アメリカでワーホリはできない?働きながら滞在する現実的な方法【2026年最新】

アメリカでワーホリはできない?働きながら滞在する現実的な方法

「アメリカへワーホリに行きたい」と思う方は多いでしょう。しかし、残念ながらワーキングホリデーでアメリカへ行くことはできません。

本記事では、なぜアメリカでワーホリができないのかを解説。また、アメリカでのワーホリの代わりとなる選択肢「J-1ビザ」や、アメリカ滞在を成功させるために必要な準備などを紹介します。

アメリカに滞在し仕事の実務経験を積みたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

アメリカにはワーキングホリデービザ制度がない!代替案も紹介

アメリカには、日本人が休暇を楽しみながら自由に働ける「ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ」制度がありません。そこで、ワーホリの代わりとして活用されているのが「J-1ビザ」です。

ここでは、なぜアメリカにワーホリがないのか、そして代替案となるJ-1ビザの仕組みと条件について詳しく解説します。

アメリカにワーホリ制度がないのはなぜ?その理由と現状

アメリカにワーホリ制度がない理由は、日本とアメリカの間でワーキングホリデー協定が締結されていない*1からです。アメリカがワーホリビザを認めていない背景には、違法移民の増加が挙げられます。

ワーホリを目的としたビザは比較的容易に取得できるため、世界各国を対象にワーホリを許可してしまうと、不法滞在をする可能性のある移民の増加につながる恐れがあります。また、ワーホリ制度の導入により職を失う国民が増えると考えられます。

アメリカにワーホリ制度がないのは、自国の治安や雇用を守るためなのです。

ワーホリ代わりの選択肢「J-1ビザ」とは?|制度の目的・条件・取得方法

アメリカにワーホリビザはありませんが、代替案として「J-1ビザ(交流訪問者ビザ)」が挙げられます。「J-1ビザ」は、教育や研究などの分野での交流を目的とした研修やインターンシップに参加する方に発行されるビザ*2です。

ここでは、「J-1ビザ」に関する以下2点を紹介します。

それぞれをチェックし、ビザ取得の準備を始めてみてください。

申請には学歴・職歴などの条件がある

「J-1ビザ」は他国のワーホリとは異なり、取得にあたって学歴や職歴などの条件があります。また、条件はカテゴリーによって異なる点を押さえておく必要があります。

カテゴリー対象年齢層目的滞在可能期間
インターン(Intern)*2アメリカ以外の高等教育機関に在籍中、またはプログラム開始日の12か月前までに卒業しているなし専攻に基づく体系的なインターンシップへの参加3週間〜12か月
トレーニー(Trainee)*2・アメリカ以外の高等教育機関の学位もしくは専門資格を保有
・アメリカ以外で1年以上の業務経験がある、またはトレーニング対象の分野における5年間の経験がある
なし専門分野の体系的な研修プログラムへの参加3週間〜18か月
※ホスピタリティ分野は最長12か月
サマーワークトラベル(Summer WorkTravel)*2認定を受けたアメリカ以外の高等教育機関の学生で、1学期以上を修了しているなし季節労働や一時的な業務に従事しつつ、アメリカの文化を体験する4か月
教師(Teacher)*2・2年以上の教員経験がある
・学士相当の資格がある
・配属先の州の教員資格基準を満たしている
なし認定を受けた小中学校でのフルタイム勤務最長3年
※1年または2年の延長可

「J-1ビザは何歳まで?」と疑問を抱く方はいるでしょう。「J-1ビザ」には、厳密な年齢制限はありません。しかし、カテゴリーによっては年齢がビザ発給可否の判断基準になる可能性があるので、事前に要項を確認するようにしてください。

「J-1ビザ」の取得方法と流れ

「J-1ビザ」を取得するには、以下の流れで手続きを進めます。

  1. プログラムへの応募:事前承認機関を通じて「J-1ビザ交流訪問者プログラム」に応募する
  2. SEVISに登録:プログラムへの参加資格を得たら、SEVISに登録する(基本的には自動で登録される)
  3. SEVIS費の支払い:「SEVIS I-901」費用(220ドル*3)をオンラインで支払う
  4. 面接:米国大使館・領事館で面接を受ける
  5. ビザ発給:面接を経てプログラムへの参加が認められれば、ビザが発給される

申請からビザ発給まで1〜3ヶ月程度かかるため、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

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アメリカJ-1ビザの現実と注意点

ワーホリビザの代わりに「J-1ビザ」でインターンシップに参加できますが、以下の注意点を把握しておく必要があります。

アメリカ渡航後に後悔しないよう、注意点を事前に確認してみてください。

初期費用はいくら?他国ワーホリの倍以上かかる資金の壁

「J-1ビザ」でアメリカのロサンゼルス(LA)に滞在する場合の初期費用は、約250万〜300万円です。

パスポート(10年間有効)取得費15,900円*4
渡航費(往復航空券)約15万〜25万円
※時期や航空会社によって変動
ビザ申請費185ドル(約3万円)*5
SEVIS費220ドル(約3万5,000円)*3
スポンサー手配費目安は2,000〜3,000ドル*6(約32万〜47万円)
※プログラムやスポンサー団体による
海外旅行保険料(AIG損保)約25万〜27万円
家賃(3ヶ月分)約78万〜99万円
スタジオ:平均1,663ドル/月(約26万円)
1R:平均2,100ドル/月(約33万円)
生活費(3ヶ月分)約4,200ドル(約66万円)
平均1,400ドル/月(約22万円)

他国のワーホリビザは無料で取得できるものがある一方、「J-1ビザ」取得には費用がかかります。また、アメリカの家賃や物価は他国と比べて高めです。

「J-1ビザ」でアメリカで生活する場合、初期費用は他国のワーホリと比べて倍以上かかる点は押さえておいてください。

副業は不可?不法就労は強制送還のリスクあり

「J-1ビザ」でアメリカに滞在する場合、副業に注意する必要があります。「J-1ビザ」では、指定された研修先以外での就労は原則不可だからです。副業すると不法就労とみなされたり、強制送還となったりするリスクがあります。

もし副業を希望する場合は、必ず事前にスポンサーに確認するようにしてください。ただし、副業が許可されても職業や就労時間などの制限が多いと考えられるため、副業をしなくても生活できるよう資金準備しておくことが大切です。

場所選びの重要性|NY・LA・ハワイの物価と車が必須になる地方都市

アメリカに滞在する際は、場所選びが重要です。場所によって、物価や利便性が大きく異なります。以下の家賃は「Zillow Rentals」、生活費は「Numbeo」を参考に算出しています。

エリア1ヶ月あたりの費用(スタジオの家賃+生活費)
ニューヨーク(NY)家賃:平均3,200ドル(約50万円)
生活費:平均1,600ドル(約25万円)
ロサンゼルス(LA)家賃:平均1,663ドル(約26万円)
生活費:平均1,400ドル(約22万円)
ハワイ家賃:平均1,795ドル(約28万円)
生活費:平均1,700ドル(約27万円)
アラバマ家賃:平均937ドル(約15万円)
生活費:平均1,200ドル(約19万円)
オクラホマ家賃:平均850ドル(約13万円)
生活費:平均1,200ドル(約19万円)

大都市や観光地の家賃は、地方都市の2〜3倍です。固定費を抑えたい方は、地方都市でのインターンシップを検討してみてください。

ただし、地方都市は車社会であることが多いため、居住エリアによっては車が必須になります。家賃は抑えられても中古車代とガソリン代で結局高くつくというケースもあるため、国際免許の準備やトータルコストでの比較が重要です。

後悔しないアメリカ滞在のために!渡航前にすべき3つの準備

アメリカ滞在で後悔しないためには、以下3つの準備が大切です。

アメリカ滞在を成功させるため、渡航前に準備しておいてください。

徹底した資金計画|「稼ぐ」より「守る」ための貯金術

アメリカ滞在を成功させるためには、徹底した資金計画を立てる必要があります。アメリカは物価が高いため、自ずと生活費は日本よりも高くなります。しかし、「J-1ビザ」は就労目的ではなく研修やトレーニングを目的としているため、現地で稼いで生活費をまかなうのは難しいでしょう。

つまり、アメリカ滞在中は毎月の支出が収入を上回ると考えられます。半年〜1年生活できるほどの貯金を渡航前に確保したり、月々の予算を決めたりし、「稼ぐ」より「守る」を意識してみてください。

実践的な英語の習得|現地での業務と生活を円滑にするために

実践的な英語の習得は、アメリカ滞在を成功させるにあたって不可欠です。プライベートはもちろん業務も円滑に行うためには、ビジネスレベルの英語力が求められます。また、「J-1ビザ」申請時の面接は英語で行われるため、合格するためには英語での意思疎通能力が必須です。

つまり、ビザ申請前に実践的かつ一定の英会話力を習得しておく必要があります。語彙、文法、読み書きなどに加え、スピーキング力も鍛えておきましょう。

帰国後のキャリアを見据えたIT・Webスキルの事前習得

アメリカ挑戦を単なる思い出で終わらせないために、IT・Webスキルの事前習得は有効な戦略です。J-1ビザの滞在期間はあっという間に過ぎ去ります。渡航前に汎用性の高いスキルを身につけておくことで、帰国後の再就職の不安を払拭できるでしょう。

例えば、WebデザインやWebマーケティングのスキルがあれば、帰国時に「英語力×海外実務経験×専門スキル」という掛け合わせで仕事の選択肢は広がります。「日本に帰ったらスムーズに新しいキャリアを始められる」という自信を持てると、充実したアメリカ生活を送れるはずです。

アメリカ挑戦を「人生最高の投資」に変えるSHElikes活用術

アメリカでの挑戦を「人生最高の投資」にしたい方には、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。ここでは、SHElikesの特徴として以下3点を紹介します。

アメリカ生活で得る経験を資産に変えるため、ぜひチェックしてみてください。

また、以下の記事では場所に縛られずに働くスタイルを実現させる方法を紹介しています。アメリカ滞在後に海外や好きな場所で仕事をしたい方は、目を通すことでヒントを得られるかもしれません。

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帰国後に「選ばれる人」になるためのスキルアップ

SHElikesでは、「Webデザイン」「Webライティング」「Webマーケティング」「動画編集」など、50以上の職種スキルが定額で学び放題です。単一のスキルだけでなく、複数のスキルを定額で自由に掛け合わせられるため、市場価値の高い独自のポジションを築けます。

また、複数スキルの習得は、働き方の選択肢を広げることにもつながります。実力を養うことで、帰国後の再就職はもちろん、副業やフリーランスへの転身など、理想のキャリアを自分らしく選択できるようになるでしょう。

サードプレイスとなるコミュニティ活用

SHElikesには、自宅や職場以外の「サードプレイス(第3の居場所)」となるコミュニティがあります。受講生同士で悩み相談や情報共有ができるので、学習のモチベーション維持につながるでしょう。

また、コミュニティを通じて海外を目指す同志に出会い不安を共有できたり、すでに海外で暮らす受講生から現地のリアルな生活情報を得られたりすることも。ひとりで抱え込みがちな海外挑戦への不安も、仲間と分かち合うことで前向きなエネルギーに変えられるはずです。

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スキルの掛け合わせでキャリアアップを叶えた事例|ユウナさん

フル出社の会社員として働いていたユウナさんは、体調を崩し休職することに。「会社に復帰しても同じことの繰り返しになるかもしれない」との考えから「スキルを身につけて選択肢を広げたい」と思うようになり、SHElikesに入会します。

デザインやマーケティングのコースを受講するうちに、SNS運用や動画編集に興味を抱くように。また、コミュニティに参加することで仲間に出会い、視野の拡大やモチベーション維持につながったといいます。

さらにコーチングで固定観念を打破し、その結果、SNS運用やSNS動画制作などを手掛ける複業フリーランスへの転身を叶えました。前向きな行動により場所に縛られずに働くスタイルを確立させたからこそ、日本と海外の2拠点生活やワーケーションを実現できた事例です。

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アメリカにワーホリ制度はないが、入念な準備で海外挑戦は現実のものに

アメリカは、ワーホリ制度を導入していません。アメリカに滞在し交流や実務経験を積みたい方は、「J-1ビザ」の取得を目指してみてください。

ただし、「J-1ビザ」で渡米する場合、就労に制限があります。また、初期費用や生活費などが高額になる点は押さえておいてください。現地での生活を充実させ、さらに帰国後の再就職を有利にするためには、日本にいるうちから「英語力」や「Webスキル」など土台を固めておくことが重要です。

帰国後のキャリアが心配な方には、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。汎用性の高いWeb系スキルを掛け合わせて習得することで、キャリアの選択肢を広げられます。

無料体験レッスンを実施しているので、気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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※出典
*1:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会「【2025年版】アメリカのワーキングホリデー(ワーホリ)」より
*2:U.S. Department of State「Programs」より
*3:U.S. Immigration and Customs Enforcement「I-901 SEVIS Fee」より
*4:外務省「パスポート(旅券)発給申請の手数料」より
*5:Travel.gov – U.S. Department of State「Exchange Visitor Visa」より
*6:J1 Visa Exchanges「J-1 Visa Program Costs: A Comprehensive Overview」より

※記事内の為替レートは、2026年1月20日時点の、1ドル=158.24円で計算しています。

ABOUT ME
ライター shin
航空系の会社に勤務した後、フリーランスとしての活動を開始。現在は主にWebメディアに携わりつつ海外を転々としている。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター。アパレル・事務職を経て、Web制作会社でのマーケティング実務を経験したのち独立。現在は「伝える」を軸に、メディアの企画・編集・ディレクションから執筆まで多角的に携わる。読者の心に届くストーリー設計と、伴走型のコンテンツ制作が強み。次なる野望は、言葉とデザインの融合を追求すること。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。