変化が激しく、いろんな場面でブラッシュアップを求められる現代では、みなさんも何かしらの学習の必要性を感じているのではないでしょうか。
また、キャリアチェンジを考えたときもその分野の学習が必要不可欠です。
しかし、ただでさえプライベートが忙しい毎日、学習との両立に不安を持つ方も多いと思います。
これから、プライベートと学習を両立するために、従来のセルフケアと新しい視点からのセルフケアを合わせて4つご紹介していきたいと思います。
また、今回はセルフケアの本質とは何か?その辺りを掘り下げて考えてみたので、最後にお伝えしたいと思います。
①良質な睡眠をとること
まずセルフケアといって思いつくのは睡眠です。
年齢によって差はありますが、推奨されている睡眠時間は最低でも7時間以上。
もし、1日1〜2時間の睡眠不足が蓄積された日が続くと、それは「睡眠負債」となります。
「睡眠負債」をかかえている状態では、ケアレスミスが増え、仕事のパフォーマンスが低下することがわかっています。
さらに、この「睡眠負債」が増えていくと、0.05%の酩酊状態(日本酒1〜2合を飲んだ状態)と同じであると言われています。
お酒に酔った状態では、効率的に仕事ができるとは思えませんよね。これでは終わるはずの仕事も終わらず、学習時間の確保が難しくなってしまいます。
質の良い睡眠をとるためには、寝る前にアルコールやカフェインを摂りすぎない、スマホなどのブルーライトを避けるのが良いとされています。
私が普段から行っているのはアロマテラピーです。
友人から無印良品のアロマデュフューザーをもらってからというもの、すっかりハマってしまい、就寝時間の1時間程前から芳香浴を楽しんでいます。
アロマテラピーの効果はみなさんもご存知かと思いますが、リラックス効果の他にも、習慣として寝る前にアロマを香らせることにより、自分の中の入眠スイッチを入れてあげられるのでおすすめのセルフケアと言えます。
引用:産経新聞WEB版「睡眠不足は酩酊と同じ 「眠り」見直し、会社で仮眠も」(文化部 玉崎栄次)2019年4月12日発行
②ホルモンバランスを気にしてみる
自分のホルモンバランスの状態を意識して生活してみるのもおすすめです。
女性は生理周期に伴い心に変化が起こります。
優しくなったり、イライラしたり、やる気が起きなかったり。
個人差はあると思いますが、誰しもこのホルモンバランスに影響されています。これは生理的なもので、コントロールするのは難しい部分なのです。
ですが、自分が今どのようなホルモンバランスの時期にあって、どのような影響を受けているのかがわかったとしたらどう感じるでしょうか。
「よくわからないけどイライラする」が「私は今黄体期だからイライラするもの仕方ないよね」と、今の状態を理解すると少し心が軽くなるのではないでしょうか。
その時期は無理をせず、割り切って学習のペースを落とすなどしてあげるのもプライベートと学習を両立するには必要なことだと思います。
私は、アプリを使って生理周期を記録するようになってから、だるかったりイライラする時期には、無理をせず早めに寝たり、いつもよりいい紅茶を用意して自分を甘やかすようにしています。
なによりも、心の不安定な状態が生理周期の影響だとわかっていれば、「イライラしてだめな私」と必要以上にネガティブにならずにいられます。ぜひアプリを活用して、自分の身体や心を気遣ってみてはいかがでしょうか。
引用:エリエール「[基礎知識]生理周期と心身のリズム エリスクリニック」
③「ソロデート」をする
ソロデートとはセルフケアの最新トレンドのひとつとなっているものです。
「ソロ活」と同様の意味をもっており、TilTokでは「#solodate」とハッシュタグをつけた投稿が再生数2億回を超えているそうです。
ソロ活同様にソロデートは、食事、映画、温泉や旅行など、自分の好きなことを自分のために計画して実行すればいいのです。
忙しい毎日の中で、しっかり時間をつくり、自分が好きなこと・やりたいことってなんだろうと考え、自分に向き合うことは意識しないとできませんよね。
このソロデートは、自分の幸せのあり方をじっくり考えることができる、新しい視点をもったセルフケアのひとつとなっているようです。
学習を進めていくと、「そもそも私は何を目的に学習しようとしたんだっけ?」と目的を見失うことや、「他の人はどんどんキャリアアップしているのに私は…」と焦りや不安を感じることが何度かあると思います。
そうなると学習の意欲も薄れて、現状維持バイアスに陥ることに。
そんなときはソロデートをして、自分の好きなことを深堀りしてみたり、もう一度学習を始めた目的を思い出してみてはいかがでしょうか。
きっとプライベートと学習の両立に役立ってくれるはずです。
引用:GQ「ひとり時間が自分に自信をくれる。TikTok発のトレンド“ソロデート”とは?」
④自分を「楽しい」状況に置いてみる
私がSHElikesに入会して2ヶ月が経ちました。SHElikesには学習したいコンテンツがたくさんあって、毎日が楽しく感じられます。
この「楽しい」という感情があると、自然と「あの続きを学習したいな」「課題の作成をしたいな」と思えます。
学習コースの進め方も明確なので、自分の目標に向かって少しづつですが前進している実感もあります。
「楽しい」「前進している実感がある」こう思える環境に身を置くというのは、自分のモチベーションを維持できるセルフケアのひとつだと思います。
また、SHElikesはスクールに入会している人(シーメイトと呼ばれています)同士のつながりがあるので、お互いを励ましあったり、わからないところを聞けたりします。
社会人になると新しい人間関係を作るチャンスも減り、いつも同じメンバーで集まることが多くなりがち。
年代も住む場所も違うシーメイトさん同士のつながりで、「もっと頑張ろう」「この考え方いいな」などいい刺激をもらえると、自分の視野も広がり、プライベートも学習もどっちも生き生きしたいと思えるようになりました。
セルフケアの本質とは
ここまで、プライベートと学習を両立させるためのセルフケアを4つご紹介しました。
こうしてみるとセルフケア=セルフマネジメンと言えるのではないでしょうか。
なんとなく過ごしていると「セルフケアをしよう」と積極的には思えないものです。
そこに自分の意志があり、「こうなりたい」「自分を変えたい」という目標があるからこそ、今の自分とのギャップを埋めようと自分を奮い立たせることができます。
そして、プライベートと学習を両立させようと頑張る中で、自分を労わったり、身体や心ををセルフケアしようと思えます。
つまりセルフケアとは、「未来へ向かうための手段」なのです。
今回ご紹介したセルフケアが、みなさんの新しい働き方・生き方の実現に少しでもつながれば嬉しいです。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 KUMIKOさん)
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