2024年の目標、みなさんはもう決めましたか?
キャリアアップアップや転職活動、資格の勉強など、きっといろいろな目標を考えていらっしゃると思います。
先日、興味深い調査結果を見つけました。
「約8割の人が『今年の目標』を未達成・諦めたと回答」
これは2022年に行われた、「今年の目標」に関する調査の結果です。
かくゆう私も、目標を達成できなかったうちのひとり。
今回は、達成できる「今年の目標」の考え方をみなさんにご紹介するとともに、私自身も達成できるヒントを見つけていきたいと思います。
なんとなく「今年の目標」を決めていませんか?
私の目標を達成できないときの思考パターンとして、目標を「なんとなく」決めてしまっていたのではないか、と思うことがあります。
そのとき頭に浮かんだことを「これにしておこう」と、目標に設定してしまうのです。
なんとなく決めた「今年の目標」はあまり大切にしないので、頭の片隅にはあるけど具体的な行動をしていない、途中で挫折してしまう、となりがち。
やるべき行動ができず、ほかの特に大切ではないことに追われて時間だけが過ぎてしまう、という具合です。
では、達成できる「今年の目標」の考え方とはどのようなものでしょうか。
①目的を意識してから目標を具体化する
まず、目的を意識することが大切です。
スターバックスでは、長居するお客様を帰らせることはしないそうです。
私もよく長居してしまいますが、確かに一度も店員さんに嫌な顔をされたことがありません。
これは、スターバックスが「人びとの『お腹』ではなく『心』を満たす」ことを目的としているからだそうです。
この目的を達成するために、目標のひとつとして美味しいコーヒーを提供する、というわけです。
目的を達成するための手段として目標がある。
この考え方がなかったら、「何度も通いたくなるスタバ」は、なかったのかもしれません。
どんな目的のために「今年の目標」を考えるのでしょうか。
ゴールを間違わないために、最初に目的を意識してみましょう。
目的を意識することで、もしかしたらほかに達成すべき目標が見つかるかもしれません。
その次に、目標を具体化していきます。
仮に、今年の目標を「転職する」としましょう。
これを「出版社に転職して毎月の給料を5万円アップさせる」としたらどう感じるでしょうか。
さきほどに比べて具体的になりましたね。
そして5万円と数字を出すと、達成できたかどうか客観的に数字でチェックすることができます。これが、達成できて嬉しい、達成できなかったけどあと少しだった、という達成感につながっていくのではないかと思うのです。
②達成可能だからモチベーションを維持できる
「出版社に転職して、毎月の給料を今より30万円アップさせる」と目標を考えたとしましょう。
目標を高くもつことは大切ですし、よいことだと言われます。
しかし、毎月30万円もの給料アップなど少し難しいような気がするのも事実。
心理学では、やる気を失う要因のうちのひとつに、高すぎる目標があげられるそうです。
あまりに現実離れした目標設定だと、いつも目標を達成できずに終わり、次第に自己肯定感まで下がってしまうからです。
また、目標設定が低すぎるときにもモチベーションの低下は起こるとのこと。
低いハードルしか超えないと、だんだんと失敗が怖くなり、いつの間にか現状維持が目標にすり替わってしまう可能性があるそうです。
大切なのは今のスキルと目標のバランス。
「背伸びすれば手が届く」「なりたい自分により近づける」のように、頑張れば達成できるレベルを目標に設定してあげましょう。
これは登山に似ていませんか?つらいけどもう少しで山頂に着きそうだ!と登り続け、山頂に立ったときに特別な達成感が味わえる、というふうに。
正しい目標設定はモチベーションの維持につながるのです。
③期限があることで夢から目標へと変わる
「いつか転職したい」と期限を設けないとしたら、これは夢と同じようなもの。
「今年の目標」は今年中に達成するということなのですが、それは具体的にいつのことを指すのでしょうか。
「今年の目標」を達成するために、もしかしたら英語のスキルアップが必要になるかもしれません。
そのスキルはいつまでに身に着けたらいいでしょうか。
これまで8社を新規上場へと導いた弁護士・三谷淳氏の著書『目標達成の全技術』では、目標達成の期限に「日付」と「曜日」を加えることをすすめているそうです。
「8月31日土曜日までに、TOEIC700点をとる」、「9月30日月曜日までに、出版社に転職する」というように。
期限を加えたら、さっそくTOEIC対応の英会話スクールに申し込まないと!と行動したくなりますよね。
未来の曜日を確認するなんて、なんだかワクワクしてきませんか?
さっそく目標に「日付」と「曜日」を加えてみましょう。きっと次の行動が変わってきます。
参考:R25「目標の期限には日付だけじゃなく “曜日”を入れろ。夢を夢で終わらせない目標達成術」公開日2019年7月16日
④新しい習慣がつづく環境に身を置く
ここまできたら、あとは目標達成のための行動を習慣にしていくのみ。
すでに、1年後の自分の変化を想像してワクワクしている方もいらっしゃるかと思います。
確実に新しい行動を習慣にしていくためにおすすめなのは、仲間を見つけて一緒に成長すること。
しかも同じような志をもった仲間がベストです。
私が学んでいるSHElikesは、女性のためのキャリアスクール。
年齢も、経歴も、住むところも違うけど、「変わりたい!」という志は同じ。
しかも40以上の職種スキルが学べる、オンライン完結可能なスクールです。
私は地方在住なので、オンライン完結可能という点が入会の決め手でした。
SHElikesでは、学びたいコースごとにおすすめの学習ルートがあります。
入門コースやステップアップしたコースそれぞれの最後に、課題や実技試験があり、「難しいけど、頑張ればなんとかクリアできそう」という難易度。
まさに②でお話した、モチベーションを維持できる難易度です。
定期的に行うコーチングでは、今の状況や次のコーチングまでに達成したいことを具体的に話すので、そのたびに目標について考える機会がもてるのも大切なポイント。
SHElikesに入会して、緊張感もあるけど自分の成長に気づけるという環境に身を置くことができました。
目標の具体化で未来の自分にワクワクしよう
「今年の目標」を達成するには目的を意識して、目標を具体化することが大切ということをお伝えしました。
目標を達成した、未来の自分を想像するとワクワクしますよね!
メジャーリーガーの大谷翔平選手は、目標達成のためにマンダラチャートというマス目状のシートを使ったそうです。
大きな目標と、それを実現するための具体的な目標、またその具体的な目標を実現するための具体的な目標……というようにどんどん掘り下げて、具体的な行動まで書き込んでいくもの。
大谷選手は、高校生のときにマンダラチャートを作ったそうです。
これを知って、ますます目標を具体化することの大切さを実感します。
2024年はまだ始まったばかり。
「今年の目標」を具体化して、なりたかった自分に会いにいきましょう。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 KUMIKOさん)
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