【30代女性スキルなし】転職で成功するためには?コツや注意点まで徹底解説!

【30代女性スキルなし】転職で成功するためには?コツや注意点まで徹底解説!
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ライター Satsuki Yokouchi
採用コンサルタント/HR専門の編集者・ライターとして活動する複業フリーランス。パーソルキャリアで求人広告営業、人材系スタートアップにて子育て世代や外国籍向け人材事業を経験。生命保険営業やカフェ店長、Webディレクターなど、異業種の経験も豊富に持つ。

転職を考えている30代女性で、「スキルや資格がないと難しいかも」と悩む方は多いのではないでしょうか。

本記事では、30代女性がスキルなしで転職を成功させるコツや、仕事選びの注意点について解説します。

30代女性の転職にはスキルや経験が必要?

そもそも、なぜ30代女性の転職にはスキルや経験が必要と言われるのでしょうか。企業が中途採用を行う背景を知ると、転職のヒントが見えてきます。

まずは、30代女性の転職にスキルが必要と言われる理由について掘り下げてみましょう。

中途採用の目的は「即戦力確保」のため

30代女性の転職にはスキルが必要と言われる背景には、日本の少子高齢化・労働人口減の課題があります。2022年度の出生数は過去最低の80万人割れとなり、2030年には644万人もの労働人口が不足すると予想されています。*1待ったなしの労働力不足の状況下において、中小企業は若手・未経験者採用よりも経験者採用を優先させている現状です。

リクルートワークス研究所の中途採用実態調査 2022年度実績*2を見ると、未経験者よりも経験者採用のポイントを伸ばしています。新卒・未経験者を採用し、一から育てるよりも、何かしらの経験がある即戦力人材を入れなければ、企業経営が難しい状況が背景にあるのです。

ライフイベントで就業が不安定になると懸念されるため

30代女性は、独身者、既婚者、子どもの有無によってライフイベントやライフスタイルに揺らぎがある年代です。せっかく採用した人材の就業が不安定になるリスクをなるべく避けるために、スキルのない30代女性の採用に慎重になる企業も少なくありません。

もちろん、「既婚者はすぐに結婚して辞める」と決めつけているわけではありませんし、スキルがあれば誰でもOKとも言い切れません。ただ、安定的な企業経営を優先すると、スキルや経験があり、なおかつ短期間で即戦力化できる人材を採用したいと考えるのが企業の本音ではないでしょうか。

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30代女性がスキルなしで転職を成功させるコツ

企業が中途採用を強化する背景を理解し、求めている人物像を想像しながら適切なステップを踏んでいけば、スキルなしでも転職成功は可能です。この章では、30代でスキルや経験に自信のない女性が転職をスムーズに進めるコツを4つ取り上げて解説します。

ご自身の経歴や実績を整理し、優先順位をつけて計画を立て、一歩ずつ転職活動を進めてみましょう。

職務経歴・実績の棚卸しをする

スキルの有無にかかわらず、納得感のある転職を叶えるためには、職務経歴の棚卸しと実績の言語化が必須です。職務経歴や実績を振り返る過程で、ご自身の強みや弱み、価値観を可視化していきましょう。

特筆すべきスキルがないと思っていた人でも、職務経歴を棚卸しすることで強みに気付く場合もあります。面倒くさがらず、一社ずつ丁寧に書き出して整理をしてみてください。

職務経歴・実績の棚卸しは、面接で自分をプレゼンする資料となります。「いつ、どんな業務を通して、どんな課題にぶつかったのか」「課題に対してどのような工夫をして乗り切ったか」「その業務を通して得られた成果・自分の価値観は?」と、5W1H*を意識してまとめると良いでしょう。

*5W1Hとは思考整理のフレームワークのこと。「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」の頭文字をとったもの。

譲れない条件に優先順位をつける

職務経歴・実績の整理を行うと、「リモートワークの会社で働きたい」「仕事内容にはこだわりたい」など、希望条件がいくつか出てくるはずです。漠然としたイメージではなく、職務経歴と同様にすべての条件を一度書き出してみましょう。

条件を書き出したら、「絶対にこれだけは譲れない」ものにチェックして、優先順位をつけていきます。希望条件が100%叶えられる職場を探すと、なかなか難しいものですから、いくつか妥協点を見つけていくことがポイントです。

譲れない項目詳細
会社の特徴会社規模、業界、勤務地、ネームバリュー、日系/外資/スタートアップなど
仕事内容求められる経験やスキル、資格身に着く経験、スキルやキャリアパス
働き方1日の労働時間、リモートワーク・在宅勤務、フレックス勤務、時短勤務
休日・休暇年間休日、年次有給休暇の取得率、育休・産休の取得率、土日休み・シフト制、長期休暇など
一緒に働く人、組織、カルチャー会社のミッションや価値観、人の特徴・雰囲気、組織風土、特徴的なカルチャー
福利厚生給与・賞与以外の福利厚生

正社員以外の選択肢を検討する

転職先を検討する際、正社員以外の選択肢を考えるのも一つの手です。たとえば、「子どもがまだ小さいため、30代のうちは絶対に残業無しで時短勤務したい」という条件が最優先の場合、決まった時間できっちり働ける派遣社員やパート勤務の方が相性がいいケースもあります。

一方、「社会保障の安定さよりも、自分の実力を試しながら柔軟に働くことを優先したい」という人は、フリーランスを目指すのもありでしょう。それ以外にも、パート勤務を掛け持ちしたり、正社員と業務委託を両立させるなど、さまざまな選択肢があります。

ご自身の職務経歴と実績、譲れない条件と照らしあわせて雇用形態を見直すと、選択肢がぐっと広がるでしょう。

資格取得やスキルアップに挑戦する

行きたい業界・職種がある程度決まっている場合は、その仕事で求められる特定のスキルや資格取得に挑戦してみるのも良いでしょう。資格取得が就職に必ず結びつくとは言えません。しかし、目標を持って知識習得をした人と、まったく努力をせずにスキルなしの人を比べれば、前者を採用したいと思う企業が多いのではないでしょうか。

ただし、有資格者であっても実務経験がなければ採用しない企業も存在する点に注意が必要です。また、スキルアップスクールは入会金や受講料など初期費用がかさみますので、慎重に検討を進めましょう。

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スキルなし30代女性が転職する際の注意点

せっかく転職をしたのに、思っていた会社と違ったと後悔したり、早期退職したりすることは避けたいものです。ここでは、スキルのない30代女性が転職する際の注意点を3つ取り上げて説明します。

ライフイベントと価値観の変化を想定しておく

30代女性が転職するときは、これから起こり得るライフイベントを想定して、心の準備をしておくのが大切です。ライフイベントは自分の意思で決められないため、きっちり計画を立てておこうという意味ではありません。かといって、結婚や出産、引越し、家族の介護などライフイベントが起きてからだと、行き当たりばったりのキャリアになってしまいます。

普段はなかなか考えないテーマだからこそ、転職の機会に、40代~50代のライフイベントをイメージしてみてください。そして、ライフイベントや価値観の変化があったときに、何を優先したいか一度じっくり考えてみましょう。

新人気分で転職活動をしない

スキルや経験がないからといって、新人気分で面接に臨むのは避けたいところです。新卒採用では、本人のやる気・熱意や伸びしろを重視するため、多少の粗さには目をつぶってくれる場合もあります。しかし、30代女性は、社会人としての基礎力やマナーはもちろんのこと、何かしらの「経験値」を求められるのは事実です。

特筆すべき専門スキルは保有していなかったとしても、何かしら自分をアピールし、会社にどう貢献できるのかプレゼンをする意識を持ちましょう。

「入社をしてから一生懸命学びます」「成長させてください」といった、受け身の新人気分で選考に参加しないよう、注意が必要です。

転職先が決まる前に退職しない

今の職場に不満があり、一刻も早く辞めたいと焦るあまり、転職先が決まる前に離職するのはおすすめできません。一般的には、離職期間が長いほど再就職に不利になりやすいと考えられます。また、離職中の生活費が足りなくなり、焦って就職活動することは避けたいところです。足もとの生活費のために、希望とは異なる会社に就職するのは本末転倒ですから、現職が辛くても、ぐっとこらえる場面も出てくるでしょう。

とはいえ、現職の長時間労働が度を超えている、ハラスメントやトラブルが原因で早く距離を置きたいなど、やむを得ず離職する場合は致し方ありません。

無理をしすぎるのも禁物ですが、安易に「辞めてから探そう」と退職しないよう注意が必要です。

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30代女性におすすめしたい業種・職種

30代女性でスキルがなくても転職しやすい業種・職種は一定数あります。ここでは、未経験採用を多く行っている業種・職種を紹介します。

営業職

営業職はほとんどの業種で常に募集されている職種で、特定のスキルがなくても応募できる求人も多いです。とくに、不動産や生命保険、IT、人材業などの無形商材・高額商材を扱う業種で、数多くの営業職募集が行われています。

営業職で必要となるのは、顧客から好かれる人間性や傾聴力、コミュニケーション力、課題分析や提案力が中心です。これらのスキルは他の職種でも身につけられるため、未経験からチャレンジしやすいと考えられます。

接客・販売職

接客・販売職も、30代女性でスキルがなくても転職しやすい職種です。サービス業、小売業、飲食業などで未経験職の募集を探すことができます。コンビニやスーパー、家電量販店などの日用品を扱う販売職、ホテルやブライダルなどの接客、居酒屋やレストランなど幅広い選択肢があります。

接客・販売職はシフト制で休みが少ない場合も多いですが、きっちり土日休みにしている会社もあるため、選び方次第といえます。営業職と同じく、他の職種で身につけられるコミュニケーション力があれば、スキルなしでも転職はしやすいでしょう。

事務職

事務職も、30代女性でスキルがなくても転職しやすい職種です。事務職の中でも、貿易事務や法務事務など専門性を求められる仕事も一部ありますが、ほとんどは未経験でもチャレンジできるのが特徴です。

事務職は、他の職種をサポートする内勤職種であり、書類の作成・処理、電話や来客応対、データ入力といったルーチンワークがメインです。転職時にスキルはなくても、希望次第で専門性を身につけてバックオフィスのプロフェッショナルを目指すことも可能です。

30代女性の転職成功事例を紹介

30代女性で、スキルや資格がない状態から転職成功した事例をご紹介します。今回は、次の2名のストーリーを見てみましょう。

  • 4か月でスキルアップしてインハウスデザイナーに転職しためぐみんさん
  • Webデザインやブランディング、カメラのスキルを身につけて、地元企業に転勤をしたかなえーるさん

スキルのない30代女性がどのように転職を実現させたのか、事例からヒントが得られるかもしれません。

未経験からインハウスデザイナーに転職

めぐみんさんは総合人材会社で新規事業の企画運営や、広報の制作物を担当していました。「自分はこれができる!」という明確なスキルがなく、ご自身の働き方に漠然と不安を感じていたそうです。

もともとデザインへの興味が強かったこともあり、デザイナーに短期間でキャリアチェンジを目指せるSHEのマルチクリエイターコースの受講を決意。マルシーは、1on1キャリアコーチングやグループフィードバックで専属の方にサポートしてもらえる安心感があり、未経験からでも安心して取り組める内容でした。

その後、ただ知識をインプットするだけでなく、実務を想定した課題制作を通して解像度高くデザイナーの仕事イメージをキャッチアップ。努力の結果、見事にSHEのデザイナーにキャリアチェンジを叶えられたそうです。

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Webデザインやブランディングスキルをつけて地元に転勤

かなえーるさんは地元の長野に移住して、実家の干し柿を広める活動をしたいと夢見ていたものの、営業以外のスキルがなく悩んでいました。そこで、ご自身に足りないクリエイティブスキルを身につけるべく、SHElikesの受講を決意。SHElikesで学んだWebデザインやブランディングの知識を本業に生かして、現職でより大きな成果を出そうと努力されたそうです。

仕事への前向きな姿勢が評価された結果、念願の地元長野への転勤が決定。移住後は、本業を続けながら実家の干し柿のPR事業をスタートできたそうです。スキルを身につけたことで、転勤・移住や新しい仕事を叶えられた素敵なエピソードです。

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今「スキルがない」と悩める30代女性へ!スキルを身につける方法

ここまで読んでみて、何かしらのスキルを身につけてから転職活動をしたいと考えた人もいるかもしれません。転職のために、スキルアップをする方法を4つご紹介します。

独学で学ぶ

まず、独学でスキルアップを行うパターンです。興味のある資格講座を探して、通学受講か通信教育で学ぶ方法や、書籍を買ってきて独学する方法が考えられます。学ぶスキル・資格の種類によっては、仕事を辞めて学校に通い直す場合もあれば、オンラインスクールですきま時間にスキルアップを目指す場合もあります。

独学は、ご自身で学ぶ目的や手法、学ぶ期間などを決めてセルフコントロールが必要になるため、自己管理が苦手な方には不向きな方法と言えます。

実務を通してスキルアップする

書籍を読んだり資格をとったりしても、実務につながらなければ転職成功は難しいものです。そこで、現職の仕事や副業を通して、スキルアップする方法もあります。

たとえば、「Webライターの基礎スキルをつけたい」のであれば、未経験OKの副業ライター求人を探し、実務経験を積んでいくようなイメージです。ただし、現職に希望する職務がなければ実務を積むことは難しい点が課題でしょう。

国の制度を利用する

働く人々の能力開発やキャリア形成を支援するために、国はさまざまな給付金制度を設けています。代表的なものとして、雇用保険の教育訓練給付金が挙げられます。

教育訓練給付金には、中長期的なキャリア形成を図るための「専門実践教育訓練」、労働者の速やかな再就職や早期キャリア形成を支援する「特定一般教育訓練」、就職の促進を促す「一般訓練教育訓練」があります。目的に応じて活用することで、資格取得やスキルアップに費やした受講費用のうち、最大224万円の支援が受けられます。

ただし、利用するには雇用保険の諸条件を満たす必要があり、受講できる講座の種類も限られているため注意が必要です。

SHEでスキルアップをする

WebデザインやWebマーケティング・ライティングなど、今の時代に求められるクリエイティブスキルを身につけて女性の求める働き方を実現する女性向けキャリアスクール「SHElikes」を利用する方法もあります。SHElikesでは実務的なスキルを厳選して学ぶことができ、未経験からスキルを身につけて転職をしたり、フリーランスになったりした実績も豊富です。

「パソコン一つでできる仕事をしたい」「クリエイティブ系のスキルを身につけて転職したい」という方は、ぜひ体験レッスンを試してみてはいかがでしょうか。

30代女性のスキルアップと転職を後押しするキャリアスクールを活用しよう

「30代女性でスキルなしだと転職は難しいかな…。」と不安に思う方は少なくありません。企業が即戦力人材を求めているのは事実ですが、未経験でも応募しやすい求人を狙ったり、正社員以外の仕事を探してみたりするなど、工夫できることがあるはずです。

また、スキルなしでまったく自信が持てない方は、スキルアップをしてから転職活動に臨むことをおすすめします。どんなスキルを身につけたらいいか分からない、独学でスキル習得をする自信がない方は、ぜひSHElikesを利用してみてくださいね。

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※出典
*1:パーソル総合研究所
*2:リクルートワークス研究所 中途採用実態調査2022年度実績、正規社員

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。