【無料あり】ブラウザで利用できる動画編集サイト5選!ツールの選び方も紹介

【無料あり】ブラウザで利用できる動画編集サイト5選!ツールの選び方も紹介

動画の編集はソフトを利用することが一般的ですが、近年ではブラウザで編集作業を進める方もしばしば見られます。Web上の編集ツールを利用すればコストをかけずに簡単な動画を作成できるため、動画編集に興味のある方にもおすすめといえるでしょう。

そこで今回は、ブラウザで利用できる動画編集サイトの紹介や選び方などについて解説します。ブラウザツールを利用するメリット・デメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【無料あり】ブラウザで利用できる動画編集サイト5選

それでは、ブラウザで利用できる動画編集サイトの特徴を紹介します。各ツールの特徴を解説するので、自分にあったWebサイトを活用してください。

今回は上記の5つについて解説します。

1.Adobe Express

Adobe Expressは、動画編集や画像編集ができるデザインツールです。クリエイティブソフトを販売している「Adobe社」から提供されているブラウザツールであり、Web上でも高品質な作品を作れることが特徴です。

動画編集用のテンプレートも充実しているので、編集の経験が浅い方でも魅力的な映像を制作できるでしょう。PhotoshopやIllustratorのファイルも利用できるため、Adobeソフトに慣れている方はAdobe Expressをお試しください。

参考:AdobeExpress

2.Media.io

Media.ioは、高品質な動画編集機能が利用できるWebサイトです。画像編集や音声編集にも対応しているため、あらゆるクリエイティブを一つのツールで完結させられるでしょう。直感的に操作できるので、効率的に作品を作ることが可能です。

有料プランに契約すれば高品質なAI機能を利用できることも魅力といえます。新機能も続々と追加されるので、流行の機能を活用して動画編集をしたい方は、Media.ioを利用するとよいでしょう。

参考:Media.io

3.Canva

Canvaは基本的な機能を無料で使えるデザインツールです。画像やスタンプなどの素材も利用できるため、編集素材を探す手間も削減できるでしょう。さまざまなジャンルのテンプレートが充実しているので、動画編集の経験がない方でもおしゃれな作品を作れることが期待できます。

有料プランに登録すればAI機能を活用した背景の切り抜きや画像の追加などを行うことが可能です。デザイン性に優れた動画を作りたい方にはCanvaをおすすめします。

参考:Canva

4.CapCut

スマホの動画編集アプリとして人気のCapCutには、ブラウザ版の動画編集も用意されています。基本的な機能は無料で利用できるため、コストを抑えて高品質な動画を作りたい方には適切なツールといえるでしょう。

マスクやスピードランプなどの機能にも対応しているため、本格的な作品を作りたい方におすすめできるツールと考えられます。ただしCapCutは商用利用ができないので、収益目的の動画を作る際は別の編集サイトを利用してください。

参考:CapCut

5.YouTube Studio

YouTube Studioは、「YouTube」に投稿する動画を編集できるクリエイター向けの機能です。動画のトリミングやぼかし、音声編集などの機能が利用できます。本格的な動画編集機能は搭載されていませんが、手軽な編集であればYouTube Studioで完結するでしょう。

ただしYouTube Studioは「YouTube」専用の動画編集機能なので、別のメディアに投稿する動画を作る際は他のツールを利用しましょう。

参考:YouTube Studio

ブラウザの動画編集サイトで動画を編集する方法

ブラウザの動画編集サイトについては理解したものの、「動画ってどうやって編集したらいいんだろう…?」と考える方がいるかもしれません。使用するツールによって動画の編集方法は異なりますが、慣れていない方は下記の手順を意識してみてください。

  1. 完成イメージを作成する
  2. 必要な素材を集める
  3. 動画の不要な箇所をカットする
  4. エフェクト・トランジションを加える
  5. BGM・SEをつける
  6. 動画を保存する

ただし作りたい作品によっては動画を編集する手順は前後する可能性があります。したがって上記の順番は一つの参考にしてください。

使用するブラウザ動画編集サイトの選び方

ここからは、使用するブラウザ動画編集サイトの選び方を見ていきましょう。具体的には下記の通りです。

順番に解説します。

料金・機能

本記事で紹介した動画編集サイトは、基本的には無料で使用できます。しかし使用するツールによっては利用できる機能や別途料金が発生する可能性があります。

例えば「Media.io」や「Canva」は、使用する素材や機能によって月額性の有料プランに契約する必要があります。一方で「CapCut」や「YouTube Studio」などは無料で利用できますが、商用利用ができなかったり、使用できる機能が少なかったりします。

そのためブラウザツールで動画を作成する場合は、発生するコストと機能を確認したうえで自分にあったツールを選びましょう。

操作性

動画編集サイトの操作性も大切な要素です。というのもブラウザでの動画編集は、Webサイトによって操作方法が異なります。例えば「Canva」や「YouTube Studio」は、一般的な動画編集ソフトと使い方に違いが存在します。したがってソフトでの編集に慣れている方は使いにくいと感じるかもしれません。

またツールによっては英語表記が多くなる可能性もあるのです。したがって編集作業をスムーズに進めるには、自分にとって操作しやすいWebサイトを選ぶことが大切です。

サイトの通信速度

Webサイトが重たい場合、映像にラグが生じたり、細かい編集ができなかったりする可能性があります。広告表示などが多いWebサイトはサイトの読み込み速度が遅い傾向があります。そのため効率的に動画編集をしたい方は、サクサク利用できるWebサイトを利用しましょう。

もし動画編集サイトの読み込み速度などを計測したい場合は、「PageSpeed Insight」などのスコアを参考にしてください。

ブラウザの動画編集サイトを利用するメリット

ブラウザの動画編集サイトの概要は理解できたものの、「ブラウザ版ってどんなメリットがあるんだろう…?」と気になる方もいるかもしれません。人によっても異なりますが、動画編集サイトの利用には「ソフトのインストールが不要」「スマホでも使用できる」の2点においてメリットが存在します。順番に見ていきましょう。

ソフトのインストールが不要

ブラウザでの動画編集はソフトのインストールが不要のため、パソコンの容量を使用せずに動画を作成することが可能です。動画編集ソフトの多くはスペックの高いパソコンが必要になります。

つまりブラウザの動画編集サイトを活用すれば、ゲーミングPCのような機材を用意しなくても高品質な映像を作れるでしょう。ただし作成した動画の保存には一定の容量が必要なので注意してください。

スマホでも使用できる

使用するツールによっては、スマホで動画を編集できることも動画編集サイトの魅力です。そのため、通勤などのちょっとした隙間時間を活用して動画を作成できるでしょう。

ただし使用するWebサイトによってはスマホに対応していない可能性があるため、細かい編集には不向きかもしれません。そのため一定の品質以上の動画をスマホで作りたい方は、動画編集アプリの利用も検討してみてください。

ブラウザ動画編集サイトのデメリット

さまざまなメリットがある一方で、ブラウザの動画編集サイトには下記のデメリットも存在します。

上記の項目を意識したうえで、動画編集サイトを活用しましょう。

使用できる機能が少ない

使用する動画編集サイトによっても異なりますが、ソフトやアプリに比べるとブラウザの動画編集ツールは使用できる機能が少ない傾向があります。カットやエフェクト、トランジションなど一般的な機能は利用できます。

しかしマスクやスピードランプ、クロマキー合成などの高機能は使用できないかもしれません。したがってWeb上での動画編集は、簡単な作品の制作に向いていると考えられます。

仕事や副業には不向き

動画編集を行っている企業への就職や、動画編集の副業に興味のある方には、ソフトの利用をおすすめします。理由はブラウザツールは使用できる機能が少ないうえ、ファイルの共有に対応していないからです。

動画編集や映像制作の現場では作成したコンテンツだけではなく、編集ファイルを共有することもしばしば見られます。ファイル共有ができないとチームでの作業が難しくなることもデメリットの一つです。そのため動画編集を生業にしたいと考える方は、動画編集ソフトの使い方を勉強するとよいでしょう。

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ネット環境に依存する

ブラウザでの動画編集には、ネット環境に依存するデメリットが存在します。そのため、Wi-Fi環境などが整っていない場所では作業ができません。

また作業中に通信トラブルが発生した場合、編集データが適切に保存されない可能性もあります。したがって動画編集サイトで映像を作成する際は、通信環境に注意することが大切です。

動画編集のスキルを身につけるならSHElikes(シーライクス)がおすすめ

SHElikes(シーライクス)とは45種類以上のスキルが学び放題のオンラインスクールのことです。動画編集の基礎から実践的なノウハウを学習できるコースもあり、動画編集の副業を始めたい方にもおすすめです。

デザインやライティングなどの技術も勉強できるので、幅広いジャンルで活躍できるクリエイターにもなれるでしょう。受講者同士がつながれる「コミュニティ」としても活用できるスクールなので、自分と同じ目標をもった仲間と出会える可能性もあります。

下記の記事では、SHElikesを受講して未経験から動画編集者になった方のインタビューを紹介しています。SHElikesのコースに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

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ブラウザの動画編集サイトで自分だけの作品を作ってみよう!

ブラウザ版の動画編集サイトを活用すればソフトやアプリをインストールする手間が必要なく、手軽に編集を行えます。ただしネット環境に依存したり、ツールによって使用できる機能が異なったりするので、情報を確認してから使うWebサイトを選びましょう。

動画編集のスキルを勉強して副業などに挑戦したい方には、SHElikesの受講をおすすめします。現場で利用するノウハウを学習できるので、短期間で動画クリエイターになれるかもしれません。SHElikesに興味のある方は、ぜひ無料体験レッスンにお越しください。

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ABOUT ME
ライター KeitoKurisu
埼玉県の美容学校を卒業後、銀座の美容室での経験を経て、雑誌・広告業界のヘアメイクとして活動。その後、SEOメディア事業や映像制作会社を立ち上げ、脚本とディレクター業務を行う。現在は、アート作品の個展を行いながら、フリーライターとして活動中。
エディター Kakuhata Kyosuke
同志社大学 生命医科学部医情報学科卒。在学中、基礎科学や生体情報の取得・制御、プログラミングについて学ぶ。大学院進学後Pythonデータ解析や生体化学を学んだあとライター業を開始。現在はフリーランスとして活動し、キャリア領域のメディアを中心にSEO記事を編集・執筆している。

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