女性向け需要があるこれからの仕事とは?将来性のある人気職種を紹介

女性向け需要があるこれからの仕事とは?将来性のある人気職種を紹介
ABOUT ME
ライター 木村さき
新卒で求人広告代理店に就職したのち、結婚を機に退職して夫の地元に転居。そこで金融関係の企業に転職し、顧客対応部門のサブリーダーとしてメンバーの育成に携わる。現在は0歳児を育てながら、子どもを寝かしつけた後にwebライターとして活動中。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

近年では、インターネットの普及によりビジネスのオンライン化が進み、働き方や市場に大きな変化が見られます。毎日の出勤や定時勤務が当たり前だった働き方が少しずつ柔軟になり、安定だと思われていた仕事が今後はAIに代替されるかもしれません。 

そんな現代だからこそ、将来性があるのはどのような仕事なのか、また結婚や妊娠、子育てなどライフイベントの発生時に対応しやすい仕事なのか、など今後の働き方を考える必要があるでしょう。

そこで今回は、女性におすすめしたい「これからの仕事」や、「将来性のある仕事」に就くコツ、またそれらに必要なスキルを身につける方法を紹介します。

女性向け!今後も需要があるこれからの仕事の特徴は?

今後も需要がある「これからの仕事」には、働き方や仕事内容などに特徴があります。ライフスタイルの変化に対応しながらキャリアを築きたいと考える女性は、ぜひチェックしてみてください。

柔軟に働き方を変えられる仕事

柔軟に働き方を変えられる仕事は、社会情勢の変化にも対応しやすいといった特徴があります。近年では、さまざまな職業においてオフィス以外での勤務を認めるケースが増えています。

たとえばWeb・IT業界など、オンラインで完結する仕事は、リモートワークやフレックスタイム制といった、場所や時間の融通がきく働き方ができます。

また、働き方を選択できる仕事には、妊娠や子育て、介護など、ライフスタイルの変化に対応しやすいメリットがあるでしょう。ライフイベントと両立して働きたいと考える女性にとっても、重要視したいポイントです。

男女差が少ない仕事

今後も需要がある仕事かどうかを見極めるには、職場における男女差の割合などの特徴を調べておくことも大切です。たとえば、現状で雇用に男女差がある場合、仕事自体に今後需要があったとしても、女性が働きにくい何かしらの理由があることも考えられます。

また、女性が極端に少ない職場では、産休など女性向けの制度を利用しづらかったり、女性目線で職場環境が整っていなかったりすることがあります。力仕事や勤務時間が昼夜問わない仕事など、女性には体力的に厳しい環境であることが理由で、雇用に男女差がある場合もあるでしょう。

仕事を選択する際には、将来性だけでなく、長期的に働くことも踏まえて社内全体や管理職の男女差の割合をチェックするのがおすすめです。

AIや機械に代替されない仕事

今後も需要がある仕事かどうかを判断するには、AIの進化による影響を考えるのも重要です。なぜならAIの普及により、これまで人が担ってきた仕事をロボットや機械が代替することも予想されるからです。

AIの強みは、膨大なデータを正確に処理できることです。長時間作業をしてもパフォーマンスが下がらず、一定の速度で効率的に業務を進められます。また与えられた情報のなかに規則性を見出し、自ら判断する学習能力があることもAIの強みです。そのため、決まった作業を繰り返すような業務は、今後AIや機械に代替されやすいといわれています。 

一方でAIは、対応が機械的で繊細さに欠ける点が弱みです。たとえば、人の気持ちを汲み取るコミュニケーション能力が必要な仕事や、想像力が必要なクリエイティブ系の仕事は、AIに代替されにくいと考えられています。このような仕事はAIでは処理が難しく、将来性があるといえるでしょう。

ニーズが高まっている仕事

ニーズが高まっている仕事は、社会情勢や時代の変化に伴っているという特徴があります。

たとえば少子高齢化社会のいま、高齢者を相手にした仕事はますますニーズが高まってくるでしょう。また、市場規模が拡大しているWeb・IT業界の仕事も、ニーズが高まることが考えられます。これらの職種は、今後さらに人員が必要になると予想されていることから、将来性があるともいえるでしょう。

各業界の動向や社会問題を把握することは、仕事の将来性を判断するうえで重要なポイントです。普段の生活やニュースなどをヒントに、情報をリサーチすることが大切です。

女性におすすめの将来性のある仕事を紹介

「スキルや資格を武器にした仕事」や、「人の心に寄り添う仕事」は、今後さらにニーズが高まることが考えられます。ライフスタイルが変わってもキャリアを築きやすかったり、AIが苦手とする分野だったり、将来性のあるこれからの仕事に就きたい方にとって需要が増える仕事といえるのではないでしょうか。

ここでは女性におすすめの「将来性のある仕事」の職種例を紹介します。

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトやバナー広告などの制作・運用を担う仕事です。Webサービスが普及した昨今では、各媒体でWebデザインが必要とされており、求人は増加傾向にあります。一方で、Web・IT業界は人材不足の現状であるため、今後も需要は続くと予想されています。

また、Webデザイナーは在宅で作業する人も多いことから、場所に縛られない働き方を実現しやすいでしょう。企業によってはフルリモートで就業可能だったり、フリーランスなら自分で仕事の裁量を決められたりするメリットもあります。

さらに目的に沿ったWebデザインを制作できるスキルは、各種Webサービスにおいて汎用性が高く、さまざまな業界で活躍が期待できるといえるでしょう。

ITエンジニア

さまざまな業界でIT化が進められているなか、多くの企業でITエンジニアの人材確保が課題になっています。人材が求められているということは、将来性があるともいえるでしょう。以前は男性のイメージが強かった仕事ですが、近年は女性のITエンジニアも増えつつあります。 

ITエンジニアの就職先は、たとえばWeb制作会社や自社でサービスを開発している企業などがあります。また、需要が高いといわれているITエンジニア職では、フリーランスとして働く方も多くいます。実務経験が必要な案件もあるため、未経験からチャレンジしたい方は、企業で実績を積んでからフリーランスに転身するのもおすすめです。

動画編集者

動画編集の仕事も、将来性があるといえるでしょう。その理由は、YouTubeなどの動画配信サービスが普及した現代では需要が高く、またSNSやWebサービスなどのコンテンツ制作においても、動画の重要性が高まっているからです。 

動画編集の仕事に就くには、動画制作会社などの企業に就職するか、フリーランスの動画編集者になる方法があります。

動画編集スキルは独学でも身につけられます。しかしフリーランスを目指す方は、オンラインスクールの受講や、動画制作会社などでのアルバイトを通してスキルを磨くのもおすすめです。実践的なスキルを効率的に身につけられ、仕事につながる人脈をつくるチャンスがあります。

Webライター

Web上に掲載される記事を書くWebライターは、各メディアで必要とされるため将来性が高いといえる仕事です。パソコンとインターネット環境があればできるため気軽に始めやすく、近年Webライターになる方が増えつつあります。

敷居が低く、始めやすいといわれるWebライティングですが、専門的な知識やスキルが求められるケースもあります。たとえば、検索エンジンの最適化を図るSEOの知識や、Webサイトのコンテンツを更新・制作できるWordPressの操作スキル、そして取材力などです。知識やスキルを身につけることで、Webライターとしての市場価値を高められるでしょう。  

Webライターの仕事に就くには、企業に就職するか、フリーランスとして働く方法があります。隙間時間にコツコツと記事を書き進められるので、育児や介護などでまとまった時間を確保するのが難しい方には、フリーランスのWebライターとして働く選択肢もおすすめです。

キャリアコンサルタント

国家資格であるキャリアコンサルタントは、働く人々に寄り添い、一人一人のキャリア形成を手助けする仕事です。相談者の気持ちを汲み取りながらキャリアに関する相談を受けるため、AIに代替されにくいと考えられるでしょう。

厚生労働省はキャリアコンサルティングを「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」*1と定義づけています。 

キャリアコンサルタントの就職先は、ハローワークや大学の就職支援課、民間企業のキャリアコンサルティングに関わる部署などがあります。

働き方が多様化するいま、キャリアに悩む人も増えており、キャリアコンサルタントの需要は高まっているといえるでしょう。

心理カウンセラー

心理カウンセラーは相談者の話に耳を傾けながら、心情の変化を察知する仕事です。人の気持ちを汲み取る繊細な仕事なので、AIには難しいといわれています。 

心理カウンセラーの需要は高まりつつありますが、非常勤の求人が多い傾向にあります。たとえば学校や企業の相談室に週2日~4日ほど勤める働き方などです。また、フリーランスの心理カウンセラーとしてオンライン相談を受けることも可能です。

心理職の国家資格である「公認心理士」の有資格者は、約7割が女性です*2週に数日の勤務やフリーランスとしての働き方など、家事や育児と両立して働きやすいことなどから、心理カウンセラーは女性に人気の仕事といえるでしょう。

家事代行スタッフ

家事代行スタッフは、普段から家事をしている方が挑戦しやすく、スキルを活かせる仕事です。 近年、働き方の多様化などさまざまな理由から、家事代行サービスの利用者数は増加傾向にあるようです。

家事代行スタッフにはアルバイト・パートの求人が多く、ライフスタイルと両立して働けたり、副業として働けたりします。ほかにも家事代行マッチングサイトに登録し、フリーランスの家事代行スタッフとして働く方法もあります。

家事代行マッチングサイトとは、依頼者と家事代行スタッフを繋ぐプラットフォームです。たとえば「ベアーズ」「CaSy」「タスカジ」などが多くの家事代行スタッフに選ばれています。

いままで家の中で培った家事スキルを、これからは仕事として発揮できます。

SNSマーケター

SNSマーケターとは、SNSで商品やサービスの情報発信をすることでファンを増やし、認知度のアップと集客につなげる仕事です。情報をSNSで収集する人が増え、SNSマーケティングの重要度は高まっています。それに伴い、SNSマーケターの需要も続くと予想されます。

SNSマーケターの仕事に就くには、マーケティング会社やSNSマーケティングに力を入れる企業へ就職する方法があります。ほかにもフリーランスとして企業と業務委託契約を結んだり、個人でSNSアカウントを運用したりする働き方も可能です。SNSマーケターにはリモートワークの求人が多数あるため、ライフスタイルに合わせて働きやすい仕事といえるでしょう。

SHElikesには、SNSマーケティングを学べるコースが開設されています。時間や場所にとらわれず、オンラインで学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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オンラインアシスタント

オンラインアシスタントとは、企業のさまざまな業務をオンラインでサポートする仕事です。

たとえば以下のような業務です。

  • 書類作成
  • リサーチ業務
  • 秘書業務
  • 経理
  • ECサイト運営

Web上でやり取りする業務のため、在宅で仕事ができます。いままで事務職でキャリアを積んでいた女性が、ライフスタイルの変化によってオンラインアシスタントに転身する事例は増えつつあります。

オンラインアシスタントの仕事に就く方法は、企業に就職するか、フリーランスとして企業と業務委託契約を結ぶなどです。

フリーランスとして働く場合、「フジ子さん」「ビズアシ」などのオンラインアシスタントに特化したクラウドソーシングの利用がおすすめです。業種や職種を問わない総合的な求人サービスよりも、効率的にオンラインアシスタントの求人を見つけられるメリットがあります。

関連記事:女性にとって長く続けられる、将来性のある仕事とは?

将来性のあるこれからの仕事に就くためのコツ

変化が激しいこれからの時代、就職や転職に不安がある方もいるのではないでしょうか。そこで、「将来性のあるこれからの仕事」に就くためのコツを紹介します。ライフイベントによって働き方が変わる可能性がある女性や、これからの時代で求められる仕事がしたいと考える女性は、ぜひ参考にしてみてください。

自分の強みを知る

転職活動やフリーランスの営業活動において、自分の強みをアピールすることは重要です。これまでのキャリアや保有しているスキル・資格の棚卸しをして、自分の強みを言語化できるようにしておきましょう。自分の強みを知ることは、仕事で求められる能力や、仕事をするうえで必要なことの理解につながります。

自分に適性がある仕事に就くと、成果を上げやすかったり、無理なく働き続けやすかったりするため、長期的にキャリアを形成しやすいといえるでしょう。

専門的なスキルをつける

将来性のある仕事に就くために、まずは専門的なスキルを身につけるのもおすすめです。たとえば育児や介護に専念していた期間を経て社会復帰を目指す方でも、専門的なスキルがあれば、就職・転職のハードルが低くなります。そのため、これからの仕事に活かせるスキルの取得には、積極的にチャレンジしてみましょう。

早くからスキルを身につけると、そのぶん早くから実務経験を積めるメリットがあります。専門的なスキルや関連資格の取得、実務経験を積むことなどにより、自分の市場価値を高められます。

情報をキャッチできるアンテナをはっておく

仕事の将来性を見抜くためには、社会情勢や市場の変化に敏感になることが重要です。世の中にはどのような仕事があり、どのようなニーズが高まっているのか、日頃からアンテナをはっておきましょう。

また、目指す業種に関連するコミュニティがあれば、積極的に参加することもおすすめです。コミュニティへの参加が、情報交換や人脈を広げるきっかけになるかもしれません。

専門的スキルを身につける方法

専門的なスキルを身につけるには、資格取得に向けた勉強やスクールを受講する方法があります。目指す業種やライフスタイルに合う方法で、「将来性があるこれからの仕事」に必要なスキルを身につけましょう。

資格取得に向けた勉強をする

資格取得に向けた勉強は、実務で役立ったり、スキルアップにつながったりします。職業・職種によっては資格が必要な場合もあるため、事前に必須資格の有無を確認しておきましょう。

資格が必要な仕事ではなくても、業務に関連する資格の取得は専門知識があることの証明になり、自分の市場価値を高められます。周囲に差をつけ、自分のスキルや強みをアピールできるポイントにもなるでしょう。

スクールで学ぶ

専門的なスキルを身につけるには、スクールで学ぶ方法もおすすめです。

スクールでは、必要な知識やスキルを体系的に学べるうえ、これからの仕事に活かせる情報のキャッチアップの場にもなります。またオンラインスクールなら、家事や育児の隙間時間を活用したい方も効率的に学習を進めやすいメリットがあるでしょう。

ライフスタイルと両立しながらスキルを身につけたい方には、女性向けキャリアスクールSHElikesがおすすめです。SHElikesには、今回紹介した「将来性がある仕事」に関わるオンラインコースが開設されています。

たとえば以下のようなコースです。

  • Webデザイン入門
  • Illustrator
  • WordPress
  • マーケティング入門
  • SNSマーケティング
  • 動画編集
  • ライティング入門
  • Excel活用
  • プログラミング入門 

SHElikesでは、定額で全45以上の職種スキルを学び放題のスタンダードプランが人気です。「将来性のあるこれからの仕事」に活かせるスキルを幅広く身につけたい女性にピッタリのスクールです。

「将来性のあるこれからの仕事」にチャレンジ!キャリアを諦めない女性に

今後キャリアを築くうえで、ライフイベントやライフスタイルの変化によって対応が必要になることもあるでしょう。その際に、専門的な知識やスキルを持っていれば、住む場所や働ける時間帯が変わってもキャリアを続けやすいメリットがあります。 また、スキルを身につけることでキャリアの選択肢も広がり、より柔軟な働き方が叶いやすくなります。

変わりゆく時代やさまざまな環境へ対応したいと考えている方には、多種多様なコースを自由に組み合わせてスキルアップを目指せるSHElikesがおすすめです。自信を持って将来性のある仕事にチャレンジできる自分になって、思い描くキャリアを実現させましょう。

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※参考
*1:厚生労働省ホームページ「キャリアコンサルタント・キャリアコンサルティング」内、「キャリアコンサルティング」とはより

※出典
*2:「令和2年度障害者総合福祉推進事業 公認心理士の活動状況等に関する調査」(厚生労働省)第2章調査結果(全体)A1基本情報A1-1性別(n=13,688)(2023/9/16利用)より

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。