モーショングラフィックスを学びたいと考えているものの、「どのスクールを選べばいいのかわからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、モーショングラフィックスが学べる動画編集スクール・講座・専門学校14選を紹介します。選ぶ際のポイントも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

モーショングラフィックスとは
モーショングラフィックスとは、文字やイラスト、画像などの素材に動き(モーション)や音を加えて、視覚的に印象的な表現をつくる映像手法のことです。制作には主にAfter Effectsなどの動画編集ツールが使われます。
そして、このモーショングラフィックスを専門に制作するのが「モーショングラフィックスデザイナー」と呼ばれる職種です。動画の目的やコンセプトを踏まえ、どの素材をどのように動かすと効果的かを設計し、視聴者にとってわかりやすく魅力的な映像へと仕上げる役割を担っています。
モーショングラフィックスをスクールで学ぶメリット
モーショングラフィックスをスクールで学ぶメリットは、基礎から応用まで体系的に動画編集スキルを習得できることです。独学ではつまずきやすいAfter Effectsの操作やアニメーションの仕組みも、スムーズに身につけられるでしょう。スクールによっては課題制作を通して実践的なスキルを磨けたり、講師からの添削を受けられたりするのも大きなメリットです。
ちなみに、女性向けキャリアスクール・SHElikes(シーライクス)であれば、モーショングラフィックスを含む動画編集スキルを学べます。学習サポートも充実しているので、初心者でも挫折しにくいでしょう。
SHElikesについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

モーショングラフィックスが学べるおすすめ動画編集スクール・講座9選
モーショングラフィックスが学べるおすすめ動画編集スクール・講座を9つピックアップしました。
- SHElikes
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
- DMM WEBCAMP
- デジハリ・オンラインスクール
- Chapter Two
- デジハク
- むびるスクール
- Winスクール
- ヒューマンアカデミー
それぞれの特徴を紹介するので、スクール選びの参考にしてください。
1. SHElikes
SHElikesは、全50種以上の職種スキルを定額で学べる女性向けのキャリアスクールです。動画編集に関するコースも充実しており、Premiereの基本操作を学べる「動画編集コース」、動画の企画やアニメーション制作を学べる「モーショングラフィックコース」などがあります。
モーショングラフィックコースでは、After Effectsの使い方をはじめ、映像演出やアニメーションの基礎、モーショングラフィックス制作の実践方法まで、幅広く学習可能です。
| スクール名 | SHElikes |
| コース | モーショングラフィックコース |
| 料金(税込) | ・入会金:162,8000円 ・レギュラープラン:352,000円/年 ・スタンダードプラン:16,280円/月 |
SHElikesについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

2. デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、制作会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携して運営するWebクリエイタースクールです。
モーショングラフィックス関連の講座には、副業を始めたい人向けの「動画編集入門プラン」、アニメーション表現を集中的に学べる「After Effectsデザイン集中講座」、プロの動画クリエイターを目指す人向けの「動画ディレクター専攻」などがあります。
| スクール名 | デジタルハリウッドSTUDIO by LIG |
| コース | ・動画編集入門プラン ・After Effectsデザイン集中講座 ・動画ディレクター専攻 |
| 料金(税込) | ・動画編集入門プラン:151,800円 ・After Effectsデザイン集中講座:195,800円 ・動画ディレクター専攻:385,000円 |
3. DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、独自開発のカリキュラムと専属の講師によるサポートが魅力のスクールです。「動画クリエイターコース」では、インタビュー動画や企業のビデオパッケージ、アニメーション付きのオリジナル動画など、幅広いジャンルの制作に取り組みます。
受講中はもちろん、卒業後も実績が作れるまで講師が継続的にサポートしてくれるので、未経験でも安心して挑戦できるでしょう。
| スクール名 | DMM WEBCAMP |
| コース | 動画クリエイターコース |
| 料金(税込) | ・4週間:169,800円 ・8週間:224,800円 ・12週間:279,800円 ・16週間:334,800円 |
4. デジハリ・オンラインスクール
デジハリ・オンラインスクールは、未経験からでもスムーズに学べるよう、学習システムとサポート体制が整っているオンラインスクールです。「動画クリエイター講座」や「After Effects・Premiere講座」で、モーショングラフィックスに必要なスキルを学べます。
動画クリエイター講座では、動画編集スキルだけでなく、撮影技術、企画力、マーケティングまで幅広く習得できるのが特徴です。After Effects・Premiere講座では、両ツールの操作方法を基礎から学び、プロレベルの映像制作スキルの習得を目指せます。
| スクール名 | DMM WEBCAMP |
| コース | ・動画クリエイター講座 ・After Effects・Premiere講座 |
| 料金(税込) | ・動画クリエイター講座:295,680円 ・After Effects・Premiere講座:74,800円 |
5. Chapter Two
Chapter Twoの「動画クリエイターコース」は、After Effectsを中心とした動画編集スキルに加えて、営業力やマーケティング力など、仕事につながるスキルも学べるスクールです。
専属メンターによるマンツーマンサポートがあり、質問や添削は回数無制限。さらに、講師がクライアントとの打ち合わせに同席するなど、案件獲得に向けた実践的なサポートも充実しています。
| スクール名 | Chapter Two |
| コース | 動画クリエイターコース |
| 料金(税込) | 398,000円 |
6. デジハク
デジハクは、短期間で効率的に動画編集スキルを身につけられるよう、一人ひとりの状況に合わせた学習プランを作成し、柔軟なサポートを提供するオンラインスクールです。
現役フリーランスの講師によるオンライン面談や、個別チャットでの質問・相談、作品添削などを通じて、動画編集スキルを身につけることができます。After Effectsだけでなく、Adobe PremiereやPhotoshopを用いた編集スキルも習得可能です。
| スクール名 | デジハク |
| コース | ・MINIコース ・PROコース |
| 料金(税込) | ・MINIコース:148,000円 ・PROコース:298,000円 |
7. むびるスクール
むびるスクールは、未経験から3ヶ月でプロを目指せる動画編集スクールです。現役動画クリエイターによるマンツーマンサポートが受けられ、After Effectsを使ったワンランク上のスキルを習得できます。
また、カリキュラム修了後も商談への同席サポートや、無制限の質問・添削が可能です。動画制作サービス「むびる」の案件紹介も受けられるなど、卒業後も案件を獲得しやすい環境も整っています。
| スクール名 | DMM WEBCAMP |
| コース | After Effectsコース |
| 料金(税込) | ※要問い合わせ |
8. Winスクール
Winスクールは、未経験から動画編集や映像加工のスキルを学べるスクールです。教室でもオンラインでも受講でき、自分の目的に合わせて豊富なコースのなかから選べます。
「動画編集・映像デザイナーコース」では、「After Effects CC」に加えて、「Premiere Pro CC」や「YouTube動画制作実習」といったカリキュラムが用意されています。就職サポートも充実しているので、キャリアチェンジを叶えたい方におすすめです。
| スクール名 | Winスクール |
| コース | 動画編集・映像デザイナーコース |
| 料金(税込) | ・After Effects CC:165,000円 ・Premiere Pro CC:165,000円 ・YouTube動画制作実習:127,600円 |
9. ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、オンラインでも通学でも学べる資格取得・就転職向けのスクールです。学習スタイルは、オンラインスタイル、通学クラス担任スタイル、オンラインと通学を組み合わせたハイブリットスタイルの3つから選べます。
特に動画クリエイターコースでは、専任カウンセラーやプロ講師が入学前から就職後までサポートしてくれるのが魅力。就職・転職活動に必要なポートフォリオの作成も、現役クリエイターによる添削が受けられるので安心でしょう。
| スクール名 | ヒューマンアカデミー |
| コース | ・動画クリエイターコース ・動画クリエイター総合コース ・Web動画クリエイター総合コース |
| 料金(税込) | ・動画クリエイターコース:156,860円 ・動画クリエイター総合コース:184,360円 ・Web動画クリエイター総合コース:368,192円 |
モーショングラフィックスが学べるおすすめ専門学校5選
モーショングラフィックスが学べるおすすめ専門学校は、次の5つです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1. バンタンデザイン研究所
バンタンデザイン研究所は、現役のプロクリエイターから現場直結のスキルを学べるクリエイティブスクールです。映像分野では、目的に合わせて選べる実践的なコースを展開しています。
在学中から業界デビューや独立を目指したい人には「3年制 週4日 映像クリエイター専攻」、仕事や大学と両立して学びたい人には「2年制 週3日 映像クリエイター専攻」がおすすめ。ライフスタイルに合わせて、即戦力となる技術を習得できます。
| 専門学校名 | バンタンデザイン研究所 |
| コース | ・3年制 週4日 映像クリエイター専攻 ・2年制 週3日 映像クリエイター専攻 |
| 料金(税込) | ・入学金:100,000円 ・3年制 週4日 映像クリエイター専攻:1,410,000円/年 ・2年制 週3日 映像クリエイター専攻:1,410,000/年 |
2. 東京ビジュアルアーツ・アカデミー
東京ビジュアルアーツ・アカデミーは、2024年4月に校名を変更し、新たなスタートを切ったエンターテインメントの総合校です。なかでも「動画クリエイターコース」では、ショート動画からWebコンテンツ、MVまで、あらゆる映像制作のノウハウを網羅的に学べます。
企画・撮影・編集・発信までをワンストップで習得できる実習中心のカリキュラムが特徴。最新の機材と業界標準ソフトを使いこなし、即戦力として活躍できるスキルが身につきます。
| 専門学校名 | 東京ビジュアルアーツ |
| コース | 動画クリエイターコース |
| 料金(税込) | ・1年次:1,452,000円 ・2年次:1,422,000円 ※教科書・教材・研修費は別途必要 |
3. 日本工学院
日本工学院は、クリエイティブからスポーツまで、6カレッジ35学科・107分野を学べる総合専門学校です。動画制作を学ぶなら、クリエイターズカレッジ内の「放送芸術科 映像編集コース」がおすすめ。
映像制作を実践的に学びながら、プロとして活躍できる映像スタッフの育成を目指します。蒲田キャンパスと八王子キャンパスに設置されており、業界出身の教員が授業から就職活動まで丁寧にサポートしてくれるのも特徴です。
| 専門学校名 | 日本工学院専門学校 |
| コース | クリエイターズカレッジ 放送芸術科 映像編集コース |
| 料金(税込) | 卒業までの納入金合計:2,745,690円 |
4. 東京デザイナー・アカデミー
東京デザイナー・アカデミーは、将来の目標に合わせて学科を横断してカリキュラムを選べる、デザイナー・クリエイター育成の専門学校です。多彩な学科やコースが用意されていますが、動画編集を学びたい場合は「映像デザイン学科」が対象となります。
映像デザイン学科のモーショングラフィックス専攻では、After Effectsを使った2Dアニメーション制作や、3DCGソフトCinema4Dを使った3DCGアニメーション制作を学べます。これにより、幅広い表現技法に対応できるクリエイターを目指せるでしょう。
| 専門学校名 | 東京デザイナー・アカデミー |
| コース | 映像デザイン学科 |
| 料金(税込) | ・1年次納入金額合計:1,382,000円 ・2年次納入金額合計:1,394,000円 |
5. TECH.C.東京デザインテクノロジーセンター専門学校
TECH.C.東京デザインテクノロジーセンター専門学校は、産学連携授業などを通して、業界で即戦力として活躍できるスキルを実践的に学べる専門学校です。動画編集を学びたい場合は、「CGクリエイター専攻」が対象となります。
3年制のカリキュラムで、映像・デザイン・ゲーム・イラスト・Webなど、クリエイティブ業界で必要となる幅広いスキルを習得できます。SNS運用について学べる科目もあるので、クリエイターとして最先端の表現や仕事に挑戦できる力を身につけられるでしょう。
| 専門学校名 | TECH.C.東京デザインテクノロジーセンター専門学校 |
| コース | CG・映像分野 CGクリエイター専攻 |
| 料金(税込) | 学費総額:5,102,400円 |
モーショングラフィックスを学べる動画編集スクールを選ぶ際のポイント
モーショングラフィックスを学べる動画編集スクールを選ぶ際は、以下を確認しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
自身の目的とレベルに合ったカリキュラムか
動画編集スクールは、未経験から基礎を学べる講座や、プロレベルの技術を習得するコースなど、その種類は千差万別です。そのため、自分の「学ぶ目的」と「現在のスキル」に合致したカリキュラムかどうかを見極めることが重要になります。
すでに知識があるのに初心者向けを選んだり、逆に未経験でいきなり上級コースを選んだりすると、消化不良や物足りなさの原因になることも。ミスマッチを防ぎ、最短で成長するためにも、講座の難易度や到達目標を必ず確認しましょう。
希望するソフトの使用方法が学べるか
モーショングラフィックスを制作するには、After Effectsを中心とした専門ソフトのスキル習得が必要です。しかし、スクールによって扱うソフトは異なり、Adobe Premiere中心の講座や、DaVinci Resolveを扱う講座もあります。
そのため、自分が習得したいソフトを明確にしたうえで、そのソフトの使用方法を学べるか確認することが欠かせません。ちなみにAfter Effectsは専門性が高く、独学ではつまずきやすいため、初心者から習得したい場合は丁寧な指導を受けられるスクールを選ぶと良いでしょう。
プロのクリエイターが講師を務めているか
スクールを選ぶ際は、教える講師がプロのクリエイターかどうかを確認することもポイントです。現場で活躍しているクリエイターから学ぶことで、業界の最新トレンドや実務で求められるレベル感など、独学では得にくい知見を吸収できます。
また、プロの視点から作品にフィードバックをもらえれば、自分では気づけなかった改善点を理解できるというメリットも。講師の経歴や作品、担当実績が公開されているスクールを選ぶと安心です。
希望の受講スタイルで学べるか
動画編集スクールには、通学型・オンライン型・ハイブリッド型など、さまざまな受講スタイルがあります。講師から直接指導を受けたい方は、通学型のスクールがおすすめです。
一方で、忙しい社会人や子育て中の方は、好きな時間に学べるオンライン型が学びやすいでしょう。ちなみに、オンライン型でもライブ授業や録画受講など学習スタイルが異なります。自分のライフスタイルに合った形式であるかを確認し、無理なく続けられるスクールを選びましょう。
サポート体制は充実しているか
継続して学び、習得したスキルを活かすためには、サポート体制が充実しているスクールを選ぶことが重要です。学習中の質問対応や添削サポートはもちろん、モチベーション維持のためのコーチングや案件獲得サポート、転職支援があるスクールも増えています。
特に未経験からモーショングラフィックスに挑戦する場合、つまずいたときに相談できる環境があることは大きな安心感につながるでしょう。どのようなサポートがあるかを事前に確認し、安心して学べるスクールを選んでください。
自分に合ったスクールでモーショングラフィックスを学ぼう
モーショングラフィックスは、情報をわかりやすく伝え、視聴者の印象に残りやすい動画を制作するために有効な手法です。現在は多くのスクールや講座、専門学校があり、自分に合った方法でモーショングラフィックスのスキルを習得できます。
なかでも、「モーショングラフィックスを基礎から身につけたい」「掛け合わせられるスキルも習得したい」という方には、SHElikesがおすすめです。「モーショングラフィックスコース」ではAfter Effectsの基本操作やアニメーション制作が学べますし、SNS動画制作やマーケティング、デザインなど、掛け合わせて強みとなるスキルも身につけられます。
少しでも気になる方は、ぜひ無料体験レッスンに参加してみてください。







