「起業したいけど、資金がないからできない」「お金をかけずに事業を始めたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では0円起業の概要と成功させるためのステップを解説。また、0円起業のビジネスアイデアも紹介します。
資金ゼロで起業したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
0円起業とは?基礎知識を解説
ここでは、0円起業について以下2点を解説します。
内容をチェックし、0円起業の理解を深めておきましょう。
そもそも「0円起業」の定義とは?
0円起業とは、初期費用をかけずに事業を始める方法を指します。「0円で起業なんて非現実的」と思う方もいるかもしれませんが、日本政策金融公庫の「ゆるやかな起業の実態と課題」調査結果によると、費用をかけずに起業した人の割合は28.1%*1とされています。3〜4人に1人は費用をかけずに事業を始めているため、0円起業は現実的に可能です。
なお、0円起業をする場合、個人事業主として開業します。法人設立の場合とは異なり、個人事業主の開業届の手続きに費用はかかりません。また、オフィスの賃料や備品の購入費、仕入れ費用といった高額な開業資金をかけずに、個人のスキルやアイデア、手持ちの道具を最大限に活用して事業を開始するのが0円起業の特徴です。
なぜ今、0円起業が注目されているのか
0円起業が注目されている背景には、働き方の多様化による起業意識の高まりがあるでしょう。経済産業省によると大学発ベンチャー数は増加傾向*2にあり、また内閣府によると起業率はコロナ禍後において上昇している*3とされています。
一方、起業意識に関する調査では「事業経営にはリスクがあると思う」との回答が約30%*3であり、失敗への不安から起業に踏み出せない人が一定数いると考えられます。そのため、「起業に興味はあるけれどリスクは避けたい」という人にとって、0円起業は有力で魅力的な選択肢でしょう。
ちなみに、以下の記事では起業資金や倒産した際の借金、リスクを抑える起業ステップなどについて解説しています。「起業=ハイリスク」という認識が変わるきっかけになるかもしれないので、ぜひチェックしてみてください。

0円起業で成功しやすいビジネスモデル例・アイデア
0円起業でおすすめのビジネスモデルやアイデアの例を、以下の3項目に分け紹介します。
成功しやすいビジネスを選び、事業を始めてみてください。
無形サービス系
無形サービスとは、物理的な製品ではないビジネスモデルを指します。具体的な仕事として以下が挙げられます。
- オンライン相談サービス:子育てやキャリア相談など
- オンライン講師:料理、語学、プログラミング、コーチングなど
- 代行サービス:事務、経理、Webライティング、デザイン、SNS運用など
どのビジネスも自分の知識やスキルを活用しサービスを提供できるため、商品の仕入れや管理などの費用はかかりません。また、パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるので、自宅で稼働できます。
インターネットやSNSが普及した昨今では、Web系やSNS関連のビジネスは需要が見込めるでしょう。ただし、起業として成功の可能性を高めるためには、スキルを磨き続けたり他者との差別化を図ったりする必要があります。
情報発信系
情報発信系は、SNSやブログなどを通じて自身の知識や経験、ノウハウをコンテンツとして発信し、収益化を目指すビジネスモデルです。具体例として以下が挙げられます。
- インフルエンサー
- YouTuber(動画配信者)
- アフィリエイト
- 有料コンテンツ販売
どのビジネスもパソコン、スマートフォン、インターネット環境があれば始められるため、0円起業が可能です。
ただし、インフルエンサーや動画配信者で成功するためには、ファンを増やす必要があります。アフィリエイトや有料コンテンツ販売の場合は、閲覧数(PV数)の増加やコンバージョン率アップなどが欠かせません。また、短期間での収益化は難しいため、投稿、分析、改善を地道に繰り返すことが求められます。
仲介・マッチング系
仲介・マッチング系とは、何かを求めている人と、それを提供できる人を結びつけるビジネスを指します。双方をつなぐことで手数料や成功報酬を得るのが主なビジネスモデルです。具体的には以下が挙げられます。
- 人材紹介、スキルシェア
- スペースシェアサービス
仲介・マッチング系は在庫を持たずにサービスを提供できるため、初期費用を抑えられます。オンラインで稼働することで、自宅を拠点にできるでしょう。
ただし、人と人の間に立ちビジネスを行うため、コミュニケーション能力、提案力、交渉力などが求められます。また、自分自身がサービスを提供するわけではないため、SNSアカウントでの発信や必要に応じてWebサイト・仲介型プラットフォームの構築が継続事業としての成功の鍵となるでしょう。
0円起業を成功させるための具体的なステップ
0円起業を成功させるためには、以下のステップで準備することが大切です。
各ステップをチェックし、0円起業を始めましょう。
Step1:自分の「好き」や「得意」を洗い出す
0円起業の第一歩は、自分自身への理解を深めることです。まず、自分の好きなことや得意なことを洗い出します。起業してビジネスを軌道に乗せるまでには時間がかかるため、「好きではない」「苦手だ」と感じるビジネスを選ぶと途中で挫折する可能性が高まります。
また、特別なスキルでなくても、自分の「好き」や「得意」を活かせる可能性があります。自分にとって当たり前のことが、実は誰かにとって価値のあることかもしれません。「楽しかった経験」「夢中になれること」「失敗から得た教訓」などを自分に問いかけ、情熱を持って取り組めるビジネスの種を見つけ出すことが大切です。
Step2:市場のニーズを分析する
続いて、市場のニーズを分析しましょう。「好き」「得意」だと思えるビジネスでも、ニーズがなかったり競合が多すぎたりすると成功の難易度が上がるためです。
成功の可能性を高めるためには、独自性を出すことが大切です。例えば、Webライターは競合が多い職種ですが、「サイト制作もできる」「専門性の高い記事も書ける」「クライアントの意図を汲んだ企画書も作成可能」などを掛け合わせることで差別化ができます。競合が多く参入が難しいと感じられる場合は、強みの掛け合わせがおすすめです。
Step3:コンセプト設計
コンセプト設計とは、自身のビジネスにおけるベースや核となるものを決めることです。「誰をターゲットとしたビジネスか」「どのような価値を提供するか」「ビジネスを通じて何を実現させたいか」などを明確にすることで、コンセプトが見えてくるでしょう。
1つの市場で複数の企業や個人がビジネスを展開していますが、それぞれのコンセプトは違うためターゲット層や戦略も異なります。競合との差別化やブランドイメージの構築のため、コンセプト設計は必須です。
Step4:プロトタイプの実践
コンセプトが決まったら、まずはスモールスタートをしてみてください。スモールスタートとは、必要最低限のリソースで事業を小さく始めることです。
スモールスタートをするためには、プロトタイプ(最小限の機能を備えた試作品)を用意しましょう。プロトタイプを小数の顧客やモニターに提供し、商品やサービスに対するフィードバックを集めます。フィードバックをもとにビジネスモデルを改善し続けることで、成功の可能性を高められます。
Step5:集客の土台を作る
コンセプトが固まり、プロトタイプで手応えを感じたら、集客の土台を作ります。0円起業では、SNSをフル活用するのが鉄則です。Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、FacebookなどのSNSは無料で利用できるため、コストを抑えてターゲット層にアプローチが可能です。
なお、SNSごとに特徴は異なるため、自身のビジネスに合わせて選ぶ必要があります。例えば、コンサルタントや仲介などのビジネスなら文字で情報を伝えやすいXやFacebook、インフルエンサーや動画編集者など視覚情報が重要な場合はInstagramやTikTokが適しているでしょう。
Step6:収益化の仕組みを構築する
集客の土台が整ったら、いよいよ収益化の仕組みを構築します。ビジネスを継続させるためには、顧客の購買意欲を高める導線設計が大切です。
例えば、YouTubeで起業する場合は登録者数や再生回数を増やし広告収入を得ることで収益化の仕組みを作れます。インフルエンサーの場合、SNSで多くのフォロワーやファンを獲得できれば継続的に企業案件を受けられるでしょう。また、事業内容によっては、無料のサービスやコンテンツで信頼を獲得したうえで、有料サービスへ誘導する流れを作るのもおすすめです。
Step7:継続的な改善と拡大
0円起業で収益を得られるようになったら、ビジネスの継続的な改善と拡大をします。顧客のフィードバックを常に求め、現状の課題を洗い出し改善策を講じることで、事業の拡大を目指しましょう。
また、今後の事業計画を改めて練り直すことも大切です。現状分析を通じて強みや課題、最新の市場動向などを把握し、事業計画を随時アップデートしましょう。

0円起業に潜むリスクと注意点
0円起業は低リスクでビジネスを始める方法ですが、リスクはゼロではありません。起業前に、以下3つの注意点を押さえておいてください。
それぞれの注意点を詳しく説明します。
収益化までに時間がかかる可能性あり
0円起業は、収益化までに時間がかかる可能性があります。例えば、Webデザインやプログラミングなどで起業する場合、実績が少ないうちは案件を獲得できなかったり、低単価の案件しか受注できなかったりするでしょう。また、インフルエンサーやYouTuberなどを目指す場合、ファンやフォロワーを増やすのに一定の時間がかかります。
0円起業をする際は、収益ゼロ、もしくは低収益の期間が長くなる可能性があることを念頭に置いておきましょう。経済的な不安を感じる場合は、本業と並行して0円起業をするのもおすすめです。
自己ブランディングが必要
自己ブランディングが必要になることも、0円起業に潜む注意点です。広告にお金をかけられないため、顧客からの信頼を得るためには独力で自身のビジネスの魅力や価値をアピールする必要があります。
費用をかけずに自己ブランディングをするには、SNSが効果的です。質の高い情報コンテンツを継続的に発信し、ブランド力や認知度を高めていきましょう。
事業が軌道に乗るまで孤独になりやすい
0円起業には、事業が軌道に乗るまで孤独になりやすいリスクがあります。特に1人でビジネスを始める場合は相談相手がおらず、モチベーションの低下や挫折を経験する可能性があることは押さえておいてください。
孤独感を抱く際は、起業家のコミュニティに参加したり、SNS上で同じ志を持つ仲間とつながったり、メンターや専門家に頼ったりするとよいでしょう。他者と交流することで悩みを共有できるうえ、事業を軌道に乗せるためのヒントも得られるかもしれません。
0円起業の夢を叶えるなら「SHElikes」がおすすめ!
0円起業を検討している方には、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。ここでは、SHElikesの特徴や受講生のキャリア事例を紹介します。
各ポイントを詳しくみていきましょう。
SHElikesで学べる「0円起業」に役立つスキル
SHElikesでは、0円起業に役立つさまざまなスキルを学べます。45以上の職種スキルが学び放題で、「デザインコース」「コーディングコース」「動画編集コース」などがあるので、無形サービス系や情報発信系のビジネスを始めるにあたって必要なスキルの習得が目指せます。
また、仕事を獲得するためのノウハウやロジカルシンキングなどが学べる「ビジネスコース」もあります。1人で起業するにあたってビジネススキルは必須なので、SHElikesを活用することで起業の成功率を高められるでしょう。
さらに、新規事業の立ち上げを体系的に学びたい方に有益な「起業コース」も。実際に起業している講師から起業のリアルを学べるため、基礎知識から収支計画や事業計画書の作成まで、会社を運営するスキルを身につけることも可能です。
SHElikesのおすすめポイント
SHElikesには、同じ目標に向かって頑張る仲間と交流できるオンラインコミュニティがあります。参加することでモチベーションを維持できたり、起業のインスピレーションを得られたりするでしょう。
前述の通り0円起業には孤独感を抱きやすいリスクがあるため、SHElikesのコミュニティは心の拠り所となるはず。さらに、コミュニティを介して人脈作りや仕事のチャンスを広げられる可能性もあります。
なお、以下の記事ではコミュニティ参加者の声を紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

SHElikesで学び起業・フリーランスの働き方を叶えた事例
ここでは、SHElikesで起業・フリーランスとしての働き方を叶えた2名の事例を紹介します。
フリーランスへの道や個人事業主から会社を設立した方など、2名それぞれの事例をチェックすることで、多様な働き方の可能性をイメージしやすいでしょう。
スキル0から“好きを生かして”複業フリーランスになった しュうまいさん
販売員として働いていた しュうまいさんは、労働環境やライフステージの変化に対して不安を抱くように。転職や別の働き方を模索する中で、SHElikesに出会いました。
入会後は、Webデザイン、動画編集、SNSマーケティングなどさまざまなコースを受講。また、コミュニティに参加しほかの受講生と情報交換をしたり、SHElikesで身につけたスキルを活かし副業にチャレンジしたりしたといいます。
その後は本業を退職し、フリーランスになる夢を叶えました。動画編集、講師、SNS運用などを請け負う複業フリーランスとして活躍しています。

ブランディングスキルを武器に、個人事業主から会社設立へ 松岡マイさん
フリーランスの医療ライターとして活躍していた松岡マイさんは、法人化を目標に掲げていました。しかし、「具体的な知識が不足している」という不安から、法人化への一歩をなかなか踏み出せなかったそうです。
そんなとき、SHElikesが開催する女性の起業に関するイベントに参加。登壇者の話を聞くことでモチベーションが高まり、入会を決めたといいます。
入会後はディレクションやブランディングなど起業に必要なスキルを1から学習。また、起業を目指す仲間と交流できるコミュニティに参加し、悩みを相談し合ったり励まし合ったりすることで、不安を解消しました。
その結果、3つの事業の法人化を叶えました。法人化した先の未来にワクワクしており、前向きに事業に取り組めているそうです。

スキルを身につけて、0円起業に挑戦してみよう
お金をかけずに起業したい方には、0円起業がおすすめです。本記事で紹介したビジネスモデルやロードマップをチェックし、0円起業にチャレンジしてみてください。
0円起業の成功率を高めるためには、スキルの習得が必須です。Web系スキルやビジネススキルなど、0円起業に役立つスキルの習得を目指しましょう。
スキルの習得方法に迷う方は、SHElikes(シーライクス)をチェックしてみてください。前述の通り45以上の職種スキルを自由に学べたり、同じ目標に向かって頑張る仲間とモチベーションを高め合えたりなど、0円起業を叶えるのに適した環境があります。
気になる方は、無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。

※出典
*1:日本政策金融公庫「ゆるやかな起業の実態と課題」より
*2:経済産業省「令和5年度大学発ベンチャー実態等調査の結果を取りまとめました(速報)」より
*3:内閣府「第3章 コロナ禍を経た企業の倒産・起業の動向(第2節)」より

