SHE Nagoya 3rd Anniversaryイベントレポート

2020年6月27日。SHElikes初の地方拠点であるSHE Nagoyaが誕生し、今年2023年で3周年を迎えました。それを記念し、7月22日に「SHE Nagoya 3rd Anniversaryイベント #殻を破って飛び出そう」と題したイベントが、開催されました。

名古屋をはじめとした東海エリアの女性たちに「変化のきっかけ」を与え続けてきたSHE Nagoya。こちらのレポートで、当日のイベントの様子を、お伝えします!

オープニング

会場となったのは、SHE Nagoyaから徒歩5分ほどの場所に位置する「なごのキャンパス」。廃校となった小学校を利用して作られた、イベントスペースやコワーキングスペースを備えた、複合施設です。

3周年を表す「3」の形のバルーンや、イベントタイトルに紐づいた、卵モチーフのステッカーなど、遊び心のある装飾が目を惹きます。

司会を務めるのは、SHE Nagoya運営スタッフ・栗林沙矢さん。明るく元気に、会場を盛り上げます。

今回のイベントでは、名古屋および東海地方のシーメイトさんに限らず、東京や関西など、各地のシーメイトさんが参加されていました。それを象徴するかのように、乾杯の挨拶は、SHE Umeda コミュニティマネージャー・花野あかりさんが担当しました。

いよいよ、イベントスタートです!

SHE Nagoyaの3年を振り返る

まずはSHE Nagoyaコミュニティマネージャー・今井志保さんを中心とした運営スタッフが、SHE Nagoya3年の歩みを振り返って、紹介します。

「私からえり社長へ送った1通のDMがきっかけで、SHE Nagoyaが誕生しました」

一から拠点の内装を作り上げ、コロナ禍という社会的な制約も多い中「最初はシーメイトさんが誰もいなかった」と語るのは、初代SHE Nagoyaコミュニティマネージャーを務めていた森田亜衣さん。その言葉に、シーメイトさんはみな、どよめきました。

イベント登壇時にシーメイトさんだった方が、現在は運営スタッフになっているなど、SHE Nagoyaを通して「素晴らしい連鎖」が起きています。名古屋シーメイトの会員総数は、イベント開催時現在で、484名となりました!

そして、2023年からは「もっと拠点を活用してほしい」という思いから、拠点で多くのイベント(登壇イベントのSHE Nagoya Cafeなど)が開催されてきました。

他の拠点と比べて、名古屋は「アットホーム」であると、スタッフ間で話題になったのだそう。それはなぜなのか。今井さんいわく「シーメイトさんひとりひとりが”GIVE”のスタンスで、誰もがフランクで参加しやすい、あったかい空間を作ってくださっているから」。

シーメイトさんへの感謝の言葉で、振り返りが締めくくられました。

#殻を破って飛び出そう

イベント開催にあたり、名古屋シーメイトさんに事前依頼がありました。今回のテーマである「#殻を破って飛び出そう」と題した、エントリーシートの提出です。

「変化と怖さは隣り合わせ。それでも理想の未来を描き、一歩前へ。その勇気を、参加者みんなで称えたい」

そんな思いで、企画されたコーナーです。

エントリーシートの内容で選ばれた部門で、以下のシーメイトさんが表彰されました!

・BREAK OUT部門 6名
このみんさん・acariさん・すずさん・まみさん・ゆーこさん・shihoさん(当日欠席)

・CHANGE部門 5名
ぺちさん・さくさくさん・のぞみさん・まるいさん・さらちさん(当日欠席)

・SHE Nagoya MIND部門 1名
なのはなさん(当日欠席)

また、特に2名のシーメイトさんについて、インタビュー形式で深掘りしながら、体験談を語る時間も設けられました。

1名は、ひがめぐさん。SHElikes入会以前は、税理士事務所の事務職を務めていました。現在は複業で、ライターや経理、イベント運営、個人の経理サポート、SHEキャリアプランナーなど、幅広く活躍されています。

SHElikesの先輩に進められて、拠点のもくもく会やイベントに参加したことがきっかけとなり、現在はコース受講やイベント参加で得た知識や経験を、仕事に活かしています。

殻を破った経験は、コーチング。担当コーチから言われた「勇気は一瞬、後悔は一生」という言葉が、ひがめぐさんの背中を押しました。その日のうちに「フルで出勤しない」と職場に宣言。その分できた余白で「名古屋と東京の2拠点生活」と「全部が本気の本業」を叶えることができたのです。

「きっかけはどこに転がっているかわからない」
「けれど行動したら、行動することを諦めなければ、必ず出会える」

もう1名は、たえこさん。夫が転勤族、かつ、2児のママということもあり、現在は専業主婦です。「どこにいてもできる仕事をしたい」と、Webデザイナーを目指して、SHElikesに入会しました。

しかし、学習を進めていくうちに、デザインが苦手だと気づいたたえこさん。拠点で出会ったシーメイトさんたちが結成していた「noteを書く会」入会をきっかけに、Webライティングの面白さに目覚めます。

転機となったのは、SHE8期クリエイターズコミュニティのサポート隊経験。イベントでデザインの担当を任され、自分が苦手と感じていたデザインに「再チャレンジ」することになったのです。コミュニティメンバーから、わかりやすくも温かいフィードバックをもらったことで「デザインも楽しいかもしれない」と思えるようになりました。

「自己決定をしていく」
「コーチングや拠点、オンラインでシーメイトさんと話すことで、納得して自分の道を決められるようになった」

TAMAGO workshop

受付時に、シーメイトさんひとりひとりに渡された、卵型のカプセル。この卵は「宣言」のためのアイテムでした!

ワークショップ時に、カードが配られました。このカードに「2023年10月までに叶えたいこと・達成したいこと」を書き込み、卵の中へ。

そして、自分好みにかわいくデコレーション。この卵は、カードに書いた目標が達成されたら、SHE Nagoyaへ持って行きます。すると……かわいいひよこと交換できる!という仕組みです。

「SHE Nagoyaを、この卵でいっぱいにしたい」

そう語る、今井さん。この卵は、シーメイトさんひとりひとりの願いや思いが、込められたものです。目標が達成できますように。願いを込めて、卵を閉じるのでした。

クイズ! 名古屋のこと知ってる?

ワークショップの後は、お楽しみタイム!それぞれのテーブルごとのチーム戦で「名古屋」にまつわる3択クイズを解きます。

クイズは全部で10問。東海地方に住んでいても、知っているようで意外と知らない、難問が続きました。優勝チームには……卵と交換でもらえるひよこと、3周年記念特別シールをプレゼント!

最後に

楽しい時間は、あっという間。最後は、執行役員・VP Experience(シーメイトさんの体験づくりリーダー) 小池彩加さんより、ご挨拶をいただきました。

岐阜県出身の小池さん。「地方で育った経験があるからこそ、こんなにも熱くて、自分の人生を自分の思いで切り開こうとする女性が東海地方に多くいることに、すごく感動した」と、熱く語られました。

所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる。実際にあった研究を例にして、自分で選んだ選択が幸福感を高めることを、シーメイトさんに伝えました。それは、今回のテーマである「殻を破る」ことにもつながります。

イベント終了後には、参加したシーメイトさんから、熱い声が多く寄せられました。

SHElikesは、ひとつの「きっかけ」にすぎない。自分自身の選択で、私たちはより、幸福になれる。

本イベントでは、動画公開も予定しています。



SHE Nagoyaのアットホームさ、そして、東海地方から巻き起こす「熱狂」をぜひ、イベント参加で、感じてみてください!

イベント情報は、こちら

ABOUT ME
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デザイナー koide erika
ライター じゅんな
リンパセラピストや営業・総務事務など「誰かをサポートする」役としてキャリアを歩むも、時間と場所にとらわれず「自分も主役になれる」働き方をするべく、思い切って転身。 オンライン事務でサポート業は続けつつ、ライターなどを含めた複業キャリアを模索中。
エディター 橋本 恵梨奈
フリーライター・編集者 | SHElikes卒業生 | 新卒でD2C事業を展開する企業に入社し、ECサイト運営に携わる | 主な執筆ジャンルはインタビュー | 本音に従って、心地よく生きる人を増やしたい💐
カメラマン すずきりえ
フリーのカメラマンで写真家|社会人留学を機に自分の人生を歩む覚悟をして、幼い頃の夢だった写真の世界に飛び込む。写真業界の先輩方が主催する教室で学びながら腕を磨く毎日です。 人の息づかいや年輪のある写真に興味があり、相互無性のモデルを募集中。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。