やらないといけないことがあると分かっているのに、やる気が起こらず、つい後回しにしてしまうことはありませんか?あとで困るのは自分なのに、重い腰を上げられず、そんな自分にイライラしてしまうことも。
やるべきことを後回しにせず、すぐに行動するには少しの工夫と習慣化が効果的です。10分で!それでもダメなら10秒で!やる気スイッチをONにする3つの習慣をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
やる気が出ない原因をクリアにする
やる気が起きないときに、やる気が起きるまで待ってみたらやる気になった!なんてことはありませんよね。残念ながらやる気は待っていても来ないのです。
やるべきことがあると頭では分かっているのに、やる気にならないのはなぜなのでしょう。もし、やろうとしている目標が高すぎたり、タスクが大きすぎたりすると、それに圧倒されてやる気を失ってしまうかもしれません。
目標のハードルを少し下げたり、タスクはできるだけ小さく分けたりしてみましょう。やる気が出ない原因をクリアにすることが大切です。
やる気が出ない原因をクリアにしたら、あとは行動するのみ。最初に小さな行動を起こし、気分が乗ってきた結果、やる気が出るのです。行動するとやる気が出るということは科学的に解明されているそうです。
神経伝達物質であるドーパミンが分泌されると、やる気が満ちてきて積極的に行動できるようになります。ドーパミンを分泌させるには、行動を起こすことが必要です。あれこれ考えず、とにかく行動を起こすことがやる気スイッチをONにするいちばんの近道なのです。
参考:東洋経済ONLINE 「意志の力は不要!「すぐやる人」になるコツ2つ」
参考:キナリノ 「やる気が出ない」を解消する!休み明けのモチベーションを高める方法
やる気スイッチをONにする3つの習慣
やる気が出ない原因をクリアにし、やる気を出すためには行動を起こすことが大切です。そもそもやる気が出ない状態で行動を起こすのは簡単ではありませんよね。
やる気スイッチをONにする3つの習慣をご紹介します。
1.紙に書き出す
やらなければならないこと、これからやろうと思っていることを紙に書き出し、TO DOリストを作ってみましょう。紙とペンで書くのがおすすめです。スマホのメモ帳やパソコンのキーボード、タブレットといった便利なアイテムもありますが、メールなどで気が散ってしまうかもしれないので、手書きしましょう。
書き方に決まりはなく、自分なりに整理できれば箇条書きでもOKです。勉強なら科目、単元などを、締め切りや期限も具体的に書きましょう。
やるべきことが文字によって一目ではっきり分かり、モヤモヤしていた頭がスッキリします。やるべきことの優先順位を決めやすくなり、少しやってみようという気持ちになるかもしれません。
TODOをクリアできたら自分に小さなご褒美をあげましょう。コンビニスイーツやちょっと高い入浴剤などささいなものでも嬉しくなりますよね。「やる気のなかった自分がこれだけ頑張れた」という達成感からまた次へと動き出せるかもしれません。
2.とりあえず10分だけやってみる
やるべきことがあるけれど、やる気が起きないときに効果的なのは「とりあえず10分だけ」やってみることです。
たとえば、やらないといけない仕事があるときは、とりあえず10分だけデスク周りの掃除をするのがおすすめです。たとえ10分でもやる気を引き起こすきっかけになります。
デスクや作業をする場所は集中しやすいように、きちんと整頓しておきたいですよね。視覚的にほかの情報に触れると、あれもこれも、と目の前のこと以外を考えてしまいます。今やるべき仕事や作業に関するものだけをデスクに広げましょう。
やるべき勉強があるときも同じように、とりあえず10分だけはじめることがおすすめです。やるべきことを全部こなそうと意気込んでも、たいてい続きませんよね。とりあえず10分だけ、は私が最近身につけた勉強の方法です。
私はSHElikesに入会し、ライティングの勉強をしています。SHElikesはPCひとつで働けるスキルを幅広く学べる女性向けのオンラインスクール。WEB デザインやライティングなど全45以上の職種のスキルが定額で学び放題です。
授業はどこでも好きなときに動画で受講でき、レッスン・セクション単位に分かれているので、隙間時間を使って学習を進めることができます。仕事や家事に疲れてやる気が出ないときでも、隙間時間の10分だけ勉強する習慣を身につけると、気分が乗って気づけば30分頑張れていた日もあります。
たとえ10分だけでも継続できると、習慣になって達成感と自信がつき、次の学習へのやる気につながります。私はSHElikesの学習を初めて3ヶ月が経ち、ライティングだけでなく、動画編集の勉強もはじめたいと思っています。
たかが10分!されど10分!とりあえず、10分だけはじめてみませんか?
3.それでもダメなら10秒で!
どんなに自分を奮い立たせようとしても、気が乗らないときはあります。10分だけやってみる、がダメなら、10秒だけやってみるのはいかがでしょうか。頭を使わず簡単にできる作業がおすすめです。
たとえば、部屋の片付けのやる気が起きないときは、まず目の前の机の上のDMやお菓子の包装紙など明らかなゴミを捨てましょう。10秒ほどです。一ヶ所だけでもスッキリすると、気持ちが軽くなりますよね。
とりあえず10秒で一枚のフローリングワイパーをバーにセットしてみましょう。そのまま床を拭きたくなりませんか?リビングの一ヶ所だけを拭きはじめたら、リビング全体を拭き終えていた、という流れを作り出すきっかけになるかもしれません。
「夕食を作らないと……」とプレッシャーに思うときは、とりあえず10秒でキッチンへ移動してみましょう。キッチンに行けば冷蔵庫を開けるかもしれません。
シンクに溜めてしまった食器にうんざりしたときは、とりあえず10秒でコップをひとつだけ洗ってみましょう。一度取りかかるとやる気スイッチが入って、他の食器も片付ける気持ちになるかもしれません。
さあ、10秒でなにをはじめましょうか?
「とりあえず」がキーワード!
やる気を出すために大切なのは、やる気が起きない原因をクリアにすることです。やるべきことのハードルを下げたり、タスクを分けて減らしたりすることで、取り組みやすくなりますよね。
1.とりあえず、紙に書き出す習慣。
TODOリストでやるべきことが可視化され、モヤモヤした気持ちがスッキリして、やるべきことの優先順位が決めやすくなる方法です。
2.とりあえず、10分だけやってみる習慣。
やるべき仕事や勉強に取りかかるときにおすすめの方法です。
3.とりあえず、10秒だけやってみる習慣。
どうしてもやる気が起きないときの最終手段です。頭を使わず簡単にできるおすすめの方法です。
やる気スイッチをONにする3つの習慣をご紹介しました。やる気は待っていても来てくれないので、自分から取りに行きましょう。あれこれ考えずに「とりあえず」はじめてみませんか?
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 もりねねさん)
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