編集者になるには?なるための方法や向いている人の特徴を紹介

編集者になるには?なるための方法や向いている人の特徴を紹介
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ライター momoka
ライターを中心に活動中|HR業界営業→人事担当→ポータルサイト原稿制作を経てフリーランスに|最近はインタビュー・採用広報が中心。エッセイも書きたいです|SHElikesキャリアプランナー&ファシ, 広報 , 撮影
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

書籍やWebメディアの記事を企画し、掲載までの進行・管理を行う編集者。クリエイティブなイメージから憧れる人が多い一方、「編集者は狭き門だ」という声を聞いたことがある人もいるのではないのでしょうか。

今回の記事では、編集者になるための方法、向いている人の特徴、必要なスキルや資格を解説します。編集者の仕事に興味はあるけれど、「自分にもなれるのだろうか?」「何が必要なのだろう?」という方はぜひ参考にしてみてください。

編集者とは?

編集者とは、書籍や雑誌、Webメディアなどの記事やコンテンツの企画立案、進行管理、編集を行う人です。ライターや作家が実際に記事を執筆するのに対して、編集者は全体を取りまとめ、期日までに完成するように調整・管理する役割を担います。

出版社や編集プロダクションで会社員として働く人や、フリーランス編集者として活動する人もいます。インターネットが急速に普及したことにより、近年ではWebメディアを運用する企業が増えています。そのため、出版社などのマスコミ関連企業だけでなく事業会社など、編集者が活躍する幅は広がっていると言えるでしょう。

編集者のやりがいと大変さは?

編集者のやりがいは、何より自分が企画し携わった記事が多くの人に届くことではないでしょうか。自分のアイデアが形になり、多くの人の目に触れ、心を動かしたり役に立ったりすることにはこの上ない喜びを感じられるでしょう。

また、企画によってはまだ世に知られていない情報に触れたり、さまざまな分野の人の話を聞けたりと、自分の知らない世界を知り、視野や知見を広げられる面白さもあります。

その分、読者に注目してもらうためには、興味を惹く企画を考え続ける必要があります。トレンドや最新情報を掴み新しいネタを探し続けることは、人によっては大変だと感じるかもしれません。

編集者の仕事内容

編集者は企画からリリースまでコンテンツの全体に携わるため、業務内容は多岐にわたります。以下では、編集者の一般的な仕事内容を解説します。

企画出し

まずは企画出しを行います。どのようなコンセプトで何について掘り下げるのかアイデアを出し、届けたい相手に読んでもらえるような企画を提案していきます。

ネタを探すにあたって、読者が興味を持っていることやトレンド、最新情報などを適切に情報収集するリサーチ力も必要です。ありきたりすぎる企画や、ニッチすぎる内容ではなかなか注目されないかもしれません。読者のニーズを満たしつつ、興味を惹くような企画を立てる力が求められます。

ディレクション

制作の指示出しや進行管理をすることをディレクションと言います。ディレクションも、編集者の重要な役割です。記事のリリースや書籍の出版を予定通り行うために、初稿提出日や修正締め切り日など、各パートで細かく期日を決め、関係各所とやりとり・調整を行います。

また進行管理だけではなく、原稿の校正や編集を担当したり、作家やライターの相談に乗ったりすることもあります。記事をより分かりやすく、多くの人に読んでもらうために、クリエイターと編集者は二人三脚で記事を作り上げていきます。

プロモーション

制作した記事を一人でも多くの人に届けるために、完成後はプロモーションを行います。書籍の出版であればプロモーションイベントを行ったり、広告を出したりして認知拡大や売り上げ向上に努めます。

Webメディアでの記事の場合でも、Web広告の運用やSNSでの発信を通じて宣伝を行うことなどがあります。完成して終わりではなく、多くの人の元へ届くように働きかけることも編集者の大切な仕事です。

編集者の年収

求人ボックス給料ナビによると、編集者の平均年収は342万円。月給で換算すると約29万円です。令和4年分の日本の平均年収458万円*1 と比べると、やや低い傾向にあることが分かります。

しかし、編集者の給与幅は328〜607万円*2であるため、働き方や業界、編集者として持っているスキルや知識、どこまで業務を担当するかによって差があると考えられます。

編集者として高い年収を目指したいのであれば、伸びている業界が運営するメディアに入ったり、スキルを掛け合わせて担当できる業務の幅を広げたりするとよいかもしれません。

編集者になるための具体的な方法

では、編集者になるためには何をすればよいのでしょうか。編集者に必須の資格はないため、知識やスキルを身につけることで未経験の状態からでも道が開ける可能性が高まります。その中でも具体的な方法を2つ紹介します。

出版社や編集プロダクションで働く

一つ目は、出版社や編集プロダクションで働き、経験を積む方法です。出版社や編集プロダクションで働くメリットは、現場で働きながら経験を積むことで、実務的なスキルを身につけられることです。

しかし、これらの会社にいきなり就職することは一般的に難しいと言われています。狭き門を突破し就職するには、自ら勉強してスキルを身につけたうえで臨むことや、勉強していることをアピールするなど根拠を持って意欲を見せることが大切です。まずはアルバイト・パートやインターンとして入社する方法もあります。

スクールで学ぶ

二つ目はスクールで学び、必要なスキルを身につける方法です。編集者として就職するのは狭き門であるため、即戦力として活躍できるスキルを身につけたうえで就職に臨むことをおすすめします。

また、フリーランスとして働きたい場合でもスキルは必須であるため、編集者に必要なスキルを身につけられるスクールで学んでおいて損はないでしょう。

幅広いスキルが求められる編集者の場合、女性向けキャリア向けスクールSHElikes(シーライクス)のような、IT・クリエイティブ系のスキルを複合的に学べるスクールがおすすめです。SHElikesでは編集者にも必要なライティングやマーケティング、ビジネスコースなど、全40以上の職種スキルを選んで学ぶことができます。

編集者に向いている人の特徴

続いて、編集者に向いている人の特徴を解説します。編集者になりたい人は、自分のこれまでの経験から生かせる点がないか探したり、これから意識したりするとよいかもしれません。

スケジュール管理が得意

予定通りに記事のリリースや書籍の出版を行うためには、スケジュール管理が欠かせません。やるべきことを整理し、いつまでに何をしなければならないか細かく管理しながら作業ができる人は編集者に向いていると言えるでしょう。

自分のスケジュール管理はもちろんのこと、作家やライター、デザイナー、その他の関係者とも連携を取りながら、各所でやるべきことが滞りなく進んでいるかを確認・管理する力も必要です。

流行に敏感

流行に敏感で、新しいことに対して好奇心旺盛な人も編集者に向いているでしょう。多くの人に届く企画を考えるためには、世の中では何が注目されていて、読者が何を求めているのかを汲み取る力も大切だからです。

最新のトレンドや世の中の動向をキャッチするのが得意な人や、幅広いジャンルの情報に興味がある人など、ミーハー力の高い人は編集者としてその力を生かせるのではないでしょうか。

細かな点に気がつく

クリエイターが制作した記事の校正や品質管理も編集者の大事な役割です。どれだけベテランのクリエイターや専門家が制作した記事であっても、間違いやミスの可能性はゼロではありません。編集者は、記事の企画からリリースまで行う立場として責任を持って記事の確認を行います。

たとえば、誤字脱字のチェック、表記が統一されているかどうか、事実と異なる部分はないかなどを確認します。そのため、細かな点に気がつける人も編集者として力を発揮できるでしょう。

コミュニケーション力が高い

記事制作に関わるさまざまな人とやりとりし、全体の進行管理も務める編集者。円滑に業務を進めたり全体をまとめあげたりするためには、コミュニケーション力の高い人が向いていると言えます。

ライターや作家といったクリエイター、関係各所のスタッフなど、関わる人たちがモチベーション高く、円滑に制作に取りかかれるように、こまめなやりとりや過不足のないコミュニケーションができるとよいでしょう。

時にはクリエイターの相談に乗ったり、関係者へ要望を伝えたり指示出しをしたりすることもあります。相手のことを考えながら、心くばりのあるコミュニケーションができると信頼関係の構築にもつながります。

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マルチタスクが得意

編集者の業務は幅広く、同時に複数のタスクが発生することは日常茶飯事です。そのため、編集者として活躍する人はマルチタスクが得意な傾向にあります。

たとえば、制作中の記事の確認や校正、次の企画の情報収集や打ち合わせ、すでにリリースした記事のプロモーションなど、業務内容は多岐に渡ります。また、複数のプロジェクトを同時に進めることも珍しくありません。

抜け漏れがないようにやるべきことを管理しつつ、複数のタスクをこなしていく力がある人は編集者の仕事でもその資質を生かせるでしょう。

編集者に必要な4つのスキル

編集者に必要なスキルも気になるところです。幅広い業務を行う編集者になるには、以下で紹介するスキルを掛け合わせて身につけるとよいでしょう。

文章力

記事制作に携わる編集者には、文章力が欠かせません。場合によっては編集者が文章を書く場面もありますが、基本的には作家やライターが書いた文章の確認・校正を行うのが編集者です。誤字脱字などの細かい部分はもちろん、構成や展開など文章全体を組み立てる力も必要です。

クリエイターが頭を悩ませ書き上げた文章を、より良いものにするために編集者の文章力が求められるのです。正しい日本語の知識や構成力といった基礎的なライティングスキルはもちろんのこと、テーマやターゲットに合わせて読みやすい文章を綴る力が必要になります。

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企画力

記事の企画立案から行うことが多い編集者には、企画力も必要です。世の中の動向を読み取り、情報収集をし、読み手を惹きつける企画を考える企画力や、面白い切り口でテーマを考える発想力が求められます。

多くの人に読んでもらえるような企画を考えるためには、なんとなくの思いつきではなく根拠のある企画ができることが大切です。そのためには、マーケティング視点でターゲットや競合、世の中の動きを分析できるとよいかもしれません。基礎的なマーケティングスキルや知識を身につけておくことをおすすめします。

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ディレクション能力

関係各所への指示出しや進捗確認を適切に行うディレクション能力もあるとよいでしょう。編集者がコミュニケーションを取り、全体の舵を取らなければなりません。

具体的には、スケジュール調整や締め切りの設定といった進捗管理や、クリエイターが制作した記事の確認、編集や修正といった品質管理を行います。予定通りによい記事を完成させるためには、編集者のディレクション能力が必要となるでしょう。

情報収集力

編集者には、情報収集力も欠かせません。読んでもらえる記事を作るために、世の中の動向をチェックし情報をキャッチする必要があります。常にアンテナを張っておくことやフットワークの軽さがあると、情報収集力につながるでしょう。

新しい企画を考える際には、多くの人に届く企画を立案するネタを見つけるために最新の流行を広くキャッチする力が必要です。また記事制作においては、正しい情報を詳しく伝えるためにひとつのテーマを深く掘り下げて情報収集する力が必要になります。

編集者として、広く情報をキャッチアップしていく力も、ひとつのことを深く正確にリサーチする力も、どちらも求められると言えます。

編集者になるのに大学や学部は関係ある?

編集者になるために必須の大学や学部はありません。また、文学部などの文系の学部がよいと想像する人がいるかもしれませんが、必ずしも文系の学部が編集者になるために有利とは限りません。

たとえば、教育関係の出版社では教育学部出身の編集者や、出版する書籍のテーマに関連した学問を学んでいた編集者が活躍していることがあります。編集者の出身大学や学部はさまざまなようです。しかし、大手出版社では大卒以上を応募の条件としているケースが多い傾向にあります。

編集者になるためにおすすめの資格

編集者になるために、資格取得は必須ではありません。編集者は資格の有無ではなく実務で通用するスキルがあるかどうかが重視されるためです。スキルを身につけたり、経験を積んだりすることで、編集者への道が開ける可能性は大いにあるでしょう。

しかし、編集者になる手段のひとつとして資格を取得する方法もあります。編集者になるためにおすすめの資格を2つ紹介するので、資格取得を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

校正技能検定試験

日本エディタースクールが実施する校正技能検定試験は、正しい文章に仕上げるための校正の技能を認定する検定試験です。編集者に欠かせない校正力を証明する資格であるため、取得すれば編集者への道が一歩開けるのではないでしょうか。

名称校正技能検定試験
費用(税込)中級:8,800円
上級:9,900円
受検資格<中級>
1 校正に関し、日本エディタースクールの所定のコースを修了した者
2 校正に関し、各種機関で一定の実技訓練を受けた者、もしくは実務経験のある者
3 前各項規程に準ずる者として校正技能検定委員会において認定した者

<上級>
校正技能検定〈中級〉試験に合格した者

※初級は、各種教育機関において認定の単位科目の修得をもって試験に充当する

試験内容実技試験:初稿原稿引き合わせ、校正刷・校正作業
学科試験:校正作業に必要な知識、用字用語に関する知識、一般的知識

Webライティング能力検定

Webライティング能力検定は、正しい日本語を使った文章を書くためのライティングスキルに加え、インターネットで検索した時に記事を上位へ表示させるSEOに関する知識なども身につけられる検定です。

Webメディアを運用するには、SEOをはじめとするWebライティングの知識も欠かせません。Webメディアの編集者を目指したい人にはおすすめの資格と言えます。

名称Webライティング能力検定
費用(税込)13,500円
※YouTube動画講座セットの場合は19,800円
受検資格特になし
試験内容国語、Webライティング基礎、コピーライティング・メールライティング、SEO、法律・倫理・炎上対策、ミニ論文

編集者になるためには必要なスキルを身につけよう

編集者になるためには、実務で通用するスキルを身につけることが大切です。そのため、SHElikesのようなキャリアスクールで編集者として活躍するためのスキルを身につけるのもおすすめです。SHElikesでは、編集者に必要なライティング、マーケティングなど全40以上の職種スキルを掛け合わせて学ぶことができます。

新しい企画を生み出し、記事の制作に携わり、多くの読者へ届ける編集者の仕事。自分が手がけた作品が世に出ることには大きな喜びとやりがいを感じられるでしょう。

この記事を読んで少しでもワクワクした方や、やってみたい!と感じた方は、ぜひ一度SHElikesの無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。

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※出典
*1 国税庁|令和4年分 民間給与実態統計調査
*2 求人ボックス給料ナビ「編集者関連の仕事の年収・時給・給料」

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。