「資格を取得すると転職に有利に働く」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。資格は一定のスキルや能力があることを証明できるとともに、市場価値を高めるポイントにもなるため、企業からの信頼獲得につながります。
しかし、ひと言で資格といってもたくさんの種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、資格を取得するメリットや転職に有利な資格を業種別に紹介します。これから転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
転職で資格を取得するメリット
資格はスキルや能力の証明となるため、取得しておくと転職活動の際に強みとしてアピールできます。転職で資格を取得するメリットは以下の通りです。
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。
応募できる求人が増える可能性がある
求人のなかには、特定の資格を保有していることを必須条件として候補者を募集するものがあります。たとえば、不動産会社であれば「宅地建物取引士」、医療系であれば「医療系国家資格」というように、業務自体に資格の保有を必須としている場合です。
一方で、応募職種に必要不可欠ではないものの、保有していると有利に働く「歓迎資格」が記載された求人案件もあります。たとえば、IT系であれば「PMP」、金融系であれば「ファイナンシャルプランナー(FP)」などの資格です。希望する業種や職種に活かせる資格を先立って取得することで、応募可能な求人が増え、選択肢が広がるでしょう。
年収アップにつながる可能性がある
資格を保有すると、年収アップが見込める可能性もあります。たとえば、資格保持者には「資格手当」を支給する企業があったり、希少な資格であれば専門性や権威性をアピールすることで条件交渉を進められたりするためです。
また、これまでのキャリアやスキルを活かした資格を取得すれば、より専門性を磨くことができます。転職先で年収アップを望む場合、キャリアに活きる資格を取得し、自分の市場価値を高めておくことが大切です。
スキルを客観的に証明できる
資格はスキルや知識を客観的に証明する手段として活用できます。特に未経験職種への転職や実務経験が浅い分野に挑戦する際は、資格を持っていることが「基本的なスキルや知識がある」という判断材料になります。
たとえば、ITパスポートや簿記などの資格を取得している場合、業界未経験でも基礎を理解しているとアピールできるでしょう。資格は履歴書にも記載できることから、転職活動において有利に働く可能性があるのです。

転職に役立つ資格の選び方の4つのポイント
転職に役立つ資格を選ぶ際は、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。
ここからは、上記のポイントについて詳しく解説します。
自分の欲しいスキルや興味に合っているか
まずは、これまでのスキルや興味を考慮し、キャリアに活かせそうな資格を選ぶことが大切です。転職やキャリアアップのための資格取得だとしても、スキルに見合っていなかったりそもそも興味がなかったりすると、資格勉強が苦痛に感じてしまう可能性があります。
また、資格を武器に転職活動をして採用された場合でも、興味がなければその先仕事を続けていくことは難しいでしょう。努力して取得した資格を転職先でも活かせるよう、今あるスキルや興味にマッチした資格を選ぶようにしてください。

転職したい業界で需要があるか
資格を取得する際には、転職する業界や職種で需要のある資格を調べるようにしましょう。転職のために資格を取得しても、関わる業界や職種に関係するものでなければ、仕事で活かしづらくなってしまいます。
転職先の需要を調べる際には、以下のポイントを参考にしてください。
- 求人要項に記載されている必須資格や歓迎資格を調べる
- 転職先のサイト内容や口コミを参考にする
- 業界や職種の詳しい仕事内容を調べる
仕事に活きる資格を取得するのであれば、入社したい企業や業界の細かなリサーチは不可欠です。「貴社のサイトにあった〇〇を見て、資格の勉強をしました」などと取得した根拠を伝えられれば、意欲のアピールにもなるでしょう。

資格取得にかかる時間と費用は妥当か
資格を選ぶ際は、取得までにかかる時間や費用のバランスが自分の状況に合っているか確認しましょう。たとえば、難易度が高く学習時間が多く必要な資格は、仕事や家庭との両立が難しくなる場合もあります。
さらに、受験料やテキスト代、スクール費用などのコストも見落とせません。転職に活かせる資格であっても、投資に見合うリターンが期待できるかを考えたうえで選ぶことが、無理なく学び続けるためのポイントです。
教育訓練給付制度の対象か
資格取得のコストを抑える手段として、教育訓練給付制度の対象かどうかも確認しておきましょう。教育訓練給付制度とは、厚生労働省が指定した講座を受講し、条件を満たせば費用の一部が支給される制度です。
たとえば、一定の雇用保険加入期間があれば、最大で受講費用の70%が戻ってくる*1ケースもあります。特に、難易度の高い国家資格や専門スキル系の講座は対象になることが多いため、活用すれば経済的な負担を軽減しながら学習を進めることができるでしょう。
【業種別】転職に有利なおすすめ資格
ここからは、転職に有利に働くおすすめ資格を業種別に紹介します。勉強時間をなかなか取れない人でも気軽に挑戦できるものや独学で取得を目指せるものもピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。


金融業
資金の供給者と需要者間での資金取引を媒介するのが金融業の仕事です。金融業に属する業種には以下のようなものがあります。
- 銀行
- 証券会社
- 保険会社
- 信販会社
- クレジットカード会社不動産金融
- 政府系金融機関
- リース会社
- アセットマネジメント
具体的な職種としては、営業やバックオフィスなどがあります。金融業のどの職種に転職したいかに合わせて、資格を選ぶことが大切です。
ファイナンシャルプランナー(FP)
主催団体 | 一般社団法人金融財政事情研究会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級:学科:8,900円 実技:28,000円 |
合格基準 | 1級 学科:120点以上(200点満点) 実技:120点以上(200点満点) 2級 学科:36点以上(60点満点) 実技:30点以上(50点満点) 3級 学科:36点以上(60点満点) 実技:30点以上(50点満点) |
公式サイトURL | https://www.kinzai.or.jp/fp |
ファイナンシャルプランナー(FP)は、ライフプラン設計や資産運用、保険・税金・不動産・年金といった「お金」に関する幅広い知識をもとに、個人や企業に対して最適なアドバイスを行う専門家だと証明できる資格です。
FPが転職活動に有利な理由は、複数の業界で汎用性が高く、かつ専門性を証明できる点にあります。金融・不動産・保険・会計事務所など、多くの業種でニーズがあるため、業界をまたいで転職の選択肢が広がるのです。また、FP資格を保有していることで「顧客のお金に関する課題をトータルに解決できる力がある」と評価され、営業やコンサル職では特に信頼度が高まります。
そのため、30代でキャリアチェンジを考えている方や、将来的に食いっぱぐれないスキルを身につけたい方におすすめの資格です。
証券外務員二種
主催団体 | 日本証券業協会 |
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受験方法 | CBT方式 |
受験料 | 12,169円 |
合格基準 | 正答率70%以上 |
公式サイトURL | https://www.jsda.or.jp/gaimuin/shiken.html |
証券外務員二種は、証券会社などで金融商品(株式・投資信託・債券など)を顧客に提案・販売するために必要な資格です。証券業界で働くには証券外務員二種の取得が必要で、入社後の早い段階で取得を求められることもあります。特に証券会社、銀行、保険会社、資産運用会社などの中途採用者は即戦力として期待されるので、求人に「資格保有者は歓迎」と明記されているケースも少なくありません。
以上の理由から、証券外務員二種は今後金融業界に挑戦したい30代の方や、キャリアチェンジで専門性をアピールしたい方におすすめです。比較的短期間で取得でき、難易度もそこまで高くないため、働きながらでも目指しやすいでしょう。
簿記2級
主催団体 | 日本商工会議所 |
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受験方法 | ネット試験もしくは会場にて受験 |
受験料 | 5,500円+事務手数料550円 ※事務手数料はインターネットで申し込む場合に適用 |
合格基準 | 70点以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping |
簿記2級は、商業簿記に加えて工業簿記の知識が身につく資格で、企業の経理・財務に関するスキルがあることを証明できます。簿記2級を取得すると、主に金融業や経理・会計職で重宝され、業務の即戦力として評価される可能性があります。
また転職活動において、経理職未経験でも「簿記2級を取得済み」という実績があれば、ポテンシャル採用されることも。経理・財務・会計職にキャリアチェンジしたい方や、バックオフィス業務に携わりたい方におすすめの資格です。
不動産業
不動産業は、その名の通り土地や建物などの不動産に関わる業務全般を指します。不動産業に分類される主な業種は以下の通りです。
- 不動産開発(分譲)
- 不動産流通
- 不動産賃貸
- 不動産管理
不動産業界の職種には、営業やバックオフィス、物件管理やマンション企画・開発などがあります。大きなお金が動く機会が多い不動産業界への転職は、専門的なスキルや実務経験のある人が有利となるでしょう。
宅地建物取引士(宅建士)
主催団体 | 一般社団法人不動産適正取引推進機構 |
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受験方法 | ネット試験もしくは会場にて受験 |
受験料 | 8,200円 |
合格基準 | 50問中概ね35点以上(年度により若干変動あり) |
公式サイトURL | https://www.retio.or.jp/exam/exam_detail/ |
宅地建物取引士は、国土交通省または都道府県知事の登録を受け、不動産取引における重要事項の説明や契約締結のサポートを行う国家資格です。不動産の売買や賃貸の仲介を行う際、登記情報や物件面積、ライフラインの状況、契約解除時の条件などについて、専門知識をもとに顧客へ正しく説明する役割を担います。
不動産業界では、宅建士の設置が法的に義務付けられており、営業所ごとに5人に1人以上が有資格者でなければならないため、資格を持っていると重宝されやすいのが特徴です。特に営業職では「専門知識を持っている信頼できる人材」として、他の候補者と差別化できるでしょう。
賃貸不動産経営管理士
主催団体 | 一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 12,000円 |
合格基準 | 50問中約35問以上(年度により若干変動あり) |
公式サイトURL | https://www.chintaikanrishi.jp/ |
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律において、業務管理者の要件として設けられた国家資格です。具体的には、賃貸住宅における契約や管理実務、賃貸住宅経営の専門知識を持つ人を指します。宅建士と併せて保有していることで、専門性の高さや信頼性を示すことができ、転職でも有利になる可能性も。
そのため賃貸管理の分野でキャリアアップを目指したい方、不動産業界で長く働きたい方におすすめです。特に、30代で「将来性のある資格」や「食いっぱぐれない資格」を探している人にとって、比較的取得しやすく実務でも即戦力となるこの資格は魅力的でしょう。
建築業
建築業とは、家屋やビル、商業施設などの建物を土台から作り上げる仕事のことです。建築業の職種には以下のようなものがあります。
- 建築設計事務所
- 造園工事
- 住宅内装リフォーム
建築業と似た業種に「建設業」がありますが、建設業は家屋以外にも道路や施設、ダムなどの構造物をつくる業種です。ここでは、「建設業」への転職に有利なおすすめ資格を紹介します。
インテリアコーディネーター
主催団体 | 公益社団法人インテリア産業協会 |
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受験方法 | CBT方式 |
受験料 | 14,850円 |
合格基準 | 70~75%正解 |
公式サイトURL | https://www.interior.or.jp/examination-ic/ |
インテリアコーディネーターとは、快適な住環境を提案・設計する専門職で、内装・家具・照明などの幅広い商品知識をもとに、顧客に最適な空間づくりをアドバイスする仕事です。住宅メーカーやインテリア関連企業などで活躍することが多く、専門性の高さが評価される職種でもあります。
特にインテリア業界や住宅関連の企業では、即戦力や提案力のある人材が求められているため、資格があることで実務未経験でも採用のチャンスが広がるでしょう。インテリアや空間デザインに興味がある方、クリエイティブな感性を活かした仕事がしたい方はぜひ取得を検討してみてください。
建築士
主催団体 | 公益財団法人 建築技術教育普及センター |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級:17,000円 2級:18,500円 |
合格基準 | 1級:概ね90点程度 2級:科目別の合格基準点が各13点以上かつ総得点が合計60点以上 |
公式サイトURL | https://www.jaeic.or.jp/smph/shiken/index.html |
建築士は、住宅やビルなどの建造物を設計し、建築現場での指揮・監督業務を行うための専門資格を有する職種です。建築士資格には設計する建物の規模や構造に制限がない一級と、戸建て住宅の設計を想定した二級があります。
一級建築士を取得すれば、複雑で規模の大きなプロジェクトにも携われることも。その分難易度が高いですが、キャリアアップや独立開業を視野に入れた30代以降の転職にも有利な資格として知られています。二級建築士は比較的取得しやすく、実務経験を積みながらステップアップを目指す人にもおすすめです。
医療・福祉業
医療福祉業は、医療や保健衛生のほか、社会福祉や介護に関連するサービスを提供する業種を指します。具体的な職種は以下の通りです。
- 医師
- 看護師
- 薬剤師
- 理学療法士
- 介護福祉士
- 精神保健福祉士
- 臨床検査技師
- 歯科衛生士
このほかにも、医療・福祉業界には多くの専門職種が関わっており、基本的にそれぞれ資格が必要になります。現代の超高齢化社会において、医療・福祉業界のニーズは高まる一方なので、社会人からでも資格取得を目指す人は多いです。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)
主催団体 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
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受験方法 | ネット試験 |
受験料 | 8,800円 |
合格基準 | 学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上 |
公式サイトURL | https://www.jme.or.jp/exam/mc/index.html |
医療事務技能審査試験(通称:メディカルクラーク®)は、公益財団法人 日本医療教育財団が主催する民間資格です。診療報酬請求業務(レセプト業務)を中心に、医療事務全般のスキルを証明できます。難易度はそれほど高くないので、30代・未経験から取得を目指せる資格として人気です。
資格を取得すると、病院やクリニックなどの医療機関で、受付業務や会計、レセプト作成など幅広い医療事務業務に活か。また、医療業界は常に一定の需要があるため、安定して働きたい方はもちろん、医療事務としてキャリアを築きたいと考えている方にとっても有利な資格といえるでしょう。
メンタルヘルス・マネジメント検定
主催団体 | 大阪商工会議所 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | Ⅰ種(マスターコース):11,550円 Ⅱ種(ラインケアコース):7,480円 Ⅲ種(セルフケアコース):5,280円 |
合格基準 | Ⅰ種(マスターコース):150点中105点以上(内、論述問題の得点が25点以上) Ⅱ種(ラインケアコース):100点中70点以上 Ⅲ種(セルフケアコース):100点中70点以上 |
公式サイトURL | https://www.mental-health.ne.jp/ |
メンタルヘルス・マネジメント検定は、労働者のメンタルケアと組織に対するメンタルヘルス研修を行うための民間資格です。たとえば、心身の疾病予防や個人・組織に対するケア、人事労働管理など、心の健康管理から組織のマネジメントまで幅広くアドバイスするための知識が問われます。
企業の人事・総務部門や管理職、または医療・福祉業界など、従業員や利用者の心の健康を支える立場の方に役立ちます。管理職がⅡ種を取得すれば、職場全体のストレスマネジメント能力向上が期待できるでしょう。以上の理由から、メンタルヘルス・マネジメント検定は職場の人間関係やチームマネジメントに課題を感じている方、また心の健康についての知識を深めたいと考えている方におすすめです。
介護職員初任者
主催団体 | 各都道府県が指定する研修実施機関 |
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受験方法 | 130時間の研修受講+修了試験 |
受験料 | 約50,000円〜150,000円(スクールにより異なる) |
合格基準 | 修了試験の正答率70%程度(研修修了で取得可) |
公式サイトURL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000054119.html |
介護職員初任者研修は、介護業界で働くための基本的な知識と技術を習得できる資格です。旧ホームヘルパー2級にあたる位置づけで、身体介助・生活援助・認知症ケア・介護保険制度など、幅広い基礎知識を学ぶことができます。
資格取得後は、介護施設や訪問介護事業所、デイサービスなどの現場に転職しやすくなるでしょう。また、利用者の体に触れる身体介助ができるようになるため、業務の幅が大きく広がります。介護業界に初めてチャレンジする人や、未経験からの転職を目指す30代の方に特におすすめです。
診療報酬請求事務能力認定試験(医療事務)
主催団体 | 公益財団法人 日本医療保険事務協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 9,000円 |
合格基準 | 学科:60点以上(100点満点) 実技:85点以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://www.iryojimu.or.jp/exam/ |
医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関での診療報酬請求業務(レセプト作成)や受付・会計業務などの事務作業全般を担う仕事です。国家資格ではなく、複数の民間団体が資格を発行しており、代表的なものに「診療報酬請求事務能力認定試験」などがあります。
資格取得のための勉強のなかで医療機関の受付、会計、レセプト業務の知識が身に付くので、未経験からでも転職しやすくなるでしょう。安定した業界で働きたいと考えている人や、医療に関わる仕事に興味がある方におすすめです。
飲食業
飲食業は、生活に欠かせない業種のひとつです。学校や病院などの集団給食施設のほか、一般の方も利用できる飲食店2つの形態があり、提供に関わる職種を「飲食業あるいは飲食サービス業」としています。詳しい分類は以下の通りです。
- 飲食店系
- 調理系
- 栄養・管理系
- 食品メーカー系
飲食業は幅広い職種により成り立つため、それぞれ必要な知識やスキルが異なります。転職に活かすためは、それぞれの職種にマッチする資格を選ぶことが大切です。
食生活アドバイザー
主催団体 | 一般社団法人 FLAネットワーク®協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 2級:8,000円 3級:5,500円 |
合格基準 | 2級:74点以上(123点満点) 3級:60点以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://flanet.jp/juken/ |
食生活アドバイザーとは、豊かな食生活の基盤づくりに必要なアドバイスやビジネススキルを身につけられる資格です。受験資格は設けられておらず、食生活に興味・関心のある人は誰でも受験できます。
資格取得後は、飲食業や食品販売、保育・教育・医療・介護などの現場で「食」の知識を活かせます。家庭での食生活改善にも活用できるため、主婦層やライフスタイル系の仕事に携わる人にも人気です。飲食関連の仕事を目指す30代の方や、栄養に関わる知識を身につけてキャリアチェンジしたい方にも適しているでしょう。
フードコーディネーター
主催団体 | 特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会 |
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受験方法 | 1級:企画書審査・プレゼンテーション 2級:CBT 3級:CBT |
受験料 | 1級:一次試験12,000円・二次試験16,000円 2級:12,000円 3級:12,000円 |
合格基準 | 表記なし |
公式サイトURL | https://www.fcaj.or.jp/ |
フードコーディネーターは食に関する知識や演出スキルを活かし、食の企画・提案・演出などを行う専門職です。資格認定は取材団体によりさまざまで、たとえば「日本フードコーディネーター協会(FCAJ)」が行う資格試験であれば3級・2級・1級と段階が分かれています。
資格取得後は、メニュー開発や店舗のブランディング、撮影用料理のスタイリングなど、「食」を通じた表現力と提案力が求められる仕事で役立つでしょう。食に関わる仕事に就きたい、もしくはすでに飲食業界で働いておりキャリアの幅を広げたいと考えている方におすすめです。
観光業
観光業は、主に旅行代理店や宿泊施設などで観光に関わる業種のことです。具体的には以下の種類があります。
- 旅行業
- 宿泊業
- 運送業
- 飲食業
- 土産物関連
なかでも宿泊および旅行業が主な業態ですが、ほかにもテーマパークやスポーツ・娯楽施設などさまざまな業種から構成されます。ここからは、観光業に転職したい方向けにおすすめの資格を紹介します。
旅行業務取扱管理者
主催団体 | 一般社団法人 全国旅行業協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 5,800円+システム利用料660円 |
合格基準 | 60%以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://www.anta.or.jp/exam/ |
旅行業務取扱管理者は、旅行契約に関する事務や企画、旅程管理業務に関する事項等の管理・監督を行うため、旅行業法によって定められた資格です。取り扱う旅行商品の違いにより、国内・総合・地域限定の三種類に分かれています。資格取得後は、旅行商品の企画・販売・管理まで担えるため、キャリアアップや責任あるポジションへの昇進にもつながるでしょう。
旅行や観光に興味があり、ツアープランナーや旅行カウンセラーとして働きたい方におすすめです。特に30代で旅行業界への転職を検討している人にとっては、実務に直結しやすく人気があります。
観光英語検定
主催団体 | 全国語学ビジネス観光教育協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級:10,500円 2級:6,300円 3級:4,950円 |
合格基準 | 1級:記載なし 2級 筆記:31点以上(50点満点) リスニング:24点以上(40点満点) 3級: 筆記:30点以上(50点満点) リスニング:19点以上(40点満点) ※年度によって変動あり |
公式サイトURL | https://kanko.zgb.gr.jp/ |
観光英語検定は、観光にまつわる業務に就く人が英語力を身につけることを目的とした資格です。外国人観光客へのサービスやコミュニケーション能力を評価します。近年、外国人観光客の来日数は増加傾向にあり、多言語のスキルが求められるなか、特に英語の需要は高まる一方です。
英語での接客力や対応力が証明される観光英語検定を取得していれば、転職時に有利になるでしょう。英語を使った接客に興味がある方や、観光・旅行業界で働きたいと考えている方におすすめです。また、TOEICや英検と比べてより実務に直結した英語表現が学べるため、業界に特化した知識がない方のステップアップにも適しています。
TOEIC
主催団体 | 一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 7,810円 |
合格基準 | なし |
公式サイトURL | https://www.iibc-global.org/toeic.html |
TOEICは英語によるコミュニケーション能力を測定する国際的なテストで、特にビジネスシーンで使われる英語力が評価されます。合否はなく、リスニングとリーディングテストが主流で、10~990点のスコア形式で結果が表示されます。
TOEICはグローバル企業、観光業、貿易関連企業、外資系企業、IT業界など、英語を使用する機会が多い業種で活用できるでしょう。履歴書にスコアを記載することで、客観的な英語力をアピールでき、選考時に有利になるケースも少なくありません。企業によっては昇進・昇格の要件にしているところもあります。
英語を活かした仕事に就きたい方、外資系や海外取引のある企業への転職を考えている方に特におすすめです。また、将来的に英語を使った業務を目指す人にとっても、TOEICスコアを持っておくことでチャンスが広がるはずです。
業種 | 資格名 | 受験方法 | 受験料 | 合格基準 |
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金融業 | ファイナンシャルプランナー(FP) | 会場にて受験 | 1級 学科:8,900円 実技:28,000円 2級:11,700円 3級:8,000円 |
1級 学科:120点以上(200点満点) 実技:120点以上(200点満点) 2級 学科:36点以上(60点満点) 実技:30点以上(50点満点) 3級 学科:36点以上(60点満点) 実技:30点以上(50点満点) |
証券外務員二種 | CBT方式 | 12,169円 | 正答率70%以上 | |
簿記2級 | ネット試験もしくは会場にて受験 | 5,500円+事務手数料550円 ※事務手数料はインターネットで申し込む場合に適用 |
70点以上(100点満点) | |
不動産 | 宅地建物取引士(宅建士) | 会場にて受験 | 8,200円 | 50問中概ね35点以上(年度により若干変動あり) |
賃貸不動産経営管理士 | 会場にて受験 | 12,000円 | 50問中約35問以上(年度により若干変動あり) | |
建築業 | インテリアコーディネーター | CBT方式 | 14,850円 | 70~75%正解 |
建築士 | 会場にて受験 | 1級:17,000円 2級:18,500円 |
1級:概ね90点程度 2級:科目別の合格基準点が各13点以上かつ総得点が合計60点以上 |
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医療・福祉業 医療事務 |
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R)) | ネット試験 | 8,800円 | 学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上 |
メンタルヘルス・マネジメント検定試験 | 会場にて受験 | Ⅰ種(マスターコース):11,550円 Ⅱ種(ラインケアコース):7,480円 Ⅲ種(セルフケアコース):5,280円 |
Ⅰ種(マスターコース):150点中105点以上 Ⅱ種(ラインケアコース):100点中70点以上 Ⅲ種(セルフケアコース):100点中70点以上 |
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介護職員初任者 | 130時間の研修受講+修了試験 | 約50,000円〜150,000円(スクールにより異なる) | 修了試験の正答率70%程度(研修修了で取得可) | |
医療事務 | 会場にて受験 | 9,000円 | 学科:60点以上(100点満点) 実技:85点以上(100点満点) |
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飲食業 | 食生活アドバイザー | 会場にて受験 | 2級:8,000円 3級:5,500円 |
2級:74点以上(123点満点) 3級:60点以上(100点満点) |
フードコーディネーター | 1級:企画書審査・プレゼンテーション 2級:CBT 3級:CBT |
1級:一次試験12,000円・二次試験16,000円 2級:12,000円 3級:12,000円 |
表記無 | |
観光業 | 旅行業務取扱管理者 | 会場にて受験 | 5,800円 | 60%以上(100点満点) |
観光英語検定 | 会場にて受験 | 1級:10,500円 2級:6,300円 3級:4,950円 |
1級:記載なし 2級 筆記:31点以上(50点満点) リスニング:24点以上(40点満点) 3級: 筆記:30点以上(50点満点) リスニング:19点以上(40点満点) |
|
TOEIC | 会場にて受験 | 7,810円 | なし |
【職種別】転職に有利なおすすめ資格
ここからは、職種別に転職に有利に働くおすすめ資格を紹介します。気になる職種があればぜひ受験を検討してみてください。
事務職
事務職の主な仕事内容は以下の通りです。
- 書類作成
- データ入力
- 書類や備品管理
- 来客対応
- 電話やメール対応
基本的なパソコンスキルやビジネスマナーまで、幅広いスキルが求められます。事務職に必須の資格はありませんが、実務に役立つ資格を取ると転職に有利に働く可能性も。すでに事務職に就いている場合も、スキルアップや業務の効率化につながるのでぜひ検討してみてください。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
主催団体 | オデッセイコミュニケーションズ |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 一般レベル:10,780円 上級レベル:12,980円 |
合格基準 | 700点以上 |
公式サイトURL | https://mos.odyssey-com.co.jp/ |
MOSとは、文書作成ソフトの「Word」や、表計算ソフトの「Excel」をはじめとしたオフィスソフトを扱う能力を証明する資格です。スペシャリスト(一般レベル)とエキスパート(上級者レベル)の2種類があり、基本から応用レベルまで学びたい人におすすめの資格といえます。
MOSは事務職や総務、人事、経理など、PCを使った作業が多い職種で役立つでしょう。実務的なスキルを証明できるため、未経験で事務職への転職を考えている人にも大きなアピールポイントになります。パソコン作業に自信がない方や、事務職に未経験でチャレンジしたい方におすすめです。
秘書検定
主催団体 | 公益財団法人 実務技能検定協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級:7,800円 準1級:6,500円 2級:5,200円 3級:3,800円 |
合格基準 | 理論(60%以上) 実技(60%以上) ※全級一律 |
公式サイトURL | https://jitsumu-kentei.jp/HS/index |
秘書検定は、ビジネスマナーの基本から応用までのスキルを問う検定です。試験は3級・2級・準1級・1級に分かれ、試験形式は知識を測る筆記試験があります。また、準1級からは筆記試験に加え、知識を表現する面接試験もあるため、転職時の面接対策としても効果的です。
秘書検定は秘書はもちろん、事務職や受付、営業アシスタントなど、ビジネスマナーが求められる職種で重宝されます。特に20代〜30代の女性に人気があり、再就職や異業種からの転職を目指す際にも役立つ資格です。マナーに自信がない方でも、検定対策を通じて安心して実践できるようになるでしょう。
営業職
営業職とは、顧客の抱える課題を解決するために自社サービスや商品を提案し、購入・成約に向けてアプローチする仕事を指します。
顧客に最も近い距離で関わる・かつ売上を作る営業職は、企業にとってなくてはならない存在です。実務経験のほか、営業スキルを証明する資格を取得すると、企業にとって市場価値の高い人材であることをアピールできるでしょう。
ビジネス実務法務検定
主催団体 | 東京商工会議所 |
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受験方法 | ネット受験もしくはIBTもしくはCBT形式 |
受験料 | 1級:9,900円+CBT利用料 2,200円 2級:7,700円 3級:5,500円 |
合格基準 | 1級:共通問題2問、選択問題2問の合計200点満点で、問題ごとに得点が50%以上かつ合計点が140点以上 2級:70点以上(100点満点) 3級:70点以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://kentei.tokyo-cci.or.jp/houmu/ |
ビジネス実務法務検定は、企業活動に関する法律知識を体系的に学べる資格です。東京商工会議所が主催しており、1〜3級までのレベルに分かれています。営業職や総務、人事、法務、経営企画などの職種で活用でき、管理部門では社内規定の整備や法令遵守の指導にも役立ちます。
ビジネス実務法務検定は、ビジネスの現場で法律知識を活かしたい人、法務部門を目指す人、コンプライアンス意識を高めたい人におすすめです。特に、営業や事務からのステップアップを考えている30代の方にとっては、キャリアの幅を広げる有効な資格といえます。
サービス接遇検定
主催団体 | 公益財団法人 実務技能検定協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級:7,800円 準1級:5,900円 2級:5,200円 3級:3,800円 |
合格基準 | 理論(60%以上) 実技(60%以上) ※全級一律 |
公式サイトURL | https://jitsumu-kentei.jp/SV/index |
サービス接遇検定は、接客に必要なマナーや心構え、コミュニケーション能力などを評価する民間資格です。顧客満足を高めるための応対スキルや、状況に応じた臨機応変な対応力が問われます。
主に営業職や販売職、ホテルや飲食などのサービス業、受付・秘書など接客が伴う職種で役立つでしょう。特に接客やサービス業に携わっている方、またはこれから目指す方におすすめです。丁寧な対応が求められる職種に転職したい30代の方にも人気があり、転職に有利な資格としても注目されています。
技術職
技術職とは専門的な知識を活かし、ものづくりを行う仕事です。ひと言で技術職といっても、業種や職種によって種類はさまざまです。主な種類を以下にまとめました。
- IT系
- 建築系
- メーカー系
- 公務員
もちろん、種類によって実務内容や求められるスキルは大きく異なります。技術職で転職する場合、希望の職種に活かせる資格を選択しましょう。
生産技術者マネジメント検定
主催団体 | 一般社団法人 日本能率協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 16,500円 |
合格基準 | 545点(800点満点) |
公式サイトURL | https://cpe.jma.or.jp/ |
生産技術者マネジメント検定は、製造現場におけるマネジメント力や生産技術の実務知識を評価する検定です。日本能率協会が実施しており、CPEという国際的にも認知された資格として位置づけられています。特に、製造業や工場の現場管理、生産管理、工程改善に関わる職種で特に有効です。
生産性向上のための改善活動をリードするスキルや、現場の統括管理職に求められる実践力・管理能力を証明できます。転職時には、管理職候補としての評価を得やすくなることも。製造業でのキャリアアップを目指す人や、現場からマネジメント職へステップアップしたい人におすすめです。
CAD利用技術者試験
主催団体 | 一般社団法人コンピュータ教育振興協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級:16,500円 2級:6,050円 |
合格基準 | 1級:実技試験・筆記試験が各5割、および総合が7割以上 2級:各分野5割以上、および総合が7割以上 |
公式サイトURL | https://www.acsp.jp/cad22/ |
CAD利用技術者試験は、製図ソフト「CAD」を扱うスキルを測る民間資格です。2次元・3次元の設計図作成に関する知識と操作技術を評価する試験で、一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)が主催しています。
建築・製造・機械・土木・インテリアなど、図面作成を業務に含む幅広い技術職で活用可能です。特に設計補助やエンジニアのアシスタント業務では、CADの操作スキルがあると評価されやすくなるでしょう。ものづくりや設計に関心がある人や、建築や機械設計などの技術職に転職したいと考えている人におすすめです。
ITエンジニア職
ITとは、Information Technologyの略で、情報技術のことを指します。コンピューターやインターネットを利用し、情報処理に関わる業務に就く人が「ITエンジニア」です。ITエンジニア職には以下のような種類があります。
- ITコンサルタント
- プロジェクトマネージャー
- プロジェクトリーダー
- システムエンジニア
- プログラマー
- セキュリティエンジニア
- Webエンジニア
- インフラエンジニア
上記以外にもさまざまなエンジニアがおり、インターネットの普及に伴い需要が高まっています。
基本情報技術者試験
主催団体 | 独立行政法人情報処理推進機構 |
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受験方法 | CBT方式 |
受験料 | 7,500円 |
合格基準 | 科目A・科目Bともに600点以上(1,000点満点) |
公式サイトURL | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html |
基本情報技術者試験は情報処理技術者試験の一つで、ITに関する基礎知識とプログラミング、アルゴリズム、セキュリティ、ネットワークなどのスキルを証明する国家資格です。IT業界の登竜門ともいえる資格であり、システムエンジニアやプログラマーを目指す人の基礎力を客観的に示すことができます。
ITエンジニアや社内SE、システム開発、インフラ系など、あらゆるIT関連職種で評価され、情報セキュリティやデータベースなど、実務に必要な知識を習得することが可能です。IT業界に興味があり、未経験からエンジニア職に挑戦したい人、または現在のスキルを証明してキャリアアップを目指す人におすすめといえるでしょう。

応用情報技術者試験
主催団体 | 独立行政法人情報処理推進機構 |
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受験方法 | PBT方式 |
受験料 | 7,500円 |
合格基準 | 60点以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html |
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位に位置する国家資格で、ITに関する高度な知識と実務力を問われる試験です。プロジェクトマネジメントやシステム設計、情報セキュリティ、経営戦略まで、幅広い分野に対応しており、技術者としての専門性とマネジメント力の両方を証明できます。
ITエンジニアやプロジェクトマネージャー、システムアーキテクト、コンサルタントなど、上流工程に関わる職種で高く評価されます。特に、マネジメント系のポジションや社内SE、IT戦略立案に関わる業務を目指す際に有利に働くので、IT業界でステップアップを目指す方やマネジメントも含めた専門性をアピールしたい方におすすめです。
ITパスポート
主催団体 | 独立行政法人情報処理推進機構 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 7,500円 |
合格基準 | 総合評価点が600点かつ分野別評価点がすべて300点以上 |
公式サイトURL | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html |
ITパスポートは、ITを活用する方に求められる基礎知識を問う国家試験です。情報セキュリティ・ネットワーク・経営戦略・会計など、広範な分野をカバーしており、IT系職種の他にも営業や企画、人事、総務など、あらゆる部門のビジネスパーソンに向けた内容となっています。
特に、非IT職でもDX推進やIT部門との連携が必要な企業では、「基本的なIT知識がある人材」として評価されやすく、社内外での信頼度も高まるでしょう。IT未経験者や文系出身者、これからIT知識を身につけていきたい社会人におすすめです。

クリエイティブ職
クリエイティブ職とは、デザインや文章、映像などの表現を通じて価値を生み出す職種のことを指します。視覚的・感覚的な表現力を活かし、ユーザーの心を動かすようなコンテンツを生み出す仕事です。主に下記のような職種があります。
- Webデザイナー
- グラフィックデザイナー
- UI/UXデザイナー
- 動画クリエイター
- Webライター
- コピーライター
- イラストレーター
- フォトグラファー
特に近年は、SNSやECサイトの普及により、Web・デジタル領域のクリエイター需要が拡大しています。未経験でもスキルを身につけておけば、副業やフリーランスとしても活躍しやすく、柔軟な働き方を実現できるのが魅力です。加えて資格を取得すれば「知識とスキルの証明」が可能になり、企業への転職活動でも有利になるでしょう。
ウェブデザイン技能検定
主催団体 | 特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 1級 学科:8,000円 実技:25,000円 2級 学科:7,000円 実技:16,000円 3級 学科:6,000円 実技:8,000円 |
合格基準 | 70点以上(100点満点) |
公式サイトURL | https://www.webdesign.gr.jp/ |
ウェブデザイン技能検定は、Webサイト制作に関するスキルを証明する国家資格(技能検定制度)です。1級・2級・3級の3段階があり、HTML/CSSのコーディング、デザイン設計、ユーザビリティ、セキュリティなど、Web制作に関わる総合的な知識と実技が問われます。
資格取得で得た知識はWeb制作会社や広告代理店、企業の広報・マーケティング部門などで活用でき、転職時にはスキルの証明として活用できる可能性も。Webデザイン・コーディングに興味があり、転職やキャリアアップを目指している人に最適です。

Webライティング能力検定
主催団体 | 一般社団法人日本WEBライティング協会 |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 17,600円 |
合格基準 | 1級:80~88点 2級:70~79点 3級:53~69点 |
公式サイトURL | https://xn--web-pi4be7e0holjd5279abzjl89cqqd.com/contents/kentei/ |
Webライティング能力検定は、インターネット上の文章作成に必要な知識やスキルを測る民間資格です。SEOや文章構成、著作権・広告表現の知識、日本語運用能力など、Webライターとして活動するために欠かせない内容が網羅されています。
特にWebメディアやオウンドメディアの編集・運営、コンテンツマーケティング、ライティング業務に携わる企業で活かせるでしょう。Webライティングを仕事にしたい方や、在宅ワーク・副業を検討している方におすすめです。

アドビ認定プロフェッショナル
主催団体 | オデッセイコミュニケーションズ |
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受験方法 | 会場にて受験 |
受験料 | 15,400円 |
合格基準 | 700点以上(1000点満点) |
公式サイトURL | https://adobe.odyssey-com.co.jp/ |
アドビ認定プロフェッショナルは、Adobe社のPhotoshopやIllustrator、Premiere Proなどのソフトウェアに関する実践的なスキルを証明する国際資格です。グラフィックデザイン、Web制作、映像編集など、クリエイティブ分野の業務に直結する内容が問われ、業界標準ソフトの操作スキルを明確にアピールできます。
特に、デザイン事務所や広告代理店、映像制作会社、Web制作会社など、クリエイティブ業界全般で活用可能です。未経験でもポートフォリオとあわせてスキル証明として活用でき、転職時に大きな強みとなります。デザインや映像編集を仕事にしたい方、在宅ワークやフリーランスとして活躍したい方におすすめの資格といえます。
業種 | 資格名 | 受験方法 | 受験料 | 合格基準 |
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事務職 | MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト) | 会場にて受験 | 一般レベル:10,780円 上級レベル:12,980円 |
700点以上 |
秘書検定 | 会場にて受験 | 1級:7,800円 準1級:6,500円 2級:5,200円 3級:3,800円 |
理論(60%以上) 実技(60%以上) ※全級一律 |
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営業職 | ビジネス実務法務検定 | ネット受験 | 1級:9,900円+CBT利用料 2,200円 2級:7,700円 3級:5,500円 |
1級:共通問題2問、選択問題2問の合計200点満点で、問題ごとに得点が50%以上かつ合計点が140点以上 2級:70点以上(100点満点) 3級:70点以上(100点満点) |
サービス接遇検定 | 会場にて受験 | 1級:7,800円 準1級:5,900円 2級:5,200円 3級:3,800円 |
理論(60%以上) 実技(60%以上) ※全級一律 |
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技術職 | 生産技術者マネジメント検定 | 会場にて受験 | 16,500円 | 545点(800点満点) |
CAD利用技術者試験 | 会場にて受験 | 1級:16,500円 2級:6,050円 |
1級:実技試験・筆記試験が各5割、および総合が7割以上 2級:各分野5割以上、および総合が7割以上 |
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ITエンジニア職 | 基本情報技術者試験 | CBT方式 | 7,500円 | 科目A・科目Bともに600点以上(1,000点満点) |
応用情報技術者試験 | PBT方式 | 7,500円 | 60点以上(100点満点) | |
ITパスポート | 会場にて受験 | 7,500円 | 総合評価点が600点かつ分野別評価点がすべて300点以上 | |
クリエイティブ職 | ウェブデザイン技能検定 | 会場にて受験 | 1級 学科:8,000円 実技:25,000円 2級 学科:7,000円 実技:16,000円 3級 学科:6,000円 実技:8,000円 |
70点以上(100点満点) |
Webライティング能力検定 | 会場にて受験 | 17,600円 | 1級:80~88点 2級:70~79点 3級:53~69点 |
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アドビ認定プロフェッショナル | 会場にて受験 | 15,400円 | 700点以上(1000点満点) |
資格取得に向けて学習する際のポイント
資格取得を目指す社会人にとって、限られた時間の中で効率よく勉強を進めることは大きな課題です。仕事や家事、育児などと両立しながら学習を継続するには工夫が必要になります。ここでは、忙しい社会人が資格取得のための勉強をスムーズに進めるためのポイントを3つ紹介します。

すきま時間を活用する
忙しい社会人にとって、資格勉強の時間を確保するのは簡単なことではありません。そこで有効なのが、通勤時間や昼休み、家事の合間などの「すきま時間」を活用することです。
たとえば、スマホアプリで過去問を解いたり、音声講座を聞いたりするだけでも十分勉強になります。まとまった時間が取れなくても、1日10〜15分の積み重ねが合格への近道になるでしょう。
期限を設ける
勉強において非常に効果的なのは、最初に「いつまでに合格するか」という明確な期限を設定することです。社会人は日常的に忙しいため、ゴールが曖昧だと勉強が後回しになりがちです。
たとえば「〇月の試験に申し込む」と決めることで、逆算して学習スケジュールを立てやすくなり、モチベーションの維持にもつながります。行動にもメリハリが生まれ、結果的に合格への近道となるでしょう。
スクールや講座を活用する
効率よく学びたい方は、スクールやオンライン講座の活用もおすすめです。独学では理解しづらいポイントも、プロの講師による解説を聞いたりカリキュラムに沿って学習を進めたりすることで、短期間でもスキル・知識を習得しやすくなるでしょう。
特に社会人の場合、限られた時間を有効に使えるのが大きなメリットです。たとえば通勤中に視聴できる動画講座や、質問ができるサポート体制のあるスクールを選ぶと、挫折しにくくなります。スクールによってさまざまな特色があるので、自分に合った学び方を見つけることが合格への近道です。
転職に有利な資格を取得し、理想の仕事を掴もう!
転職に有利な資格取得を考えている場合は、自分の欲しいスキルや興味に合っているか、転職したい業界で需要があるかなどを考慮しつつ選ぶことが大切です。資格取得にかかる時間・費用や教育訓練給付制度の適応などにも配慮すれば、無理なく学習を進められるでしょう。
- 資格取得にかかる時間と費用は妥当か
- 教育訓練給付制度の対象か
実務に役立つスキルを身につけたい場合は、資格と合わせて実践的に学ぶ機会を作るのがおすすめです。たとえば全40以上の豊富な職種スキルが定額で学び放題の女性向けキャリアスクール・SHElikes(シーライクス)なら、話題のWebスキルを複合的に身につけられます。
転職に有利な資格とスキルの掛け合わせにより、さらに市場価値の高い人材を目指したいという方は、ぜひ一度無料体験レッスンへ参加してみてはいかがでしょうか。

※出典
*1:厚生労働省「教育訓練給付制度」より