イラストレーターは、絵を描くのが好きな人にとって魅力的な仕事です。「好きなことが仕事になるなら」と憧れる方も少なくありません。一方で、AIの進化なども相まって「将来性はあるのか」「どんなスキルが必要なのか」と不安になる人も多いでしょう。
そこで本記事では、イラストレーターとはどんな職業なのかを紐解いたうえで、仕事内容や年収、必要なスキル、そしてどんな人が向いているかなどを徹底解説します。イラストレーターになりたい人やイラストを仕事にしたい人は、ぜひ最後までお読みください。
イラストレーターとは?

イラストレーターとは、Webサイトや雑誌などの媒体にイラストを提供する仕事です。オリジナリティのある絵を描くだけではなく、クライアントの依頼に応えて要望を形にする力が求められます。手がけた作品が多くの目に留まる分、大きなやりがいを感じられる点も魅力です。
イラストレーターに将来性はある?
イラストレーターはさまざまな業界での活躍が期待できます。書籍や雑誌だけでなく、Webサイトやポスターなど、あらゆる媒体で求められている職種です。またキャリアパスも幅広く、さまざまなスキルを掛け合わせ、経験を積むことでグラフィックデザイナーやディレクターに転身するケースも。
ただし、イラストレーターはとても人気の職業です。競争率が高いため、実力がなければ長く活躍することはできないでしょう。イラストの上手さはもちろんのこと、仕事の早さやクライアントの要望を汲み取る力など、幅広いスキルが求められます。
また、イラスト生成AIが進化しているため、イラストに独自の魅力がなければ、将来的にAIに仕事を奪われる可能性も。イラストレーターとして長く仕事を獲得していくためには、オリジナリティのあるイラストを書けるように常にスキルアップすることが大切です。
イラストレーターの仕事内容
イラストレーターの主な仕事内容は、クライアントから依頼を受けて要望に合ったイラストを描いて納品することです。描いたイラストは、以下のような媒体で使用されます。
- 商品パッケージ
- ポスター
- LINEやSNSのスタンプ
- Webサイトや雑誌の挿絵
自分の描いたイラストがさまざまな場所で使用されると、やりがいや喜びを感じられるでしょう。基本的な仕事の流れは、次の項目で解説します。
イラストレーターの仕事の流れ
ここでは、イラストレーターの仕事の流れを以下の5ステップに分けて解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
企業や個人から依頼を受ける
イラストレーターの仕事は、まずクライアントから依頼を受けるところから始まります。既存顧客からの継続案件や紹介はもちろん、SNSやポートフォリオを見た新規顧客からの連絡も大きなチャンスです。
ほかにも、クラウドワークスやココナラといったクラウドソーシングやスキル販売サイトを活用すれば、多様な経路から依頼を得られるかもしれません。仕事の始め方が多岐にわたる分、自分に合った方法を選べるのも魅力です。実績が増えるほど信頼も高まり、次の仕事にもつながりやすくなるでしょう。
ニーズをヒアリングする
依頼を受けたら、次にどんなイラストを作るのかを具体的にヒアリングします。クライアントの希望する作風やイメージ、イラストを使う場所がWebなのか紙媒体なのか、納品の形式などをしっかり確認しておきましょう。制作物のイメージのズレがないよう、入念にチェックしておくと安心です。
たとえば、オンライン用と印刷用では色の指定やサイズが異なります。制作に取り掛かる前に細かい条件を決めておくと、あとからの修正が少なく済むでしょう。金額や納期も同時にすり合わせておくと、お互い納得のうえで作業に取りかかれます。
デザインサンプル(ラフ案)を提出する
ヒアリングで固めたイメージをもとに、鉛筆やデジタルツールで大まかな構図やキャラクター配置をまとめたラフ案を作成し、クライアントに提出します。この段階で依頼主にサンプルを確認してもらうと、あとの仕上げで大幅な修正がなく、スムーズに制作を進められるでしょう。
問題なければ本制作へ移りますが、時にはラフ案が固まるまでに時間がかかる場合も。確認のタイミングや修正回数の上限をあらかじめ決めておくと、完成までの工数が読みやすくなるのでおすすめです。
イラストを制作する
デザインサンプルが固まったら、本制作に進みます。描き方は手描きからデジタルツールまで幅広いですが、近年はパソコンやタブレットを使ったデジタル作画が主流です。まず下絵を描き、構図や線画を固めたら色をつける流れが一般的といえます。
作業環境に合わせてデザインソフトの使い方やレイヤー構成を工夫すると、効率良く仕上げられるでしょう。レイヤーを背景、キャラクターなど要素ごとに分けておけば、色替えや微調整も素早くできます。
納品後、適宜修正や追加する
仕上がったイラストを確認のうえ提出し、クライアントチェックを終えたら基本的に納品は完了です。ただし、実際に使い始めてから微調整や追加依頼が発生することも。たとえば、背景色の変更やサイズの修正など、想定外の調整が必要になる場合も少なくありません。
スムーズに対応するためには、あらかじめ修正可能な範囲や回数を決めておくと安心です。納品形式はJPEGやPNGのほか、パーツごとに分かれたPSD形式を求められることもあり、用途やクライアントの要望に合わせて柔軟に対応すると良いでしょう。
イラストレーターの主な働き方
イラストレーターとして仕事をする方法は、大きく分けて3つです。
- フリーランスとして働く
- デザイン事務所や事業会社に勤める
- 本業の傍ら副業をする
イラストレーター=フリーランスのイメージが強い人もいるかもしれませんが、他にも「企業勤め」「副業」などといった働き方もあります。
企業勤めの場合、デザイン会社や制作会社へ所属する方が多いです。また、募集している職種は、イラストレーターとしてではなく「デザイナー」であることも。その場合は、イラストを描く技能のほかに、WebやDTPといった専門知識を備えていることが求められます。
また、最近では本業としてではなく、副業でイラストレーターをする方も増えてきました。インターネット上でイラスト素材を販売できるプラットフォームが増加して手軽に始めやすくなったため、副業でイラストレーターに挑戦する人も多くなっているのです。

イラストレーターの仕事のやりがい
イラストレーターの仕事のやりがいは、主に以下の3つが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
創造性を発揮できる
自分だけのアイデアを生かして独創的な世界観やキャラクターを生み出せる点は、イラストレーターの大きな魅力です。たとえば、オリジナルのキャラクターをデザインして作品や商品の人気が高まれば、やりがいを強く感じられるでしょう。
特に描いたイラストがクライアントの売り上げに貢献したり、多くの人の目に留まって反響を呼んだりしたときには、自分のスキルや表現力が評価された実感を得やすいです。個性を重視される職業だからこそ、創造性を最大限に発揮しながら仕事に取り組める点は大きな魅力といえます。
さまざまなジャンルに挑戦できる
「イラスト」とひと言でいっても、手がける作品や掲載媒体はさまざまです。そのため、いろいろなジャンルに挑戦できるやりがいがあります。たとえば、漫画調や手書き風、キャラクターデザインといった幅広いテイストに対応できれば、スキルアップの機会にもなるでしょう。
依頼に応じていろいろな作風を経験しながら得意分野を見つけるのも、イラストレーターとして働く魅力の一つといえます。視野を広げることで、新しいスタイルや制作方法に挑戦しやすい環境を作れるのです。
自分の個性が出せる
クライアントの要望に沿いつつも、独自の画風や色彩センスを作品に盛り込める点はイラストレーターの大きなやりがいといえます。たとえば、配色の工夫やキャラクターの描き方に個性が光れば、「この人にしか表現できない世界観がある」と評価されるかもしれません。
さらに「このテイストを表現するならこの人」と思わせることができれば、リピーターやファンが増えやすくなるでしょう。自分らしさを強みにできる職業だからこそ、表現力を磨くほどに活躍の幅が広がっていくのがイラストレーターの魅力です。
イラストレーターの年収はどのくらい?
イラストレーターの平均年収は、521.2万円*1です。ただし、会社勤めかフリーランスとして働くか、副業で請け負うかなど、働き方によって年収は大きく変わります。
イラストレーターとして年収を上げるためには、制作実績に加えてスキルや知識を持っていることが大切です。ほかにも最新のツールに関するスキルなど、トレンドを押さえて学ぶことを心がけるようにしてください。
可能であれば資格取得を通してスキルの証明ができると、クライアントからの信頼も高まるでしょう。そもそものスキル面で不安に感じる初心者の場合は、スクールで勉強するのもおすすめです。仕事の獲得方法や勉強法についてアドバイスをもらえれば、独学で勉強するよりも早いペースで年収アップが期待できるでしょう。

イラストレーターに向いている人の特徴
イラストレーターに向いている人の特徴は、以下の通りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
創造性に富んでいる
オリジナリティがあり、自由な発想を得意とする人はイラストレーターに向いています。印象に残る作品や独自のスタイルが評価されるほど、イラストレーターとして重宝される可能性が高まるでしょう。
しかし、最初から創造性をフルで発揮するのは難しいかもしれません。はじめは模写や基本的な描き方を習得しながら、自分らしい表現を探っていくことをおすすめします。経験を積むうちに創造性が磨かれ、より個性的なイラストを生み出せるようになるでしょう。
細かい作業が得意
イラストの制作には、構図や色合いの調整など、細部にわたる丁寧な作業が欠かせません。わずかな塗り残しやラインのズレを見逃さないようにチェックを重ねる必要があり、ケアレスミスを減らす意識が重要です。
そのため、細やかな作業に抵抗がなく、根気強く取り組める人に向いている職業といえます。細部までこだわる姿勢をもち、完成度を上げることで仕事の評価が高まり、イラストレーターとして活躍の機会を広げられるでしょう。
コミュニケーション能力が高い
イラストレーターは、クライアントの希望やイメージを正確にくみ取り、作品に落とし込む職業です。要望を聞き取る力に加え、必要に応じて意図をすり合わせながら一緒に良いものを作ろうとする姿勢が大切になります。
意見を交換しながら進められれば修正も少なく済み、信頼関係が築きやすいため、継続的な依頼につながる可能性が高まるでしょう。もくもく作業するだけと思われがちなイラストレーターですが、描画スキルと同じくらい高いコミュニケーション力が必要なのです。

継続的な学習意欲がある
向上心が強く、継続的に学習を続けていける方はイラストレーターに向いています。さまざまなタッチで絵を描けるように練習したり、新しい制作ツールの機能を学んだりすることでクライアントから信頼されるイラストレーターとして活躍できるでしょう。
「いろいろなジャンルの絵を描きたい」「新しいツールをいち早く取り入れたい」と前向きに勉強できる人は、仕事の幅を広げてイラスト以外の仕事を任せてもらえる可能性も。現状に満足せず、新しい学びを得ようとする姿勢は、イラストレーターにとって大切な素質といえます。
イラストレーターにおすすめの資格
イラストレーターになるために、必ずしも資格を取る必要はありません。しかし、以下の資格を取得しておくと、クライアントからの信頼や評価につながることもあります。イラストレーターとしての地位を確立したいと考えている方は、資格の取得も検討してみてください。

色彩検定
色彩検定は、公益社団法人の色彩検定協会が主催する文部科学省後援の公的資格です。色の基礎から組み合わせ方、専門分野においての利用方法などを勉強できます。色彩についての理論を学べるため、イラストレーターの仕事に役立つ知識が学べる点も魅力です。
レベルに合わせて1〜3級とUC(色のユニバーサルデザイン)級の受検ができます。案件を受注する際のスキルの証明として資格を生かしたい方は、2級以上の取得を目指すと良いでしょう。
検定料(税込) | 3級:7,000円 2級:10,000円 1級:15,000円 ※1次免除者も同じ UC級:6,000円 |
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受検資格 | 制限なし |
形式 | 3級:マークシート方式 2級:マークシート方式(一部記述式) 1級:1次:マークシート方式 2次:記述方式(一部実技) UC級:マークシート方式(一部記述式) |
合格基準 | ・3級、2級、1級 200点満点の140点前後。ただし問題の難易度により多少変動有り。 ・UC級 |
公式サイト | https://www.aft.or.jp/ |
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験は、Illustratorの知識とスキルを持っていることを証明する資格です。Illustratorを用いてグラフィックコンテンツを作成する能力を測定します。操作スキルはもちろん、指示を的確に読み取る問題解決力も必要です。
スタンダードとエキスパートの2種があり、レベルに応じて受検できます。エキスパートでは実技試験とともに知識試験も出題されるので、操作スキルだけでなく知識面の学習も欠かせません。習得したいスキルレベルに合わせて受験するレベルを選ぶと良いでしょう。
検定料(税込) | スタンダード:7,800円 エキスパート:8,800円 |
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受検資格 | 制限なし |
形式 | 在宅・在社受験形式 |
合格基準 | ・スタンダード 実技問題の得点率65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上 ・エキスパート |
公式サイト | https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/ |

CGクリエイター検定
CGクリエイター検定は、クリエイターのための検定です。デザインやCGの知識、構図やカメラワークなどの映像制作の基本など、グラフィックや映像クリエイターに必要なスキルを取得していることを証明できます。
資格はベーシックとエキスパートの2種類あり、エキスパートでは3次元CG映像の制作能力や知的財産権などの法律理解など、専門性が高い問題も出題される傾向です。デジタル分野で活躍したい人は、取得しておくと評価される可能性が高まるでしょう。
検定料(税込) | ベーシック:5,600円 エキスパート:6,700円 |
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受検資格 | 制限なし |
形式 | マークシート形式 |
合格基準 | 70点(100点満点) |
公式サイト | https://www.cgarts.or.jp/kentei/cc/ |

イラストレーターになるうえで必要なスキル
イラストレーターとして活躍するためには、絵の上手さだけでは不十分です。クライアントから継続的に仕事を獲得できるよう、最低限以下の3つのスキルを習得しておきましょう。
以下で詳しく説明します。
絵の書き方や色彩理論などの基礎知識
イラストレーターは、イラストが上手であることが求められますが、それだけでは仕事に繋げることは難しいでしょう。クライアントの要望を正確に形にするためには、デッサンや色彩理論などの基礎を身につけておくことが重要です。
たとえば、遠近感や質感を意識したデッサン力があると、リアリティの高い作品を提案しやすくなります。色彩理論に関する知識があれば、配色に悩んだ際も根拠をもってアドバイスできるでしょう。クリエイティブな感覚に加えて基礎を身につけておくことをおすすめします。

制作ツールの運用スキル
制作方法がアナログ・デジタルに限らず、最近はデータでの納品を求められることが増えてきました。こうした背景から、ProcreateやAdobe Frescoなどのデジタルツールでイラストを描くイラストレーターも多いです。作業の効率化のためにも、ツールの使い方やIllustretorやPhotoshopなどを使ってデータ化する方法を学んでおくとよいでしょう。
デジタルでイラストを制作する場合、ペンタブレット(タブレットに専用のペンで描くことで、パソコン上でイラストが描けるツール)を使用している方もいます。必要に応じて取り入れてみてください。

クライアントとのコミュニケーションスキル
イラストレーターには、クライアントとのコミュニケーションスキルも必要です。依頼を受けてイラストを描く場合、依頼主の要望を的確にくみ取りながら形にする力が欠かせません。すべてのクライアントがイラストについて詳しいわけではないので、時には意見やアドバイスを求められることがあるでしょう。
より良いものを作るためには、相手からの要望を聞くだけでなく、積極的に提案する姿勢も必要です。クライアントとスムーズにやりとりできるスキルがあれば、満足度が高まり継続的に仕事を得られるかもしれません。
イラストレーターのキャリアパス
イラストレーターとして活動した先のキャリアパスはさまざまです。ここでは、一例として以下3つのキャリアパスを紹介します。
ディレクターになる
イラストレーターとして積んだ実務経験を生かし、企画段階から制作全体をまとめるディレクターへ進む道もあります。チームが目指す方向を示し、複数のクリエイターと連携しながら品質管理やプロジェクトの進捗をコントロールする役割を担う仕事です。
イラストレーターとして個人で依頼を受ける場合と比べると、複数人で制作物を作成する大規模なプロジェクトに携われる可能性が広がります。チームで仕事をする関係上、コミュニケーション力やマネジメント力を伸ばすきっかけにもなるでしょう。

専門分野に特化したイラストレーターになる
特定のジャンルに集中し、自分の強みを最大限に生かす道もあります。たとえば、キャラクターデザインや背景イラストなど、需要のある分野に特化すると依頼を受けやすくなるでしょう。
得意分野を絞ることで作業の効率も高まり、作品の質が上がりやすいのが大きなメリットです。まずはSNSやポートフォリオで専門ジャンルをアピールし、認知度を高めるところから始めてみてください。スキルが評価されるほど、ファンや企業からの依頼につながりやすくなります。
Webデザイナーに転向する
イラストレーターの描画スキルを生かし、Webデザイナーに転向する道もあります。UIやロゴ、サイト全体のレイアウトなど、デザインが必要とされる場面で活躍しやすいのが特徴です。たとえば、イラストで培った配色や構図のセンスは、バナーやコンテンツを魅力的に演出するうえで大きな強みになるでしょう。
余裕があればHTMLやCSSなどの基礎知識を合わせて学ぶと、サイト制作の案件を取りやすくなります。Webサイトの構築スキルとイラストのクオリティを組み合わせることで、イラストレーターとしてのスキルを生かしながらWebデザイナーとして長期的に活躍できるようになるでしょう。

未経験からイラストレーターになるには?
イラストレーターに必要な知識やスキルを習得する方法は大きく分けて以下の2つです。
どちらもメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法で学習を進めるのが良いでしょう。それぞれ詳しく解説します。

独学で学ぶ
独学を選択するなら、市販の教本やオンライン教材を使って基礎から学ぶのがおすすめです。描きたいジャンルを絞り、模写やデッサンを通じて形や質感を正しくつかめるようになると、表現の幅が広がります。
SNSへの作品投稿で周囲の反応を得ながらモチベーションを維持し、時間を確保して継続的に描く習慣を身につけましょう。基礎力が高まれば、自信をもって案件に挑戦できる段階に近づきます。地道な積み重ねを続ければ、独学でも未経験からイラストレーターになれる可能性が高まるでしょう。
スクールを活用する
イラストを体系的に学びたいなら、スクールに通うのも有力な手段の一つです。独学で見落としがちな基礎をカバーしたり、講師による添削やアドバイスを受けたりしながら短期間で実力を伸ばせる点が魅力といえます。
さらに、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境がモチベーションを高めやすいでしょう。たとえば、オンラインキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、イラストレーターに必要なスキルを含む、全45以上の職種スキルが学べます。Webデザインやプログラミングなど、仕事の幅が広げられるスキルを効率的に習得できる点も魅力です。
スキルを身につけてイラストレーターになった人の事例
最後に、実際にSHElikesでスキルを習得してイラストレーターに転身した受講生の体験談を見てみましょう。イラストレーターになるまでにどんな道を歩んできたのか、ぜひチェックしてみてください。
- 社内の”何でも屋”から複業イラストレーターへ!時間に追われていた二児の母が、在宅で自分らしく働けるようになった方法
- 好きなイラストを活かして、カフェスタッフから憧れのフリーデザイナー・イラストレーターへ!
- 「好きを仕事に」が怖かった私が、葛藤を乗り越えグラフィックデザイナーとイラストレーターになるまで
社内の”何でも屋”から複業イラストレーターへ!時間に追われていた二児の母が、在宅で自分らしく働けるようになった方法
「仕事に追われて家族との時間が取れない」と悩んでいたリエさん。仕事とプライベートの両立に悩んでいたものの、転職する勇気が出ずにいたそうです。モヤモヤした感情を抱えていたとき、「私らしい働き方に出会える」という言葉に惹かれてSHElikesに入会!
昔から夢見ていたイラストレーターの仕事を実現したいと思い、学習を進めます。コース受講で基礎力を身につけつつ、イベントに参加した際に「フリーランスになって在宅で働く」という目標が明確になったそう。準備期間を経て、現在はイラストレーターとして活躍しています。

好きなイラストを活かして、カフェスタッフから憧れのフリーデザイナー・イラストレーターへ!
地方在住で求人の少なさに直面したことを機に、「スキルを身につけて好きなことを仕事にしたい」と思い始めたカホさん。コロナ禍をきっかけにイラストをSNSで投稿するようになります。勤務先のカフェの社内報やデザインに携わったことをきっかけに「本格的にデザインを学びたい」という思いが芽生え、SHElikesに入会!
スクールで基礎力を身につけたことで自信につながり、受講後2ヶ月目で新たな案件を獲得したそう。元々は個人からの依頼が多かったようですが、企業からの依頼も増えて仕事の幅が広がりました。

「好きを仕事に」が怖かった私が、葛藤を乗り越えグラフィックデザイナーとイラストレーターになるまで
幼い頃からものづくりが好きで美術を専攻していたおのさやさん。自信のなさからイラストを仕事にすることを断念してディレクター職に就いたものの、メンタルの不調をきっかけに退職を経験。将来のためにスキルを身につけるべく、SHElikesに入会しました。
コース受講を進めるなかでデザインの楽しさを再確認して学習を進めた結果、グラフィックデザイナーとして働き始めることに!好きな気持ちに正直になった結果、副業でもイラスト制作に携わるなど、幅広く活躍するまでに成長しました。

求められるスキルを身につけて、イラストレーターを目指そう
イラストレーターは、絵を描くことが好きな人にとって魅力的な職業です。Webサイトや雑誌など幅広い媒体でイラストが必要とされている分、仕事のやりがいやキャリアパスも多岐にわたります。たとえば、グラフィックデザイナーやディレクターへの道が開けたり、副業から始めてフリーランスになるなど、柔軟に選択可能です。
ただし、単にイラストが上手いだけでは仕事を始めるのは難しいかもしれません。色彩理論といった基礎知識に加えて、デジタルツールを使いこなす技術などが求められます。もしスキル習得を効率良く進めたいなら、スクールの活用を検討してみてください。
たとえばオンラインキャリアスクールSHElikes(シーライクス)なら、イラストの基礎に加え、ブランディングやデザインツールの使い方など、仕事の幅を広げるための知識も学べます。興味のある人は、ぜひ無料体験レッスンを受けてイラストレーターとしての第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
※出典
*1:職業情報提供サイトJobtag|「イラストレーター」より