ホームページデザインの参考にしたいギャラリーサイト5選!最新トレンドや失敗しない方法も紹介

ホームページデザインの参考にしたいギャラリーサイト5選!最新トレンドや失敗しない方法も紹介
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ライター azumi
大学卒業後、広告代理店で営業や制作ディレクターに従事。ライターでの独立を考えてSHEに入会。ライティングスキルを身に着けてSHEを卒業後、SHEsharesのコンテンツ記事をはじめ、副業ライターとして複数社の記事執筆を担当している。

ECサイトやWeb関連のビジネスに限らず、どんな企業やサービスでもホームページをもつことが当たり前になっている昨今。企業やサービスの「顔」ともいえるホームページのデザインはますます重要度が高まっています。

本記事ではホームページのデザインについて、おすすめのギャラリーサイトや、2023年の最新トレンドなどを網羅的に紹介します。基礎知識から解説するので、初めてホームページ制作を担当するデザイナーの方や、これからデザイナーを目指す方も、ぜひ参考にしてください。

CONTENTS
  1. ホームページのデザインの基礎知識
  2. 2023年のホームページデザイントレンド5選
  3. ホームページデザインの参考にしたいギャラリーサイト5選
  4. ホームページのデザインの失敗事例
  5. ホームページのデザインの失敗を防ぐための方法
  6. ホームページのデザインを効果的に活用する方法
  7. ホームページのデザインを効率的に制作する方法
  8. ホームページのデザインを費用対効果よく制作する方法
  9. よくある質問
  10. トレンドや事例を学びながら、最適なホームページデザインを作ろう

ホームページのデザインの基礎知識

まずはホームページのデザインとはなにか、どんな要素や目的があるものなのか、基礎的な知識を紹介します。専門知識を覚えたり実際にデザイン制作を始めたりする前に、基本をおさらいしておきましょう。

ホームページのデザインとは?

ホームページのデザインとは、Web上に表示させるコンテンツを企画し、どのような見た目や色合いにするかなどを決め、実装していくプロセス全体のことを指します。魅力的なホームページのデザインは、見た目が美しいだけでなく、訪れるユーザーがストレスなく使えるよう、機能面にも配慮が施されています。

なお、「使いやすいデザイン」は対象ユーザーによってまちまちです。たとえば、20代女性向けと、60代男性向けのホームページでは、全く異なるデザインが求められるでしょう。Webデザイナーはターゲットをイメージしながら、最適なホームページのデザインを設計していくことが重要です。

ホームページのデザインの要素、目的

ホームページのデザインを構成する要素には、以下のようなものが挙げられます。

  • メインビジュアル
  • ヘッダー、フッター、メニュー
  • 各ページのコンテンツ
  • 行動を促すボタン(「購入する」など)
  • 問い合わせフォーム

ホームページの対象や目的によって、必要となる要素は変動するでしょう。

ホームページのデザインの目的はほとんどの場合、ユーザーに分かりやすく情報を伝え、行動を促すことと言えるでしょう。たとえば、デザインスクールのホームページならユーザーに入会してもらうこと、飲食店のホームページならユーザーに来店してもらうことなどが、目的となる場合が多いです。

2023年のホームページデザイントレンド5選

2023年最新のホームページデザイントレンドを5つ紹介します。なお、Webデザインは流行の移り変わりが非常に早いものです。ギャラリーサイトやデザイン系メディアを参照しながら、最新トレンドをキャッチアップしましょう。

また、最新トレンドは現役デザイナーから学ぶことも可能です。女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」のデザインコースでは、現役デザイナーの講師やアシスタントが、未経験からホームページの制作ができるようになるまで、丁寧にレクチャーしています。

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フラットデザイン

フラットデザインとは、シンプルで平面的なデザイン表現です。2010年代ごろには陰影をつけた3D風のデザインが流行りましたが、スマホやタブレットの普及により、さまざまなデバイスでホームページが閲覧されるようになったため、どんなデバイスでも見やすいシンプルなデザインが好まれるようになりました。たとえば、Facebookのサービスサイトを見ると、ロゴのカラーに合わせたシンプルな色使いと簡潔なテキスト、最低限の陰影で作られていることが分かります。

アイソメトリックなデザイン

アイソメトリックとは、「等角投影法」という製図法のひとつです。アイソメトリックの手法を用いて描かれたイラストは、対象を斜め上から見下ろすようなかたちになり、平面でありながら立体感や繋がりを分かりやすく示すことができます。フラットデザインのようなシンプルさを保ちつつも、より多くの情報を伝えることができるデザインです。

Y2Kのデザイン

ファッションの世界でもトレンドになっているY2K。「Year2000」の略称であり、2000年代の流行やデザインが昨今再注目されています。ホームページなどのWebデザインにおいては、あえてぶつかり合うような鮮やかな色の組み合わせや、インターネット黎明期を感じさせるドット絵などが流行しています。

モバイルファーストなデザイン

昨今ではPC、スマホ、タブレットなど、閲覧するデバイスを問わずWebページを最適に表示させる手法として、「レスポンシブデザイン」が一般的になっていますが、モバイル(スマホ)表示に特化したデザインも人気です。スマホならではの縦長サイズを基準にデザインしつつも、PCで見たときの余白部分には大きく背景を配置することで、デザイン性を損ねず、大胆な訴求力を持たせることができるでしょう。

クレイモーフィズなデザイン

クレイモーフィズムとは、粘土のようなマットで柔らかな質感の立体表現のこと。メタバースやNFT関連のデザインに多く、昨今のトレンドになっています。フラットデザインが主流になった今だからこそ、もこもことWebページ内に浮いているようなクレイモーフィズムのデザインはインパクトを生みます。メインビジュアルやワンポイントでの活用が有効でしょう。

ホームページデザインの参考にしたいギャラリーサイト5選

1からデザインイメージを考案するのは誰でも難しいものです。ギャラリーサイトでさまざまなデザイン例を参考にしながら、マッチする表現を模索していきましょう。ここでは、ホームページをデザインするときにおすすめのギャラリーサイトを5つ紹介します。

ギャラリーサイト特徴
SANKOU!サイトの特徴や種類別の検索はもちろん、多彩な業種や、ギミック、独自の「ステキポイント」別での検索など、カテゴリ分けが豊富。
Web Design Clip更新頻度が高く、最新Webデザインが揃うサイト。メインビジュアルの構成パターンから絞り込み検索できる珍しい機能も搭載。
MUUUUU.ORG老舗ギャラリーサイト。カテゴリ検索には「フラットデザイン」「TOPページにJS多用」といったデザイナー視点ならではの項目が揃う。
LPアーカイブ縦長1枚のランディングページ(LP)に特化したサイト。ホームページ作成にも参考になる多彩なLPが揃う。キャッチコピーを抜き出して参照する機能もあり。
Pinterest画像やデザインのシェアや収集に特化したSNS。ホームページ専門のギャラリーサイトではないが、国内外問わず知名度は高く、毎日大量のデザインが投稿されているため、豊富な画像を収集できる。

ホームページのデザインの失敗事例

ホームページのデザインはアート作品ではありません。ホームページはユーザーに分かりやすく情報を伝え、行動を促すツールである以上、分かりづらい、使いづらい作りは好ましくないでしょう。ここでは4つの失敗パターンを紹介します。

情報が少ないホームページ

昨今はシンプルなデザインが流行している一方で、あまりに簡素で情報の少ないページでは、ユーザーは内容を十分に理解することができません。興味をもつ段階にも至らないまま、ページを離脱してしまいます。最低限でも会社概要や事業内容、サービスの特徴など、客観的に第三者が見て理解できる情報は含めましょう。基本的な情報が揃っていることで、ユーザーは安心してホームページを読み込んでいくことができます。

デザインが複雑すぎるホームページ

ホームページはおしゃれでスタイリッシュなものを作りたいと考える企業は多いかもしれません。しかし、見た目を重視して複雑なデザインを作りこんだとしても、成果に繋がらない可能性があります。

複雑すぎるデザインは導線が分かりにくかったり、そもそも読み込みに時間がかかってしまったりして、ユーザーのストレスに繋がることもあります。デザインはあくまでユーザーの使いやすさを第一に設計しましょう。

読みにくいホームページ

文字サイズが小さかったり、個性が強すぎるフォントを使ったり、淡い色合いを使ったりすると、ユーザーがテキストを読みにくく感じて、離脱につながる可能性があります。

なお、どのくらいの文字サイズや文字色が最適かはターゲットによって異なるでしょう。たとえば、Z世代向けなら多少小さな文字や淡い色合いでも視認性が保てるかもしれませんが、シニア向けなら大きく、はっきりした色合いでないとユーザーに読みにくいと感じさせてしまうかもしれません。

使いにくいホームページ

複雑なメニューや分かりにくいリンク、見つけにくいボタンなどがあると、ユーザーが目的のページにスムーズにたどり着けないため、ストレスがかかってしまいます。

特に、サイト構造が分かりにくいとホームページ全体が使いにくくなってしまうため、デザインに取り掛かる前に、「どこに何を置くのが適切か」マーケティング観点から考えて設計していきましょう。

ホームページのデザインの失敗を防ぐための方法

ホームページのデザインで失敗しないためには、デザインを始める前の事前準備が重要です。誰のための何のサイトでどんな要素が必要か、入念に下調べのうえでデザイン制作に着手しましょう。

ターゲットユーザーを明確にする

どんなホームページでもほぼ必ず、「どんな人に見てもらいたいか」というターゲットが存在します。ターゲットの年齢、性別、使用デバイス、状況など、要素が明確になればなるほど、使用すべきイメージ画像やデザインテクニック、文字サイズや文字色などがおのずと絞られてくるため、デザインは作りやすくなるでしょう。

なお、ざっくりと「20代女性」といったターゲットでもデザインは可能なものの、想定ユーザーの詳細な人物像(ペルソナ)を洗い出したほうが、伝えたいことがはっきりと定まるため、効果が出やすいと言われています。

目的を明確にする

ホームページの目的を明確にすることで、必要な情報やコンテンツの取捨選択ができるでしょう。たとえば、同じ会社のホームページでも、「商品の売上UP」を目的にする場合と、「新卒採用」を目的にする場合では、訴求すべきことは全く異なります。デザイン段階で大前提の部分に相違があると、大きな手戻りとなってしまう可能性があるため、目的に認識齟齬がないかよく確認しましょう。

デザインの要素をバランスよく配置する

見やすいホームページは文字ばかり、画像ばかりではなく、それぞれのデザイン要素がバランスよく配置されているものです。同じ粒度の情報はサイズを揃えて整列させたり、重要度の高いポイントはインパクトのある大きさで目立たせたり、メリハリをつけながらバランスのいいページをデザインしましょう。

文字色を選ぶ際は、コントラストを意識する

ホームページの背景色と文字色はコントラストをつけましょう。色弱の方を含めて、誰でも情報にアクセスしやすい(アクセシビリティのある)ホームページ設計が望ましいです。色をチェックするツールやガイドラインも存在するため、どのくらいアクセシビリティ担保を重視するか、関係者と相談しながら進行しましょう。

レスポンシブデザインに対応する

ホームページはパソコン、スマホ、タブレットなど、さまざまなデバイスからアクセスされるものです。1つのデバイスだけで見て魅力的なデザインにするのではなく、どんなデバイスから見てもレイアウトが最適化されて分かりやすく見える、レスポンシブデザインで設計しましょう。1つのページをレスポンシブデザインで作れば、パソコン用・スマホ用などでそれぞれのページを作る必要がなくなります。また、複数のデバイスに対応することで、間接的にSEOにも強くなるというメリットがあります。

ホームページのデザインを効果的に活用する方法

最適にデザインされたホームページはどんな効果を発揮するのでしょうか。代表的な4つの例を紹介します。なお、これらの効果を最大化させるためにも、まず目的を明確にさせてからデザインに着手することが重要です。

ホームページのデザインでブランドイメージを構築する

ホームページは「企業の顔」と言われるほど、ブランディングの手段として重要なツールの1つです。ブランドのカラーや雰囲気を意識してホームページをデザインしていくことで統一感が生まれ、ユーザーに分かりやすくブランドイメージを伝えることができるでしょう。ブランドイメージがきちんと伝わるホームページは、ブランド理解を促し、企業や商品に対する信頼感を醸成する効果があります。

なお、昨今はどんな企業も当たり前のようにホームページを持っている時代です。ビジネスの前提となる安心感や信頼感を生むために、ホームページを作成し、ブランドイメージを構築していきましょう。

ホームページのデザインでユーザーの行動を促す

効果的なデザインはユーザーの行動を後押しする効果があります。どんな行動を促したいのか、目的やゴールを決めたうえで、効果的なホームページを制作しましょう。

たとえば、商品購入を促したいならCTA(Call to Action)ボタンを目立つように、分かりやすい箇所に設置してみる、商品理解を深めたいなら開発ヒストリーや豆知識のコンテンツを加えてみる、といった方法が例として考えられます。

なお、「購入」や「申込」といった成果獲得にフォーカスしたい場合は、1枚完結の縦長ページである、ランディングページの制作を検討してもよいでしょう。

ホームページのデザインでユーザーにわかりやすく伝える

ホームページはユーザーに多数の情報を伝えることが可能です。バナー広告やチラシのスペースでは訴求できることが限られますが、ホームページはある程度自由にスペースを使えるため、商品やサービスを丁寧に解説していくことができるでしょう。

たとえば、最先端医療や科学技術といった専門用語が多く分かりにくい分野でも、ホームページで図表や柔らかい言葉を使い、デザインを工夫して説明していくことで、多くの人に伝わるコンテンツにできるかもしれません。

一方で、ボリュームの制限がないからといってあまりにも多くの情報を詰め込みすぎるとユーザーは離脱してしまいます。情報を取捨選択しながら、過不足のないコンテンツを制作しましょう。

ホームページのデザインでユーザーの満足度を向上させる

魅力的なホームページデザインはユーザーの満足度を向上させます。ユーザーが求める情報を簡単に見つけられるように設計し、ストレスのない顧客体験を提供しましょう。

また、ホームページはコンテンツ次第で、ユーザーのロイヤリティ向上に寄与することもできます。ブランドヒストリーや経営者の想いを掲載したり、ブログで最新情報を発信したり、導入事例や実績を公開したりすることで、ユーザーが次第に商品やサービスに詳しくなり、「ファン」になってくれる可能性もあるでしょう。

販売スタッフが出向かなくても、Web上でホームページが説明や接客、カスタマーサポートなどの役割を果たすため、ビジネスの効率もアップすると考えられます。

ホームページのデザインを効率的に制作する方法

ビジネスにおいて非常に重要な役割を果たすホームページ。バナーやランディングページとは異なり複数ページに渡る場合が多いため、制作にもある程度手間と時間を要します。そんななかでもできるだけ効率的に制作するには、どんな手法があるのでしょうか。

テンプレートを使用する

テンプレートを使えば、初心者でも簡単にホームページを制作することが可能です。デザインやコーディングの知識がなくても、用意されたテンプレートに沿って作っていけば、ある程度整ったホームページができるでしょう。

一方で、テンプレートを使う分、できることの範囲やデザイン性には限りがあります。オリジナリティを出していきたい場合は不向きかもしれません。

デザインツールを使用する

デザインツールもテンプレート同様に、専門知識がなくてもホームページ制作が可能です。「Wix」や「ジンドゥー」、「STUDIO」といったツールを使えば、ドラッグ&ドロップで感覚的にデザインを作っていくことができるでしょう。

無料から使えるツールが多いですが、広告を消したり独自ドメインに接続したりするためには、有料プランに契約しなければならないケースもあります。

デザイン会社に依頼する

ホームページ制作にかかる時間と手間が掛けられない場合、デザイン会社に依頼することも検討しましょう。デザイン会社に依頼すれば費用はそれなりにかかりますが、目的設定や必要な要素の洗い出し段階から、プロに任せて進めることが可能です。

なお、デザイン会社に依頼する場合でも、商品やサービスのことを最もよく知るのは発注者自身です。デザイン会社からのヒアリングには積極的に協力し、主体的に進行しましょう。

ホームページのデザインを費用対効果よく制作する方法

ホームページ制作はほとんどの場合、それなりの費用が掛かるものです。企業や状況によってさまざまな予算都合があるなかで、どのようにすれば費用対効果よく、コストを抑えて制作できるのでしょうか。

予算を決める

まずはホームページ制作にどのくらいの費用を掛けられるのか、現実的な予算を算出しましょう。予算上限を把握しておくことで、その予算範囲内で実現可能な手段や手法に絞り込んで検討することができます。

なお、ホームページは公開後に追加や調整を継続的に行う場合が多いです。公開後の運用フェーズも加味して、ある程度バッファを持たせた予算で検討しましょう。

必要な機能を検討する

ホームページに必要な機能は目的によって異なります。できるだけ費用対効果を高めたい場合は、最低限の機能に絞り込むと、無駄なコストの発生を避けることができるでしょう。

また、ユーザーにとっても目的に沿ったシンプルで簡潔な機能のほうが、分かりやすく使いやすい可能性が高いです。

デザインの要素を簡潔にまとめる

機能同様に、デザインの要素も可能な限り簡潔にまとめることが望ましいです。昨今はシンプルなデザインがトレンドであるため、必要最低限の情報を効果的に配置することで、洗練されたホームページデザインを目指しましょう。

また、ホームページの動きが多かったり複雑だったりすると、それだけデザインの難易度も上がり、見積もりが高額になることがあります。費用を抑えたい場合は不必要な動きを削ってみてもよいでしょう。

デザイン会社に依頼する際に、予算と要望を明確にする

デザイン会社に依頼する場合は、前もって予算や要望を具体的に伝えておきましょう。打ち合わせなどで情報を出し惜しみしてしまうと、デザイン会社は最善の提案ができない可能性があります。

もし予算の範囲内で要望が叶えられない場合でも、代替案を提示してもらえるケースはあるため、まずは実現したいことを目一杯伝えて、細かくすり合わせをしながら進めていくとよいでしょう。

よくある質問

ホームページのデザインに関して、よくある質問に回答します。ぜひ参考にしてみてください。

ホームページデザインで注意すべきポイントは何ですか?

注意すべきポイントは多岐に渡りますが、まずは以下のポイントを押さえましょう。

  • ターゲットに合わせたデザインになっているか
  • 商品やサービスのイメージが反映できているか
  • 操作性が悪くないか、情報が分かりにくくないか
  • レスポンシブデザイン対応になっているか

見栄えの良いホームページを作成するためのヒントを教えてください。

見栄えの良いホームページを作ろうとして、リッチなアニメーションや複雑なデザインを取り入れると、かえって野暮ったくなる可能性があります。基本はシンプルなデザインを意識し、その中でワンポイント、視覚的に目立たせる部分を作るなど、盛り込みすぎないホームページデザインを意識しましょう。

レスポンシブデザインとは何ですか?重要性を教えてください。

レスポンシブデザインとは、ホームページがさまざまなデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)で快適に閲覧できるよう、画像や要素を自動で最適なサイズに調整し、表示させるデザイン手法のことです。

ユーザーがさまざまなデバイスを使ってホームページにアクセスすることが当たり前になった現代において、全てのユーザーに最適な閲覧環境を提供することは非常に重要です。ユーザーが使いやすくなるだけでなく、SEO効果も期待できるため、レスポンシブデザイン対応は必須要素と考えましょう。

ホームページデザインでよく使われるカラースキームはありますか?

色相を環状に並べた「色相環」を使って、色の組み合わせを考えていくのが効果的です。有名なカラースキームには以下のようなものがあります。

  1. スプリットコンプリメンタリー
    黄/青/紫のように、メインの色と色相環上で対になる色の「両隣」にある色を組み合わせる配色。
  2. トライアド
    赤/緑/青のように、色相環上で120度離れた3つの色を組み合わせる配色。

配色サイトやツールを使えば、ブランドイメージにあった色の組み合わせを簡単に作っていくことができるため、活用しながら最適な配色を行いましょう。

ユーザーエクスペリエンスを向上させるための実用的な方法はありますか?

ユーザーエクスペリエンスは「UX」とも呼ばれ、顧客体験という意味を持ちます。ユーザーエクスペリエンスを向上させる(=ユーザーに使いやすさや良い印象を感じてもらう)ためには、いくつかのコツがあるので参考にしてみてください。

  • ユーザーがどんなフローでページを見ていくか考え、それに合わせて設計する
  • ボタンは大きめに、目立つ位置に、目立つ色で配置する
  • 十分な余白スペースを確保してデザインにメリハリをつける
  • ページの読み込み速度が遅い場合は改善する

ホームページに動画を組み込む方法を教えてください。

ホームページに動画を組み込む方法は基本的に以下の2つです。

  1. サーバーに動画ファイルをアップロードし、「videoタグ」で埋め込む
  2. YouTubeに動画ファイルをアップロードし、動画の「iframeタグ」を取得して埋め込む

YouTube動画の埋め込みは、ボタン一つで埋め込むためのコード(iframeタグ)が自動生成されるため、コーディングの知識が少ない初心者の方にもおすすめです。

ダークモードを取り入れたデザインのメリットは何ですか?

ダークモードとは、黒などの暗い背景に、白などの明るい色でテキストや要素を配置するデザイン手法のことです。少ない光でも文字やコンテンツを見やすくし、眼精疲労を防いだり、バッテリーの消費量を減らしたりするメリットがあると言われています。

トレンドや事例を学びながら、最適なホームページデザインを作ろう

今回はホームページデザインについて、最新トレンドや参考にしたいギャラリーサイト、失敗しないための方法などを具体的に紹介しました。

一般的なセオリーはあるものの、「どんなホームページのデザインが最善か」は会社や目的によって異なります。ギャラリーサイトで多数の事例をインプットしたり、実際にいくつかのホームページ制作に携わってみたりすることで、実用的なホームページデザインスキルを身に着けていきましょう

なお、初心者でも一から学んでホームページデザインに挑戦することは可能です。女性向けキャリアスクールのSHElikesなら、Photoshopを使った画像制作からコーディング、プログラミングまで、ホームページデザインに必要なスキルが学び放題です。

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。