仕事で成長する人に共通する特徴や考え方とは?

仕事で成長する人に共通する特徴や考え方とは?
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ライター shin
航空系の会社に勤務した後、フリーランスとしての活動を開始。現在は主にWebメディアに携わりつつ海外を転々としている。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

仕事をしていて、以下のような悩みや不安を抱える方もいるのではないでしょうか。

「仕事がもっとできるようになりたいけれど、どうしたら成長できるか分からない」
「同期や後輩のほうが成長している気がして焦ってしまう」

そこで、本記事では仕事で成長する人に共通している特徴や考え方、行動を解説。また、スキルアップにおすすめの方法も紹介します。

最後までチェックし、成長につながるような考え方や行動習慣を身につけましょう。

仕事で成長するとは?定義を解説

まず、仕事で成長するとは具体的にどういうことなのかについて解説します。結論からいうと、能力的な成長と精神的な成長があります。

能力的な成長

能力的な成長には、スキルの向上や作業効率のアップなどがあります。例としては、「ビジネス英語力が伸びて海外との取引ができるようになる」「事務処理能力が上がってこなせる業務量が増える」などがあげられるでしょう。

能力的に成長すると仕事の範囲が広がるため、成長の結果が目に見えやすいといえます。

精神的な成長

精神的な成長には、「自信が持てるようになる」「前向きに仕事に取り組めるようになる」などがあります。メンタル面で成長すると、「仕事にやりがいを感じる」「働くことが楽しい」などと思えるようになるでしょう。

精神的に成長するためには、能力面の成長が必要といえます。その理由は、スキルや経験を積んで仕事の幅が広がることにより、自信がついたり前向きに仕事ができるようになったりするからです。

また、精神的に成長すると、「自己成長(主体的に成長していくこと)をしよう」と思うようになるでしょう。そうすると積極的に仕事をするようになり、能力的な成長につながるといえます。

仕事で成長するには、「能力的に成長する→精神的に成長する→能力的な成長につながる」というサイクルを作ることが大切です。

仕事で成長しない人の特徴5つ

仕事で成長するためには、成長しない人の特徴を把握しておくことも大切です。以下の5つが、成長しない人や成長が遅い人の特徴といえます。

  • 目標設定が不十分
  • 自主的に学習をしない
  • 受け身の姿勢で仕事をしている
  • 人のせいにする
  • ネガティブな面ばかりを気にする

それぞれの特徴を押さえて、当てはまらないように注意しましょう。

目標設定が不十分

仕事で成長しない人の特徴の1つは、目標を適切に設定できていないことです。自分の目指す姿が曖昧だと具体的に何をするべきかが分からなくなり、成長から遠ざかってしまうといえます。

漠然と仕事をしているだけでは、たとえば「5年後には海外を舞台に活躍したいから、今から英語の勉強をしよう」「将来は経営に関わりたいから、自分の仕事だけではなく他部署の動向もチェックしておこう」のような明確な目標を持っている人との差は広がってしまうでしょう。

自ら学習をしない

自主的に学習をしないのも、成長しない人の特徴です。「学生ではなくなったから」「仕事が忙しいから」のような理由で学習をしないと、知識や仕事に役立つノウハウはなかなか身につかないため、成長するのは難しいでしょう。

また、たとえ学習をしていたとしても、受動的だと成長にはつながりにくいといえます。「上司に勉強しろと言われたからやっている」「業務で必要だから仕方なく勉強している」などの学習スタイルでは、成長はあまり見込めないかもしれません。

主体性がなく操作的に仕事に取り組む

受け身の姿勢で仕事に取り組む人も、成長しないといえます。与えられた仕事だけを機械的にこなしていると考えたり工夫したりしないため、能力の向上は期待できないでしょう。

加えて、受動的に仕事をしているだけでは「つまらない」「仕事が嫌だ」のような気持ちを抱きやすくなるとも考えられます。ネガティブな姿勢でいると仕事のチャンスをもらえる可能性は低くなり、成長する機会が減ってしまうかもしれません。

他責思考

他責思考も、成長しない人に共通する特徴の1つです。常に「自分は悪くない」と思っていると自身の欠点や不足している知識、スキル、経験などを把握できないため、成長にはつながらないでしょう。

ミスや過ちの反省と改善を積み重ねることで成長していくので、いつまでも人のせいにしていると能力的にも精神的にも成長はできないといえます。

不満ばかりに注目する

ネガティブなことばかりを気にする人も、成長しないと考えられます。「なぜ給料が全然上がらないんだ」「今回任された仕事が面倒臭く感じる」など不満ばかりに注目していては仕事に前向きに取り組めないため、成長は見込めないでしょう。

また、常に不満を抱いていると積極的に仕事に取り組まなくなり、仕事を機械的にこなすだけの毎日になってしまうかもしれません。

伸びるのはこんな人!仕事で成長する人の特徴や考え方10個

続いて、仕事で成長できている人の特徴や考え方を紹介します。結論としては、以下の10個があげられます。

  • 目標とする姿が明確
  • 好奇心が旺盛
  • 勉強する習慣がある
  • 自分の欠点を認められる
  • 行動力がある
  • 物事を俯瞰的に捉えている
  • 苦手なことや難しいことでもチャレンジする
  • 人と協力して仕事ができる
  • アドバイスを素直に聞く
  • 失敗を怖がらない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

なりたい姿や目標が明確

仕事で成長する人は、将来の姿や目標がはっきりしているといえます。明確なゴールを設定することで現在の自分に足りないスキルや経験などが分かるため、具体的な行動を起こせるでしょう。

また、やるべきことがはっきりしていると、仕事のモチベーションが高まりやすくなります。主体的に仕事に取り組むようになるため、成長する機会は必然的に増えるはずです。

仕事で成長を感じられない方は、漠然とした目標を立ててしまっているかもしれません。成長への一歩として、まずは明確な目標を立ててみてください。

ちなみに、目標や目的の書き方については以下の記事内で詳しく解説しています。

関連記事:目的の書き方4ステップ!具体的な例と企画書を作成する際に役立つ手法も解説

あらゆる物事に興味関心を持つ

さまざまな物事に興味や関心を持つ姿勢も、仕事で成長するために必要です。好奇心が旺盛だと、「仕事が面白い」と感じて積極的に取り組めるでしょう。主体的に仕事をすることは、スキルアップや作業の効率化につながります。

また、好奇心があると分からないことや気になったことなどを自ら調べるため、豊富な知識が身につくでしょう。

勉強を怠らずに努力し続ける

仕事で成長する人は、勉強をコツコツ続けています。当たり前のことではありますが、勉強する機会が多いほど仕事に役立つ知識や考え方などが身につくので、成長につながるといえます。

しかし、仕事が忙しかったり家事との両立が大変だったりすると、勉強をする余裕がないかもしれません。それでも、「通勤中に本を読む」「寝る前の30分を勉強に充てる」のように隙間時間を活用して勉強を続けることが大切です。

成長したいと考えている方は、少しずつでも勉強する習慣をつけられるように意識してみてください。

自分に原因がないかを考える

仕事がうまくいかないときや失敗してしまったときに自分に原因がないか考えられる人は、成長できるでしょう。その理由は、自分の欠点を反省して改善策を考えることが成長のきっかけになるからです。

なお、考えた結果、自分に直接的な原因がなかったとしても、「自分に原因はなかったから関係ない」と思ってしまうと成長は難しいかもしれません。「あのとき自分がこうしていれば、ミスは起きなかったかもしれない」のように広い視点で考えられる人は、より成長できるといえるでしょう。

行動力がある

仕事で成長する人は、行動力があります。積極的に行動をするなかでさまざまな知識やスキルが身につく機会が増えるため、成長できるでしょう。また、目標の達成に向けて仕事をやり抜こうとすることは、大きな経験値になります。

仕事で成長したいと考えている方は、「まずはやってみよう」というマインドを持つのがおすすめです。行動を起こすと、少なからずミスや失敗をする場合もあるでしょう。しかし、そこから学んで改善していくことが、自身の成長につながるといえるでしょう。

物事の全体観を捉える

広い視野を持って物事を捉えられる人も、仕事を通して成長できるでしょう。全体を把握してから行動を起こすと優先順位を理解したうえで仕事に着手できるため、業務をスムーズに進められます。

たとえば、AとBの2つの仕事を任されたときに、「なんとなくAから始めよう」という人と「このプロジェクトのゴールはこうだから、まずはBのこの部分を終わらせよう」という人では、後者のほうが仕事ができるといえます。

仕事で成長したい方は、「木を見て森を見ず」にならないよう意識してみてください。

苦手なことや困難なことから逃げない

苦手なことや困難なことに向き合えるのも、仕事で成長する人の特徴です。困難に直面するたびに逃げていると現状維持になってしまい、いつまで経っても成長は見込めません。

たとえば、「来月は新規契約数を今月の倍にしたい」と言われたとき、無理だと思わずにチャレンジすると営業スキルや課題解決力などが上がるでしょう。また、困難な目標を達成したときに得られる経験は、今後の仕事の大きな糧になるといえます。

一方、初めから無理だと決めつけて困難から逃げるとスキルや経験がなかなか身につかないため、成長にはつながらないでしょう。

仕事で成長するためには、難しいと思えることにチャレンジしてみることが大切です。

人を頼るのが上手い

仕事で成長する人は、ほかの人の力を借りるのが上手です。分からないことがあったときにその分野に詳しい人に聞いて疑問を解決したり、自分にしか対応できない仕事をするときにほかの業務を誰かに任せたりできると、仕事が円滑に進むでしょう。

ただし、人を頼るときは相手の時間をもらっていることを意識するようにしてください。ほかの人も暇ではないので、何でもかんでも頼っていると仕事の妨げになってしまう場合があります。

「まずは自分で調べて、それでも分からないことがあったら聞く」「相手のスケジュールを確認したうえで仕事をお願いする」など、一緒に働く人のことを考慮して頼るようにしましょう。

アドバイスを素直に聞き入れる

素直にアドバイスを受け入れられる人も、仕事で成長できるといえます。基本的にアドバイスとは自分よりも知識や経験が豊富な人からの助言なので、聞き入れて今後の仕事に活かすことで成長につながると考えられます。アドバイスをもらったらすぐにメモをとるなどして、仕事に取り入れてみてください。

また、自らアドバイスを求めるのも大切です。上司や先輩から常にアドバイスをもらえるとは限らないため、受け身の姿勢でいると1人で悩み続けてしまう場合があります。「人に聞くのは恥ずかしい」と思わず、仕事で成果を出している人や成功している人の意見を聞いてみてください。

失敗を恐れない

失敗を怖がらない人は、仕事で成長できるでしょう。ミスを恐れなければ新しいことや難しいことに挑戦できるので、そのぶんスキルや経験が身につきます。また、失敗したときには自分に不足していることや欠点などが分かり、反省して改善することで成長につながります。

仕事で成長していると感じられない方は、もしかしたら失敗が気になってチャレンジできていないのかもしれません。「もしミスをしても、反省して次に活かせばよい」と考え、新しいことやハードルが高いと思えることにも挑戦してみてください。

仕事で成長し続ける人に共通する行動習慣5つ

仕事で成長し続けている人の行動には、以下のような共通点があります。

  • 現実的な目標を立てている
  • 健康に配慮している
  • 勉強している
  • 新しいことにチャレンジしている
  • 時間を有効活用している

ここでは5つの例を紹介するので、ぜひ習慣にしてみてください。

現実的な目標を立て達成に向けて実行する

仕事で成長し続けている人は、現実的な目標を設定し実行に移しています。目標を明確に定めると自分に必要なスキルや経験などもはっきりするため、目標達成に向けて行動しやすくなります。仕事で成長したい方は、まずは具体的な目標を立ててみるのがおすすめです。

ただし、目標は現実的な内容にするようにしてください。達成が極めて困難な目標を立ててしまうと、挫折につながってしまう可能性があります。「簡単ではないけれど、努力すれば達成できる」という目標を持つと、成長につながるでしょう。

健康面に気を配っている

健康管理を怠らないことも、仕事で成長し続ける人に共通しています。体調を崩すと仕事のパフォーマンスが下がり、仕事をスムーズに進められないでしょう。「睡眠はしっかりとる」「適度に休憩を挟む」などを意識し、体調を整えることが大切です。

また、メンタル面に気を配ることも必要不可欠です。気分が落ち込んでいたりストレスを感じていたりすると仕事のモチベーションは上がらず、「成長したい」という気持ちにもなりません。健康維持のためにも、趣味や好きなことをする時間は確保するようにしてください。

勉強する

仕事で成長し続けている人は、勉強を習慣にしているはずです。書籍やスクールで知識を身につけたり、資格の取得に向けて勉強したりなど、コツコツと自己学習しています。知識やスキルが増えると仕事の幅が広がるため、成長する機会も多くなるでしょう。

なお、これから勉強を習慣にしようとするなら、具体的な目標を定めるようにしてください。その理由は、目標を持たずに勉強すると、仕事に関係のない分野の学習に時間をかけてしまったり、モチベーションが維持できなかったりする可能性があるからです。

「あの仕事ができるようになりたいから、この勉強をする」「今後も需要が見込めるスキルだから、身につけておけばキャリアの幅が広がる」のように、勉強する理由や動機は明確にしておきましょう。

新しいことに挑戦する

新しいことにチャレンジするのも、仕事で成長し続けている人に共通する特徴の1つです。挑戦するなかで新たな知識やスキルが身につくと、能力的に成長して仕事の幅が広がるでしょう。また、新たな挑戦をして成功すれば自信がつき、また新しいチャレンジをする原動力になるといえます。

なお、新しいことに挑戦するときは、前述した「失敗を恐れない」「人に頼る」の2つが大切です。ミスを怖がっていると新たなチャレンジはできませんし、すべてを自力でこなすのは簡単ではありません。「失敗したら反省して次につなげる」「1人で抱え込もうとしない」を意識すると、新しいことに挑戦しやすくなるでしょう。

時間を有効活用する

仕事で成長し続けている人は、時間の使い方が上手です。無駄な時間を最小限に抑え、常に成長につながるよう意識しているといえます。例としては、「通勤時間を読書に充てる」「移動中にこなせるタスクは終わらせておく」「具体的な期限を決め、ダラダラと続けないようにする」などがあげられます。

なかなか成長しないと悩む方は、自分の時間の使い方に着目してみてください。スマホを見ている時間が長すぎたり計画性のない仕事の進め方をしていたりなど、改善できそうな点が見つかるかもしれません。

仕事で成長するためにスキルアップする方法

最後に、仕事での成長につながりそうなスキルアップ法を紹介します。結論としては、以下の4つがおすすめです。

  • 資格を取得する
  • 参考書や専門書を読む
  • 仕事のフィードバックをもらう
  • 講座やスクールを活用する

各方法を詳しく解説します。

資格を取得する

仕事で成長したいときにおすすめできる方法の1つは、資格を取得することです。試験に合格するために勉強するので、知識が身についてスキルアップにつながるでしょう。

また、資格に合格すると達成感を得られ、さらに勉強する意欲が湧いてくるかもしれません。そうして勉強が習慣になれば、成長を続けられる可能性は高まります。

参考書や専門書を読む

参考書や専門書を読んで勉強するのもおすすめです。読書を通して新たな知識やノウハウを得ることは、スキルアップにつながります。

ただし、本のジャンルは仕事に関係するものや自分の目標に沿ったものにしてください。たとえば、「経理部門の担当なら決算書やExcelに関する本」「プログラミングのスキルを身につけたいならIT系の本」などになるでしょう。

周りの人から仕事のフィードバックをもらう

周囲の人から仕事についてのフィードバックをもらうこともおすすめです。客観的な意見を聞くと、自分では気がつかなかった欠点が見つかることもあります。自分に足りない点が分かれば、改善していくことで成長につながるでしょう。

また、良い点や優れている点なども併せて聞いてみてください。客観的に見た自分の強みが分かったら、その強みを伸ばすことがほかの人との差別化になります。「この仕事なら誰にも負けない」という自信を持てれば仕事のモチベーションが上がり、さらなる成長が見込めるかもしれません。

講座・スクールに通う

講座やスクールに通って知識やスキルを身につけるのもよいでしょう。プロの講師から教わることで、効率よく学習を進められるといえます。また、カリキュラムに沿って勉強をするため、挫折しにくいかもしれません。

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仕事で成長する人の特徴や考え方を把握して、実践してみよう

仕事で成長している人は、日頃から成長につながるような考え方や行動をしています。成長が感じられない方は、まずは成長している人に共通する特徴を把握しましょう。そして、成長している人と同じように考えたり行動したりすれば、きっと成長を実感できるようになるはずです。

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。