ポートフォリオ作品がない未経験者はどうする?6つの解決策を紹介!

ポートフォリオ作品がない未経験者はどうする?6つの解決策を紹介!

「ポートフォリオを作りたいけど掲載する作品がない……」「実務未経験で作品数が少ない」といった理由から、就職・転職活動に不安を抱える方は多いでしょう。特にクリエイティブ職へ転職する場合は、ポートフォリオが採用の判断材料になるため、「作品数が少ないと評価されないのでは」と考えてしまうかもしれません。

本記事では、ポートフォリオ作品がない実務未経験者が実施できる6つの解決策を紹介します。

未経験者こそポートフォリオは作成すべき

実務未経験で作品数が少ない場合でも、ポートフォリオは作成すべきです。なぜなら、ポートフォリオ作品がない状態では、就職・転職活動で「何ができるのか」「どれだけ学んでいるのか」を示すことが難しいからです。

実務経験がなくても、ポートフォリオがあれば、スキルや意欲を目に見える形で伝えられます。未経験だからこそ、小さな成果もポートフォリオで形にすることが大事です。女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、45以上の職種スキルが定額で学び放題なだけでなく、プロのサポートを受けながら魅力的なポートフォリオ作りが可能です。

SHElikesの魅力について、以下の記事でも詳しく解説していますので、興味のある方はチェックしてみてください。

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ポートフォリオ作品がない未経験者の6つの解決策

実務未経験者の場合「どうやってポートフォリオを作ればいい?」と悩む方も多いでしょう。また、作品数が少なく「どうやって増やせばいいんだろう」と悩んでいる方もいるかもしれません。ここでは、未経験者が取るべき6つの解決策を紹介します。

自分に適した方法を選択してください。

1.架空のプロジェクトを自主制作する

ポートフォリオ作品がない場合は、架空のプロジェクトを自主制作をして、ポートフォリオに掲載するのがおすすめです。たとえば、存在しない会社やお店を考えて、ロゴをデザインしたり、Webサイトを作るなどを実施してみましょう。

自主制作を行えば、実務未経験でも「どんな課題を自分で見つけて、どうやって形にするか」という力をアピールできます。

2.既存サービスの改善提案を作成する

身近な既存サービスやサイトを分析し、どのように改善できるかを形にしてみるのもおすすめです。使いやすさやデザイン、コンテンツの改善ポイントを資料やモックアップに落とし込むことで、「課題発見力と提案力」を示すポートフォリオが作れます。

志望している企業があれば、その企業と同じ業界・業種のサービスを選んで改善提案を作成すると、即戦力スキルをアピールできます。

3.ボランティアで知人の案件を請け負う

知人の案件をボランティアで引き受けるのも、実践的な経験を積みながらポートフォリオ作品を作る方法の1つです。実際の依頼を受けて納品まで進めることで、実務に近い流れを体験でき、成果をポートフォリオ作品として公開できます。

転職の面接でも「実際に依頼を受けてどのように対応したか」を具体的に話すことができ、採用担当者に信頼感や成長意欲を伝えられるでしょう。

4.学習過程で作成した課題を活用する

スクールの課題や、独学で練習した作品もポートフォリオに使用できます。たとえば、Webデザインの勉強で作ったサンプルサイトや、模擬のバナー、企画書などもアピール材料になります。

実務経験がなくても、「ここまで勉強して作れるようになった」という成長の過程を見せることが大切です。学習した内容を整理してまとめるだけでも、「努力してきた証拠」として評価されるでしょう。

5.コンペティションや公募に参加する

コンペティションや公募に挑戦するのも、経験を積みポートフォリオ作品を増やす方法の一つです。仮に受賞できなくても、応募した作品はポートフォリオに掲載できます。締め切りまでにテーマに合わせて作品を作ることで、計画的に進める力やアイデアを形にする力もアピールできるでしょう。

作品数が少ない人でも、コンペや公募に何度も挑戦することで「意欲が高い人」と評価してもらえる可能性があります。

6.クラウドソーシングサイトで実績を作る

クラウドソーシングサイトで実績を作るのも1つの方法です。また、お仕事を受ける中で、依頼内容の確認や修正対応、納品までの一連のやり取りを体験できます。

実際の案件を受けることで「お客さまとやり取りしながら進めたこと」や「期限を守って仕事を完成させたこと」を就職・転職の面接でも、具体的にアピールしやすくなるでしょう。

ポートフォリオ作品が少ない場合のアピールのコツ

ポートフォリオ作品が少ない場合も、以下3つのコツをおさえておくことで、効果的なアピールができます。

それぞれ詳しく解説します。

制作意図を伝え課題解決力をアピール

ただ作品を並べるだけでなく「なぜこのデザインにしたのか」「どんな課題を解決しようと考えたのか」を具体的に説明することが大切です。

たとえば「ターゲットユーザーの使いやすさを重視した」といった制作意図を伝えると、課題を理解し、解決する力がある人と評価してもらえます。作品自体の完成度だけではなく、考え方や取り組む姿勢も重要なアピールポイントです。

学習意欲や将来性をアピール

作品数が少なくても、自己紹介の箇所で、これまでにどのようなスキルや知識を習得してきたのか、どの分野やテーマに強い関心を持っているのかを具体的に伝えることが大切です。

たとえば「現在も新しいツールを勉強中」「より高度なデザインに挑戦する予定」といった前向きな取り組みや目標をポートフォリオに添えましょう。実務未経験でも採用担当者に「この人は伸びしろがあり、意欲も高い」と強い印象を与えることができます。

見やすいレイアウトと一貫性のあるデザインにする

ポートフォリオを作るときは、「全体の見やすさと統一感」が大切です。ページの余白を取り、作品ごとの説明を整理し、フォントや色味を一貫させるだけでも印象は変わります。

たとえ作品が少なくても、レイアウトが整っていると「細かいところまで配慮できる人」「デザインの基本が身についている人」と感じてもらいやすくなります。ポートフォリオ自体のクオリティが高く見える工夫を心がけましょう。

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ポートフォリオ作品がない未経験者にはSHElikesがおすすめ

「ポートフォリオを作りたいけれど、実績や経験がない」「そもそもポートフォリオの作り方がわからない」という方におすすめなのが、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)です。SHElikesの魅力と、受講生のポートフォリオ作品を紹介します。

SHElikesなら学習×アウトプットでポートフォリオが作れる

SHElikesなら、学ぶだけで終わらず、アウトプットする機会を通じて自分だけのポートフォリオを作れます。Webデザインコース」や「ライティングコース」など全45以上の職種スキルが定額で学び放題。課題がありプロの講師から添削を受けられるコースもあるため、学んだ知識を生かして作品を制作し、ポートフォリオに掲載できます。

さらに、クライアント案件に挑戦できるチャンスもあり、実務経験を積むことも可能(すべての受講生のお仕事の紹介をお約束するものではありません)です。

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これ、未経験の私が4ヶ月で作ったんです✨

SHElikes受講生のポートフォリオ作品例

ここからは、SHElikes卒業生のポートフォリオ作品例を3つ紹介します。

各ポートフォリオの工夫されているポイントを紹介しますので、自身のポートフォリオ作成の参考にしてみてください。

まゆこさん|Webデザイナー

Webデザイナーのまゆこさんのポートフォリオの良い点は、ファーストビューからアニメーションを用い、自身の世界観やスキルを表現している点です。また、作品は「Web」「Banner」「Graphic」などカテゴリごとに整理されており、訪問者が興味のある分野の実績をスムーズに確認しやすい点も魅力。

サイト全体のデザインも統一感があって、見やすく整っているので、初めて見る人でも「きれいでわかりやすい」と感じられます。

まゆこさん|Webデザイナー

まゆこさんのポートフォリオはこちら

みやびんさん|Webデザイナー

Webデザイナーのみやびんさんのポートフォリオの魅力は、「見せ方の丁寧さ」と「制作背景の丁寧な伝え方」です。たとえば、Instagram投稿の作品については、ターゲット層・トンマナ・配色・視線誘導まで、どこに注力したのかが明確に記されています。

ブログ制作作品では「制作目的」「使用ツール」「ナビゲーション設計」など詳細を記述し、Webサイト構築の流れが読みやすくまとまっています。完成度の高い成果物を掲載しているだけでなく、制作の背景を丁寧に紹介している点が印象的です。

みやびんさん|Webデザイナー

みやびんさんのポートフォリオはこちら

クガイシオリさん|Webライター

Webライターのクガイシオリさんのポートフォリオは、シンプルに整理されたレイアウトが印象的です。トップページに「自己紹介」や「スキルセット」をコンパクトにまとめ、訪問者が一目でクガイシオリさんの得意分野を把握できるようになっています。

また、各プロジェクトはサムネイル付きのカード形式で表示されており、クリックすると制作の背景や意図、使用ツール、担当範囲などを確認できるため、「どんな課題にどう取り組んだのか」が明確に伝わります。

クガイシオリさん|Webライター

クガイシオリさんのポートフォリオはこちら

ポートフォリオ作品がない未経験者は量より質を意識しよう!

「実務未経験でポートフォリオが作れない」という方は多いですが、工夫次第でポートフォリオに掲載する作品の作成は可能です。本記事で紹介した6つの解決方法から、自身でもできそうな方法にチャレンジしてみましょう。

学習課題やコンペ応募作品なども立派な実績となり、「どのように考え、どのようなプロセスで制作したか」を言語化して記載することで、作品の数に頼らない説得力を持たせられます。「ポートフォリオ作品を作れるスキルに自信がない」「質の高い作品を作れるようになりたい」という方には、女性向けキャリアスクールSHElikesがおすすめ。

SHElikesを活用すれば、学びとアウトプットを同時に進めながらポートフォリオの作成が可能です。SHElikesについてさらに詳しく知りたい方は、まずは無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
ライター Hibiki Tamura
営業職を2年ほど経験し、SEOライターとして活動を開始。2022年に独立。 これまでに営業支援ツールやITツールなどの分野に携わり、様々なジャンルの記事の執筆・ディレクションを行なっております。 また、現在は記事の執筆だけでなく、ディレクション業務や企業に対してSEO戦略支援設計など実施しています。
エディター wami
企業でプロジェクトマネージャーとして働きながら、副業ライターとして活動中|ECサイトディレクター⇒UXデザイナー⇒プロジェクトマネージャー|主にIT系・Webマーケティング系・転職系の記事を執筆

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