SNSマーケターをフリーランス・副業で始めるには?仕事内容・必要スキル・案件の探し方も解説

SNSマーケターをフリーランス・副業で始めるには?仕事内容・必要スキル・案件の探し方も解説

「SNSマーケターとして副業やフリーランスで働きたいけど、何から学べばいいのかわからない」「未経験からでも案件を獲得できるの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

SNSマーケティングは需要が高まる一方で、スキルや知識がないと継続的に収入を得るのは難しい職種です。そこで本記事では、SNSマーケターをフリーランス・副業として始めるために、必要なスキルや仕事内容、案件の探し方について詳しく解説します。

フリーランス・副業でSNSマーケターとして働くメリット

フリーランス・副業でSNSマーケターとして働くメリットは、主に以下の3つです。

それぞれ詳しく解説します。

初期投資が少なく始められる

SNSマーケターは、スマホやパソコンがあれば始められる仕事で、初期投資を少なくスタートできるのが魅力。また、案件を受注する際に利用する「フリーランスエージェント」や「クラウドソーシング」も基本的に無料で利用できます。

仮に「自分に合っていない」と感じた場合も、初期投資が少ないため、次の仕事や副業にチャレンジしやすいのがメリット。業務を続けていく中で、有料のデザインツールや動画制作ツールが必要になる可能性がありますが、初めは無料のツールでも問題ないでしょう。

好きな場所・時間で働きやすい

SNSマーケターの仕事は、原則オンラインで完結するため、場所や時間に縛られずに働くことも可能。そのため、自分のライフスタイルにあわせた柔軟な働き方もできます。

早朝や深夜の時間でも働けるため、子育てや介護との両立もしやすい職種といえるでしょう。本業の合間や休日を利用して作業ができるため、副業でも始めやすい仕事です。

今後も高い需要が見込める

株式会社サイバー・バズと株式会社デジタルインファクトが行った調査によると、国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模は、2027年に1兆8,868億円にまで達すると予測されています*1

ソーシャルメディアマーケティング市場規模

出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ

この成長の背景には、消費者がSNSを通じて商品やサービスの情報を収集し、購買の意思決定を行うようになったという変化があります。それに伴い、企業はSNSを活用したマーケティング戦略を重視するようになりました。

市場の拡大とともにSNSマーケターの役割も重要となり、今後も高い需要が見込まれる市場価値の高い仕事であるといえます。

フリーランス・副業のSNSマーケターの仕事とは?

SNSマーケターの仕事の種類は主に以下の3つです。

それぞれ必要なスキルや知識、収入も異なるため、自分に適した職種を選びましょう。

SNSアカウントの運用代行

SNSアカウントの運用代行は、企業や個人のSNSアカウントを代わりに管理・運用し、マーケティング戦略を実行する仕事です。具体的な業務内容は以下の通りです。

  • コンテンツの企画・制作
  • 投稿スケジュールの管理
  • フォロワーとのコミュニケーション
  • 投稿の効果分析とレポート作成

企業や個人がSNSアカウントを運用する目的は、自社の認知度向上や売上アップなどさまざまです。

またSNS運用代行は未経験でも始められる副業であり、幅広い年代から人気の仕事の一つです。「SNSを使って将来は収入を得てみたい!」と考える方は、以下の記事もチェックしてみてください。

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SNS広告の運用代行

SNS広告の運用代行は、クライアントのマーケティング目標達成のために、効果的なSNS広告キャンペーンを企画、実施、管理する仕事です。具体的な業務内容は以下の通りです。

  • ターゲットの設定
  • 広告の制作
  • 予算管理
  • パフォーマンスの監視と最適化
  • 結果の分析とレポーティング

各SNSの広告システムに精通し、クライアントの商品やサービスに最適な広告を選択する能力や効果的な文章を作成する能力が求められます。また、広告のA/Bテスト(パフォーマンスを比較するテスト手法)を実施し、データに基づいて継続的に広告パフォーマンスを改善していくことも重要な役割です。

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自身のSNSを運用し広告収入や商品販売で収益を得る

自身のSNSを運用してインフルエンサーとなり、広告収入や商品販売で収益を得る方法もあります。収益を得るには、以下のような方法があります。

  • スポンサー企業の商品紹介
  • サービスのプロモーション
  • アフィリエイト広告
  • 自社商品の販売
  • 有料会員制コンテンツの提供

成功のためには、自身のブランディングを行い、フォロワーとの信頼を築くことが重要です。また、ユーザーの興味・関心を引くようなコンテンツ制作スキルや、市場の動向を分析する力も求められます。

SNSマーケターの始め方をステップで紹介

SNSマーケターの始め方を、3つのステップで解説します。

  1. SNSマーケティングの基礎を学ぶ
  2. 実際にSNSアカウントを運用し実績を作る
  3. 営業活動を行いクライアントを獲得する

SNSマーケターを始める際は、目標を決めて継続することを心がけましょう。

1.SNSマーケティングの基礎を学ぶ

まずはSNSマーケティングの基礎を学習しましょう。具体的には、各SNS(InstagramやTikTok)の特性や利用者層、アルゴリズムの仕組み、マーケティング戦略の基本を学ぶことが大切です。学習方法とそれぞれのメリット・デメリットは、以下の表を参照ください。

学習方法 メリット デメリット
参考書 学習コストを安価に抑えられる 本だけでは実際の運用スキルを身につけるのが難しい
YoutubeやWebサイト 動画など実際の操作や手順を視覚的に理解できる 信頼性の低い情報も混じっている
SNSスクール 実際の運用に即した知識とスキルを学べる スクールによって、自分のペースで勉強できないケースもある

SNSマーケティングの知識やスキルが不足している場合、闇雲に運用しても成果を出すのは難しいでしょう。

「SNSを上手に使うスキルを学びたい……」と考えている方には、以下の記事がおすすめです。勉強方法や学習のポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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2.実際にSNSアカウントを運用し実績を作る

フリーランスや副業で案件を受注するには、実際にSNSアカウントを運用し、自分のスキルを証明できる実績やポートフォリオを作るのが有効です。アカウントは運用しやすいよう、自分の趣味や興味がある分野を選ぶのがよいでしょう。

また、運用時に実際に行った施策などを細かく記録し、分析・改善を繰り返しましょう。数値や施策を記録しておくことで、案件を受注する際に自身がどのような成果を出せるかを具体的に示すことができ、案件を受注しやすくなります。

3.営業活動を行いクライアントを獲得する

最後に、営業活動を行いクライアントを獲得します。自分の強みを明確にし、それに基づいたポートフォリオや提案資料を準備しておきましょう。

たとえば、「投稿でどのようにエンゲージメントを高めたのか」「どのようなターゲットにアプローチし、フォロワーが増加したのか」など、データや成功事例を交えて説明すると、クライアントは価値を感じやすくなります。

営業活動は、自分が提供できる価値とクライアントが求めているニーズとのマッチングが重要です。そのため、事前に市場調査を行い、クライアントのターゲット層や競合のSNS戦略を分析しておくと、より的確な提案が可能になります。

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SNSマーケターのフリーランス・副業案件の探し方

SNSマーケターのフリーランス・副業案件の探し方を5つ紹介します。

それぞれメリットとデメリットがあるため、自分に適した方法を選んでください。

副業・フリーランスエージェントに登録する

副業・フリーランスエージェントは、自身の情報を登録することで、スキルや経験に合った案件を紹介してもらえるサービスです。エージェントによっては、SNSマーケティング案件も多数所有しており、契約交渉や事務作業などのサポートもあります。

たとえば、以下のようなサービスがあります。

エージェントごとに得意な職種が異なるため、利用の際は、「どの業界に特化しているのか」を確認しましょう。SNSマーケターであれば、WebマーケティングやSNSマーケティング業界に強みを持つエージェントがおすすめです。

求人サイト・スキルマッチングサービスで探す

求人サイトやスキルマッチングサービスでは、企業が直接案件を掲載しているため、自分のスキルや希望条件に合った案件を見つけられるでしょう。以下のサービスがおすすめです。

求人サイトで案件を取るコツは、履歴書や職務経歴書、ポートフォリオを充実させることです。エージェントと異なり自分のスキルや能力は自身でアピールする必要があるため、自分の価値をどれだけ証明できるかがポイントです。

クラウドソーシングサイトを活用する

クラウドソーシングサイトは、仕事を探している人と人材を探している企業のマッチングサイトです。初心者でも参入しやすく、小規模な案件から始めれば、スキルと実績を積み上げていけるでしょう。おすすめのクラウドソーシングサイトは、以下の通りです。

クラウドソーシングサイトは、案件の数が豊富なため、自分のスキルや能力に見合った案件を見つけやすいのが魅力です。

SNSで情報発信し依頼を待つ

自身のSNSで情報発信を行い、依頼を待つ方法もあります。フォロワーを増やしたり、エンゲージメントを高めたりなど、アカウントを育成する必要はありますが、価値観の合ったクライアントと出会いやすいのがこの方法のメリットです。

SNSで依頼を待つ場合は、プロフィール欄やポートフォリオを充実させることがポイントです。投稿では自分の仕事に対する考え方やノウハウを発信するのもよいでしょう。炎上を招くような発信は企業からの印象もよくないため、避けてください。

友人や知人から紹介してもらう

友人や知人から案件を紹介してもらうことも、案件獲得の方法です。自分と友人・知人の信頼関係が既に構築されているため、案件を獲得しやすいでしょう。また、紹介してくれた相手を通じて案件の内容や条件を詳しく聞けるため、ミスマッチを防ぎやすいのもメリット。紹介をきっかけに新しい人脈が広がり、次の案件につながる可能性もあります。

ただし、友人や知人に頼りすぎると案件の種類や量が限られるため、ほかの方法と併用がおすすめです。

SNSマーケターに必要なスキル・知識

SNSマーケターに必要なスキル・知識は以下の6つです。

それぞれ詳しく解説します。

SNSプラットフォームに関する知識

SNSマーケターには、各SNSプラットフォームの特性、利用者層、アルゴリズム、投稿形式、広告機能などに関する知識が必須です。知識を身につければ、ターゲットに適したコンテンツを作成し、効率的にリーチやエンゲージメントを得ることができます。

たとえば、Instagramは視覚的なコンテンツが重視され、X(旧Twitter)ではリアルタイム性が重要視されるため、それぞれの特徴を活かした投稿戦略を組み立てるのが運用のコツです。

また、各SNSの最新機能やトレンドを把握することで、競争力のあるマーケティング施策を展開でき、フォロワーの増加やエンゲージメント向上につなげることができます。

マーケティングの基礎知識

SNSマーケターには、マーケティングの基本概念や戦略立案、KPI設定、効果測定などの知識も求められます。基礎知識があれば、投稿作成や運用だけでなく、ビジネス目標に沿った戦略的なSNSマーケティングを展開できるでしょう。

たとえば、KPI(重要業績評価指標)を設定し効果測定を行うことで、データをもとに改善策を打ち出し、より効果的な運用が可能になります。

クリエイティブ制作スキル

基本的なデザインソフトの操作や、写真・動画編集の技術もSNSマーケターに必要なスキル。これらを身につけることで、ユーザーの目を引くコンテンツを作成し、投稿のエンゲージメント率を向上できます。

企業に務める場合、デザイナーや動画クリエイターが制作を担当することもありますが、知識やスキルがあれば意思疎通を取りやすくなるでしょう。

ライティングスキル

SNSマーケターには、限られた文字数で商品やサービスの魅力を伝え、ユーザーの興味を引き、行動を促すライティング力も求められます。ライティング能力は、適切な言葉を選び、炎上を避けるためにも必要なスキルです。

ライティングスキルがあれば、文章でもブランドのイメージを表せるだけでなく、フォロワーとの信頼関係を構築しやすくなり、最終的にビジネスの成果にもつながります。

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データ分析スキル

SNSマーケターには、分析ツールを使いこなし、投稿のパフォーマンスやユーザーの行動データを分析する能力も求められます。

SNSの運用には、エンゲージメント率、リーチ数、クリック率などの指標を理解し、データをもとにした改善・測定が必須です。分析スキルを身につけることで、投稿内容や投稿タイミングの最適化、ターゲット層の絞り込み、広告運用の効率化などを図ることができます。

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コミュニケーション能力

SNSマーケターは人と関わらない仕事と思われがちですが、クライアントやユーザーとコミュニケーションを取る必要があり、コミュニケーション能力も求められます。クライアントと丁寧なコミュニケーションを心がければ、印象が良くなり、新たな案件の紹介や長期的な契約につながるでしょう。

また、ユーザーと適切にコミュニケーションを取れれば、ファンの育成につながり良好な関係を構築できます。継続してファンとの関係を構築できれば、リピーターとなり継続的な売上につながります。

SNSマーケターを目指すなら女性向けキャリアスクールSHElikesがおすすめ!

SHElikes(シーライクス)は、SNSマーケティングやライティング、動画編集など、45以上の職種スキルが学び放題のキャリアスクールです。多様なスキルに触れることで、「自分にぴったりの仕事が見つかった!」という声が多数寄せられています。

お仕事を受注する機会が多く、求人紹介や転職サポートも充実。実績を積みながらキャリアチェンジを目指せる環境です。

以下の記事では、SHElikesで学べる特徴や口コミ、料金などを詳しくまとめています。「SHElikesってどんなスクールなんだろう?」と少しでも気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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JAPANやGoogleなど検索エンジンの検索結果に掲載されるテキストベースの広告のことです。前述したディスプレイ広告とは違い、テキストで表示される広告なので、ライティングスキルが活かせます。 ビジュアル面での訴求ができない分、魅力的な文章でいかに読者を惹きつけるかが重要です。基本の広告運用のスキルに加えて、文章力や語彙力も磨く必要があるでしょう。 リターゲティング広告 リターゲティング広告とは、一度自社のサイトに訪れたユーザーに対して表示される広告のことです。たとえば、「過去に通販サイトで見ていた商品が、別日にほかのサイトで広告として出てきた」といった経験がある人もいるのではないでしょうか。これが、いわゆるリターゲティング広告が表示されている状態を指します。 リターゲティング広告を効果的に運用するには、ユーザーの離脱ポイントやそのときの心理を考えたうえで広告を配信しなければなりません。基本のクリエイティブスキルのほか、高い分析スキルやマーケティングスキル、心理学の知識などが求められる仕事といえます。 SNS広告運用 SNS広告の運用とは、FacebookやX(旧:Twitter)、Instagram、LINEといったSNSを活用して広告を運用することです。ほかの広告運用と違い、各SNSの特徴を掴んでおく必要があります。 また、使用するSNSによってはバナーだけでなく動画やカルーセル投稿を作成するスキルも必要です。必要なスキルは多岐に渡りますが、どれも汎用性の高い能力なのでほかの分野でも活かせるでしょう。未経験から始める場合は、自分ができる業務範囲の案件から始めることをおすすめします。 関連記事 SNS広告とは?主要6媒体の特徴や費用をわかりやすく解説! 動画広告運用 動画広告運用は、その名の通り使用コンテンツを動画に絞った広告運用のことです。TikTokやYouTubeでよく取り入れられている広告ですが、最近はWebサイトでも増え始めています。 動画編集スキルはもちろん、広告運用スキルや目まぐるしいトレンドをキャッチアップする能力などが必要なため、副業のなかでも難易度が高いです。業務で通用するくらいのスキルを身につけるには時間がかかりますが、動画市場は拡大傾向にあります。将来性のある副業を始めたい人はチャレンジしてみると良いでしょう。 関連記事 動画広告が注目されている理由は?必要は費用や魅力的な事例を紹介 広告運用の副業はどのくらい稼げる? 広告運用の副業で稼げる金額は、案件内容や対応できる業務範囲、経験やスキルによって異なります。未経験者向けの案件では、時給1,500円〜2,000円程度が一般的で、週10〜20時間程度の稼働で月5〜20万円を目指せるケースが多いです。 一方、戦略設計やディレクションを含む業務を担当するような経験者向けの案件だと、月額報酬が30〜70万円に達する高単価案件もあります。 また、広告代行の場合は広告費に対する手数料で報酬を得る仕組みもあり、大規模な案件を請け負えばさらに収入を伸ばせる可能性も。ちなみにその場合の報酬相場は、広告費の20%ほどです。 広告運用の副業の始め方3ステップ 広告運用を副業にしたい人に向けて、始め方を3ステップで解説します。 スキルを習得する 実務経験を積む 案件に応募する 「何から始めていいかわからない」と悩んでいる人はぜひチェックしてください。 1.スキルを習得する まずは、副業に必要なスキルを学ぶことから始めます。たとえば、広告運用の仕事全般にはマーケティングスキルが不可欠です。ディスプレイ広告運用の副業を始めたい場合はライティングスキルを優先して身につけるなど、挑戦したい仕事の種類に応じてスキルを掛け合わせると良いでしょう。 女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、広告運用コースやマーケティング関連コースなど、広告運用の副業で活かせるスキルの習得がまとめてできます。副業に必要なスキルを網羅的に学びたい人は、一度無料体験レッスンに参加してみてください。 2.実務経験を積む 必要なスキルをある程度身につけたら、次は実務経験を積みましょう。自分で広告を回したり、知り合いから仕事をもらったりして実際に運用を行ってみてください。インプットした知識をアウトプットする良い機会にもなります。 また、実践のなかで自分に足りていないスキルや知識があることを再確認できるメリットも。学びつつも可能な限り実践を繰り返すことで、さらにスキルアップできるでしょう。 3.案件に応募する 実務経験を積んで広告運用業務のイメージがついてついてきたら、積極的に案件に応募しましょう。案件はさまざまな媒体で探せるので、自分に合ったプラットフォームを見つけて応募できる求人を探してみてください。具体的な獲得方法は、後述の「広告運用の副業案件を獲得する方法」で解説しています。 ちなみに、案件に応募する際の注意点は以下の通りです。 仕事内容を確認する 単価を確認する 相手のHPや住所を確認する トラブルを未然に回避するためにも、求人概要や応募先の詳細を確認しておきましょう。 広告運用の副業案件を獲得する方法 副業案件を獲得する方法は、主に以下の3つです。 SNSの活用 知人や友人からの紹介 クラウドソーシングなどに登録する 自分に合った案件を見つけるには、活用できる方法を上手く組み合わせることが重要です。それぞれ順番に見ていきましょう。 SNSの活用 SNSの活用は、広告運用の副業案件を獲得するうえで有効な手段です。たとえば、X(旧Twitter)で「広告運用 募集」などで調べてみると、求人を募集している投稿がヒットすることがあります。気になる案件があれば積極的に応募してみてください。 SNSで案件を獲得する際は、日頃の発信がアピールポイントになります。普段からSNSで広告運用に関する知見や成果を定期的に発信しておくと、応募時に専門性をアピールできるでしょう。 知人や友人からの紹介 知人や友人から案件を紹介してもらうのも、副業初心者におすすめの方法です。信頼関係がすでに築かれているため、まったく知らない人よりも案件を任せやすいというメリットがあります。一度受注できれば、長期的な契約に繋がる可能性も高いでしょう。 まずは、自分が広告運用の副業を始めたことを友人や知人に伝えてみてください。直接の知人・友人以外にも、広告運用を必要としている人がいれば紹介してもらえるかもしれません。 クラウドソーシングなどに登録する クラウドソーシングやエージェントに登録して案件を獲得するのもおすすめです。たとえば、クラウドソーシングならクラウドワークスやLancers(ランサーズ)、エージェントならITプロパートナーズなどが挙げられます。 各プラットフォームは、多くの企業や個人が仕事を発注しており、未経験者向けの案件も見つかりやすいのが特徴です。特に「週2〜3日から稼働OK」や「短時間でも可能」といった柔軟な条件の案件が豊富に掲載されています。副業案件を見つけるのにぴったりでしょう。 広告運用の副業をするメリット 広告運用の副業には、以下のようにメリットがたくさんあります。 安定した収入を得やすい 在宅でできる案件が多い スキル向上につながる フリーランスへの足掛かりとなる ここでは、4つのメリットを具体的に解説します。 安定した収入を得やすい 広告運用の副業のメリットのひとつは、スキルを身につければ未経験からでも安定した収入を得やすいことです。広告運用は今後も需要が高まる仕事といわれているので、スキルや経験があれば継続案件をもらいやすくなると予想されます。 また、広告運用はさまざまなスキルが必要になるので、担当する業務範囲によって収入が変わってきます。たとえば単純な広告運用だけでなく、レポート作成や今後の方針や企画の提案ができれば単価もアップしていくでしょう。安定した収入を得たい人は、掛け合わせのスキルを身につけてみてください。 在宅でできる案件が多い 広告運用の副業は、インターネット環境があれば作業を進められるフルリモート案件が多いです。本業の仕事の合間や勤務終了後、土日のみの稼働など、自分の生活スタイルに合わせて副業しやすい点もメリットといえます。 「普段は本業で忙しい」という人も、隙間時間や帰宅後の時間などを有効活用して副業を始められるでしょう。 関連記事 在宅ワークの副業15選!未経験でもできる仕事と具体的な内容を紹介 スキル向上につながる 広告運用の副業は、分析スキルやレポーティングスキルなどさまざまなスキルが求められます。副業に挑戦することで、新しい技術やノウハウを吸収する機会を得られるでしょう。 副業で身につけたスキルは、本業の業務で応用できることも。そのため、スキルアップを目的として副業を始めるのも有効な手段といえます。広告運用に求められる具体的スキルは「広告運用の副業に必要な知識・スキルは?」で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。 フリーランスへの足掛かりとなる 広告運用の副業は、将来フリーランスとして独立を目指す人にとって最適なステップといえます。副業を通じて実績を積み重ねながら、独立後の案件獲得の基盤を築ける点が魅力です。 副業で安定した収入を確保してから独立すれば、経済面での不安を少し抑えられるでしょう。将来的にフリーランスになりたい人や起業を考えている人は、準備段階として副業で広告運用を始めてみてはいかがでしょうか。 広告運用の副業をするデメリット 広告運用の副業はメリットが多い一方で、リスクやデメリットもあります。ここでは、広告運用の副業をするデメリットを見ていきましょう。 成果が出るまでに時間がかかる傾向にある プレッシャーが大きい 成果が出るまでに時間がかかる傾向にある 広告運用の仕事が未経験の場合、成果が出るまでに多くの時間と労力が必要になります。必要な知識やスキルを身につける時間や、クライアントとコミュニケーションをとる時間など、仕事以外の部分でも時間や労力がかかる点は注意が必要です。 とはいえ、未経験で副業を始める際は基本的にどの副業でも成果を出すまでに時間がかかるものです。広告運用に限る話ではないので、副業を始めたいと思っている人は長期的な視点で挑戦してみましょう。 プレッシャーが大きい 広告運用は、基本的に事業の成長を目指すことが目的です。利益やデータなど目に見える結果が重要視されるので、「プレッシャーが大きい」と感じるかもしれません。精神的な負荷を減らすには、スキルを身につけて経験を積み重ねるのが近道だと考えられます。 経験を積めば積むほど、成果が出るまでの流れがイメージできたり、施策が数値に表れやすかったりと結果を出しやすくなるでしょう。スキルと経験を着実に積み上げ、自信を持つことが大切です。 広告運用の仕事をする際に注意したいこと 広告運用を副業で始める際の注意点は、以下の通りです。 会社の就業規則を確認しておく スケジュール管理を徹底する 一定の収入で確定申告が必要になる 本業との両立で欠かせないポイントなので、それぞれ理解したうえで副業を始めましょう。 会社の就業規則を確認しておく 広告運用の副業を始める前に、会社の就業規則を確認してください。企業によっては、副業そのものを禁止している場合や、事前に許可を取る必要がある場合があります。また、同業他社での副業や会社に不利益を与える可能性のある活動を禁じているケースも少なくありません。 就業規則を無視して副業を始めると、最悪の場合、減給や解雇といった厳しい処分を受ける可能性があります。処分を受けなかったとしても、周囲からの信頼が損なわれてしまうでしょう。副業をする際は、事前に会社のルールを確認し、必要に応じて許可を得ることが大切です。 スケジュール管理を徹底する 本業と並行して副業を行う場合、限られた時間でタスクを効率的にこなす必要があります。そのため、広告運用の副業を成功させるには、スケジュール管理の徹底が欠かせません。本業を始める前に、副業に充てられる時間をあらかじめ見積もっておくと安心です。 タスクの優先順位をつけ、作業内容を細分化して管理することで、効率的に業務を行えます。Googleカレンダーや時間管理アプリなどを活用し、締切を見える化する方法も有効です。 一定の収入で確定申告が必要になる 広告運用の副業で得た所得(収入から経費を引いた金額)が一定額を超えると、所得税の確定申告が必要になります。具体的には、給与所得以外の所得が20万円を超える場合、会社員でも確定申告を行わなければなりません*1。また、所得が20万円以下で所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が必要なケースもあります。 確定申告を怠り、税金が定められた期限までに納付されない場合は、加算税や延滞税などのペナルティが発生する*2ので覚えておきましょう。広告運用に限らず、副業を始める場合は収入や経費を正確に記録し、必要な手続きをスムーズに行える準備が大切です。 関連記事 確定申告をしないとどうなる?リスクやアルバイトで必要なケースも解説 広告運用の副業に必要な知識・スキルは? 広告運用に必要な知識・スキルは以下の通りです。 分析スキル 広告プラットフォームに関する知識 マーケティングの基礎知識 各広告媒体の運用方法に関する知識 クリエイティブ制作スキル レポーティングのスキル すべて身につけておけば、多方面で活躍できるでしょう。初心者の方は、身につけられるものから少しずつ習得してみてください。それぞれ詳しく解説します。 分析スキル 広告運用は広告を回すのに加え、そのあとの結果を分析するまでが一連の業務です。そのため、分析スキルの習得が欠かせません。 結果をもとに次の広告の回し方を決めるので、知識に加えて経験が豊富だとより良い分析結果を導けるでしょう。「データ分析の知識を深めたい」という人は、以下の記事を参考にしてみてください。 関連記事 目的別データ分析の手法15選!初心者向けに実践方法も紹介 広告プラットフォームに関する知識 広告運用をする際は、広告プラットフォームに関する知識も必ず習得しておきましょう。たとえば、InstagramとGoogleでは、利用している性別や年齢、利用される時間帯などが異なります。 SNS広告を扱うならSNSへの理解を深めるなど、案件で扱うプラットフォームの特徴や強み、弱みを理解しておくことも重要です。 マーケティングの基礎知識 広告運用には、マーケティングの知識も必須です。そもそもマーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みづくりのこと。つまり集客手段である広告運用は、マーケティング施策の一環なのです。 マーケティングスキルを身につけることで、広告だけでは解決できない問題が浮き彫りになったときに解決策を考案できるかもしれません。新たな提案ができれば、業務範囲が広がることもあります。マーケティングの勉強方法に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。 関連記事 マーケティングの勉強方法7選|初心者におすすめの方法とは? 各広告媒体の運用方法に関する知識 各広告媒体によって、運用方法やセオリーは異なります。そのため、案件で扱う媒体の運用方法は必須で身につけておきましょう。たとえば、TikTokは基本動画の広告しかあげられませんが、Instagramはバナー広告や動画広告、カルーセル広告などさまざまな形式の広告が出稿できます。 各プラットフォームによって出稿できる広告の種類も違えば、運用方法も異なるものです。そのため、特に自分が挑戦したい広告媒体については詳しく理解しておくことをおすすめします。 クリエイティブ制作スキル 広告運用の副業を始めたい人は、クリエイティブ制作スキルも身につけておくと役に立ちます。たとえば、以下のようなスキルを身につけておくと活かしやすいです。 Webデザイン グラフィックデザイン 写真・動画の撮影や編集 コピーライティング シナリオ作成 企画 クリエイティブの質が広告の結果につながるケースも珍しくありません。案件で扱う広告の種類に合わせて、必要なクリエイティブ制作スキルを身につけましょう。 関連記事 Webデザイン独学のロードマップ!基礎からなり方まで徹底解説! レポーティングのスキル レポーティングスキルも広告運用で欠かせないスキルのひとつです。特に数字での成果が求められる広告運用の副業では、現状を可視化するレポートの作成を定期的に行う機会が多くあります。分析した結果を上手くまとめる力や、多くの情報を整理して資料に落とし込む力が必要でしょう。 レポートに残すことで次の施策が決めやすくなるほか、依頼主への成果報告の際にも役立ちます。根拠をもって説明できるよう、ロジカルな思考も持っておくと説得力が増すのでおすすめです。 関連記事 プレゼンテーション資料の作り方のコツを紹介!デザインのポイントも解説 広告運用のスキル習得におすすめのスクール 前述したように、広告運用に必要なスキルは多岐にわたります。そのため、未経験から習得を目指す場合は、スクールの活用が効率的です。ここでは、広告運用のスキル習得におすすめのスクールを3つピックアップしました。 スクール名 料金(税込) 受講形式 学べるコンテンツ 学習サポート体制 案件支援 無料体験 1. SHElikes 入会金:162,800円 スタンダードプラン:16,280円 / 月額 レギュラープラン:352,000円 / 12ヶ月分一括 オンライン 全45以上の職種スキルが学び放題 ・デザイン関連コース ・ライティング関連コース ・マーケティング関連コース ・動画編集関連コース ・ビジネス関連コース ・プログラミング関連コース ・月1回のグループコーチング ・受講生同士が交流できるコミュニティに参加可能 ・プロによる課題の添削 ・キャリアカウンセリング(※) ・面接対策や履歴書作成のサポート(※) (※)レギュラープランの場合 ・お仕事に挑戦できる機会あり あり 2. デジプロ 副業コースの場合 ・通学およびオンライン集団:一括330,000円・分割13,750円/月 ・マンツーマン:一括385,000円・分割16,041円/月 ※分割は24回払いの場合(別途分割手数料が必要) ※別途、入会金33,000円が必要 以下より選択可能 ・オンラインマンツーマン指導 ・オンライン集団:最大5人 ・オフライン通学:最大5人 (渋谷、大阪、札幌、福岡にて実施) ・媒体知識 ・アカウントの設定方法 ・アクセス解析/分析 ・広告運用スキル ・ディレクション ・代理店とのコミュニケーション など ・2ヶ月間の実務研修 ・現役Webマーケターが受講をサポート ・チャットで質問し放題 ・動画コンテンツ視聴し放題 など 実務研修にてクライアント案件の広告担当者を経験できる 無料説明会あり 3. マケキャンby DMM.com 一括385,000円・分割13,750円/34,650月 ※分割は12回払いの場合(別途分割手数料が必要) ※別途、入会金33,000円が必要 オンライン ・マーケティング分析 ・SEO ・セールスライティング ・各種マーケティングツール ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・広告入稿方法 など ・現役プロマーケターによる個別指導 ・動画コンテンツの視聴 ・卒業生コミュニティの活用 ・セミナー開催 など 2万円分の案件獲得保証(条件あり) 無料カウンセリングあり それぞれ順番に見ていきましょう。 1. SHElikes SHElikes(シーライクス)は、全45以上の職種スキルが学べるオンラインキャリアスクールです。広告運用コースやマーケティング関連コースなど、広告運用の基礎から実務で使えるスキルを習得できます。そのほか、動画編集やデザイン、ライティングといったクリエイティブ制作スキルも学習可能です。広告運用に必要なスキルを複合的に学べます。 動画講義がメインなので、通勤や家事の合間などの隙間時間を活用して受講できることがポイント。受講生同士が関われる機会もあるため、挫折しにくい環境に身を置ける点も魅力です。 料金(税込) 入会金:162,800円 スタンダードプラン:16,280円 / 月額 レギュラープラン:352275,000円 / 12ヶ月分一括 受講形式 オンライン 学べるコンテンツ 全45以上の職種スキルが学び放題 ・デザイン関連コース ・ライティング関連コース ・マーケティング関連コース ・動画編集関連コース ・ビジネス関連コース ・プログラミング関連コース 学習サポート体制 ・月1回のグループコーチング ・受講生同士が交流できるコミュニティに参加可能 ・プロによる課題の添削 ・キャリアカウンセリング(※) ・面接対策や履歴書作成のサポート(※) (※)レギュラープランの場合 案件支援 お仕事に挑戦できる機会あり 無料体験 あり 2. デジプロ デジプロは、4ヶ月でWebマーケターになることを目的としたWebマーケティングスクールです。広告運用だけでなくレポーティングスキルや施策の立て方など、広告運用の必要な知識を幅広く学べます。始めの2ヶ月で必要な知識をインプットし、最後の2ヶ月でクライアントワークを経験するカリキュラムは、実践的で充実したものといえます。 副業で広告運用を始めたい人向けの副業コースもあり、学習目的に合わせてコースが選べるのも魅力のひとつ。基礎知識から応用力まで決まった期間でしっかりと学びたい人におすすめです。 料金(税込) 副業コースの場合 ・通学およびオンライン集団:一括330,000円・分割13,750円/月 ・マンツーマン:一括385,000円・分割16,041円/月 ※分割は24回払いの場合(別途分割手数料が必要) ※別途、入会金33,000円が必要 受講形式 以下より選択可能 ・オンラインマンツーマン指導 ・オンライン集団:最大5人 ・オフライン通学:最大5人 (渋谷、大阪、札幌、福岡にて実施) 学べるコンテンツ ・媒体知識 ・アカウントの設定方法 ・アクセス解析/分析 ・広告運用スキル ・ディレクション ・代理店とのコミュニケーション など 学習サポート体制 ・2ヶ月間の実務研修 ・現役Webマーケターが受講をサポート ・チャットで質問し放題 ・動画コンテンツ視聴し放題 など 案件支援 実務研修にてクライアント案件の広告担当者を経験できる 無料体験 無料説明会あり 3. マケキャンby DMM.com マケキャンbyDMM.comの副業コースは、未経験から副業を始めたい人向けのコースです。現役マーケターからマンツーマンで学べる環境なので、初めてでも安心して学習を進められるでしょう。また、条件付きで2万円分の副業案件保証があり、スクール内で実績が積めるのも魅力のひとつです。 学習コンテンツはWebマーケティングや広告運用など幅広く、資料作成やレポーティングも学べます。個別指導を受けたい方や副業に特化したスクールを探している人におすすめです。 料金(税込) 一括385,000円・分割34,650円/月 ※分割は12回払いの場合(別途分割手数料が必要) ※別途、入会金33,000円が必要 受講形式 オンライン 学べるコンテンツ ・マーケティング分析 ・SEO ・セールスライティング ・各種マーケティングツール ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・広告入稿方法 など 学習サポート体制 ・現役プロマーケターによる個別指導 ・動画コンテンツの視聴 ・卒業生コミュニティの活用 ・セミナー開催 など 案件支援 2万円分の案件獲得保証(条件あり) 無料体験 無料カウンセリングあり 未経験から広告運用のスキルを身につけて副業を始めよう! 広告運用の副業にはさまざまな種類があり、仕事内容も多岐に渡ります。すべて独学で身につけようとすると難しいことも多いので、できるだけ早く副業を始めたい人はスクールの活用がおすすめです。 たとえば、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)は、未経験から広告運用が学べる環境が整っています。デザインや動画編集などのクリエイティブスキルも合わせて学べるので、効率的に複数のスキルを習得したい人にぴったりでしょう。 未経験から広告運用を副業で始めたい方は、ぜひ一度無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。 関連記事 広告運用で重要なROASとは?計算方法や最大化のポイントも紹介 *1:国税庁「確定申告が必要な方」より *2:国税庁「延滞税について」より
【未経験者向け】広告運用の副業の始め方!仕事内容や注意点も解説!「広告運用の仕事は未経験でもできる?」「広告運用の副業の始め方を知りたい!」 上記のように考える人に向けて、この記事では広告運用の仕…

未経験からでも挑戦可能!SNSマーケターとしてフリーランス・副業で活躍しよう

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※出典
*1:PR Times|【市場動向調査】2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円により

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ライター Hibiki Tamura
営業職を2年ほど経験し、SEOライターとして活動を開始。2022年に独立。 これまでに営業支援ツールやITツールなどの分野に携わり、様々なジャンルの記事の執筆・ディレクションを行なっております。 また、現在は記事の執筆だけでなく、ディレクション業務や企業に対してSEO戦略支援設計など実施しています。
エディター wami
企業でプロジェクトマネージャーとして働きながら、副業ライターとして活動中|ECサイトディレクター⇒UXデザイナー⇒プロジェクトマネージャー|主にIT系・Webマーケティング系・転職系の記事を執筆

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