「独学でWebデザインのスキルを身につけるにはどうすればいい？」
「独学でもWebデザイナーとして活躍できる？」
Webデザイナーを目指すにあたって、上記のような疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では独学でWebデザイナーになるまでのロードマップを紹介。また、Webデザインの独学におすすめの方法や独学を成功させるためのポイントも解説します。
独学でWebデザイナーになりたい方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
Webデザインの基礎
独学のロードマップを紹介する前に、以下の3点について簡単に説明します。
- Webデザインとは？
- Webデザインの基本スキル
- Webデザインの流れ
これからWebデザインの学習を始める方は、チェックしてみてください。
Webデザインとは？
Webデザインとは、文字通りWeb上でデザインすることを指します。たとえば、以下のようなものをデザインします。
- Webサイト
- Webバナー広告
- ランディングページ（LP）
ユーザーが「見やすい」「使いやすい」と感じるようにデザインするのが、Webデザインの役割の1つです。
Webデザインの基本スキル
Webデザインに必要なスキルは、主に以下があげられます。
- HTML/CSSのスキル：HTMLは、Webページの文章を構造化して見出しや本文などを明確化する。CSSは、Webサイトの色やサイズ、レイアウトなどを設定する。
- JavaScriptのスキル：画像スライドショーやポップアップなど、Webサイトに動きをつける
- デザインツールのスキル：IllustratorやPhotoshop、Figmaなどのツールを活用してデザインする
なお、Webデザイナーに必要なスキルについては、以下の記事内で詳しく解説しています。
Webデザインの流れ
Webデザインは、主に以下の流れで行います。
- 情報の整理：「ターゲット層は誰か」「どのような構成にするか」などを明確にする
- 大まかなデザインの作成：「ラフ」と呼ばれる大まかなデザインを紙に描く
- ツールを使ってデザイン：Webデザイン用のソフトを使ってデザインする
- デザインの実装や調整：HTML・CSSを使ったデザインの実装や、レイアウトや配色の調整などをする
なお、上記の流れはあくまで一例である点は押さえておいてください。
ちなみに、Webデザインの基礎については以下の記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください。
Webデザイナーへの独学ロードマップ5ステップ
ここからは、独学でWebデザイナーになるまでのロードマップを紹介します。ステップは以下の通りです。
- 目標と学習計画を立てる
- デザインの基礎を身につける
- Webデザインに必要なスキルを身につける
- Webサイトを制作する
- Webデザイナーになる
各ステップを詳しく見ていきましょう。
1. 目標と学習計画を立てる
まず、具体的な目標と学習計画を立てましょう。ゴールや学習のスケジュールを明確にすることで、効率よく勉強を進められるうえ、モチベーションの維持がしやすくなります。
「いつまでにWebデザイナーになるのか」「1日にどれくらいの勉強時間を確保できるのか」「各スキルの習得にかかる時間の目安はどれくらいか」などを書き出し、学習スケジュールを作成してみてください。
2. デザインの基礎を身につける
Webデザイナーを目指すなら、まずはデザインの基礎を身につける必要があります。たとえば、デザインの基本4原則とされる「近接」「整列」「対比」「反復」の知識は必須といえるでしょう。
- 近接：関連性のある情報を近くに配置する
- 整列：統一感を持たせられるように要素を配置する
- 対比：情報に優先度をつけて違いを明確にする
- 反復：要素を繰り返すことで一貫性を持たせる
また、人気の高いWebサイトやお気に入りのWebページなどのデザインをチェックするのもおすすめです。「なぜこのレイアウトなのか」「ユーザーのどのような心理や行動を想定してデザインされているのか」などを考えることで、Webデザインに関する知見を得られるでしょう。
3. Webデザインに必要なスキルを身につける
続いて、Webデザインに必要なスキルを身につけます。具体的には、「コーディングスキル」「デザインツールのスキル」の2つを習得するとよいでしょう。
コーディングスキル
コーディングスキルとは、HTMLやCSSを用いてWebサイトをデザインする能力を指します。Webサイトの構造や見た目を構築する際に必要なスキルです。
また、JavaScriptというプログラミング言語のスキルも身につけておくとよいでしょう。スライドショーやアニメーションなどWebサイトに動きをつけられるため、デザインの幅が広がります。
デザインツールのスキル
デザインツールのスキルとは、PhotoshopやIllustratorなどのソフトを使ってデザインする能力のことです。Photoshopは写真や画像の加工、Illustratorはロゴやイラストなどのデザインができます。
また、ほかにもAdobeXDやFigma、STUDIOなどさまざまなデザインツールがあります。複数のツールが使えると、Webデザイナーとして活躍できる可能性は高まるでしょう。
4. Webサイトを制作する
Webデザインに必要な知識とスキルを身につけたら、Webサイトを作ってみましょう。実際に手を動かすことで、実践的なWebデザインのスキルや経験を積んだり、不足しているスキルが見えてきたりします。
また、Webサイトを制作すれば自身のポートフォリオになり、Webデザイナーの求人や案件に応募する際のアピールポイントになります。試行錯誤しながら、クオリティの高いWebサイトの制作を目指しましょう。
5. Webデザイナーになる
ポートフォリオが完成したら、Webデザイナーの求人や案件を探します。就職・転職サイトやクラウドソーシングサイトなどを活用し、Webデザインの仕事を検索してみてください。
ちなみに、以下の記事内ではWebデザインを仕事にするまでのステップを紹介しているので、チェックしてみてください。
Webデザインの独学におすすめの方法
続いて、独学でWebデザインスキルの習得を目指すにあたっておすすめの勉強方法を紹介します。結論としては、以下の3つがあげられます。
- 本
- 学習サイト
- 動画
書籍で学習するメリットの1つは、低予算で始められることです。自分に合ったテキストや参考書で学習を進めましょう。なお、本で勉強するだけでは知識やスキルの習得を実感しにくい場合があるので、「Webデザイナー検定」「ウェブデザイン技能検定」のようなWebデザインに関する資格の取得を目指すのもよいでしょう。
また、学習サイトや動画で勉強するのもおすすめです。Webデザインの流れを映像で学べるため、本と比べて具体的なイメージをつかみやすいといえます。
ただし、YouTubeの動画でWebデザインの勉強をする場合は、事前に配信者をチェックするようにしてください。素人や無名のデザイナーの動画を選んでしまうと、内容が誤っている可能性があります。
ちなみに、Webデザインの勉強におすすめの本は以下の記事内で紹介しています。
Webデザインの独学を成功させるためのポイント
独学でWebデザインの知識やスキルの習得を目指すなら、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
- 明確な目標を持つ
- 学習スケジュールをしっかり立てる
- ポジティブな気持ちで取り組む
それぞれを詳しく説明します。
明確な目標を持つ
まず、明確な目標を立てることが大切です。ゴールを具体的に定めることで、自分のやるべきことが見えてきます。
たとえば、「フリーランスのWebデザイナーになる」という目標なら、Webデザインの知識やスキルの習得はもちろん、「Webデザイナーとして転職する」「制作会社で実績を積む」なども必要になるでしょう。一方で、「副業でWebデザインの仕事をする」が目標なら、あまり時間をかけずに最低限のWebデザインスキルを身につけるのがよいと考えられます。
また、目標を立てると同時に、現状を把握するのもおすすめです。将来の目標と現在の自分の両方が分かると、足りないスキルや解決すべき課題が明確になるでしょう。
学習スケジュールをしっかり立てる
学習スケジュールをしっかり立てることも、独学を成功させるうえで押さえておきたいポイントの1つです。スクールとは異なり学習の管理を自分でする必要があるので、曖昧な計画だと学習の進捗状況を把握できなかったり、モチベーションが下がったりすると考えられます。
「いつまでにどのスキルを習得するか決める」「週や月ごとの中間目標を立てる」「1日の勉強時間を決める」など、長期と短期の両方の視点でスケジュールを立ててみてください。
なお、学習スケジュールを立てる際は、達成が比較的簡単だと思える目標を含めるとよいでしょう。その理由は、成功体験を積むことで自信がつき、独学のモチベーション維持が期待できるからです。
ポジティブな気持ちで取り組む
独学でWebデザインスキルの習得を目指すなら、ポジティブな気持ちで取り組むことも大切です。「Webデザイナーになったらこんな仕事がしたい」「あの会社のWebデザインを担当する」など将来の理想像を思い浮かべると、前向きな気持ちで学習を進められるでしょう。
また、仲間を作るのもポジティブな気持ちになる方法の1つです。切磋琢磨や相談ができる仲間がいるとモチベーションを維持しやすいうえ、Webデザイナーになったら案件を紹介し合うこともできます。
ただし、仲間と一緒に学習する際は、自分と相手を過度に比較しないよう注意してください。「仲間と比べて自分は学習ペースが遅い」「ほかの人は、自分よりもデザインのセンスがありそう」のようにネガティブに考えると、モチベーションが低下する可能性があるからです。
Webデザインの独学が不安な方にはスクールもおすすめ
「独学でWebデザインスキルを身につける方法は分かったけれど、一人で学習するのは不安」と感じる方もいるでしょう。そのような場合は、スクールの活用がおすすめです。スクールならプロの講師からWebデザインについて教えてもらえるため効率よく学習を進められるうえ、不明点が出てきたら質問できます。また、カリキュラムに沿って学習を進められるので、途中で挫折しにくいでしょう。
スクール選びに迷う場合は、女性向けキャリアスクールのSHElikes（シーライクス）をチェックしてみてください。HTML・CSSやIllustrator、Figmaなど、Webデザインに必要な幅広いスキルの習得を目指せます。オンラインで受講できるため、時間や場所を問わず学習できるのもポイントです。
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独学でWebデザインスキルを身につけるロードマップを参考にして、Webデザイナーを目指そう
Webデザインスキルは、独学で習得することも可能です。本記事で紹介したロードマップや独学を成功させるうえで押さえておきたいポイントをチェックして、Webデザイナーを目指してみてください。
もし独学に不安を感じる場合は、SHElikesでの学習がおすすめです。全45以上の豊富な職種スキルが定額・学び放題*1で、Webデザインに関するさまざまな知識やスキルの習得を目指せる環境が整っています。また、目標に向かって一緒に頑張る仲間と学習の進捗をシェアできるコーチング*2もあるため、モチベーションを維持しやすいといえます。
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*1：スタンダードプランの場合
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