国内企業のリスキリング事例10選!導入目的や成功のポイント、個人にできることを解説

国内企業のリスキリング事例10選!導入目的や成功のポイント、個人にできることを解説

デジタル技術の発展に伴い、リスキリングが注目されています。

一方で、「リスキリングの具体的な導入事例を知りたい」「リスキリングにはどんなメリットがあるのかな?」「リスキリングの方法には、どのようなものがあるのだろう?」などと悩む方もいるでしょう。

本記事では、企業のリスキリング成功事例やリスキリングのメリットも紹介します。今後リスキリングに取り組みたいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

CONTENTS
  1. リスキリングとは?
  2. リスキリングが注目されている背景
  3. 国内企業10社のリスキリング事例を紹介
  4. 企業がリスキリングに取り組む目的は?
  5. 企業がリスキリングに取り組む5つのメリット
  6. リスキリングを成功させる5つのポイント
  7. 個人でリスキリングに取り組む方法
  8. リスキリングに成功したロールモデルを紹介
  9. リスキリングの成功事例を参考にして取り組んでみよう

リスキリングとは?

リスキリングとは?

経済産業省は、リスキリングの定義について以下のように定めています。

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

引用:経済産業省「リスキリングとはーDX時代の人材戦略と世界の潮流ー」より

つまり、リスキリングとは「環境の変化に対応するために新しい知識やスキルを習得すること」を指します。詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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リスキリングが注目されている背景

リスキリングの必要性が注目されるようになった背景について、以下の3つの観点から解説していきます。

なぜ近年リスキリングが注目されるようになったのか、その理由を押さえていきましょう。

ダボス会議によるリスキリング革命

スイスで毎年開催されるダボス会議(世界経済フォーラム)は、リスキリングを世界的な課題として「リスキリング革命」を提唱しています。この革命は、「2030年までに約10億人の人々が新たなスキルを学び直す必要がある」とするもので、AIや自動化技術の進化による雇用の変化に対応できるよう備えることが目的です。

それに伴い、多くの企業がリスキリングの重要性を再認識し、従業員のスキルアップを推進するようになってきています。リスキリングを通じた経済的・社会的な影響を促進し、企業がグローバル競争で優位に立てるようサポートするのも、ダボス会議の目的のひとつといえます。

少子高齢化による労働力不足

日本をはじめとする多くの先進国では、少子高齢化による労働力不足が深刻化しています。新しい労働者を確保するのが難しくなるなかで、既存の従業員のスキルを高め、異なる役割に対し柔軟に対応できるようリスキリングすることが必要です。

また、リスキリングにより高齢者が長く活躍できる仕組みが整備されれば、企業は貴重な労働力を最大限に活用できるようになります。こうした背景からも、企業はリスキリングを導入し、効率的な人材活用を目指すようになりました。

ITやデジタルに明るい人材の需要の高まり

急速なデジタル化に伴い、ITやデジタル分野に精通した人材への需要が高まっています。特にAI、データ分析、サイバーセキュリティなどのスキルは多くの業界で必須となりつつありますが、この分野の人材不足が顕在化しているのが現状です。

そのため、企業は現行の従業員にリスキリングを提供し、ITスキルを高めることで、競争力を維持しようとしています。多くの人材がITスキルを習得すれば、企業全体の生産性や効率性が向上し、デジタルシフトを加速させることができるでしょう。

国内企業10社のリスキリング事例を紹介

それでは、リスキリングを導入した企業の成功事例を見てみましょう。今回は、以下10社の取り組みを紹介します。

それぞれの事例をチェックし、リスキリングの参考にしてみてください。

1. 富士通株式会社

富士通株式会社は、デジタル人材不足の解消を目的にリスキリングを開始しました*1ServiceNow社やMicrosoft社などと協力して「Global Strategic Partner Academy」という教育プログラムを展開し、最先端のデジタル技術やノウハウをオンラインで習得できる環境を世界中の従業員に提供しています。

また、顧客対応の経験を積める実践的なプログラムを実施し、従業員のキャリアをサポートする取り組みも行っています。

2. 日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社は、パーソルイノベーション株式会社と共に法人向けオンラインコーチングサービス「学びのコーチ」を提供しています*2日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のため、デジタル人材育成を目的としたリスキリングプログラムを導入しました。

また、個人に合わせたキャリアコーチングとラーニングカリキュラムを活用し、高度なクラウド人材の育成を目指しています。なお、同社は2023年までにクラウドとAIに関する認定資格取得者を15万人創出すること、2025年までに高度デジタル人材の人数を2万人にすることを目指しているそうです。

3. 株式会社日立製作所

株式会社日立製作所は、DX推進のための人材育成を強化中です*3デジタルに関する学習ができるコースを約100も展開しており、データサイエンティストやエンジニアなどさまざまな職種の人材拡充を目指しています。

また、デジタルリテラシーを高めるために、「デジタルリテラシーエクササイズ」というプログラムを提供しています。デジタルに関する学習カリキュラムが4つのステップに分けられており、基礎から実践的なスキルまで順序立てて学ぶことが可能です。

4. キヤノン株式会社

キヤノン株式会社は、リスキリングの一環として研修施設「CIST(Canon Institute ofSoftware Technology)」を設立しました*4デジタル関連の教育システムを拡充することで、従業員がキャリアを築いて活躍できる機会の創出を目指しています。

また、今後の事業戦略に必要な知識を従業員に習得してもらうため、AIやIoT、ビッグデータなどに関する教育にも注力しているのも特徴です。加えて、国立情報学研究所や早稲田大学などが主催しているソフトウェア技術者を育成するコースに社員を派遣するなど、エキスパートの育成も図っています。

5. ヤフー株式会社

ヤフー株式会社(現在は合併によりLINEヤフー株式会社)は、グループ全体でAI人材を育成するコミュニティ「Z AIアカデミア」に初期コア企業として参加しました*5研究者やエンジニアだけではなく、ノンエンジニアや文系出身の人もAI人材として活躍できるようになることを目指しています。

たとえば、AI技術をビジネスに活用する方法を紹介する座学を開講したり、知識の向上を目的としたワークショップを実施したりしています。外部からのAI人材増員のみならず、内部からの人材活性化を促すことが目的です。

6. 味の素株式会社

味の素株式会社は、DXの推進を目的として2020年度に「ビジネスDX人財」を開始しました*6。2020〜2022年の3年間で従業員の約80%に相当する延べ2,436名が認定を取得しており、リスキリングの取り組みは成功しているといえます。

また、社員一人ひとりの成長を支えるために「キャリア開発支援」を実施*7。法務やマーケティング、営業などさまざまな分野の研修を提供することで、従業員のキャリアサポートを実施しています。

7.JFEスチール株式会社

鉄鋼メーカーのJFEスチール株式会社は、2018年より社内データサイエンティスト養成のため、「実課題解決型教育」や「e-learning」などの施策を導入しました*8。データサイエンティストの人材確保に向けた競争が激化する昨今、多くの社内人材を養成しカバーするのが目的です。

また、社内人材に対し一元化された教育ではなく、求められるレベルに応じたピラミッド型の階層的な教育体制を確立しているのも特徴のひとつ。DS先駆者」「DS伝導者」「DS活用者」「DS利用者」など、技能伝承や生産性向上のために段階的な教育体制を整えています。

8.トラスコ中山株式会社

プロツール(工場用副資材)の卸売業者であるトラスコ中山株式会社は、プロツール調達における利便性向上を目的として、2020年8月にデジタル推進部を発足しました*9デジタルを活用する人材育成として、営業現場や物流現場での経験を持つ社員をデジタル戦略本部と他部署へジョブローテーションさせ、リスキリングの機会を設けています。

また、人材戦略のひとつに「チャレンジ制度」も用意されており*10、ジョブローテーションによるリスキリングの後、明確なキャリアプランや成長意欲のある社員がより活躍できるフィールドも提供されているのが特徴です。

9.株式会社メルカリ

フリマアプリを運営する株式会社メルカリは、2022年2月より条件を満たした社員を対象に「mercari R4D PhD Support Program」を導入しました*11

このプログラムは、将来的な事業の発展や社会的課題の解決に貢献しうる専門領域において博士課程への進学を希望する社員を対象としたもの。社員の積極的な研究活動や学び直しを支援し、キャリアの再設計や新たな活躍機会の獲得がねらいです。

10. 株式会社ベネッセホールディングス

大手国内教育事業を展開する株式会社ベネッセホールディングスは、2021年より人財開発の一環として、目標評価制度とセルフラーニングシステムによるリスキリングプログラムを導入しました*12

独自のプログラムとして、セルフラーニングに活用できる「Udemy」の視聴権や、学習を目的とした「リスキル休暇」、またデジタル・ITへの専門性向上に貢献する資格取得の費用を支援する「DX資格取得制度」を展開。能力開発と目標管理を一元化し、デジタル人財の確保・育成に取り組んでいます。

企業がリスキリングに取り組む目的は?

ここまで企業のリスキリング事例を紹介してきましたが、なぜリスキリングに取り組むのでしょうか。結論からいうと、リスキリングの目的は以下の2つが考えられます。

  • DXを推進し、企業をさらに成長させるため
  • 働き方の変化に対応するため

それぞれ詳しく見ていきましょう。

DXを推進し、企業をさらに成長させるため

リスキリングの目的の1つは、DXを推進して企業のさらなる成長を目指すことです。ちなみに、DXは「デジタル・トランスフォーメーション」の略で、データやデジタル技術を活用して会社の競争力強化や生産性の向上などを図り、企業の優位性を高めることを指します。

インターネットやスマートフォンの普及により世界はデジタル化しているため、企業が成長するにはデジタル社会への対応が必要不可欠です。そのため、デジタルに関する知識やスキル習得(リスキリング)を推進する背景には、企業をさらに成長させるねらいがあるといえます。

働き方の変化に対応するため

働き方の変化に対応するためにリスキリングに取り組む場合もあるでしょう。テレワークが普及した昨今ではオンラインでのミーティングやメール、チャットツールによる連絡などが増えているため、デジタルに関するスキルを従業員に身につけてもらう必要があります。

もし「リモートワークは不可」「ミーティングは対面でのみ実施」のような環境だと、社員のモチベーションや生産性の低下につながる可能性も。そのため、リスキリングを通じて柔軟な働き方ができれば、社員と企業の双方にとってプラスになるといえるでしょう。

企業がリスキリングに取り組む5つのメリット

企業がリスキリングに取り組む目的がわかったところで、ここからはリスキリングに取り組むメリットを5つ紹介します。

リスキリングによるねらいやメリットについて、詳しく解説していきます。

社員のモチベーション向上につながる

リスキリングのメリットのひとつは、社員の意欲向上が期待できることです。新たな知識やスキルを習得できる環境があると社員のモチベーションが上がり、仕事に積極的に取り組むようになります。

社員の意欲が高まれば、生産性が上がったり新しいアイデアが生まれたりするかもしれません。リスキリングに取り組むと、個人だけでなく会社の成長にもつながるでしょう。

離職を防ぐことができる

社員の離職を防ぎやすくなることも、リスキリングのメリットのひとつです前述した通り、新しい知識やスキルを習得する機会があれば社員の意欲が向上すると考えられるため、「この会社で働くのは楽しい」「やりがいを感じられる職場」などと思ってもらえるでしょう。また、社員の雇用維持は、企業にとって採用コストの削減にもつながります。

ただし、リスキリングを通じて身につけた知識やスキルを活かして転職する社員が増える可能性もあります。リスキリングに取り組むだけではなく、労働環境や待遇などにも着目する必要があるでしょう。

業務効率化や生産性向上の後押しとなる

リスキリングを通じて社員が新しいスキルや最新の知識を習得すると、業務の効率化と生産性の向上が見込めます。とくに、デジタルツールやAIを活用した業務改善を学ぶことで、従業員が定型業務を効率化でき、コア業務に集中できる環境が整うでしょう。

また、業務効率が上がることで、従業員のモチベーションも向上し、企業全体のパフォーマンス改善にもつながります。リスキリングは、業務効率化を推進し企業の成長を支える重要な手段といえるでしょう。

新たなアイデア創出のきっかけとなる

リスキリングは、新たな視点やアイデアが生まれるきっかけにもなります。多様なスキルを持つことで、異なる業務間の連携や新しいサービスの開発にも役立ち、従来の方法に囚われない柔軟なアイデアが生まれるかもしれません。

リスキリングによる知識の幅の拡大が、イノベーションや問題解決のスピードを高め、変化に対応する企業力を引き上げる要因となるのです。

DXの実現がより現実的になる

DXの実現には、社員一人ひとりがITリテラシーやデジタルスキルを備えることが不可欠です。リスキリングを活用して社員が新しいデジタルツールや分析手法を習得することは、業務に活用する力を育てることにもつながります。

業務のデジタル化が推進されれば、DXは現実的な施策となるでしょう。社員全員がDXの担い手となり企業が迅速かつ柔軟に市場変化に対応できるようになることで、競争力の大幅な向上が期待できるのです。

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リスキリングを成功させる5つのポイント

リスキリングを成功させるために押さえておきたいポイントは、以下の5つです。

各ポイントを詳しく見ていきましょう。

企業が真剣に取り組む

まず、企業がリスキリング施策に真剣に取り組み、成功のためにコミットしていく必要があります。全社員が自主的に新しい知識やスキルを身につけようとするとは限らないため、会社側がリスキリングの重要性を社員に周知させることが大切なのです。

リスキリングに対する企業としての本気度が社員に伝われば、導入が成功する可能性は高まるでしょう。

リスキリングの目的を明確にする

リスキリングを成功させるには、導入の目的を明確にし、社員全員がその意義を理解することが重要です。たとえば、企業の課題や目標に基づき、「業務効率化」「DX推進」など具体的な目的を設定すれば、リスキリングの内容や方向性が定まり、社員のモチベーションも高まるでしょう。

目的が明確になると評価の複雑化を防げるため、長期的な成長に結びつけやすくなります。

社員がリスキリングに取り組みやすい環境を作る

社員がリスキリングに取り組みやすい環境を作ることも欠かせません。業務時間外にリスキリングに取り組んでもらうことも少なくないため、スムーズに実施できる環境を整えておくことが大切です。

たとえば、「具体的な学習プログラムの作成」「オンラインで学習できる環境の整備」をすれば、社員がリスキリングしやすい環境になると考えられます。前に紹介した「国内企業10社のリスキリング事例を紹介」からヒントを得るのもよいでしょう。

モチベーションを高められる教育プログラムを作成する

社員のモチベーションが高まるようなプログラムを作成するのも、リスキリングを成功させるポイントのひとつです。勉強のやる気が出るような教育プログラムなら、社員が継続的に学習しやすくなるため、リスキリングが成功する可能性は高まると考えられます。

また、リスキリングに取り組むことで得られるメリットを社員に理解してもらうことも、モチベーションアップにつながるでしょう。

段階的導入と社内周知を推奨する

リスキリングは、社員全体がスムーズに適応できるよう段階的な導入と社内周知が不可欠です。たとえば、はじめに管理職やリーダー層から教育を始め、組織内での推進役となることで、他の社員が学びやすい環境が整うでしょう。

また、社内周知のために広報と連携してクリエイティブや社内コンテンツを作成するのも効果的です。社員同士の理解を深め、積極的な参加を促しましょう。

個人でリスキリングに取り組む方法

ここまでは主に企業側の視点でリスキリングの説明をしてきましたが、ここからは個人でリスキリングに取り組む方法を紹介します。具体的には、以下の4つが挙げられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

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書籍で学ぶ

1つ目は、書籍でリスキリングに取り組む方法です。専門書やテキストなどを読み、新しい知識やスキルの習得を目指します。スクールと比べて費用がかからないため、低予算でリスキリングが可能です。

ただし、自分で学習スケジュールを立てる必要があり、疑問点も自力で解決することが求められます。挫折したりモチベーションが下がったりすることも考えられるので、自走力が必要であるといえるでしょう。

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学習サイトで学ぶ

学習サイトを活用してリスキリングに取り組むのもよいでしょう。基本的にはその道のプロに教えてもらえるため、効率よく知識やスキルの習得ができます。カリキュラムが決まっているので、モチベーションも維持しやすいでしょう。

また、学習サイトであれば、時間や場所を気にせずオンラインで受講できます。仕事とリスキリングを両立させやすいのが、学習サイトで学ぶメリットです。

資格取得を目指す

資格取得を目指すことは、個人でリスキリングを進めるための効果的な方法のひとつ。資格の勉強を通じて、専門的な知識や実務に役立つスキルを体系的に学べます。合格という明確な目標があり、進捗が把握しやすい点も特徴です。

とくに、IT関連やデジタルスキルの資格は、今後のキャリアや転職市場でも役立つため、多くの人がリスキリングの一環として取り組んでいます。資格取得には自己管理能力も必要なため、自己成長や自信にもつながるでしょう。

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スクールで学ぶ

スクールに通ってリスキリングに取り組む方法もあります。とくに、専門的な知識や最新の技術を習得するには、実績のある講師や体系的なカリキュラムのもとで学ぶことが大切です。スクール学習なら、疑問点を講師に直接質問できるため、効率よくスキルアップできるでしょう。

ほかの受講生と切磋琢磨することでモチベーションが向上したり、人脈が広がったりすることもあるかもしれません。

リスキリングに成功したロールモデルを紹介

最後に、個人でリスキリングに取り組んで成功した以下3名の事例を紹介します。

それぞれの過程を詳しく見ていきましょう。

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複数のスキルを習得したことで、製品開発の他にも動画編集業務へ携わるなど、マルチに活躍されています。

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リスキリングの成功事例を参考にして取り組んでみよう

リスキリングの成功事例を参考にして取り組んでみよう

リスキリングは、さまざまな企業が導入を始めています。社員の意欲向上や離職防止などのメリットが見込めるので、本記事で紹介したリスキリング事例を参考にし、ぜひ取り組んでみてください。

もし個人でリスキリングをしたいなら、女性向けキャリアスクールのSHElikesがおすすめです。「ライティングコース」や「Webマーケティングコース」、また「Webデザインコース」など全45以上の豊富な職種スキルが定額で学べるため、幅広いスキルの習得を目指せます。さまざまなスキルをかけ合わせることは、キャリアの幅を広げることにつながるでしょう。

SHElikesでの学びの様子が覗ける無料体験レッスンを随時実施しているので、気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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※参考
*1:富士通株式会社「グローバル規模のデジタル人材不足の解消に向けた人材育成プログラム「Global Strategic Partner Academy」を開始」より
*2:日本マイクロソフト株式会社「日本マイクロソフト、パーソルイノベーション デジタル人材育成で協業 デジタル×人の力で日本の DX 推進を加速」より
*3:株式会社日立製作所「企業における人財育成について」より
*4:キヤノン株式会社:「人材育成と成長支援 取り組み」より  
*5:アスクル株式会社:「Zホールディングス、“文理両軸でAI人材を育成”する「Z AIアカデミア」を発足 」より
*6:味の素株式会社「味の素グループのDX 」より
*7:味の素株式会社「人財育成とキャリア制度について | 働く環境・制度」より
*8:JFEスチール株式会社「社内データサイエンティスト養成のための階層別・系統的教育体制を構築」より
*9:TRUSCO トラスコ中山株式会社「デジタル戦略」より
*10:TRUSCO トラスコ中山株式会社「自分の夢やこころざしを仕事に繋げられること トラスコ人生を豊かにするチャレンジ制度」より 
*11:株式会社メルカリ「メルカリ、社員の博士課程進学を支援する制度「mercari R4D PhD Support Program」を開始」より
*12:株式会社ベネッセホールディングス|人財の育成 | 社会 | サステナビリティ より

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ライター shin
航空系の会社に勤務した後、フリーランスとしての活動を開始。現在は主にWebメディアに携わりつつ海外を転々としている。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

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