいといえます。

ストレス耐性が高まる

ストレス耐性とは、ストレスに対する適応力や処理能力、また耐性を意味します。自己肯定感が高い人は、ありのままの自分を受け入れることが得意なため、ストレスへの耐性が高まります。

また、自己肯定感が高い人は、他者評価よりも自己評価に主軸を置きやすい傾向があります。仕事でのミスや他人からの指摘なども、俯瞰して受け止めるため、必要以上に自分を責めたり追い込んだりしにくいことも特徴の一つです。

自己肯定感を高めるための意識や方法

自己肯定感が高いと、私生活や仕事においてたくさんのメリットがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。自己肯定感は自分自身に対する感情のため、継続的な意識改善や取り組みが必要です。

ここからは、自己肯定感を高めるために意識すべきポイントや方法について解説していきます。

小さな成功体験を積み重ねる

自己肯定感を高めるためには、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です。成功体験は必ずしも大きなものでなくてはならない訳ではありません。たとえば、

「毎日3行日記を書く」
「毎日お風呂上がりにストレッチする」

など、どんなに小さなことでも構いません。とにかく自分が立てた目標に取り組み、達成していくことが大切です。小さな目標であっても、継続していくことで「自分でも成し遂げられるんだ」という気持ちになり、少しずつ自信につながっていきます。

小さなことからで良いので、一つずつチャレンジしていくと良いでしょう。

ポジティブな自己対話を心がける

自己肯定感を高めるためには、自分自身に対し

「今どんな気持ち?」
「何をしていると楽しい?」

など、自己対話をしていくことも大切です。自己対話とは、自分の内面と向き合うことをいい、本音をキャッチするためには重要な技術です。

他者からの評価や意見が気になってしまう時こそ、ポジティブな自己対話をする時間を持ってみてください。すると、自分の本音を認知しやすくなるでしょう。

達成可能な目標を設定する

小さな成功体験を積み重ねる取り組みに加え、目標を達成可能な範囲で設定してみるのもおすすめな方法です。

自己肯定感が低い人の特徴の一つに、あらゆる物事において「全か無か」の思考になりやすいというものがあります。0の状態からいきなり100を求めるような大きな目標を立ててしまうと、その分挫折や失敗のリスクは大きくなる可能性があります。

達成可能な小さい目標を設定し、成功の経験を積み重ねることで、いずれ大きな目標を達成するためのモチベーションやエネルギーになるでしょう。

新しいことに挑戦する

自己肯定感が低い人のなかには、

「〇〇してはならない」
「〇〇でなくてはならない」

などといった、考えや行動を制限する思考の癖がある方もいるかもしれません。もし、思い当たるとお考えの方は、固定観念から抜け出すために、新たな活動や経験に挑戦してみることがおすすめです。

今までにない活動や経験に触れることは、自分の可能性を信じて行動を起こすことにつながります。自分自身が本来持つ可能性を、誰よりも自分が信じることが自己肯定感を向上させるための方法でもあるのです。

自己肯定感を高め、本来の自分の力を発揮しよう!

自己肯定感が高いと、対人関係や仕事が円滑に進むなど、公私ともに良い影響をもたらすことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

自己肯定感を高めるためには、自分自身の感情と向き合うことが大切といわれています。自己肯定感を高めるために、もっと深く向き合いたいとお思いの方は、セルフコーチングやコーチングなどの分野を学んでみるのもおすすめです。

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*3:SHElikes内キャリアコーチによるグループコーチングの機会

※参考

*1機関紙 心理学ワールド 100号|自己肯定感が育つ場所より引用
*2文部科学省|自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓く子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上 6既存調査の分析結果等を踏まえた考察より参考

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。