「海外移住してみたいけれど、英語が話せないから無理かも……」と感じている人もいるでしょう。しかし、海外には日本語のみで働ける仕事も存在しており、語学に自信がなくても海外移住を叶えている人はいます。
この記事では、語学不問で働ける仕事を8つ紹介します。求人の探し方や注意点も解説するので、海外で働くことを現実的に検討したい方はぜひ参考にしてください。
海外移住して日本語のみで働ける働ける仕事8選
海外移住というと「英語必須」というイメージを持たれがちですが、日本人向けの仕事や日本語需要のある環境では、日本語のみで働けるケースもあります。ここでは、現地で日本語中心で働ける仕事と、海外に住みながらリモートで働ける仕事の2つにわけて紹介します。
以下の記事では、場所に縛られずに働くための方法を紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。

日本語のみで現地で働ける仕事4選
海外には、日本人向けのサービスや日系企業など、業務の中心が日本語になる仕事もあります。英語が話せなくても挑戦しやすい代表的な職種を紹介します。
日系企業のデスクワーク
海外に進出している日系企業では、日本語を主な業務言語とするポジションが用意されていることがあります。経理・総務・営業事務・日本本社との連絡担当など、日本語での書類作成や社内調整が中心となる仕事が代表例です。
社内公用語が日本語のケースもあり、英語はメールの定型文や簡単なやり取り程度で済む場合も。日本での事務経験やバックオフィス経験を活かしたい人に向いている職種です。
日本食レストランや観光業の接客
日本食レストランや日本人観光客向けのツアー、ショップなどでは、日本語対応ができるスタッフが重宝されます。接客業のため現地語や英語を使う場面もありますが、日本人向けサービスが中心の場合、業務の大半は日本語で対応できるケースも。
海外移住したばかりのときにこのような仕事を選ぶ人もいて、まずは現地で働く経験を積みたい人に向いています。
日本語教師
日本語教師は、日本語を母語とする強みをそのまま仕事に活かせる代表的な職業です。語学学校や教育機関、日本企業向けの日本語研修など、指導は日本語中心で行われることが多いのが特徴。
国や学校によっては資格や経験が求められる場合もありますが、補助講師など、比較的ハードルの低いポジションから始められるケースもあります。日本文化への関心が高い国では需要が多く、語学力に不安があっても挑戦しやすい仕事です。
コールセンター
海外に拠点を持つコールセンターの中には、日本語対応専門の部署を設けている企業があります。業務内容は、日本国内の顧客からの問い合わせ対応やカスタマーサポートが中心で、業務言語は基本的に日本語です。
フィリピンやマレーシアなど、日本企業のコールセンターが集まる国では、日本語のみで応募できる求人も見つかります。マニュアルが整っている職場も多く、未経験からでも始めやすい点が魅力です。
海外移住してもリモートで働ける仕事4選
日本語のみで働きたい場合、海外に住みながら日本の仕事を続ける「リモートワーク」という選択肢もあります。現地語が話せなくても、スキルがあれば働く場所の自由度が高いのが特徴です。
Webデザイナー
Webデザイナーは、海外移住後も日本語のみで働きやすい職種のひとつです。日本企業や日本人クライアント向けに仕事をする場合、打ち合わせや修正対応、納品まで日本語で完結するケースが多く、語学に不安があっても始めやすいのが特徴です。
Webサイト制作やバナー、SNS用画像などはオンラインで納品できるため、居住地に左右されません。デザインに加えて、簡単なコーディングやツール操作ができると仕事の幅が広がり、海外移住後も安定して案件を受けやすい職業といえます。
Webライター
Webライターも、日本語のみで働ける代表的な仕事です。記事執筆やコンテンツ制作はオンラインで完結し、日本語のメディアのの仕事であれば、外国語ができなくても問題なく続けられます。
特にSEOや特定ジャンルに強みを持つライターは、継続案件につながりやすい傾向があります。
Webマーケター
Webマーケターは、広告運用やSNS運用、アクセス解析などを通じて成果を出す仕事です。日本企業のマーケティング支援であれば、日本語のみで業務を進められるケースも多くあります。
成果で評価される職種のため、「どこで働くか」よりも「どんな結果を出せるか」が重視されやすいのが特徴です。データ分析や改善提案のスキルがあれば、リモートワークとの相性も良く、海外移住後もキャリアを継続しやすい職業といえます。
プログラマー
プログラマーは、海外移住と非常に相性の良い職業のひとつです。日本企業の案件であれば、日本語でのやり取りが中心となり、英語が必須でないケースもあります。
開発作業はオンラインで完結するため、海外に住みながら日本の仕事を続ける人も多い職種です。専門スキルが明確に評価されやすく、実務経験を積むことで仕事の選択肢が広がります。語学に不安があっても、スキル次第で海外移住を現実的に検討できる仕事です。
日本語のみの仕事で海外移住する際の注意点
海外移住する際の注意点を事前に理解しておくことで、「思っていたのと違った」というギャップを減らすことができます。
それぞれ詳しく解説します。
日本語のみの場合は求人の選択肢が狭まる
海外移住して日本語のみで働く場合、どうしても求人の選択肢は限られます。日系企業や日本人向けサービスなど、職種や業界が偏りやすく、希望条件に合う仕事がすぐに見つからないこともあります。
勤務地や給与、勤務時間などで妥協が必要になるケースも少なくありません。日本語のみで働ける仕事に絞って探す場合は、選択肢が限られる点は理解しておきましょう。
日本語能力に加え専門スキルが必要な場合も
「語学不問」と書かれている求人でも、実際には専門スキルや実務経験が求められることがあります。たとえば、デスクワークやリモートワークの場合、日本語能力に加えてWebスキルや職務経験が条件になるケースもあります。
語学不問だからといって、そのほかのスキルもなしで働けるとは限りません。海外移住を見据えるなら、自身の強みとなるスキルを準備しておくことが重要です。
日常生活では最低限の語学力は必要
仕事が日本語のみでできたとしても、海外での生活では最低限の語学力が必要になります。住居探しや病院、役所の手続き、買い物など、日常生活の多くは現地語や英語で行われます。完璧に話せる必要はありませんが、「聞く・伝える」ための基本的な表現は身につけておくと安心です。生活面の準備も、海外移住を成功させる大切なポイントです。
日本語のみでできる仕事を見つける3つの方法
海外移住を考える際、「日本語のみで働ける仕事はどうやって探せばいいの?」と悩む人も多いはず。
ここでは、日本語のみでできる仕事を見つけるための代表的な3つの方法を紹介します。
海外に強い転職エージェントを利用
海外移住を前提に仕事を探す場合、海外案件に強い転職エージェントを利用するのは有効な方法です。日系企業や日本語対応ポジションの求人を扱っていることが多く、「日本語のみ可」「語学不問」といった条件で紹介してもらえる可能性があります。
ビザ要件や現地事情についてもアドバイスを受けられるため、初めて海外移住に挑戦する人にとって安心感がある点もメリットです。
海外求人サイトで直接応募
海外求人サイトを使って、企業に直接応募する方法もあります。海外のサイトなので、サイトは日本語ではないことが多い点は認識しておきましょう。条件検索で「Japanese」「Japanese speaker」などのキーワードを使うと探しやすくなります。
求人内容はしっかり確認し、語学要件や就労条件を見極めることが大切です。
知人・友人からの紹介
知人や友人からの紹介なら、安心して働ける職場を見つけられるかもしれません。たとえば、すでに海外で働いている日本人からの紹介であれば、仕事内容や職場環境についてリアルな情報を得られる点が大きなメリットです。
また、日本人コミュニティやSNSを通じてつながりを広げることで、求人情報が回ってくることもあります。信頼関係がある分、採用につながりやすいケースも少なくありません。
海外移住してリモートで働くスキルを磨くならSHElikes
海外移住を考える際、リモートで働けるスキルを身につけておくと、海外から日本の仕事を受けることができます。女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)には、海外移住後も仕事を続けやすいスキルを学べる環境が整っています。
場所に縛られず働ける50以上の職種スキルが学び放題
SHElikesでは、Webデザイン・Webライティング・マーケティング・動画編集など、場所に縛られず働きやすい、50以上の職種スキルが定額で学び放題。
学習はすべてオンラインで完結するため、住む場所やライフスタイルが変わっても続けやすいのが特徴です。ひとつの職種に絞らず、デザイン+ライティング、動画編集+マーケティングといったように、複数スキルを組み合わせて学ぶことも可能。市場価値の高いスキルを身につければ、海外移住後の働き方の選択肢が増え、生活の安定にもつながります。

SHElikesで海外でも働けるスキルを身につけた方の事例
SHElikesでスキルを身につけ、場所に縛られずスタイルを実現した事例を紹介します。
「働きながら世界一周」を実現!5ヶ月で月収2倍の“旅するフリーランス”に|いとまりさん
旅好きなパートナーと世界一周に行こうと決めたことで「旅をしながら働く生き方がしたい」と考えるようになったといういとまりさん。SHElikesでは、Webデザインやマーケティングに加え、動画編集やサムネイル制作など、場所に縛られず働くためのWeb系スキルを横断的に学びました。
動画編集とWebデザインを組み合わせてYouTube運営にも挑戦し、コンテンツ制作から発信までを一人で行えるスキルを習得。学んだスキルを実践に落とし込みながら仕事の幅を広げた結果、5ヶ月で月収は約2倍に。世界一周にも挑戦し、旅をしながら仕事をする生活を実現できました。

パートナーの海外転勤&妊娠でライフスタイルが変わった会社員。未経験から月収5万円アップで自由に働くフリーランスに|ちぴさん
パートナーの海外転勤と自身の妊娠をきっかけに、これまでの働き方を見直す必要があったちぴさん。SHElikesでWebデザインを軸に、動画編集やマーケティングなど複数のスキルを学びました。
Webデザイン・SNS運用・もともと持っていたカメラのスキルをかけ合わせ、フォトグラファーの仕事にも挑戦時間や場所に縛られずに働けるようになり、月収は5万円アップしました。

日本語のみでも海外移住は「仕事選び」と「スキル準備」で現実的に目指せる
「海外移住=高い語学力が必須」と思われがちですが、日本語のみで働ける仕事や、日本の仕事をリモートで続ける選択肢もあります。ただし、日本語のみで海外移住を目指す場合は、求人の選択肢が限られることや、仕事に直結するスキルが求められる点を理解しておくことが重要です。
海外移住を実現するためには、語学に頼らず続けられる仕事を選ぶこと、そして場所に縛られず働けるスキルを身につけておくことが大きな鍵になります。SHElikesなら、Webデザインやライティング、マーケティングなど、日本語中心でリモートで働きやすいスキルを未経験から学ぶことが可能です。
まずは無料体験レッスンで、自分に合った働き方やスキルを見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか。




