プロジェクトマネージャーに向いてる人の特徴を徹底解説!未経験からのなり方も紹介

プロジェクトマネージャーに向いてる人の特徴を徹底解説!未経験からのなり方も紹介
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ライター shin
航空系の会社に勤務した後、フリーランスとしての活動を開始。現在は主にWebメディアに携わりつつ海外を転々としている。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

システム開発などのプロジェクトの指揮をとるプロジェクトマネージャーとして仕事をしたい方はいるでしょう。しかし、以下のような疑問を抱くこともあるのではないでしょうか。

「プロジェクトマネージャーに向いてる人の特徴は何だろう?」
「どんなスキルがあればプロジェクトマネージャーを目指せるのかな?」

そこで、本記事ではプロジェクトマネージャーに向いている人の特徴を解説。また、未経験からプロジェクトマネージャーになる方法も紹介します。

記事を最後までチェックし、プロジェクトマネージャーを目指しましょう。

プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴は?

まずは、プロジェクトマネージャーに向いてる人の特徴を紹介します。結論からいうと、以下の6つに当てはまるとプロジェクトマネージャーの適性があるといえます。

  • スケジュール管理能力がある
  • コミュニケーション能力がある
  • 責任感がある
  • 問題解決能力がある
  • 客観的・論理的思考力がある
  • プレッシャーに強く、おおらかでいられる

各特徴を詳しく見ていきましょう。

スケジュール管理能力がある

プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴の1つは、スケジュール管理能力があることです。納期までにプロジェクトが完了するよう、具体的な計画を立てて適切な人員を充てる必要があります。

また、臨機応変に対応する能力も求められるといえます。その理由は、もしプロジェクトが計画通りに進まない場合は、スケジュールを柔軟に調整する必要があるからです。

コミュニケーション能力がある

コミュニケーション能力がある人も、プロジェクトマネージャーの適性があるでしょう。プロジェクトを進めるなかでチームのメンバーやクライアントなどさまざまな人と関わるため、プロジェクトマネージャーは誰とでも良好な人間関係を築ける必要があります。

加えて、スムーズに意思の疎通を図れることも大切です。対面で話すときはもちろん、電話やメールなどで連絡を取る際も相手の意図を正確に汲み取り、自分の考えも誤解のないように伝えられる能力が求められるでしょう。

責任感がある

責任感がある人は、プロジェクトマネージャーに向いていると考えられます。プロジェクトを進めるなかで「予定通りにいかない」「メンバー同士の意見が合わない」などの問題に直面する場合もありますが、責任者として目標の達成に向けて最後までチームの指揮をとる姿勢が求められます。

問題解決能力がある

問題解決能力があると、プロジェクトマネージャーに向いています。その理由は、プロジェクトを進めるなかでトラブルが発生したときに、納期に影響が出ないよう対処する必要があるからです。

後述する論理的思考力と前述したコミュニケーション能力があると、問題解決能力があるといえます。問題の原因を論理的に分析して解決策を考えたり、ほかの人の協力を得られたりすると、トラブルを解決できる可能性は高まるでしょう。

客観的・論理的思考力がある

物事を論理的に考えられる人は、プロジェクトマネージャーとして適性があるでしょう。事実や分析結果などをもとに指揮を取れると、適切な指示や判断ができる可能性が高まります。

また、客観的なデータをふまえて指示を出せれば、チームのメンバーが納得して仕事に取りかかれるといえます。感情や偏見、好き嫌いなどに左右されないことが大切です。

プレッシャーに強く、おおらかでいられる

プレッシャーに強いのも、プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴の1つです。プレッシャーに負けて不安を抱えながら指揮を取ると、チームのメンバーが自信を持って仕事をできなくなると考えられます。

また、プロジェクトマネージャーは常におおらかでいることが求められるでしょう。その理由は、トラブルが発生したときに怒鳴ったり攻撃的な態度をとったりすると、チーム全体の雰囲気が悪くなりプロジェクトの進行に支障が出てしまうからです。

プロジェクトマネージャーの役割

ここまでプロジェクトマネージャーに向いている人の特徴を紹介してきましたが、そもそもプロジェクトマネージャーの役割は何なのでしょうか。

結論からいうと、プロジェクトマネージャーの役割は以下の3つです。

  • プロジェクトの進捗管理
  • メンバーの選定と業務指示
  • クライアントとの要件定義

ここでは、プロジェクトマネージャーの役割と仕事内容について説明します。

プロジェクトの進捗管理

プロジェクトマネージャーの仕事の1つは、プロジェクトの進捗管理です。納期に間に合うようプロジェクトが進行しているか否かを常に把握し、スケジュールの管理を担います。

トラブルが発生してプロジェクトが予定通りに進まない場合は、問題の解決やスケジュールの調整などを行います。また、責任者としてクライアントに進捗の報告をする必要もあるでしょう。

メンバーの選定と業務指示

スケジュールや予算をもとにメンバーを選定するのも、プロジェクトマネージャーの役割です。適切な人材を業務内容に見合った人数になるように集める必要があるため、「各業務に必要となるスキルは何か」「それぞれの業務には何人必要なのか」を正確に把握できる能力が求められます。

また、メンバーに業務指示を出すのも仕事の1つです。「いつまでに終わらせてほしいのか」「具体的にどのような業務をやってもらいたいのか」などを明確に伝えられるとプロジェクトを円滑に進めやすくなるうえ、チームメンバーも納得して作業ができるでしょう。

クライアントとの要件定義

クライアントとの要件定義も、プロジェクトマネージャーの仕事です。顧客の要望をヒアリングしながらスケジュールや予算などの相談をし、プロジェクトの全体像を策定します。

要件定義で決定した内容をもとにプロジェクトが進行するため、現実的かつ客観的なプランを立てる必要があるでしょう。プロジェクトの内容はチームメンバー全員が同じように捉えられるよう具体的に定め、納期や予算は現実的に考えることが求められるといえます。

プロジェクトマネージャーに必要なスキル

プロジェクトマネージャーに求められるスキルは、主に以下の4つです。

  • 担当業務に関する専門知識
  • 傾聴力
  • マネジメントスキル
  • 提案力と交渉力

各スキルを詳しく見ていきましょう。

担当する業務に関する専門知識

プロジェクトマネージャーになるには、業務に関する専門知識が必要です。プロジェクトの指揮を取るにあたってさまざまな分野の担当者とやり取りをするため、幅広い知識やノウハウを身につけておくことが求められます。

たとえば、Webサイト制作のプロジェクトマネージャーなら、Webデザイナーやエンジニア、Webライターなどさまざまなメンバーに指示を出すため、各担当者と意思の疎通が図れる程度の知識やノウハウは身につけておく必要があるでしょう。

ただ、プロジェクトマネージャーは全体の管理が主な仕事であり、必ずしも各分野の業務を行うわけではないため、すべての知識やスキルを深める必要はないといえます。

ちなみに、以下の記事ではWebディレクターにおすすめの本を紹介しています。プロジェクトマネージャーを目指すにあたって役立つ書籍もあるので、ぜひチェックしてみてください。

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傾聴力

傾聴力も、プロジェクトマネージャーに必要なスキルの1つです。プロジェクトの責任者としてクライアントのニーズを正しく把握することが求められるため、相手の話や気持ちなどをしっかり聞き取る能力は欠かせません。

また、プロジェクトメンバーの声に耳を傾けることも大切です。質問を理解してアドバイスをしたり悩みを汲み取って共感できたりすると、メンバーのモチベーションが高まるでしょう。

マネジメントスキル

プロジェクトマネージャーには、マネジメントスキルが必要不可欠です。常にプロジェクト全体を見渡し、進捗の管理やメンバーへの指示出し、課題の発見と解決など幅広い役割を担います。

マネジメントを適切に行えないと、納期に間に合わなかったり予算がオーバーしてしまったりなどのトラブルが発生する可能性があります。マネジメント能力は、プロジェクトマネージャーにとって最も重要だといえるでしょう。

提案・交渉力

提案力や交渉力も、プロジェクトマネージャーに必要なスキルの1つです。クライアントからの要望や意見を聞くだけではなくプロジェクトを担当する側の視点で提案することで、相手のニーズをより引き出せる場合があります。

また、交渉力があると、クライアントから実現が困難な要望を提示されたときに対処できるでしょう。プロジェクトに見合わない予算とスケジュールにならないようにするためにも、相手と交渉するスキルが必要だといえます。

プロジェクトマネージャーのなり方

プロジェクトマネージャーは、以下の3ステップで目指すとよいでしょう。

  1. 必要な知識とスキルを身につける
  2. 小さなプロジェクトからマネジメントに挑戦して、実績を積む
  3. 資格を取得してさらにスキルアップを目指す

プロジェクトマネージャーのなり方が分からない人や未経験からプロジェクトマネージャーを目指したい方は、ぜひチェックしてみてください。

1. 必要な知識、スキルを身につける

まずは、プロジェクトマネージャーに必要な知識とスキルを身につけます。本記事で紹介したマネジメントスキル・傾聴力などに加え、プロジェクトに必要とされる知識も習得を目指しましょう。

知識やスキルの習得方法に悩む方には、女性向けキャリアスクールのSHElikes(シーライクス)がおすすめです。Webデザインやライティングなど全45以上の豊富な職種スキルが定額・学び放題のため、幅広いスキルの習得を目指せます。

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2. 小さなプロジェクトからマネジメントなどに挑戦して、実績を積む

必要な知識やスキルを身につけたら、小さなプロジェクトでのマネジメント業務を担当してみましょう。少人数のメンバーで行うプロジェクトのマネージャーになる、チームのリーダーに立候補するなど、人をまとめる経験を積みます。

チームの指揮を取るスキルは1人では習得が難しいため、たとえ小規模でもマネジメントの機会を見つけて積極的に経験を積むことが大切です。何度も挑戦すれば実績が増え、マネジメントスキルも向上していくでしょう。

3. 資格を取得してさらにスキルアップを目指す

マネジメントの経験や実績を積みながら、資格の取得を目指してみてください。資格試験の合格に向けて勉強すると知識やスキルが増えるうえ、資格を取得すれば能力の証明になります。

ちなみに、「プロジェクトマネージャ試験」という、システム開発のプロジェクトにおけるマネジメント業務を担う能力の証明になる資格があります*1。IT系の分野でプロジェクトマネージャーを目指したい方は、取得を検討してみてください。

プロジェクトマネージャーに向いてる人の特徴を把握して、マネジメントを仕事にしよう

プロジェクトマネージャーに向いてる人は、スケジュール管理能力やコミュニケーション能力などを備えています。まずは、本記事を参考に自分が当てはまっているか否かを確認してみましょう。

「自分はプロジェクトマネージャーに向いているかもしれない」と思ったら、本記事で紹介したスキルの習得を目指してみてください。特に、マネジメントスキルは必要不可欠だといえます。

マネジメントスキルを身につけるなら、SHElikesがおすすめです。プロジェクトマネジメントを基本から学べるコースがあり、マネジメントに必要な知識やスキルの習得を目指せます。また、コミュニティ運営に挑戦できる機会もあるなど、マネジメントを実際に経験する環境も整っています。

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※出典
*1:IPA(情報処理推進機構)「プロジェクトマネージャ試験」より

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。