「デザイナーへの転職を考えている」「デザイナーとしてキャリアアップや働き方の見直しをしたい」という方もいるのではないでしょうか。しかし、数多くの転職サイト・エージェントから、自分に合ったものを見つけ出すのは簡単ではありません。
この記事では、デザイナーの転職に強みを持つおすすめの転職サイト・エージェントや転職を成功させるコツなどを詳しく解説します。理想のキャリアを築くための具体的な方法を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
デザイナーの転職におすすめの転職サイト・転職エージェント8選
デザイナーが仕事を探すなら、スキルを活かせる求人が多く集まっている転職サイトや転職エージェントに登録するのが効果的です。ここでは、デザイナーにおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
それぞれのサービスの特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。
ちなみに、以下の記事ではデザイナーになりたい人におすすめのキャリアスクール・SHElikesについて詳しく紹介しています。ひとつの選択肢として、あわせてチェックしてみてください。

1. ReDesigner
「ReDesigner(リデザイナー)」は、デザイン会社Goodpatch(グッドパッチ)が運営している、デザイナー向けのキャリア支援サービスです。プロフィール入力やデザイナータイプ診断を受けることで、自分のスキルや志向性にマッチした企業からスカウトが届きます。
キャリアデザイナーにポートフォリオの具体的なアドバイスをもらったり、キャリア相談に乗ってもらったりすることも可能です。デザイナーならではのキャリアの悩みを解消したい方におすすめのサービスといえるでしょう。
2. デザインのお仕事
「デザインのお仕事」は、デザイン・クリエイティブに関する採用情報が多数掲載されている求人サイトです。プロダクト、建築・インテリア、ファッション、映像など、あらゆる「つくる人」のための求人を取り扱っているのが特徴です。
なかには未経験や新卒でも応募できる求人もあるため、これからデザイナーを目指したいという人も活用できるでしょう。改まった会員登録なども必要ないため、気になる求人を見つけたらすぐに応募できます。
3. ユウクリ
「ユウクリ」は設立から40年以上経つ、クリエイター専門の老舗人材エージェンシーです。転職や派遣、フリーランスといった、さまざまな働き方の求人を取り扱っています。キャリアアドバイザーがマンツーマンで求人紹介やキャリアプランの相談にのってくれるため、安心して転職活動を進められるのが特徴です。
また、採用前に実際に会社で一定期間働くことで、会社と求職者の相性を確認できる「トラサイ(トライアル採用)」というサービスもあります。入社後のミスマッチを減らせるため、「長く働ける会社を見つけたい」と考えている人は、活用してみるとよいでしょう。
4. MOREWORKS
「MOREWORKS(モアワークス)」は、デジタル・クリエイティブ業界に特化した求人サイトです。Webデザイナーやエンジニア、ディレクターなどの職種を中心に、正社員から業務委託まで、さまざまな働き方ができる求人を掲載しています。
登録なしでも求人を確認できますが、無料の会員登録をすれば求人検索やポートフォリオの登録、スカウトを受け取るといった機能を利用できます。履歴書や職務経歴書を自動で作ってくれるツールもあるため、転職活動をスムーズに進めたいときに役立つでしょう。
5. リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、日本で転職支援実績No. 1*の転職エージェントです。デザイナー職を含むさまざまな業界や職種の求人が豊富に掲載されています。
一般の求人サイトには載っていない非公開求人が多数そろっているため、希望に合う職場を見つけられるでしょう。全国に拠点があるので、地方での転職を考えているデザイナーの方にもおすすめです。
*厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2023年度実績を自社集計)2024年5月時点
6. マイナビクリエイター
「マイナビクリエイター」は、人材業界大手のマイナビグループが運営しているWeb・ゲーム・IT業界のクリエイター職に特化した転職エージェントです。デザイナーの求人では、以下のような職種がそろっています。
- Webデザイナー
- 2DCGデザイナー
- 3DCGデザイナー
- UIデザイナー
「MATCHBOX」というサービスを使えば、デザイナーの転職で必須となるポートフォリオが簡単に作れるだけでなく、企業から直接オファーが届く可能性も!1人で転職活動を進めるのが不安な方は、ぜひマイナビクリエイターを活用してみてください。
7. レバテッククリエイター
「レバテッククリエイター」は、Web・ゲーム業界のクリエイター専門転職エージェントです。取引社数は1万社*を超えており、他の求人サイトにはないような希少案件や単価の高いプロジェクトを多数掲載されています。フリーランスや派遣、正社員といった働き方から求人を探せるのも魅力です。
案件参画中でも専任の担当者とコミュニケーションが取れて、契約更新や次の案件の提案など、長期的なサポートが受けられます。フリーランスとして活動を安定させたいデザイナーの人におすすめのエージェントといえるでしょう。
*2023年7月時点
8. LIGエージェント
「LIG Agent(リグエージェント)」は、Web制作会社である株式会社LIGが運営している、クリエイターに特化した転職エージェントです。Web制作会社という強みを活かし、独自のコネクションから得た非公開求人が掲載されています。
特に、デザイナーの知見を持ったメンターが、あなたのスキルやポートフォリオに対して実践的なアドバイスをくれるのが大きな特徴です。専門性を伸ばすためのキャリアプランの作成や、スキルを活かせる職場の提案など、1人ひとりのビジョンに合った最適な求人を紹介してもらえるのも魅力でしょう。
デザイナーが理想の転職を成功させるコツ
デザイナーが理想のキャリアを実現するためには、戦略的に動くことが大切です。ここでは、転職を成功させるためのコツを紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
転職の目的を明確にする
転職活動を始める前に、まずは「なぜ転職したいのか」という目的を掘り下げることが重要です。目的が曖昧なまま行動すると転職活動の軸がブレてしまい、入社したあとに「この会社じゃないほうがよかったかも……」と後悔する可能性もあります。
また、目的が明確にないと企業を選びづらくなり、面接でも説得力のあるアピールができません。たとえば「現職では幅広いデザインに携わったが、今後は1つの事業に深く関わりたい」のように目的を明確にできれば、制作会社か事業会社かなど、応募すべき企業もはっきりします。
ポートフォリオを磨く
企業はあなたがデザインを通じて、どのようにビジネス課題を解決できるかを知りたがっています。そのため、デザイナーが転職を成功させるならポートフォリオを作り込むことが不可欠です。ただ作成したデザインを並べるだけでなく、「なぜそのデザインに至ったのか」という思考力を伝えられる構成にしましょう。
たとえば、アイデアスケッチやワイヤーフレームといった制作過程の資料を盛り込むなど、ストーリーテリングを取り入れることで、デザインへの思考力をアピールできます。また、「手掛けたデザインによって、コンバージョン率が⚪︎%向上した」というように、具体的な数値で成果を示せれば、デザイナーとしての信頼性も高まるでしょう。
プロのサポートを受ける
デザイナーの転職は、プロのサポートをうまく活用することで成功率を高められます。たとえば転職エージェントに登録すれば、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえたり、応募書類の添削、面接対策といった支援を受けられたりします。
一貫したサポートを受けたい場合は、スクールを利用するのも1つの方法です。女性向けキャリアスクールSHElikesでは、転職希望者に特化したプランが用意されています。未経験からのキャリアチェンジに特化したプログラムとなっており、キャリアカウンセラーとの1on1のカウンセリングや履歴書・職務経歴書の作成、面接のサポートまで、転職支援サービスが充実しているのが特徴です。
「1人で転職活動を進めるのは腰が重い」「スキルを磨きながら転職準備を進めたい」という方は、こうしたスクールのサポートも活用しましょう。

情報収集と企業研究を徹底する
気になる企業が見つかったら、その企業についての情報収集と研究を徹底しましょう。求人票の内容以外にも、企業のWebサイトから制作実績や社員のインタビュー記事を見たり、SNSを確認したりするのが有効です。
特にデザイナーの転職では、企業で求められるスキルや制作実績を把握できていないと、「自分がしたい仕事ができない」と入社後に後悔しやすくなります。できれば気になる企業の社内見学やカジュアル面談、ミートアップなどに参加しすることで、入社後のイメージや社内の雰囲気を掴みましょう。
デザイナーの転職についてよくある質問
転職活動をしていると、いろいろな疑問や不安を抱くものです。ここでは、デザイナーの転職について特によくある質問の回答をまとめました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ポートフォリオはどうやって作ればいい?
ポートフォリオを作る際は、応募先企業の事業や求められるスキルに合わせて10〜20作品ほどの制作物をまとめましょう。特に自信がある作品や新しく作った作品は、冒頭に配置するのがおすすめです。それぞれの作品ごとに以下の項目を記載することで、制作意図をロジカルに説明できます。
- タイトル(Webサイトの場合はURL)
- 写真やスクリーンショット
- クライアント名
- 制作年月日
- 作品の狙いや目的(例:新商品の広告、売上の向上 など)
- 作品のコンセプトやポイント
- 制作期間
- 使用したソフトや言語などの制作環境
- 担当領域とポジション(※プロジェクトチームで制作した場合)
以下の記事ではポートフォリオの詳しい作り方を解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

未経験だけどデザイナーに転職できる?
結論、未経験からデザイナーへの転職はできます。ただし、デザインの基本的な知識や目指す職種に必要なスキルを身につけることは不可欠です。
たとえば、配色や配置などのデザインの基礎知識や、IllustratorやPhotoshopといったデザインツールを使いこなすスキルが求められます。学習に不安がある方は、スクールや職業訓練校などの活用も検討してみてください。

デザイナーの面接ではどんな質問をされる?
デザイナーの転職面接では、自己紹介やこれまでの職務経歴といった一般的な質問のほかに、あなたのデザインスキルや意欲について聞かれやすいです。たとえば、以下のような質問が想定されます。
- ポートフォリオについて説明してください
- どんな手順でデザインを進めますか?
- どのデザインツールが使えますか?
- 過去のプロジェクトで、どんな成果を出しましたか?
未経験からデザイナーを志望している場合は、デザイナーになりたい理由や入社後にやりたいことなども聞かれやすいでしょう。

転職活動にかかる期間はどのくらい?
転職活動にかかる期間の目安は、3〜6ヶ月といわれています。一般的な転職活動の流れと期間は、以下のとおりです。
- 自己分析と企業の情報収集:約2週間
- 応募書類の準備〜応募:約1ヵ月
- 面接〜内定・入社決定:約1ヵ月半
- 退職交渉と入社準備:約1ヵ月半
デザイナーの転職では上記に加えて、ポートフォリオの準備に時間がかかります。また、未経験の人はスキルを学ぶところから始める必要があるでしょう。そのため、転職したい時期から逆算して計画的に準備を進めることが大切です。

デザインスキルを磨くなら女性向けキャリアスクールSHElikes
デザイナーとして転職を成功させるには、スキルアップが欠かせません。しかし、独学だとうまく学習が進められなかったり、途中で挫折したりする人もいるでしょう。
そんな人は、女性向けキャリアスクールSHElikesの活用がおすすめです。ここでは、SHElikesの特徴や強みについて詳しく解説します。

SHElikesは全45以上の職種スキルが学び放題
SHElikesの最大の特徴は、Webデザインをはじめとした45以上の職種スキルが定額で学び放題な点です。PhotoshopやIllustrator、UI/UXデザイン、Figmaといったデザイナー向けコースはもちろん、Webマーケティングやライティング、プロジェクトマネジメントなどの関連領域のスキルも同時に学べます。
スキルを掛け合わせて「マーケティング視点を持ったWebデザイナー」や「簡単なコピーライティングもできるWebデザイナー」といった、市場価値の高い人材を目指すことが可能です。
学習しながらポートフォリオに掲載する制作物を作れる
SHElikesでは学んだスキルをアウトプットし、実績として形に残せる仕組みが整っているのも特徴です。各コースの課題で作った作品は、自分のポートフォリオに掲載できます*。
さらに、受講生なら誰でも参加できるデザインコンペ「SHEコンペ」が定期的に開催されており、採用されれば実績としてアピールが可能**。コミュニティのイベント運営に関われば告知バナー制作などを担当できる機会もあるのも魅力でしょう。
*SHElikesの課題で作成したことがわかるように記載してください。
**すべての受講生のお仕事獲得を保証するものではありません。

受講生専用の「お仕事情報サイト」がある!
スキルを身につけてポートフォリオを充実させても、仕事が見つからず悩む人もいるでしょう。そこでおすすめなのが、受講生向けのお仕事紹介サイト「SHE WORKS」です。
フリーランス向けの単発・業務委託案件や正社員の転職求人など、さまざまな求人が掲載されているため、自分に合った仕事が見つかるでしょう。求人によってはSHElikesが契約や支払いを仲介するので、デザイナー案件が初めての人でも安心して仕事を進められます。

国補助金を使える転職希望者に特化したプランも!
SHElikesでは転職希望者向けに、国の補助金制度を活用できる「レギュラープラン」を用意しています。このプランは、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象となっており、条件を満たすことで受講料の最大70%が補助されます。
キャリアカウンセラーによる1on1のカウンセリングや、職務経歴書の添削、面接対策といった手厚い転職サポートも受けられるので、費用を抑えつつ転職に向けた準備ができるでしょう。

SHElikesを活用してデザイナーへの転職に成功した事例
SHElikesでスキルを身につけて、実際にデザイナーへのキャリアチェンジを叶えた受講生の方はたくさんいます。ここでは、2人の受講生のストーリーを紹介します。
未経験から1年半で転職!保育士から正社員デザイナーに なったmeguさん
保育士として働いていたmeguさんは、勤務時間が不規則だったことで体力的に長く続けられないと感じていたそうです。好きな時間に働けるWebデザイナーに興味を持ったmeguさんは、「もっと実践的な内容を効率良く学びたい」「デザインと掛け合わせられるスキルを身につけたい」と思うようになったといいます。
そのときに、SHElikesの定額で全45種以上のスキルが学び放題なことや、コミュニティ活動が活発である点に魅力を感じ入会を決めたそうです。デザインやマーケティング、動画編集などさまざまなスキルを1年半かけて着実に身につけた結果、正社員Webデザイナーへの転職を叶えました。

フル出社のコンサルから半年で在宅デザイナーに転職したTerakoさん
前職の会社が大好きで、産休後も復帰を考えていたというTerakoさん。しかし、産休に入り自分と向き合う時間ができたことで、「本当にこのままでいいのか」という不安が大きくなったといいます。
たまたま見かけたSHElikesの広告に興味を持ち、無料体験レッスンに参加したTerakoさんは、コース種類の豊富さと、コーチングやコミュニティといった「1人にならない環境」に魅力を感じて入会を決意!お仕事案件に積極的に応募しアウトプットを行ったことで、受講からわずか半年でインハウスデザイナーへの転職に成功しました。


デザイナーの転職を成功させるなら、計画的な準備が大切!
デザイナーの転職を成功させるなら、ポートフォリオの質を高めつつ自分に合った転職サイト・転職エージェントを活用するのが近道です。サービスによって強みが異なるので、自分の目的に合うものを選びましょう。
「ポートフォリオを作れるほどの実績がない」「今よりもデザインスキルを向上させたい」と考えている方は、女性向けキャリアスクールSHElikesがおすすめです。デザインを含めた全45以上の職種スキルが学び放題なので、未経験からでも視座の高いデザイナーを目指せます。
補助金が活用できる転職希望者向けのプランもあり、条件を満たせば最大70%の還元を受けることも可能です!少しでも気になる方は、ぜひ一度無料体験レッスンに参加してみてください。

