ネガティブをポジティブへ!落ち込んだ時の回復術4ステップ

ネガティブをポジティブへ!落ち込んだ時の回復術4ステップ

「部署全員参加の会議で、何気なく発言したことが上司の逆鱗に触れた」

「長年付き合っていた人から海外留学後、会いもせずに別れを告げられた」

「子どものために頑張って作った食事が投げられて宙を舞った」

どれも私が、冷や汗をかくほど落ち込んだ事例です。

みなさんは落ち込んだ時、どのように自分を労わってあげていますか。

私は未就学児を子育て中のため、仕事・プライベートともに、自分の努力が報われないことがしばしばあります。

それでも自分の感情に折り合いをつけて前に進んでいます。

本記事では、私が実践してきた「落ち込んだ時の回復術」をご紹介します。

ステップ1:感情を素直に受け止める

ステップ1:感情を素直に受け止める

「悲しい」「つらい」「悔しい」といった気持ちは、一見ネガティブで、目を背けたい感情かもしれません。

ただ、出来事を自分なりに解釈し、感情を豊かに表現できることは、とても人間らしいことです。

実際に、2024年現在、AIは「人の気持ちを汲み取ること」が苦手です。

(※参考:Vieureka株式会社 AIにも苦手なことがある?AIの得意分野・不得意分野とは? 2023年7月7日更新)

そのため、「感情を素直に受け止める」ことは尊いこととして、次々に生まれる感情としっかり向き合います。

1人になれる状況をつくって、泣いたり、大声を出して怒ってみたり、地団駄を踏んでみたり。

落ち込みは時間が解決してくれることも多いので、しばらくすると冷静になってきます。

ステップ2:リフレッシュできる儀式を取り入れる

とことん落ち込んだ後は、リフレッシュのための時間を持ちます。

私はお金と時間をかけなくても、自分が楽しい、嬉しい、幸せと感じる「プレジャーリスト」をしたためており、気分に合わせて選んでいます。

ステップ2:リフレッシュできる儀式を取り入れる

筆者のプレジャーリストの一例

リフレッシュの儀式では落ち込んだ出来事を忘れ、一時的なストレスの解消につながります。

ただ、一時の気分転換にはなっても根本的な解決ができていないと、また同じ過ちを繰り返してしまう可能性があることを忘れてはなりません。

ステップ3:落ち込んだ出来事を人に話し、客観視してみる

「悲しい」「つらい」「悔しい」といったピークの気持ちがやわらいだら、その出来事から得られたことを学びや成長につなげることが大切です。

ここではぜひ「人の力」を借りてみてください。

具体的には、
・家族や友人などの心から信頼できる人に話してみる
・カウンセラーやコーチに話してみる
などです。

自分の身近な人に話すことは共感を得られる一方で、ネガティブな気持ちを押し付けてしまわないか、気を遣うこともあるでしょう。

そんな時は、カウンセリングやコーチングなど、その道のプロに頼ることをおすすめします。自分の気持ちをマイナスからゼロにしたい時はカウンセリング、ゼロからプラスにしたい時はコーチングが適しています。

話すことで自分の気持ちが整理され、思ってもみなかった気付きが得られることがあります。

ステップ4.落ち込んだ出来事と解釈・思いを書き残し、次に活かす

人と話した後は、忘れないうちに落ち込んだ出来事と、その解釈・思いをセットで紙に書き残しておきます。

山田智恵さんが発案した『ミーニング・ノート®』では、痛みがある出来事を「スパイシーチャンス」ととらえ、人生の軌道修正をしたり、逆転のきっかけになったりすると提唱されています。

(※参考:THE MEANING NOTE CONCEPT

日ごろから、自分に起こる出来事は「いずれポジティブになる」と捉えると気持ちが楽になるでしょう。

具体的に、私の冒頭の落ち込み事例について、出来事と解釈・思いをそれぞれ書き出してみました。

部署全員参加の会議で、何気なく発言したことが上司の逆鱗に触れた

出来事:自分では謙遜をして言ったつもりだった「地味な仕事」という言葉が、自分の仕事を誇りに思う上司の気に障った。上司からはむしろ我々がいなければ会社の事業が始まらないと伝えられた。

思い:何の意識もなく、周りのモチベーションを下げる言葉を言ってしまって恥ずかしい。仕事の目的意識が足りなかったので、ひとつひとつの仕事は何のためにやっているのかを確認しながらやろう。

長年付き合っていた人から海外留学後、会いもせずに別れを告げられた

出来事:4年ほど付き合っていた彼氏から、海外留学後も現地に滞在して頑張りたいと伝えられた。これまで時差がある中、メッセージやテレビ電話でやりとりをしていたが、最後はメッセージのみの短文だった。

思い:留学前、必ず帰ってくると約束していたのに気持ちをつなぎ留められなかったことが悔しい。ただ、彼の挑戦心は認めたい。その挑戦心に負けないよう、自分も挑戦をし続け、何かしらのかたちで会えることがあればお互い頑張っているねと言える関係性になりたい。

子どものために頑張って作った食事が投げられて宙を舞った

出来事:2歳の次女に、野菜をゆでたり、鶏肉を揚げたりして手間ひまをかけて食事を作ったものの、「これじゃない」と投げられた。

思い:自分の空腹をさしおいて作ったのにやるせない。悲しい。ただ子どもも「まだ遊びたかった」「お気に入りの服でなかった」など、食事以外の不機嫌ポイントがあったはず。次の食事では不機嫌ポイントをすべて解決してから席についてもらおう。

落ち込んだ後は、学びを活かし、失敗を繰り返さないこと

ここまで落ち込んだ時の回復術4ステップをご紹介してきました。

ご自身の生活に取り入れられそうでしょうか?

とはいえ、なかなか自分に自信が持てず、回復までに時間がかかるという方もいらっしゃるかと思います。

私自身も「私なんて…」と毎日つぶやいていた1人で、このまま、仕事もプライベートもすべて中途半端なままなんだろうと落ち込み続けていました。

そんな中で出会ったのが女性向けのキャリアスクールSHElikes(シーライクス)。デザインやライティング、動画編集など40以上のスキルが学べるほか、同じ興味を持つ仲間とのコミュニティを通じ、励ましあいながら学べるオンライン完結型のスクールです。

また月1回は最大3名のシーメイト(SHElikes受講生)さんと一緒に、前月の振り返りと次月の目標設定を行うグループコーチングの機会があります。

これはステップ3でご紹介した、人と話して自分を客観視するのに良い場です。

私は入会から約半年、SHlikesで学ぶ中でできること・知っていることが増え、シーメイトさんやコーチと関わる中で「落ち込んでも、次にどうするかを考える」というポジティブなマインドに変わりました。

人生は七転び八起きとも言うように、落ち込んだ後は楽しい出来事が待っていることも多いものです。ネガティブをポジティブにアップデートし、一緒に前に進んでいきましょう。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 マナカさん)

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